【男性用】結婚指輪5つの選び方。男性が付けたくなるリングデザインと相場
「2人の愛情の証」といえば、やっぱり結婚指輪ですよね!結婚指輪をつけることで「結婚したんだな…」と実感する人も多いようです。
せっかくなら男性も女性も、気に入った指輪をつけたいところですが、普段アクセサリーを着けない男性は、選び方に迷ってしまうこともあるはず。
この記事では、男性用の結婚指輪について、デザインの選び方や料金相場、つけない派の意見など、盛りだくさんで解説します!
【男性用結婚指輪の選び方】確認するべき5つのポイント
結婚した後に男性にも結婚指輪をつけて欲しいと願っているのであれば、お互いが気に入るデザインを購入することが大切。
男性にはどのような指輪が人気なのか、まとめてご紹介します。
サイズ | 平均13号~18号。 つけっぱなしにするかどうかを考えよう! |
---|---|
デザイン(太さ・幅) | シンプルイズベスト! 太めのストレートラインが定番 |
ダイヤの有無 | 7割がダイヤなしを選択 |
色・素材 | 8割がプラチナを選択。次いでゴールド |
値段 | メンズ用は11万円程度が相場 |
1.リングサイズ(着け心地)
結婚指輪は基本的に毎日使うもの。日々ストレスなく使い続けるためには、リングの大きさや着用感がちょうどいいものを選ぶ必要があります。
そうは言ってもふだん指輪をつけない男性は、自分の指輪のサイズを知らないですよね。
まずはリングゲージなどの専用道具を使って指の大きさを確認しましょう。また指輪のブランドやデザインによって使用感が変わるので、必ず試着をしてしっくりくるものを選んでください。
ちなみに男性の結婚指輪の平均サイズは、13号~18号くらいです。
つけっぱなしにするかどうかで、サイズを決める
結婚指輪の大きさを決める時は、使う頻度を踏まえるのがおすすめです。
つけっぱなしにする(ほとんど外さない)なら、抜け落ちてなくさないよう、ぴったりサイズで注文しましょう。
家に帰ったら外すなど頻繁に指輪を着脱するなら、0.5号大きくするなど、抜きやすくかつ落ちない程度に大きめのサイズにしてみて。
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着け心地を追求するなら、リングの角にも注意!
指輪の着け心地を追求するなら、サイズのほかにリングの角にも注目してください。
リングを切断したときの断面をみるとわかりやすいですが、角が削れてかまぼこ状になっているものと、角ばって四角い断面になっているものなどあります。
結婚指輪をつけっぱなしにするなら、角のないものを選んだほうが違和感を感じにくいでしょう。
角のデザインは主に3種類あります。
- 平打ち
角が削れておらず、まっすぐ。すっきりした見た目で、最も男性らしいデザイン(画像左)
- 甲丸(こうまる)
角を丸く削った、断面がかまぼこ状。柔らかい雰囲気で、つけやすい(画像中央) - 平甲丸
角を少しだけ削り、断面は台形。平打ちと甲丸の中間で、存在感はありつつ柔らかい印象(画像右)
2.デザイン・リング幅
男性に人気のある結婚指輪は、次のようなシンプルなデザインです。
- ストレートタイプ(指輪が直線)
- S字・ウェーブタイプ(若干うねっている)
※上の画像で言うと、右がストレート、左がS字
日本のビジネスシーンでは、あまりにも個性的な指輪をはめていると「ちょっと変わった人?」と思われてしまうことも…。
営業職など、第一印象の大切な職業であれば尚のこと、シンプルなデザインの結婚指輪がいいでしょう。
また、これから何十年と身に着けることを考えると、シンプルなストレートラインの指輪の方が飽きないというメリットもあります。
男性の指には、幅の太いリングが似合う
女性よりもゴツゴツした見た目で、がっしりとした印象の男性の手には、ある程度太さ(幅)のあるリングが似合います。
メンズ用結婚指輪は3.0mm~3.5mmの太さが一般的です。
ただし太くなればなるほど存在感があるので、最初は着用感に慣れないかもしれません。
ジュエリーショップで指輪選びをするときは試着をして、見た目と着用感の両方に納得のいくものを選んでくださいね。
メンズ向けの、シンプル&かっこいいデザイン例
先ほどご紹介したように、男性用結婚指輪はシンプルなデザインがベストです。
そうはいっても、まっすぐでシンプルなラインは没個性すぎてつまらないから、多少は遊び心が欲しいとも考えますよね。
シンプルながらお洒落でカッコイイ結婚指輪を探すなら、こんなデザインがおすすめです。
- ミルグレイン(ミル打ち)…リングのラインに沿って細かな粒状の模様を施す装飾技法。さりげないアクセントを添えてくれます
- つや消し加工…リング表面のマットな質感が、大人らしくてかっこよさを感じさせます
- 槌目模様…槌で打ったゴツゴツ感は、男らしさがあって〇
- コンビネーションリング…二色使いになるだけでセンス良く見えます。できるだけシンプルなシルエットの指輪を選べば、二色でも派手にはなりません
エッジの効いた装飾のあるデザインも、シャープで理知的な印象を与えてくれます。
3.ダイヤモンドの有無
ダイヤのありなしでも、結婚指輪から受ける印象は変わります。
男性にはダイヤモンドなしの、シンプルで落ち着きのあるデザインが人気です。「ゼクシィ結婚トレンド調査2020」によると、72.8%の新郎が宝石なしの結婚指輪を選んでいます。
なお女性には、宝石のついた華やかな結婚指輪が人気で、同調査によると80.2%の新婦がダイヤモンドなどの宝石がはめられたリングを選んでいます。
もちろんダイヤ付きの男性用結婚指輪もあります。男性用結婚指輪には、深みと落ち着きのあるブラックダイヤモンドが人気です。
普段は隠れて見えない、リングの内側にダイヤを埋め込むデザインも使いやすいでしょう。
ちなみにおそろいのデザインでも、男性用はダイヤなし、女性用はダイヤありで作られている結婚指輪が一般的です。
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4.リングの素材
結婚指輪を長く愛用するためには、指輪の素材がかなり重要です。全体の印象はもちろん、傷つきにくさやメンテナンスのコストなども、リング素材によって変わるんです。
指輪の色から受ける印象・イメージ
まずは指輪の色を考えましょう。結婚指輪の定番素材である、ゴールド(金色)とプラチナ(銀色)の印象をまとめました。
【ゴールド(金色)の特徴】
- 日本人の肌色に合う
- 華やかな印象
- シルバーよりも女性的な印象
【シルバー(銀色)の特徴】
- シンプルで男女ともにつけやすい
- 寒色系の服装、スーツにも合わせやすい
- ゴールドに比べて、華やかさは欠ける
これ以外にも柔らかい雰囲気のピンクゴールド、黒っぽくてクールな雰囲気のタンタルなどがあります。
また同じ銀色(金色)でも、ブランドによって色味が微妙に変わります。
結婚指輪は傷つきにくさが大切
日常的に使う結婚指輪は、ちょっとのことでは傷付いたり変色したりしない頑丈さが必要です。
基本的には、定番素材のプラチナやゴールドを選んでおけば問題ありません。よっぽど乱暴に扱わなければ、ほとんどお手入れの必要がないんですよ。
ただ全く傷つかなかったり変形したりしないわけではないので、頑丈さ重視で選ぶのもアリ。チタンやステンレスなどが、プラチナ・ゴールドの数倍硬さを誇ります。
なお避けておきたいのはシルバーです。シルバーの指輪は比較的安価なのですが、空気や皮脂などに含まれる硫黄成分に反応して、黒く変色しやすいです。
男性がゴールドの指輪を選んでもOK?
結婚指輪はプラチナ(銀色)が一般的なので、ゴールド(金色)の結婚指輪を選んでも大丈夫かな?と心配になることも。
新郎がゴールドの結婚指輪を選ぶときは、職場環境を考えるのが無難です。
プラチナといったシルバーカラーの指輪に比べると、ゴールドの指輪は華やかな印象を受けます。
スーツをきっちり着込んで仕事をするような職場では、金色の指輪は派手だからふさわしくない!と思われるかもしれません。
もしもゴールドにこだわるなら、ゴールド×プラチナのコンビネーションリングを選んでみては?ゴールドの面積が減る分、落ち着いた印象になりますよ。
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5.結婚指輪の相場
婚約指輪・結婚指輪といったブライダルリングを買うときは、予算や相場が気になるはず。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2020」によると、男性用結婚指輪の平均購入金額は11.8万円。女性用マリッジリングと合わせると、2本で25.1万円が平均的な費用となります。
結婚指輪が1本10万円近くかかるのは、定番のプラチナやゴールドという素材が希少で高額だからです。ジュエリーショップによっては、いわゆるブランド料がかかっていることもあります。
もっと安い結婚指輪が欲しいなら、素材をチタンやステンレスといった安いものに変えたり、ノーブランドのお店で探したりしてみましょう。
結婚指輪は男性が買うもの?それとも割り勘?
みんなのウェディングが行ったアンケートによると、男女ともに支払ったカップルが半数を超えています。
- 2人で割り勘にした…54.5%
- 男性が全額支払った…44.5%
- 女性が全額支払った…1%
その中でも5:5の完全な割り勘にしたカップルは68.5%、つまり全体の37.3%にものぼります。
ただ結婚指輪の代金を支払う人については、人によって全く意見が違います。
「夫が支払うべき」「2人で完全割り勘にするべき」など「絶対こうするべきだ!」と思いこまず、しっかり話し合って、お互い納得できる結論を出してくださいね。
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スマートに結婚指輪を買うコツ
結婚指輪を探すときは、来店予約をしておくのがスマートです!
来店予約には様々なメリットがあります。
- 案内されるまでの待ち時間がない
- ゆっくり相談しながら指輪を選べる
- 商品券といった予約特典がもらえる
特に注目したいのが、ギフトカードなどの来店特典をゲットできること!例えばゼクシィから予約すると、お店に行くだけでギフトカードがもらえるんです。
もちろん来店予約なしでも入店&指輪探しはできますが、余計な待ち時間があったりして非効率的です。
予約は無料でできますし、何も買わないで退店するのもOKなので、ぜひ予約申し込みしてくださいね。
各サイトの予約特典は、下の記事で紹介・比較しています。
男性もつけやすい!夫婦おそろいの結婚指輪2大ブランド
せっかくの結婚指輪は、夫婦でおそろいにしたいと考えますよね!男性でも女性でもつけやすいマリッジリングが揃っている有名ブランドを2つ紹介します。
女性のあこがれ&シンプルデザインが豊富な「ティファニー」
マリッジリングといえば!というぐらい、お馴染みの人気ブランド。
ティファニーは女性の憧れブランドなので、花嫁たっての希望で結婚指輪はおそろいでティファニーを選ぶカップルも多いようです。
メンズウェディングバンドリング(結婚指輪)は、ストレートラインのシンプルなデザインをメインに展開しています。
ダイヤ付き、ミル打ち、ゴールド、マットなど。シンプルながらオシャレな指輪がたくさんありますよ。
TIFFANY&Co. メンズ ウェディング バンドリング
クールな印象の結婚指輪なら「カルティエ」
ティファニーとともに、男性に人気の高い結婚指輪の「カルティエ」。
シンプルかつクールで男らしいデザインを得意としています。
なかでも「バレリーナ」は細身のやわらかなV字のデザインが特徴で、男性にも女性も似合うデザインとして人気です。
Cartier 男性用ジュエリーリング
世の男性はどっち派?毎日結婚指輪をつける割合
意外かもしれませんが、マイナビウエディングの行った調査によると、結婚指輪を毎日つけている既婚男性は30.0%!逆に結婚指輪をつけていない既婚男性は60.0%にものぼるんです。
後ほど解説しますが、仕事の関係などで仕方なく指輪をつけない、つけられない人が一定数います。
ただ結婚指輪=2人をつなぐものというイメージは強いですし、マリッジリングに思い入れのある女性は多いです。
男性が指輪をつけないことで、奥さんは内心寂しい思いをしているかもしれません。
ベストなのは毎日結婚指輪を付けることですが、難しいようなら休日だけ指輪を付けたり、チェーンに通してネックレスにしたりしてみては?
実用性重視の男性は、マリッジリングを買わないことも
普段アクセサリーを身に着けない男性のなかには、「興味ないうえ、今後も使う予定のない結婚指輪に何万円も出すのはもったいない!新居や家具など実用的なものにお金を払うほうが賢いのでは?」と考える人もいます。
もしも男性が結婚指輪を買いたくないなら、指輪交換用に安めのペアリングを新調し、女性の結婚指輪だけ作ってみては?時計など、指輪以外のプレゼントを記念に贈りあうのもひとつのアイデアです。
女性にとって結婚指輪は2人をつなぐ大切な記念品。結婚指輪が自分の分だけ、というのは寂しいしなんだか申し訳ないと感じがちです。
挙式中の指輪交換はどうすればいいんだろう?という疑問もわいてきますね。
また社会的には結婚指輪=既婚の証拠、一人前の社会人の証とみなされているので、結婚指輪がないとナンパといった不要なトラブルが発生するかもしれません。
右手薬指に結婚指輪をつける人もいる?
男性が右手薬指に指輪をつけているのを見かけることがありますが、未婚男性が彼女とのペアリングを右手の薬指にしているケースが多いようです。
ファッションとして右手薬指につけている男性も。
また既婚男性で右手薬指に結婚指輪をしている人の中には、「左利きだから、左手に結婚指輪をしているとじゃまになるから」という男性もいます。
右手左手、どの指につけるかによって意味がある指輪。女性ほど、男性はその意味を理解していないかもしれませんね。
知っておきたい、結婚指輪に対する男性と女性の意見の違い
結婚式にまつわる認識は、男性と女性ではかなりの差があります。
それぞれの考え方の違いを知っておけば、結婚指輪に関するもめごとも減らせるはずですよ。
浮気予防!?女性が男性に結婚指輪をして欲しい理由
なぜ、女性は配偶者に結婚指輪をして欲しいと願っているのでしょうか?
- 結婚したことをいつも自覚していてほしい
- 浮気予防
- おそろいのものを身に着けていたい
女性は、結婚指輪を「結婚の証」として捉えているんですね!
辛い時や苦しい時に指輪を見て、家族のことを思い出し、頑張ってほしいと願っているのかもしれません。
また実際に効果があるのかどうかは不確かなものの、結婚している事実を周りにアピールすることで、女性との関係を最小限に保つ予防線として考えていることがわかります。
男性が結婚指輪をつけない理由
- 仕事の都合でつけられない
- 仕事などで傷ついてしまうのが嫌
- 指の大きさが変わって入らない
- そもそもアクセサリーが苦手
- 金属アレルギーで指輪を着用できない
多数を占めるのが、仕事の関係で指輪を着けるのが難しい、という意見でした。
例えば工場など機械を使う職業の人、美容師など薬剤に触れる機会が多い人、コックなど衛生面が重要な職場の人。
勤務中は指輪をつけられませんし、毎日付け外ししたら紛失のリスクが高くなるので、最初から結婚指輪はつけない選択をしているようです。
ほかにはリングサイズや金属アレルギーといった、物理的な理由で指輪をつけていない男性もいます。
なかには女性の好みを優先してくれて「実はデザインがしっくりこないので指輪を着けていない」という男性も。
こだわり派には、オーダーメイドリングがおすすめ
2人ともこだわりがあったり、既製品でしっくりくる結婚指輪が見つからなかったりする場合は、オーダーメイドがおすすめです。
- 本当に気に入ったデザインにできる
- 自分の指に合わせて作れるので着用感がいい
オーダーメイドは高額なイメージがありますが、予算に合わせて作ってくれるので、既製品と同じくらいの価格で買うこともできます。
もちろんデザインの複雑さや素材によって値段は変わるので、まずはジュエリーブランドへ直接問い合わせてみましょう。
まとめ
- 結婚指輪を「つける」「つけない」について、男性と女性で考え方が違う
- 男性が好むデザインはシンプルでつけ心地がいいもの
- 素材は丈夫なプラチナが人気
- 男性の結婚指輪の相場は11.5万円
- 結婚指輪の支払いは、全額男性負担が約4割
男性用の結婚指輪についてまとめました。
結婚指輪は二人の大切な記念品です。
生涯の思い出の品にできるような、お互いが気に入る結婚指輪を見つけてくださいね。