結婚指輪に「シルバー」はアリ!オススメの理由とお手入れ方法
結婚指輪・婚約指輪の定番といえばプラチナをイメージしますが、最近では違った素材の指輪にも注目が集まっていますね。
結婚指輪の異素材として人気の高いのは、ゴールド、シルバー、チタン、ステンレスなど。
今回は、値段の安さ・デザインの豊富さ・輝きなど、ファッションリングとしても人気の高い、シルバーの結婚指輪について魅力を解説します!
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結婚指輪にシルバーリングを選ぶ理由は「安さ」「デザイン」「輝度」
「彼氏から結婚指輪を貰ったけどシルバーリングで困惑気味!」「シルバーリングってアリ?ナシ?」といった声がよく見られます。
結婚指輪の素材に決まりは無いので、シルバーリングを選んでも全く問題ありません。シルバーリングの特徴を、3つご紹介します。
1.【安い】シルバーの結婚指輪は、予算を抑えて購入可能
まず結婚指輪で、シルバー(銀)に注目が集まる理由のひとつは、「値段の安さ」です。
プラチナや金と比べて安価に手に入るので、指輪としての値段を安く抑えられます。
「ダイヤなど宝石部分にお金を特にかけたいから、地金を安い素材に変えた!」という先輩花嫁も。
またファッションリングとしての役割も兼ねて、あえて有名ジュエリーブランドで購入しない先輩カップルの数も多いみたい。
どんな時も身につけられるように、結婚指輪にはあまり豪華なデザインは避けているみたいですね。
2.【デザイン】加工がしやすい素材でデザイン豊富
銀は柔らかく、加工のしやすい素材です。
その柔らかさゆえ、シンプルな指輪から、細工を施した豪華な指輪までデザインの種類が豊富にあります。
2人の愛の印にこだわりたい人は、オーダーメイドや、自分たちで手作りできるハンドメイドタイプの結婚指輪を選んでいるようですね。
ちなみに銀の割合が高いほど柔らかくなるので、シルバーリングは他の金属を混ぜて作るのが一般的。
シルバーアクセサリーに記されている割合は「シルバー925(全体の92.5%が銀)」がメジャーです。
3. 【輝度】シルバーは、プラチナ以上の輝きを持つ
プラチナや金を差し置いて、銀は貴金属の中で1番反射率の高い素材です。
古くから魔除けとして食器や家具に使われているように、その輝きは歴史的にも高く評価されています。
「シルバーリングにしたいけど、ピカピカしすぎるのはちょっと…」という方には、マット仕上げで輝度を控えめにする事もできますよ。
シルバーの結婚指輪は「変色しやすさ」と「取扱店舗数」がデメリット
メリットがある一方で、「変色が起こってしまう点」と「結婚指輪・婚約指輪としての取扱店の少なさ」がデメリットとして挙げられます。
【変色】シルバーリングは黒ずみやすい
銀は黒ずんでしまう特徴があります。(※硫化)
黒ずみ防止目的で、ロジウムなどのメッキでコーティングしているものの、シルバーアクセサリーに黒ずみ・変色はつきもの。こまめなお手入れが必要です。
お手入れが面倒な場合はアフターサービスを実施しているジュエリーショップもありますので、そちらで購入すると後々楽にお手入れが出来ます。家でできる、シルバーリングのお手入れ方法はのちほど詳しく紹介します。
※シルバーリングは黒く変色しますが、これは酸化(サビる)ではなく、硫化という現象。汗や硫黄温泉などの成分に反応して、硫化して黒ずんでしまうのです。
【ブランド】結婚指輪にシルバーを取り扱うジュエリーブランドが少ない
世の中に流通している結婚指輪・婚約指輪の大半はプラチナと金。シルバーリングはまだまだ小さな市場です。
ファッションリングやペアリングなら、有名ハイジュエリーブランドのティファニーや、若者に人気の4℃(ヨンドシー)にも多数取り揃えられています。
でも結婚指輪・婚約指輪となるとその数は少なく、探すのがとても難しいのです。
下記ではペアでシルバーリングを取り扱っているジュエリーブランドをご紹介しますので、参考にしてくださいね。
結婚指輪におすすめ!シルバーのペアリングがあるブランド
ティファニー
ティファニーのブライダルリングといえば、女性たちの憧れ。有名なエルサ・ペレッティのオープンハートはシルバーだけあり、他にもシルバージュエリーを多数取り揃えています。
メンズラインの「パロマ グルーブ」のペアリングは、重厚感のある美しいデザインの指輪。男性に似合うことはもちろん、華奢な指輪があまりに合わないという女性にもおすすめです。
●料金例(税込):36,850円(パロマ グルーブ ナロー リング)
4℃(ヨンドシー)
ブライダルリングはもちろん、ファッションリングやネックレスなどでも人気の4℃(ヨンドシー)。シルバーのペアリングのデザインも豊富です。
シルバーでも変色しにくいというオリジナル素材を使用したペアリングは、結婚指輪としてもぴったり!
女性らしいピンクゴールドとのコンビネーションや、ダイヤモンドを埋め込んだデザインなど、たくさんの種類があるのでチェックしてみては?
●料金例(税込):女性14,000円/男性10,000円(ペアリング(11142-444-1811))
THE KISS(ザ・キッス)
THE KISS(ザ・キッス)では、ディズニーモチーフのペアリングを用意しています。
ディズニーと言っても日常使いしやすい、シンプルなデザインばかり。リングの内側にさりげなく、ミッキー&ミニーの刻印がされているなど、男性でもつけやすいデザインです。
●料金例(税込):19,800円(ディズニー ミッキー&ミニー / シルバー ペア リング)
VENDOME AOYAMA(ヴァンドームアオヤマ)
ヴァンドームアオヤマではプラチナの結婚指輪のほかに、シルバーのペアリングを多数ラインナップしています。
プラチナの結婚指輪だと10万円前後~20万円ほどの価格帯ですが、シルバーリングなら2万円程度とリーズナブル。
なかでも永遠を意味する「∞(無限大)」をかたどった「インフィニティモチーフ」のペアリングは、とってもロマンチック。女性のリングにはダイヤモンドも埋め込まれていて、とってもきらびやかです。
●料金例(税込):女性22,000円/男性14,300円(シルバーリング(インフィニティ))
シルバーリングのお手入れ方法
変色しやすいシルバーリングですが、きちんとお手入れをすれば、輝きを持続させることができます。
【シルバーリングのお手入れ方法】
◆必要な道具:銀磨き用のクロス
- 水洗い・乾拭きで、指輪表面の汚れを可能な限り落とす
- クロスを使って、やさしく指輪を拭く
触ったら指紋が残るような油が付着している場合は、クロスに中性洗剤を付けて拭くのがオススメ。
おおよその黒ずみはこの方法で落ちますが、中には頑固な黒ずみもあります。
そんな場合は銀専用の研磨剤を使ってみましょう。
【落ちにくい黒ずみの対処法】
◆必要な道具:銀専用の研磨剤、銀磨き用のクロス
- 研磨剤をクロスに浸し、黒ずみの激しい所を丁寧に磨く
- 全体を均一の輝きに揃えるため、指輪全体を磨く
シルバーリング クリーニングの注意点
ダイヤモンドなどの天然石があしらわれているリングは、中性洗剤と研磨剤で磨くと石が傷むおそれがあります。
なるべく銀の地金部分だけを磨くように心がけてください。
よく重曹や歯磨き粉の研磨作用を使った手入れ法も紹介されていますが、重曹は粒子が細かくて手強い黒ずみには効きにくいです。
歯磨き粉は硬い粒子なので、黒ずみに加えて傷まで付いてしまいます。必ず専用の道具を使いましょう。
結婚指輪の定番素材プラチナとの違いは?銀と似ている金属素材を比較!
ジュエリー素材には、銀と似たような輝きを放つものがあります。結婚指輪としても使用されるリング素材をご紹介します。
プラチナとシルバー、どっちにする?
プラチナもシルバーも、おんなじ銀色です。プロでないと、なかなか見分けることは難しいでしょう。
プラチナが結婚指輪として定番人気の理由は、「希少価値が高いこと」「変色しにくい」こと。
ブライダルリングとしての特別感と、つけっぱなしにしても黒ずみにくいことから、結婚指輪として選ばれていますが、料金が高額。
この特徴から、毎日何年間もずっとつけっぱなしにしたいなら、プラチナの結婚指輪をおすすめします。
一方で、仕事柄指輪はつけられない方や、結婚式のためだけでいい方は、安価なシルバーリングがおすすめです。
ホワイトゴールドは、結婚指輪・婚約指輪のバリエーションが豊か
ホワイトゴールドはプラチナの代替品として作られたもの。銀色の輝きや、プラチナやシルバーとよく似ています。
プラチナに似た素材でもうすこしリーズナブルなものが欲しい方向けの素材ですが、シルバー同様に定期的なお手入れが必要。
これは、元々黄色っぽい金に他の金属を混ぜてメッキ加工を施している事が理由です。
また金属アレルギーを起こしやすいニッケルやパラジウムを含んでいる事が多く、アレルギー持ちの方はその点に注意して選ぶことが求められます。
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ステンレスは、錆びない長持ち素材
銀と異なり空気に触れても酸化しないステンレスは、非常に長持ちする指輪の素材です。
見た目も定番のプラチナと大差なく、結婚指輪の素材としてはまさに銀とプラチナのいいとこ取りですね。
ステンレスの一つとして知られる「サージカルステンレス」は金属アレルギーを起こしにくいので、心配な方はこちらを選ぶと安心。
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チタンは、金属の弱点をカバーしてくれる
チタンは金属の弱点である「硫黄」にも強く、軽量で付け心地も良好な素材です。
ステンレスと同様に金属アレルギーを引き起こさず、温泉でも身に付けられます。
しかし非常に頑丈なので、一旦作った指輪をサイズ変更するなどの調節が出来ない点が挙げられます。
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まとめ
- シルバーリングは「安さ」・「デザインの多様性」・「輝度」なら、プラチナと金に負けない素材
- 銀は錆びやすいから日常的なお手入れが必要になる
- 銀の結婚指輪と婚約指輪はシェアが低いため、ペアリング(ファッションリング)で探すのがオススメ!
- 「結婚指輪の素材はプラチナ!」とこだわらずに、異素材を探してみるのもオススメ
銀は結婚指輪の定番素材と遜色ないクオリティを提供してくれます。
「周りはプラチナだから」「安っぽく見えるのは困る」と敬遠せず、自分らしさを最大限に引き出してくれる指輪を選んでみてはいかがでしょうか?