結婚指輪にゴールドを選ぶメリット&デメリット!おしゃれ女子人気の秘密とは

結婚指輪にゴールドを選ぶメリット&デメリット!おしゃれ女子人気の秘密とは

結婚指輪の定番素材「プラチナ」につづき、人気があるのがゴールドのマリッジリング

今回は、結婚指輪に人気のゴールド(金)の特徴をはじめ、色味の違いなど、選ばれる理由を徹底解剖!

「ゴールドの結婚指輪にしたいけど、後悔しないかな?」と心配な新郎新婦さんはぜひ参考にしてくださいね。

※掲載中のキャンペーン等に関する最新情報は、必ず公式ページをご確認ください。

人気NO.2!ゴールドの結婚指輪を選んだ花嫁の割合

結婚指輪にゴールドを選んだ人の割合

結婚指輪の素材に、ゴールド(金)の結婚指輪を選んだ人の割合は、12.6%。

やはり定番は銀色に輝くプラチナリングで、78.1%もの花嫁さんが結婚指輪にはプラチナを選んでいます。

やはりプラチナに比べると、ゴールドリングの人気は劣るようです。

※数字はゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べ(首都圏)より引用

どうしてプラチナの結婚指輪が人気なの?

元々金属はアルカリ性に弱く、皮膚に付着した汗が指輪に付いてしまうと変色してしまいます。

それに反して、プラチナやゴールドは錆びない金属と言われ、肌身離さず身に付ける結婚指輪に重宝されている素材なんです。

また「白く光り輝く様子が、無垢な花嫁を連想させる」という理由から、プラチナは古くから結婚指輪の定番素材として、日本で愛されてきました。

プラチナ人気は日本だけ?海外ではゴールドリングも定番

結婚指輪といえはプラチナ!というイメージが強いですが、実は海外ではプラチナと同じくらいゴールドリングも人気があります。

なかでもイギリス王室では、ゴールドリングを王妃に贈るしきたりになっているそう。キャサリン妃の結婚指輪もゴールドリングでした。

自分の好みや個性を大切にする欧米だからこそ、「結婚指輪といえば…」という固定概念に左右されることなく、自由な指輪選びをしているのかもしれませんね。

みんながプラチナだから、プラチナじゃないと変だって思われそう、など周りを気にすることなく、自分が本当に好きな結婚指輪にしたほうが、いい買い物ができると思いますよ。

結婚指輪にゴールドリングを選ぶメリット

ゴールドの結婚指輪

10人に1人しかゴールドの結婚指輪を選んでいない、というと、結婚指輪のとしてダメなの?と思いますが、そんなことはありません。

プラチナには無い、ゴールドリングならではの魅力があります。

豊富なカラーバリエーション

ゴールドは混ぜ合わせる金属によって、さまざまな色味を表現することができます。

  • 明るく華やかな「イエローゴールド」
  • フェミニンでかわいい「ピンクゴールド」
  • プラチナのような銀色の輝き「ホワイトゴールド」
  • 大人っぽいベージュカラー「シャンパンゴールド」
  • 少し青みがかった透明感「グリーンゴールド」

など。自分の好みはもちろん、肌色に合わせて色味を選ぶのもおしゃれですね。

たとえばブルーベースの肌なら、ホワイトゴールドやグリーンゴールドの寒色系、ピンクゴールドも色白の肌によく似合います。

イエローベースの肌なら、イエローゴールドやシャンパンゴールドがよく馴染み、肌の透明感やツヤ感を演出してくれますよ。

プラチナよりもゴールドの方が価格が安い

結婚指輪の購入金額に関するアンケート(※)で、指輪の素材別に平均を見てみると、ゴールドの方がプラチナよりも購入金額が低いという結果がでています。

  • プラチナ:平均24.7万円
  • ゴールド:平均20.9万円

プラチナの結婚指輪で、最も多い購入価格帯は20~25万円未満。

それに対し、ゴールドの指輪は10~15万円の価格帯で購入している人の割合が多いことがわかりました。

価格で迷っているカップルは、節約のためにゴールドを選んでも良いかもしれませんね。

ちなみに結婚指輪は同じデザインでも、素材によって価格が異なります。

例えば、海外ブランド「カルティエ」の人気デザイン「バレリーナウェディングリング(ダイヤ無し)」の結婚指輪の場合は次のとおり。少しゴールドの方が安くなっています。(2020/8 時点)

  • プラチナ(Pt950)176,000円
  • ゴールド(18kピンクゴールド)110,000円

※ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べ(首都圏)

ゴールドの結婚指輪で後悔?デメリット

ゴールドの結婚指輪

ファッションリングのように、おしゃれを楽しめるゴールドの結婚指輪。特にデメリットはありませんが、少し気になる点を挙げるとしたら、次の2点です。

  • プラチナが当たり前と思っている人からの評判
  • 柔らかすぎて変形する?!耐久性と純度

プラチナが当たり前と思っている人からの評判

先述の通り、結婚指輪の一番人気はプラチナリングです。プラチナが当たり前だと思っている人からすると「なんで結婚指輪なのにゴールドなの?」という印象に移るかもしれません。

でも結婚指輪は、これからずっと長く愛用していく大切なジュエリーです。周囲の目より、自分の好きな1本を選ぶのが一番ですよ!

またゴールドはプラチナ同様、金属としての高い資産価値を誇ります。(時代によってはゴールドの方が価値が高まることも!)自信を持ってゴールドの結婚指輪を身に着けましょう。

柔らかすぎて変形する?!耐久性と純度

もともとゴールド(純金)は柔らかい素材で、「耐久性がない」と、毎日つけっぱなしにする結婚指輪には敬遠されていました。金属そのものの耐久性だと、プラチナの方が丈夫です。

ただ実際は、金と他の金属と混ぜ合わせることで、耐久性を向上させているので、日常使いであれば特に問題はありません。

もちろん、強い衝撃が加わると変形しやすいので、2mm未満の細いリング幅の指輪を選ぶなら日常使いで少し注意が必要です。

ちなみに、純金に混ぜる金属の割合が多いほど、硬く丈夫になります。

ただし混ぜた金属(銀や銅など)が、汗や硫黄成分などに反応すると、指輪が変色を起こしやすくなるので、結婚指輪に選ぶならK18がおすすめです。

  • K24(24金/純金100%)
  • K18(18金/純金75%+その他25%)オススメ!
  • K14(14金/純金58%+その他42%)
  • K10(18金/純金42%+その他58%)

色&デザイン別!ゴールドの結婚指輪の種類

金色が輝く結婚指輪、といっても、色やデザインにいろいろな種類があります。基本的なパターンを紹介します。

  • 【色】イエローゴールド
  • 【色】ピンクゴールド
  • 【色】ホワイトゴールド
  • 【リング幅】太めのカジュアルデザイン
  • 【リング幅】細めの華奢デザイン
  • 【加工】つや消し加工(マット)
  • 【加工】槌目(つちめ)模様

【色】イエローゴールドは肌なじみがいい!

イエローゴールドの結婚指輪

他の色と比べて、一番純金に近い色合いを見せるのがイエローゴールド。純金に銀と銅を混ぜて、強度を上げています。

純金よりも、やや黄色味が濃く鮮やかな金色で、上品な輝き。キャサリン妃の結婚指輪もイエローゴールドでした。

一見派手に感じられますが、イエローベースの日本人肌にピッタリの色で、肌なじみが良いのが特徴です。

金といえばイエローゴールドで、流行り廃りもありません。年齢問わず似合うので、何歳になってもずっと愛用できます。

【色】ピンクゴールドはフェミニンな印象。女性に人気

ピンクゴールドの結婚指輪

ピンクゴールドは、少し青みがかった、透明感のあるピンク色が特徴です。

純金に銅や銀、パラジウムを混ぜた金属で、イエローゴールドよりも落ち着いた印象。流行りのペールトーンやベージュカラーの服装との相性は抜群です。

他のゴールドに比べて銅の割合が多いため、硬くて丈夫、傷にも強いという特徴があります。

ただし銅や銀は金属の性質上、変色が起こりやすいデメリットがあります。つけっぱなしにしていると、汗や皮脂などで茶色っぽく変色してしまうので、定期的なお手入れが必要。

特に硫黄温泉に結婚指輪をつけっぱなしで入ると、硫黄成分に化学反応を起こして変色してしまいます。外してから入浴してくださいね。

【色】ホワイトゴールドはプラチナのよう。男性にもオススメ

プラチナの結婚指輪

もともとプラチナの代替品として誕生したホワイトゴールド。純金にパラジウムを混ぜて、プラチナの色に似せています。

少しだけ黄身がかった、落ち着いたグレーをしていますが、よりプラチナに近づけるために表面をコーティングすることも。プロでないとなかなか見分けがつかないほどになります。

見た目はそっくりですが、金の方がプラチナより軽いので着け心地が良く、値段もやや安い点が魅力的。

なお、コーティングした箇所が剥がれてしまうというデメリットはありますが、再度コーティングを施せば元の輝きが戻ります。

【リング幅】太めのカジュアルデザイン

太めの結婚指輪

3.5mm~4mmなど、太めの結婚指輪は、一般的な2mm~3mm幅にくらべると、ややカジュアルな印象になります。

存在感抜群で、結婚指輪に合わせたコーディネートを楽しめます。年齢を重ねた女性の手にも、よく似合いますよ。

プラチナとのコンビネーションや、ダイヤ入りのデザインもおすすめです。

指に密着する面積が広いので、指輪に慣れていない人は、違和感を感じてしまうかも。水にぬれたりハンドクリームを塗ったりするときに、リングに付着するのも気になります。

【リング幅】細めの華奢デザイン

細めの結婚指輪

華奢な手によく似合う、細めの結婚指輪。2mm以下の結婚指輪は、一般的に細めとされています。

薬指に着けた指輪が、小指や中指にほとんど当たらないので、着け心地が軽くてノンストレス。見た目もスッキリとしていて、洗練された印象です。

ただし地金が少ない分、耐久性は劣ります。スポーツをしたり、重い荷物を持ち上げたりした衝撃で、指輪が歪みやすいので要注意。

また40代、50代、60代など年齢を重ねた手には、細い結婚指輪は少し貧相に見えてしまうこともあります。

【加工】つや消し加工(マット)

つや消し加工の結婚指輪

キラキラぴかぴかのゴールドリングは、少し派手かも…、という方には、つや消し加工の結婚指輪がおすすめです。

表面の光沢を削り、少しザラっとしたマットな質感になるので、上品で落ち着いた印象に。

カジュアルに結婚指輪を楽しみたい方にもピッタリです。

【加工】槌目(つちめ)模様

槌目模様の結婚指輪

槌目(つちめ)は、ハンマー仕上げとも言い、表面に薄く凹凸をあしらったデザインのこと。

つるんとしたシンプルな結婚指輪に比べて、温かみのある素朴な印象になります。

ゴールドの結婚指輪の、ゴージャスで派手な感じが和らぎ、柔らかい雰囲気になりますよ。男性にもおすすめです。

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ゴールドの結婚指輪に、金属アレルギーの危険性はある?

指輪を外す女性

金はもともと、金属アレルギーを起こしにくい素材です。

ただし純金は柔らかくて簡単に変形してしまうため、耐久性を上げるために銀や銅、パラジウムなどの金属と混ぜています。

この時混ぜる金属が多いと、金属アレルギーを起こしやすくなってしまうのです。

そのため結婚指輪にゴールドを選ぶなら、純度の高い18金をおすすめします。(純金75%+銀や銅などが25%)

なお、ピンクゴールドやホワイトゴールドに使用される、銅やパラジウムは金属アレルギーを起こしやすい素材。

18金の純度でも、アレルギー反応がでてしまう可能性もあるので、事前に検査をしておくことをオススメします。

ゴールドの結婚指輪は、男性も似合う?

ホワイトゴールドの結婚指輪

金色の指輪は、「派手」「女性っぽい」という印象から、男性は着けにくいと思っている人が多いはず。

たしかにプラチナよりも目立ちますし、そもそもゴールドの結婚指輪を着けている人が少ないので、敬遠してしまいますよね。

彼女がゴールドを推していても、どうしても苦手…という方は、次のようなデザインがオススメです。

  • マットな質感のツヤ消し加工
  • カジュアルで素朴な槌目模様
  • プラチナとゴールドのコンビネーション
  • ホワイトゴールド

また、必ずしも彼女とのペアリングで購入する必要はありません。ブランドやデザインがバラバラでもOK。

刻印を入れたり、内側にダイヤを埋め込んだり、絆を感じられるような工夫をすれば寂しくありません。

関連記事

【男性用】結婚指輪5つの選び方。男性が付けたくなるリングデザインと相場

結婚指輪にゴールドを選ぶ前に!よくある質問

法事では婚約指輪を付けない

  • ゴールドの結婚指輪はお葬式で着けても大丈夫?
  • ゴールドの結婚指輪はつけっぱなしにして平気?
  • お手入れ方法は?ジュエリーショップに持ち込む?

ゴールドの結婚指輪はお葬式で着けても大丈夫?

基本的に結婚指輪は、お葬式(通夜、告別式)に着けていっても問題ありません。

とはいえプラチナよりも派手に見えるゴールドリングは、「場にふさわしくない」と、非常識な人間だと思われてしまうかもしれません。

過敏になる必要はありませんが、気になる方は外していくことをオススメします。

ゴールドの結婚指輪はつけっぱなしにして平気?

18金の結婚指輪は、日常生活の中で変色や変質を起こす心配がほとんどないので、毎日つけっぱなしにしていて大丈夫です。

お風呂や洗い物も、つけっぱなしで基本的に問題ありません。

ただし漂白剤を使用するときや、硫黄温泉に入るとき、入浴剤を使用するときは、金に混ぜてある銅や銀が化学反応を起こす可能性があります。

結婚指輪の変色の原因になるので、つけっぱなしにはせず、外したほうが安心です。

お手入れ方法は?ジュエリーショップに持ち込む?

ゴールドリングは特に専門的なお手入れを必要としませんので、ジュエリーショップに持っていかなくてもメンテナンスが可能です。

汚れが気になった時に、柔らかい布で拭いてあげるだけでも十分ですよ。

宝石をはめた指輪であれば、薄めた中性洗剤に3分ほど浸してから水洗いでも構いません。

ハイジュエリーブランドの、ゴールドマリッジリング

指輪選び

有名ジュエリーブランドのティファニーやカルティエでも、おしゃれなゴールドリングを展開中。

結婚指輪の平均購入価格は25万円ほどですが、プラチナよりも価格が安いゴールドなら、ハイブランドでも夢じゃなさそうです。

Tiffany & Co.(ティファニー)

女性向けのジュエリーブランドとして人気のティファニーもゴールドのマリッジリングを展開しています。

中でも、シンプルながら存在感のある「スタッキングバンドリング」は単品で付けるも良し、婚約指輪との重ね付けでも良しの万能タイプ。

自由にスタイルを変えられる点は長く指輪を愛用出来るので嬉しいポイントですね。

Cartier(カルティエ)

世界で初めてプラチナを使用した指輪を生み出したカルティエですが、そんなプラチナリングのお膝元でもゴールドリングは販売されています。

特に注目したい商品はイエロー・ピンク・ホワイト3色のゴールドを使用した「トリニティウェディングリング」です。

トリニティリングはカルティエを代表する商品であり、3色が上品に重なるデザインはとってもエレガント。

まとめ

  • ゴールドの結婚指輪はファッション性・耐久性の高さが魅力的
  • 結婚指輪にゴールドを選ぶなら、18kがオススメ!
  • イエロー・ピンク・ホワイトゴールドは、肌なじみやイメージがちがう
  • ティファニーやカルティエなどのハイブランドでも、ゴールドの結婚指輪がある
  • 個性を出したい人はコンビネーションリングで差を出す

ファッション性に富んだゴールドの結婚指輪はこれからもっと人気の出てくるかもしれません。

近いうちに結婚指輪の主流はプラチナから金に変化するかもしれませんね。

流行を先取りしたい方はぜひゴールドリングを検討してみてください。