ウェディングドレス選びはいつから始めるのが正解?オススメ時期解説
最高にハッピーな花嫁になるには、運命のウェディングドレスに巡り合うことがマスト。
そのためには、いつからウェディングドレス選びを始めればいいのでしょうか?
結婚式の衣装選びは、普通の洋服とは違うので、気を付ける点もあるようです。
ウェディングドレス選びのスケジュールと、試着に関する注意点をまとめました。
結論!ウェディングドレス選びを始めるタイミングは、結婚が決まった時
彼との結婚が決まったら、次は式場選びですね。
式場が決まったら、ウェディングドレス選び、となるのが通常の流れ。
でもウェディングドレス選びに妥協したくないなら、結婚決定後、式場探しと並行しながら動き始めることをオススメします。
ネットや雑誌でリサーチするのはもちろん、ブライダルフェアに行く時には会場が提携するドレスショップのラインナップも必ずチェックしておきましょう。
なぜこんなにも早くスタートすべきなのか、その理由をこれから説明しますね。
結婚が決まったら、すぐにドレス選びに動くべき5つの理由
挙式の1年も前から、ドレス選びを始める花嫁さんたち。
それにはウェディングドレスならではの、こんな理由が背景にあったのです。
1.人気のドレスは1年前から予約が入っている
式場と同じで、人気のドレスは早い者勝ち。
挙式1年前から予約が入っていることもあります。
平均となる6ヶ月前に行っても、着たいドレスが予約済みで、レンタルができないことは珍しくありません。
2.ドレスショップの予約がとれない
ドレスショップで試着をするには予約が必要ですが、なかなか取れないのが悩みの種。
土日祝日なら1ヶ月先まで予約がいっぱいなのは、ありがちなこと。
人気ショップの場合、平日でも2~3ヶ月先ということも。
中には東京店の予約が取れないので、名古屋店まで行ったというフットワークの軽い花嫁さんもいるんですよ。
ショップへの予約は、電話やネットが基本。
式場提携ショップはプランナー経由で予約を取ることもあるので、会場が決まったらまずは試着の相談を。
なかには結婚式会場と日程が決まってないと、試着予約がとれないショップもあるので注意が必要です。
3.一度の来店で試着できるドレス数には限りがある
1回のドレスショップ来店につき、かける時間はだいたい2時間。
またドレス1着の試着には、短くても30分程度時間がかかります。
ショップによっては一回の来店につき「3着まで」と決まっていることもあり、何着も試着できるわけではありません。
とにかくしばりが多く、何気に体力も使うドレスの試着。
時間に余裕があるに、こしたことはありません。
4.着たいドレスはレンタル中のこともある
ドレスは洋服のように、同じデザイン・サイズの在庫があるわけではないのです。
一度レンタルされると、クリーニングなどのアフターケアも含めて1~2週間は店頭にない状態に。
ドレス目当てに予約日を調整する必要があるので、やはり動き出しは早い方がオススメ。
予約時には、着たいドレスの状況をチェックしてくださいね。
5.オーダーメイドなら製作期間がかかる
ウェディングドレスをオーダーメイドにするなら、製作期間を考慮して。
オーダーする場合3ヶ月~6ヶ月はかかります。
出来上がった後に小物を合わせたりすると、さらに1ヶ月くらい余裕をみたほうがよさそうです。
みんなは何ヶ月前からドレス選びを始めてる?
まずは、花嫁さんがいつからどのようにウェディングドレス選びをしているか、データで見てみましょう。
挙式6ヶ月前に始め、4ヶ月前には決定
「ゼクシィ結婚トレンド調査2018」によると、ウエディングドレスを探し始めた時期は、平均で挙式の6.7ヵ月前。
決定したのは挙式 4.3ヵ月前で、ウェディングドレス探しに費やした期間の平均は2.4ヵ月間でした。
プランナーとの打ち合わせが本格化するのが挙式4ヶ月前なので、この頃までにはドレスをある程度決定しておくと、あとの準備がスムーズにいきそうです。
またブライダルエステやダイエットで、理想の体型に近づくためには、このくらいの時間が必要かも。
半数以上が「6ヶ月以上前」からドレス選びをスタート
ドレス選びを始めた平均的な時期に加えて注目したいのは、「6ヶ月以上前」から探し始めた花嫁の割合です。
- 6ヶ月前…22.7%
- 7ヶ月前…8.9%
- 8ヶ月前…9.5%
- 9ヶ月前…3.6%
- 10ヶ月前…6.7%
- 11ヶ月前…2.2%
- 12ヶ月以上前…9.0%
全体の62.6%の人が、挙式6ヶ月以上前には、ドレス選びをスタートさせていることがわかります。
こんなに多くの花嫁が6ヶ月以上前から動いているなんて、びっくりですね!
式場の予約をするのがだいたい挙式の8ヶ月前~6ヶ月前ですが、まず会場を決めてからドレス選びなんて悠長なことはいっていられません。
ウェディングドレスの試着回数
ちなみにゼクシィの別の調査によると、ドレス選びに回ったショップは1軒が半数以上で、平均は2.4軒。
たくさん回るより、1つのショップでじっくり選ぶ派が多いようです。
平均試着枚数は10.5着となっています。
◆回ったドレスショップ数
- 1軒…54.5%
- 2軒…16.4%
- 3軒…13.6%
- 4軒…5.5%
◆試着したドレスの数
- 1~5着…34.9%
- 6~10着…36.9%
- 11~15着…14.6%
試着は誰と行く?1人でOK?
ウェディングドレスは新郎や母親、姉妹、友人などと一緒に行くパターンが多い様子。
もちろん1人で行くのもOKです。
誰かといっしょにいくとアドバイスをもらうことができますが、最終的には自分で決めるのが後悔しないコツ。
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ウェディングドレスの試着は「誰と」行く?付き添いの選び方
ウェディングドレス決定から挙式までのスケジュール
ドレス選びのスケジュールは以下のようなイメージで。
後悔のないドレス選びのためには、とにかく早めのスタートが大事です。
【挙式1年前~】
- 結婚が決まる→式場選びと同時にドレス選びスタート
- 洋装か和装か、お色直しの有無を決める
- 衣装のイメージを固め、雑誌やネットでリサーチスタート
- ドレスの試着会のある、ブライダルフェアに参加してみる
【挙式1年前~6ヶ月前】
- ブライダルフェアやショップなどでドレス試着
- 式場決定後、提携外ドレスショップの予約を入れる
- 式場決定後、プランナーに提携ショップの予約を相談→試着
【挙式6ヶ月前~4ヶ月前】
- ウェディングドレス(カラードレス)決定
- 新郎衣装試着・決定
- 小物の決定(ヘッドドレス・グローブ・ベール・アクセサリー)
【挙式4ヶ月前~】
- プランナーとの打合せがスタート
- 決定したウェディングドレスをプランナーに伝えておく
- ヘアメイクのイメージを考える
- ブーケの決定
- ブライダルインナーの準備(必要な場合)
【挙式2ヶ月~1ヶ月前】
- 前撮り
- ヘアメイクリハーサル
- お試しブライダルシェービング
【挙式2週間~1週間前】
- 最終フィッティング (ドレス&小物)
- 提携外ショップからレンタルの場合は、ドレスの搬入・返却の段取り確認
【挙式数日前~前日】
- ブライダルシェービング、ブライダルエステ
- 衣装の搬入
スムーズに衣装合わせを進めるための準備
一回ごとに時間や試着枚数が限られているドレス選び。
ドレス選びをスムーズに進めるためのポイントはこちら。
衣装のイメージを固めておく
ドレスショップに行く前にウェディングドレス(カラードレス)か和装(白無垢、色打掛など)のどちらかをメインにするか、お色直しをするかも決めましょう。
そしてどんなデザイン・雰囲気のドレスが着たいのかもイメージを膨らませて。
気に入った写真などを集めておくのがいいですね。
来店すると最初にカウンセリングがあるので、その時にコーディネーターに資料を見せて希望を伝えると、好みのドレスを提案してくれます。
試着に行く時の準備
試着当日に持っていきたいものはこちら。
メイクは結婚式当日のことを考えて、少し濃いめがいいでしょう。
- ブライダルインナーか肩紐が外せるブラ
- ストッキング
- 当日身に着けたいアクセサリー
- カメラ(撮影OKな場合)
- ヘアゴム・ヘアピン
- ドレス選びの参考になる資料
提携外ショップのドレスを着る場合、持ち込み料に要注意
理想の1着を求めて、式場提携外のショップでウェディングドレスを探している花嫁さんに注意してほしいのが、持ち込み料のこと。
提携外ショップから会場にドレスを持ち込む際には、5万円ほどの持ち込み料がかかることがあります。
なかには、持ち込み自体NGの会場もあるので、会場決定前に必ずチェックして。
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ウェディングドレス持ち込みの基礎知識!花嫁が知るべき「持ち込み料」のすべて
新郎衣装はドレスが決まってから。挙式4ヶ月~3ヶ月前に
新郎の衣装は、花嫁の衣装が決まった後に選ぶのが基本です。
花嫁がウェディングドレスなら新郎はタキシードなど、和装なら紋付袴を選ぶのが一般的。
新郎衣装選びのスケジュール
新婦の衣装が決まるのが挙式6ヶ月~4ヶ月前なので、新郎衣装は遅くとも3ヶ月前に決めておくといいですね。
式の準備が本格化する前に2人の大事な衣装が決まっていると、他の作業に集中することができますよ。
なお多くの場合、新郎の衣装合わせは1回で決まるようです。
新郎衣装合わせの注意点
新郎衣装は、花嫁と比べて選択肢は少ないですが、挙式スタイルや二人で並んだ時のバランスを重視して決めてくださいね。
理想的なのは、ドレスを最終的に決める日に新郎の衣装選びの予約も入れて、二人で試着して並んでみること。
それが難しい場合は、新郎衣装合わせの日に新婦のドレス姿の写真を持参したほうがいいでしょう。
なお提携外ショップから持ち込む場合、新郎衣装に対しても持ち込み料がかかります。
ドレスほど高くはなく、相場は3万円程度。
新郎衣装合わせ時の持ち物は以下の通り。
- 靴下
- インナー(ズボン下)
- カメラ
- 新婦のドレス姿の写真
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ドレス迷子!ウェディングドレスが決まらない時の解決法
何着もドレスを着たけれど、「イメージと違う、思ったよりダサい」などが理由でなかなか決められない花嫁さん。
彼や親に意見を聞いても、混乱するばかり…。
ウェディングドレスは遅くとも4ヶ月前には決めておきたいので、気持ちばかりがあせります。
でも妥協だけはしたくない!そんな時の解決策はこちら。
1.先にドレス小物や新郎衣装を決める
本来なら、スタイリングのメインとなるウェディングドレスを決め、その後ベールやグローブなどの小物や新郎衣装を決めていきます。
ただどうしても決まらないのなら、順番を逆にする方法もあり。
ベールやヘアスタイルをまず決め、それに合うドレスに決定する方法です。
同様に、新郎に似合う衣装をまず決め、バランスがいいドレスを選ぶ方法も。
この決め方ならトータルバランスが崩れないのでいいですね。
2.写真映えするドレスを選ぶ
結婚式当日はあっという間に時間過ぎていくもの。
自分もゲストも記憶に残るのは、写真に写ったドレス姿だったりします。
逆に言えばそれくらいウェディングドレスの写真映えは大事なので、もっとも映りのより1着を選んでみては?
写真写りを気にするなら、前からだけでなく、後ろ姿が美しいのも決定ポイントです。
3.妥協したくないならオーダーする
挙式まで半年以上時間があるのが条件ですが、レンタルドレスにいいものがなかったら、思い切ってオーダーしては?
理想の素材・デザイン、そして自分のカラダにぴったり合った1着を手に入れることができますよ。
4.基本に立ち返ってみる
あれもこれもと色々なタイプのドレスに手を出して理想の姿を見失ってしまったら、最初にイメージしていたデザインのドレスに戻ってみて。
意外にも最初の1着がしっくりくるかもしれません。
まとめ
- ウェディングドレスにこだわりたいなら、結婚式場と並行して探し始める
- ウェディングドレスの試着には予約が必要
- ドレスショップの予約が取れないことも多いので、式場決定したらプランナーに予約状況の確認を!
- 式場の提携外ショップからの持ち込みが禁止されていたり、持ち込み料が必要な場合も
ウェディングドレスは結婚式の満足度を決める重要アイテム。
運命の一着に巡り合うには、とにかく早めのスタートが肝心です。