【例文】花嫁の手紙で「ちょうどいい」長さ・時間・文字数を解説!

【例文】花嫁の手紙で「ちょうどいい」長さ・時間・文字数を解説!

結婚式(披露宴)のクライマックスをかざる、花嫁の手紙

いざ書こうとなると「そういえば、従妹の手紙は長すぎた」「先輩が読んだ時は、やたら早口だった」と色々思いだされ、不安になってはいませんか?

花嫁の手紙は両親への感謝をつづるものですが、ゲストもいることを忘れてはなりません。

長すぎず短すぎず、そして内容をしっかり伝えるためのポイントを紹介します。

この記事のポイント!

  • 結婚式で手紙を読む花嫁向け
  • 手紙の長さ、構成、書き方のコツがわかる
  • 手紙を読み上げる時の注意点がわかる

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花嫁の手紙を読む時間は、何分くらいがベスト?

花嫁の手紙に最適な時間と文字数

花嫁の手紙は書き始めるとあれも書きたい、これも書きたいとなってついつい長くなってしまいがち。反対に、エピソードが思い浮かばなくて一瞬で終わりそう!なんて心配も。

長すぎるとゲストも退屈してしまいますし、短すぎるのもあっけないものです。

大事なことは、適度な長さにおさめること。

2~3分程度を目安にして、長くても5分以内にまとめるようにしましょう。

花嫁の手紙の文字数は?原稿用紙・便箋何枚分?

読むと2~3分の手紙に相当する文字数は800~1,000字です。

400字詰め原稿用紙にすると2枚~2枚半便箋の場合なら2~3枚にまとめるのが一般的です。

実際に読み上げることと考えると、便箋には少し大きめの文字で書くほうがいいでしょう。

心配な場合は、大きい文字で記した原稿と両親に実際に渡す手紙を別々に用意することをオススメします。

花嫁の手紙の書き方のコツ

花嫁の手紙の書き方

手紙の長さがわかったら次は、書き方を考えましょう。

花嫁の手紙は、一度で完成することはありません。文章が書けたら、自分で確認するのはもちろん、新郎やプランナーさんにみせて添削をお願いしましょう。

全体の構成を決める

いきなり手紙を書くのはむずかしいこと。

きほんの構成にそって、パーツを組み合わせていくと書きやすいでしょう。

  1. はじまりの挨拶
  2. 家族とのエピソード
  3. 未来への決意表明
  4. 結びの言葉

花嫁の手紙の構成例や、くわしい書き方はこちらの記事を参考にしてくださいね。

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【文例】花嫁の手紙の書き方は、これさえ読めば大丈夫!

例文を参考に、実際に書いてみる(下書き)

はじまりの挨拶

お父さん、お母さん。
今日まで○○年間、本当にお世話になりました。
手紙を書いていると、たくさんの出来事が次々と思い出されます。

家族とのエピソード

毎日部活で忙しかった高校時代。
練習で遅くなった時は、駅まで車で迎えに来てくれたお父さん。
わたしがどんなに早く家を出る時でも、早起きして温かい朝食とお弁当を作ってくれたお母さん。
きびしい練習を乗り越えて、大会で満足のいく結果をのこせたのは、お父さんお母さんが支えてくれたおかげです。
ほんとうに、ありがとう。

未来への決意表明

わたしは今日結婚して、○○さんという素晴らしい男性といっしょに、あたらしい生活をはじめます。
お父さんとお母さんが、わたしを支えて愛情深く育ててくれたように、家族みんなで支え合えるような温かな家庭を築きたいと思います。

結びの言葉

お父さん、お母さん、いままで本当にありがとうございました。わたしは○○さんと幸せになります。
○○さんのお父さん、お母さん、これからも末永く、どうぞよろしくお願いします

例文を参考にして、wordやメモなどで下書きをしてみましょう。

1つの文は長すぎると分かりにくいので、接続詞は少なめに、あれこれ詰め込みすぎないで。簡潔に書くことを心がけましょう。

はじまりと結びの部分はある程度お決まりの文句があるので、例文を少し変えて自分らしい言葉にアレンジするのがオススメ。

エピソードを書くときの基本は、両親や兄弟にかたよりなく触れ、具体的に表現することです。

手紙の長さを調節する

やっと最後まで書き終えたと思ったら、かなりの字数オーバー、もしくは全然足りないなんてこともよくあります。

文章が短すぎる時は、次の点を加えてみてはいかがでしょうか?

  • 最初にゲストへの断りをいれる
  • 父と母、エピソードがどちらか片方だけなら、公平にエピソードを盛り込む
  • 新郎の両親への挨拶も添える

逆に長すぎる場合、エピソードを詰め込みすぎてはいませんか?

あまり多く書いてもひとつひとつのエピソードの魅力がぼやけてしまうので、多くても2つにとどめておくのがベター。

  • 家族とのエピソードは、1~2個の思い出を語る
  • 同じことを書いている可能性あり!重複する部分は削る

手紙は、一回書いただけで完成することはまずありません。

内容を加えたり削ったり、表現を変えたりして、少しずつ完成に近づけていけば大丈夫です。

挙式1週間前には完成させることを目標にしましょう。

披露宴で、花嫁の手紙を読む流れ

花嫁の手紙を読む流れ

素敵な手紙が書きあがったら、読み方の練習です。

当日どんな流れで手紙を読むことになるのかイメージしながら、練習をしてみましょう。

  1. 司会者から、花嫁の手紙のアナウンスがある
  2. 介添えさんに手伝ってもらいながら立ち上がり、新郎とともに指定の場所へ移動
  3. ゲストに向けてお辞儀をする
  4. 手紙の前に、ひとこと挨拶(省略することも)
    「本日はわたしたちの結婚披露宴にお越しいただき、ありがとうございます。」「この場をお借りして両親へ向けたの手紙を読ませていただきます」
  5. 一呼吸おいて、手紙を読み始める
  6. 読み終わったら、再びお辞儀をする
  7. 両親の近くへ歩みより、手紙を渡す
  8. 感謝の言葉とともに、花束やプレゼントを渡す

花嫁の手紙 読み方のコツ

花嫁の手紙の読み方

花嫁の手紙は本番をイメージし、時間を計りながら5回は練習しておきたいところ。

注意しておきたいポイントを解説します。

姿勢を正して読む

花嫁の手紙を読むときは、手元を見ているので猫背になってしまいがちです。

胸を張って姿勢を正し、できるだけ手紙を顔の前の方で持つことがポイント。

手紙を読むシーンは必ずといっていいほど写真にとられるので、前を向いて背筋を伸ばした美しい姿勢を心がけましょう。

立ち姿をチェックしながら鏡の前に練習するのもいいですね。

読むスピードは「ゆっくりすぎる」くらいがちょうどいい

花嫁の手紙を読む時は、とにかくゆっくり、はっきり話すことを心がけましょう。

スポットライトを浴びて大勢のゲストが注目するなかでは、緊張して早口になってしまいがち。

しかも、自分がゆっくり話していると思っていても、聞いている人はそれほどゆっくりとは感じないものです。

手紙を読む時は「ゆっくりすぎるかな?」くらいがちょうどいいでしょう。

本番に近いシチュエーションにするため、当日流す曲を聞きながら練習することもオススメします。

曲のペースに合わせて読んでいけば、早口になるのを防ぐことができるでしょう。

時々顔をあげて。両親の顔をみつめる

ずっと手紙ばかりをみていたら、単なる「朗読」になってしまいます。随所で両親の方を向いて話しましょう。

両親の顔を見たら泣き出してしまうかもしれませんが、しっかり両親の顔をみつめながら読むことができたら、感謝の気持ちがより伝わります。

同様にゲストへの言葉だったら会場全体を、新郎の両親に向けた言葉なら彼の両親の方を見ながら話すと好印象でしょう。

号泣するかも…。結婚式当日の「もしも」に備える

結婚式当日は何が起こるかわかりません。

涙が止まらない時に備えて、新郎にはハンカチを渡しておいて

感極まって手紙を読めなくなるかもしれないので、司会者に代読してもらうよう依頼しておくのもいいでしょう。もちろん、新郎に代わって読んでもらうのもOKです。

まとめ

 

  • 花嫁の手紙の長さは2~3分にまとめる(文字数は800~1,000字程度
  • 読み上げる時は、姿勢に気をつけて、ときどき両親を見る
  • 「ゆっくりすぎる」くらいがちょうどいい読み方

花嫁の手紙を楽しみしているゲストもいるかもしれません。

適度な長さに手紙をまとめて、両親もゲストも温かい気持ちになれる演出にしてくださいね。

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