結婚式の新郎衣装が知りたい!種類や選び方、レンタル費用のすべて
結婚式の新郎の衣装、実は衣装はタキシードだけではありません。
フォーマル、カジュアル、新婦と格を合わせるなど、選び方にもコツがあるのです。
みんなが気になるレンタル費用の相場も紹介しているので、早速チェックしましょう。
結婚式の新郎衣装には、どんな種類があるの?
新郎衣装には大きく分けて5種類あります。
1.タキシード
結婚式の新郎の衣装といえば、一般的にはタキシードを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
本来タキシードは夜の準礼装でしたが、現在は昼夜関係なしに着られています。
色もブラックやシルバー、ホワイト系とバリエーションもさまざま。
ジャケット丈は短め~お尻のあたりまでの長めまでいろいろあるので、どんな身長の男性でもすっきりと着こなせるでしょう。
2.フロックコート
英国由来の伝統的なフロックコートは、正式には昼の正式礼装ですが、昼夜問わず着てもOKです。
ジャケット丈が長いスタイルは、雰囲気のある荘厳な結婚式が演出できそう。
背の高い新郎によく似合うスタイルです。
2.モーニング
午前中から18時までの式ならモーニングが正式なスタイル。
前の裾丈が短く、後ろの裾丈につながるラインが斜めなのが特徴的。
後ろが長めのジャケットなので、足が長く見えますよ。
やせ型の男性はもちろん、ぽっちゃり体型でもスタイルアップ効果が期待できるスタイルです。
3.燕尾服(テールコート)
18時以降の式なら、燕尾服(テールコート)が正装だと言われています。
ジャケットの後ろが、ツバメの尾のように2つに分かれているのが特徴。
白の蝶ネクタイと、白のベストを合わせるのが一般的です。
5.紋付袴
和装といえば紋付袴です。
黒五つ紋付き羽織袴が正式なスタイルで、左右の胸・両袖・背中に5つの家紋が施されているのが特徴。
昼の挙式でも夜の挙式でも着ることができます。
また紋付きの種類は「黒五つ紋」だけじゃなく、一つ紋や三つ紋、色紋付き袴もあります。
色紋付き袴は、黒色ではなく紺色や青、グレーなどややカジュアルな印象。
黒五つ紋付き羽織袴を挙式で着て、お色直しに色紋付き袴に衣装替えするのが一般的です。
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必見!結婚式の新郎衣装の選び方 4つのポイント
結婚式の新郎衣装の選び方はご存知でしょうか?
ここでは、押さえておきたいポイントをご紹介します。
1.挙式スタイルで選ぶ
チャペルならタキシード、神前式なら紋付袴というように、挙式スタイルで選ぶのはマストです。
- 神前式なら黒五つ紋付き羽織袴が基本
- ホテル挙式では、黒やグレーのタキシードでしっかり感を演出
- 格式のある大聖堂などは、フロックコートが雰囲気◎
- レストランやゲストハウスなら、カラータキシードでカジュアルダウン
といったように、式場の雰囲気で選ぶとステキです。
もし何を着ていいか迷ったら、タキシードが無難でしょう。
みんなのウェディング調べによると、77%の人がタキシードを選んでいます。
(参考)みんなのウェディング
2.新婦の衣装と格式をそろえる
新郎衣装は、必ず新婦の衣装と格式をそろえましょう。
新婦が白無垢、色打掛なら新郎は「黒五つ紋付き袴羽織」が基本。
新婦がカジュアルなドレスなら、新郎もカジュアルなスーツなどにする…など、新郎新婦で合わせて。
格式がそろっているか不安な場合は、ドレスショップのスタッフに相談しましょう。
3.新婦のドレスとバランスを考える
新婦との見た目のバランスも重要です。
新婦と並んだときにバランス良く決まる衣装を選びましょう。
バランスが悪い新郎新婦のコーディネート例
- シンプルな純白ウェディングドレス + 総柄タキシード
- 和装 + タキシード
好バランスな、新郎新婦のコーディネート例
- ロングトレーンのドレス + ジャケット丈長めのタキシード、フロックコート
- デザインがボリューミー + ジャケット丈長めのタキシード、フロックコート
- スレンダーライン・マーメイドライン + 細身のタキシード
- カジュアルなエンパイアライン + カラータキシード、スーツ
披露宴のお色直しでカラードレスに着替える場合は、ドレスの色とリンクしたコーデにするのが基本です。
- タイやポケットチーフを、新婦のドレスのカラーに合わせる
- 新婦のカラードレスと、新郎のジャケットの色を合わせる
また、爽やかなカップルに見せたいなら白を、カッコいい夫婦を目指すならグレーやブラックなど、新郎新婦の雰囲気で選ぶのも良いですね。
3.体型に合ったものを選ぶ
大きすぎたり逆にピッタリし過ぎているものだと、新郎の魅力が十分に引き出せないかも。
サイズ選びに自信が無いときは、ショップスタッフのアドバイスが有益です。
- 悩んでいる場所(ぽっちゃり体型が気になる、足の長さが気になる、など)
- なりたい雰囲気(スタイル良く見せたい、若々しく見せたい、など)
レンタルショップのスタッフには、なるべく詳細に体型についての特徴を伝えれば、ニーズに合った衣装を紹介してくれるでしょう。
また実際に何着も試着をして、自分に似合う衣装を知ることも大切!
体型に合うものや気に入ったものが見つからない場合は、オーダーメイドすることも検討してみましょう。
新郎衣装のレンタル費用の平均は、10万円前後?
新郎衣装は、ほとんどの場合レンタルです。
いくらくらいかかるのか、確認してみましょう。
洋装のレンタル費用平均
ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べによると、洋装のレンタル費用平均はこのとおり。
- 15万円~20万円(23%)
- 9万円~11万円(22%)
タキシードのレンタル費用の平均金額は約13万円で、フロックコートは約15万円。
10万円前後がレンタル費用相場といえそうです。
ちなみに新婦のウェディングドレスのレンタル費用の相場は、20万~35万ほど。(ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べ)
新婦の衣装に比べると、新郎衣装が安く感じられますね…。
和装のレンタル費用平均
同調査による和装のレンタル費用平均はこのとおり。
- 9万円~11万円(24%)
- 5万円~7万円(16%)
- 15万円~20万円(16%)
和装の場合も、10万円前後が相場のよう。
なお新婦の和装レンタル費用は、白無垢だと5万円~25万円程度、色打掛だと25万円~30万円ほどの価格帯や50万円以上するものも人気のようです。
レンタルショップや式場によって幅がありますので、衣装と小物一式合わせていくらになるか問い合わせてみましょう。
新郎衣装に関するギモンあれこれ
新郎衣装に関する、よくある疑問を集めました。
カジュアルな結婚式の場合、衣装はどうする?
リゾート婚や友達だけのパーティー、カジュアルウェアがドレスコードの場合は正装でなくても大丈夫。
- ハワイなどのリゾートなら、アロハシャツ
- 友達だけのパーティーなら、スーツ+蝶ネクタイ
- カジュアルウェアがドレスコートなら、キレイめパンツ+ジャケット
- 夏のガーデンウェディングなら、ハーフパンツ+革靴
というように、場の雰囲気に合った衣装をチョイスしましょう。
二次会ではどんな衣装を着る?披露宴と同じ?
結婚式で着たテールコートやタキシードなどの礼服では、二次会の雰囲気にはかしこまり過ぎの場合も。
二次会は一般的にはカジュアルなパーティーなので、ダークスーツがおすすめです。
二次会用に衣装をレンタルしても良いですが、濃紺やグレーなど、手持ちのダークスーツを使用してもOKでしょう。
その際はネクタイの色を華やかにしたり、ポケットチーフやブートニアを付けたりして、主役感を演出してみて。
新郎もお色直しで衣装を替えるべき?
新郎は衣装替えをしてもしなくても大丈夫です。
雰囲気を変えたいなら、胸元のハンカチや花だけ変えるのもテクニック。
ただ、お色直しで新婦が洋装から和装にチェンジするなら、新郎も和装に替えるのが望ましいです。
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まとめ:新郎衣装は挙式スタイルや新婦とのバランスを見て決めよう
- 新郎衣装は一般的に5種類
- 挙式スタイルや新婦とのバランスを見て選ぶ
- 体型に合ったものを選ぶ
- レンタル費用相場は和洋どっちでも10万円前後が相場
どんな衣装を選ぶかは、新婦とのバランスや挙式スタイルによって決まります。
さまざまな衣装を試着して、自分にぴったりのものを見つけてくださいね。