結婚式を手作りアイテムで彩ろう♪みんなが作ってるDIYリスト
手作りアイテムをたくさん使って、結婚式を彩る先輩花嫁さんが多くなってきています。
手作りすると、節約だけじゃなくメリットがたくさん!
シーンごとにどんなアイテムが使えるのか、いつ頃から作り始めれば間に合うのかなど、手作り派の花嫁さんの気になるあれこれを解説します。
手作りすることのデメリットや注意点なども取り挙げますので、参考にして素敵なウェディングを迎えてくださいね♪
【シーン別】結婚式の手作りするものリスト
手作りアイテムを作るときには、まずなにを作るかリストアップしましょう。
このとき、シーン別にリストアップするとイメージがわきやすくて便利です。
※手作り費用は目安です
結婚式の前に使うもの
● 両家顔合わせ食事会のしおり
両家の顔合わせのときに、お互いを良く知るために「しおり(プロフィールブック)」を作るのが新定番。
新郎新婦の自己紹介や、家族の相関図など、おもしろい工夫をしてみて。
【手作り費用:0円~(用紙代のみ)】
● 招待状
招待状の手作りは、自分でデザインや文章を考える方法のほか、テンプレートや手作りキットを使う方法も。
キットなら、席札や席次表などおんなじデザインでそろえられます。
【手作り費用:200円~】
挙式で使うもの
● ウェディングフラッグ
お子様ゲストやブライズメイドが、花嫁の登場を告げるときに持つウェディングフラッグ。
印刷できる布に“Here comes the bride”の文字をプリントアウトしたり、糸で刺繍したりして手作りすると素敵ですよね!
【手作り費用:100円~(材料費)】
● リングピロー
挙式で指輪を交換するまでのあいだ指輪を乗せておくためのリングピローは、手作りされることが多いアイテム。
一から作るのが難しい場合は、手作りキットを使う方法もあります。
【手作り費用:500円~(材料費)】
● フラワーシャワー
手作りアイテムのなかでも最も簡単に作れるものといえばフラワーシャワー。
薄紙やリボン、造花、フェザーなどのアイテムを合わせて、好みの雰囲気に仕上げましょう。
【手作り費用:1人あたり数十円~(材料費)】
● フラワーシャワーコーン(入れ物)
フラワーシャワーを手作りしたら、フラワーシャワーを入れておくためのコーン(入れ物)もテイストを合わせて作ってみましょう。
作り方はとっても簡単。
好みのトレーシングペーパーや千代紙などを“手巻き寿司”みたいに丸めて、コーンの形にするだけ。
レースペーパーやマスキングテープなどで自由に装飾を楽しんでくださいね。
【手作り費用:1人あたり数十円~(材料費)】
披露宴(会場装飾)で使うもの
● ペーパーアイテム
席次表、席札、メニュー表、ドリンクリスト、プロフィールブックなど、ゲストテーブルに置くペーパーアイテムは手作りの大定番!
無料でダウンロードできるテンプレートなどがあるので、誰でも簡単に手作りできます。
【手作り費用:200円~】
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プロフィールブックとは?内容と作り方を解説
● ジャイアントフラワー
● ペーパーファン
● フリンジバルーン&コンフェッティバルーン
● バルーンガーランド
会場装飾は素人が手作りするのは難しそうなイメージがあるかもしれませんが、加工しやすい素材を使えばアイディア次第でいろいろな演出が可能です。
たとえば、紙で作ったジャイアントフラワーやペーパーファンは定番。
バルーンを使ったフリンジバルーンやコンフェッティバルーン、バルーンガーランドも、会場に華やぎをもたらしてくれますよ。
【手作り費用:100円~(材料費)】
● ウェディングツリー
ゲストのみんなに2人の結婚を承認する証として「拇印」を押してもらうことで、一つの絵を完成させる「ウェディングツリー」も、手作りできるアイテムです。
拇印を葉っぱに見立てる以外にも、バルーンに見立てたり、キャンドルの灯火に見立てたりして工夫次第でいろんな演出ができそうですよね。
【手作り費用:1,000円~(用紙代+額縁代+スタンプ代)】
演出で使うもの
● 映像演出(プロフィールムービーなど)
披露宴では、オープニングムービーやプロフィールムービー、エンドロールムービーなどの映像演出が定番。
スマホでも簡単に使える動画編集ソフトがあるので、意外と簡単に作れるんです。
【手作り費用:1,000円~(DVD代)】
● フォロプロップス
披露宴のフォトラウンドでは、フォトプロップスを用意しておくと楽しめますよね。
ヒゲやリップ、メガネ、メッセージなどのフォトプロップスは、紙と竹ひごで簡単に作れるので、ぜひ手作りしたいアイテムです。
【手作り費用:200円~(材料費)】
ウェルカムスペース
● 芳名帳(ゲストカード)
結婚式の受付必須なのが芳名帳。
A4用紙に名前と住所欄を印刷した紙を、「ペンコ」のクリップボードに挟むだけで手作り完成!
【手作り費用:200円~(材料費)】
● ウェルカムボード
定番装飾アイテム、ウェルカムボードも手作り可能!
手書き、写真をメインにして印刷、夫婦守りを飾る、刺繍する、などさまざまなアイディアがあります。
【手作り費用:1,000円~(材料費)】
● ウェディングガーランド
受付テーブルの飾りなら、ガーランドがお手軽。
紐に紙や布を張り付けるだけなので、手芸が苦手でも手作り可能!和装にも洋装にも合います。
【手作り費用:200円~(材料費)】
● ウェルカムトランク
プチギフトなどを詰め込んだウェルカムトランクもかわいい!
トランクは手作りできないので、雑貨屋さんなどで手に入れて。
中にはプチギフトやウェルカムドール、お花などを敷き詰めるアイディアが定番です。
【手作り費用:3,000円~(トランク代+飾り代)】
● ウェルカムドール(ぬいぐるみ)
ディズニーが好きな二人なら、ディズニーキャラクターのぬいぐるみに手作りの衣装を着せてウェルカムスペースに飾っておくという演出も人気です。
【手作り費用:500円~(衣装代のみ)】
贈呈品、プチギフト
● 両親への贈呈品
これまでの自分の写真を集めて作った手作りアルバムや、写真立て付の置き時計などが人気。
花嫁の手紙を台紙付きにして、ギフトにするアイディアも。
【手作り費用:500円~(手作りアルバムの場合)】
● ゲストへのプチギフト
キャンドルや石鹸などを手作りして、ゲストへのプチギフトにしたりする花嫁さんも。
市販品を購入する場合は、ラッピングだけでも手作りすれば節約になりますよ。
【手作り費用:100円~(材料費)】
衣装・装花
● ヘッドドレス、リストレット
ウェディングドレスを手作りするのは難しいかもしれませんが、衣装につける花飾りやヘッドドレスなら手作り可能。
手作り作家さんが作ったアイテムを、ミンネやクリーマなどのモールで購入するのもおすすめ。
衣装屋さんでレンタルするよりも、節約になるはず。
【手作り費用:2,000円~(ハンドメイドアイテム購入の場合)】
● ウェディングブーケ、ブートニア
ウェディングブーケもお花屋さんで花材をそろえれば作れないことありません。
プロが作るよりも、持ちは悪くなるかもしれませんが、節約にはなりますよ。
手作りワークショップなどもあるので、興味があれば参加してみましょう。
【手作り費用:10,000円~】
結婚式アイテム、手作りのメリットデメリット
手作りするのは大変な面もありますが、それを上回るメリットがたくさん!
デメリットは事前にしっかり押さえておいて、あらかじめ対策しておけば大丈夫です。
メリット:節約できて、思い出に残る!
結婚式は、できるだけこだわって好みのアイテムで埋め尽くしたいですよね。
好きな素材や色、形で作ることができる手作りアイテムでウェディング小物を揃えれば、より理想に近いウェディングが叶うはずです。
また100均素材やホームセンターで揃う材料を使えば、式場提携業者で購入するよりも費用が節約できるのもポイント。
結婚式までの残り日数を数えつつ作る過程は楽しいものですし、写真に残すなどすれば思い出にもなりますよ。
デメリット:準備が大変、失敗するリスクも
一番のデメリットはやはり時間がかかることでしょう。
結婚式前はいろいろな準備で忙しいものですが、手作りするならまとまった制作時間を確保しないといけません。
また、手作りは失敗する可能性も。
既製品を購入する場合は不良があれば交換・返品すればいいですが、手作りの場合は作り直す時間と手間がかかることは忘れずに。
手作りの場合は、素人にできることは限定的。
大掛かりなものや特殊な機械を必要とするものは作れません。
市販品と同じものを手作りしようとすると、どうしても「しょぼい」「なんかダサい」と思ってしまうこともあるでしょう。
手作りならではの作品を目指して、考えを切り替えることが大切です。
結婚式アイテムを手作りするときの注意点
手作り品は世界にひとつのものですから、それだけでも価値があります。
とくに、手作りのプチギフトは作り手の心がこもったものなので、喜ばれることがほとんど。
テーブルコーディネートアイテムも、手作りしてあったら記念に持ち帰ってくれるゲストも多いはずです。
ただし、ものによっては好ましく思われないこともあり得ますので、注意が必要。
手作りお菓子のプチギフトはどうなの?
直接口に入れる食品類はとくに注意が必要。
アレルギーや持病などの理由で食べられない人もいるかもしれませんし、お菓子によく使われるシナモンなどのスパイスが苦手という人は意外と多いものです。
賞味期限もありますので慎重に検討するようにしましょう。
また、食品類は衛生面での理由で、持ち込みをNGとする式場もあります。
といっても、披露宴で提供する料理やウェディングケーキでないかぎりは、そこまで厳しい制限を設けていないケースがほとんどです。
利用する式場に問い合わせて確認しておきましょう。
受け取る側の気持ちを最優先する
ハンドメイドが得意な花嫁さんなら、フェルトのマスコットなど手作りアイテムをギフトにするという場合もあるかもしれません。
ただし、場所をとるオブジェ的なものや人形系は、いざ処分するとなっても困ってしまうもの。
ゲストが喜んでくれるかどうかを最優先して考えるようにしましょう。
100均アイテムばかりで安っぽくならないように
もうひとつの注意点は、手作りしたことで安っぽい結婚式だと思われないようにすること。
100均材料は安くて便利ですが、どうしてもチープ感は否めません。
おすすめなのは、ラメ感や光沢感のある素材やレースなどの繊細な素材をほどよく取り入れる方法。
また色数を抑えて、品良くまとめることが大切です。
ウェディング小物の手作りは、いつから始める?
手作りすると決めたら、なにより大切なのはスケジュールをしっかりと組むこと。
想定外に時間がかかることもあり得ますので、余裕をもった予定を立てるようにしましょう。
【3ヶ月前】招待状の作成と発送
- 招待状を送る人をリストアップ
- 招待状を作成
- 挙式日2ヶ月前を目安に招待状を発送
【1ヶ月前】企画とデザイン
- 手作りするアイテムをリストアップする
- デザインを決める
- それぞれのアイテムを制作するためにかかる時間をざっくり算出する
- 手作りアイテムを友人などに依頼する場合はこのタイミングで
- 各アイテムを完成させたい日を決めて予定を組む
【3週間前】材料集め&ペーパーアイテムなどの作成
- 出欠席の返事を受けて、「席次表」や「席札」などを作成
- メニューやプログラムなどのペーパーアイテムを作成
【2週間前】装飾ものや演出アイテムを作成
- ウェルカムボードなどの装飾ものを作成
- プチギフトやムービーなど演出に使うものを作成
【1週間前】印刷と最終チェック
- ペーパーアイテムを印刷
- 不足しているものや間違いがないか最終チェック
スケジュールを組むときの注意点
● 材料集めは余裕をもって
手作りに使う材料あつめには、不測の事態が起こることもあります。
予想外の時間がかかったり、必要数が揃わなかったり、どうしても好みの素材が見つからなかったり。
早めに着手してゆっくり材料を集めていくのがおすすめです。
● 作るものの優先順位を考えて
レジンや接着剤、粘土などを使った手作りアイテムは、一定の硬化時間が必要です。
直前にできあがったけど乾かないということがないように、制作後に時間が必要なアイテムは先に作るなどして、慎重に予定を立ててください。
● プリンターやパソコンが故障するというトラブルも想定して
あとは印刷するだけということで安心していたら、突然プリンターやパソコンが故障するというトラブルも起こり得ます。
印刷するべきものが多い場合は、最寄りのキンコーズなどの位置や営業時間をあらかじめおさえておきましょう。
友人に手作りアイテムを頼むときのマナー&お礼
ハンドメイドが趣味という友人に、手作りアイテムを依頼する花嫁さんも多くなっているようです。
喜んで引き受けてくれる友人がほとんどでしょうが、頼み方によっては迷惑に思われることも。
後味が悪くならないように、依頼するときにはきちんとマナーを守り、お礼についてもふまえておきましょう。
迷惑でないかどうか慎重に検討する
結婚式の手作りアイテムを依頼されたら、なかなか断りづらいもの。
友人に手作りしてほしいなら、相手が本当は迷惑に思ってないか?と慎重に検討して。
たとえば、いくらハンドメイドが得意な友人だとしても、分野が少し違うだけでできることが変わってくるもの。
いわゆる「紙もの」は得意でも「布もの」は苦手というケースも大いにあり得ます。
また、相手に時間的余裕があるかどうかも重要。
依頼前に、それとなく仕事仲間や家族などに近況を確認しておくのもおすすめ。
相手が負担にならないような依頼の方法を
友人に結婚式アイテムの手作りを依頼するなら、相手が負担を感じないように配慮することが大切です。
たとえば、スケジュールに余裕があることは必須条件。
納期がタイトだと、相手に大変な思いをさせてしまうことになります。
もうひとつ注意しておきたいのは、依頼内容を明確にしておくこと。
「かわいい感じで」などの曖昧な言い方よりも、「リボンを使いたい」「カラーは白で」など、具体的に頼んでおくようにするようにしましょう。
「お礼」はきちんとすること
いくら親しい間柄だとしても、お礼はきちんと行いましょう。
時間をかけて用意してくれたことへの感謝の気持ちをしっかりと伝えたうえで、お礼を渡すのは大人としての基本です。
- 制作にかかった費用(材料費や、材料を買いそろえるときの交通費など)
- 制作時間に見合うだけの手間賃
手作り品へのお礼ともなると、材料費だけを支払って済ませるわけにはいきません。
制作にどのくらいの時間がかかったかを推しはかり、適切な手間賃を加えたお礼を準備するべきです。
ポーセラーツやガラスエッチングなど、特殊な技術や設備が必要な手作りアイテムを依頼するなら、そのぶんも加味して金額を算出するようにしましょう。
もし現金を渡すのは気がひけるならば、相当額のプレゼントをするというかたちでもいいでしょう。
まとめ:手作りアイテムのメリットとデメリットをおさえて素敵な結婚式を叶えよう!
- 手作りアイテムなら好きなものが安く作れるというメリットがある
- 時間と手間がかかるのがデメリット
- 手作りするものをリストアップするときはシーン別に
- ギフトを手作りするなら、アイテム選びに注意する
- 手作りでもチープに見えない工夫を
- 手作りを始めるのは遅くとも1ヶ月前からで、招待状は3ヶ月前から
- 手作りアイテムを依頼するときには相手に迷惑がかからないように配慮して、きちんとお礼する
手作りアイテムにはデメリットもありますが、メリットもたくさんあるのでおすすめ。
ぜひ、自分らしいデザインや企画で、素敵な結婚式を叶えてください。