タヒチ挙式+ハネムーンの費用・日数・おすすめ時期を解説!
タヒチの魅力は、なんといっても青く透き通った海と白い砂浜。そして深い緑の山々といった美しい自然。
そんな南国の楽園・タヒチで、「思い出に残る結婚式をしたい」と考えているカップルが増えているようです。
今回は、気になるタヒチでの挙式費用、ハネムーン、おすすめのホテルについて解説します。
この記事のポイント!
- 海外ウエディングを検討している人向き
- タヒチ挙式+ハネムーンを考えている人向き
海外挙式をタヒチで!費用はどれくらい?
タヒチ挙式費用の相場は、50万円~60万円
タヒチで海外挙式をする場合の費用は、挙式代だけで50万円~60万円。
演出のないシンプルな挙式の場合は30万円以内で収めることもできますし、式場やドレスのランクアップなどをすると100万円以上の挙式プランもあります。
時期、挙式会場、パッケージプランの内容によって値段が違ってきますから、どのようなタヒチ挙式をしたいか、予算を見ながら2人で話し合ってみてくださいね。
タヒチ挙式+ハネムーンの費用は、170万円~200万円
挙式代を50万円~60万円に想定した場合、これに旅費や現地滞在費を加えた「タヒチ挙式&ハネムーン」の金額の目安は、170万円~200万円ぐらいになります。
ハイシーズンの場合、さらに10~20万円くらいプラスして考えておくとよさそう。
- 旅費相場(2人分):100万円~(水上バンガローで朝食付きの場合)
- 挙式パック:50万円~60万円(※)
- 追加オプション:10万円~30万円(ビデオ・アルバム、ヘアメイクなど)
- 現地滞在費:10万円~15万円
- 合計:170万円~200万円
(※)挙式パックの金額は、式場装飾、音楽、ドレスレンタル、フラワーシャワー、チャペルまでの送迎などを含んだもプランの一例。
タヒチハネムーン+フォトウエディングの場合
「日本で挙式をしたけど、タヒチの海をバックに花嫁姿を写真に残したい」「帰国してから両親や友達にハネムーンの様子を写真で報告したい」と思っているカップルは、フォトウエディングを検討してみてはいかがでしょうか?
【タヒチ島でのフォトウエディングの場合】
- 衣装持ち込みで、13万5,000円~(タヒチ・ウエディング&トラベル)
- 衣裳代込で、22万8,000円~(エス・ティー・ワールド ムーンシェル )
ウエディングドレスなど衣裳を持ち込むかどうかによって、また撮影を希望する島によって金額に違いがあります。
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どっちが安い?モルディブと比較されやすい「タヒチウエディング」
世界屈指のビーチリゾートとして「タヒチ」と比較されやすいのが、インド洋に浮かぶ「モルディブ」。
「海外のビーチリゾートで挙式をしたい!」さらに「水上バンガロー(水上コテージ)で過ごしたい!」と思っているカップルの多くは、「タヒチにしようか、モルディブにしようか」と悩んでいるようです。
ハネムーン報告のブログを見たり、先輩カップルの口コミを頼りにしたり、タヒチかモルディブか検討している花嫁も多いようですね。
そこで、挙式プランをのぞいた旅費相場や時差、フライト時間などを比較してみました。
- 旅費相場(2人分):8日間で100万円~
- 時差:日本よりも19時間遅れ
- フライト時間:成田空港~約11時間30分(週2便 直行便あり)
- ベストシーズン:4月~10月
【タヒチを選んだカップルの体験談】
「海だけでなく山も楽しめる。アクティビティが豊富だったから」
「めったに行けないところで、新婚旅行でないと行けない気がしたから」
「物価は確かに高かった。でも、ホテルでの食事を避けて屋台料理なんかも楽しめた」など。
- 旅費相場(2人分):8~9日間で100万円~
- 時差:日本よりも19時間遅れ
- フライト時間:成田空港~約11時間30分(週2便 直行便あり)
- ベストシーズン:11月~4月
【モルディブを選んだカップルの体験談】
「タヒチの旅費は高かったから」
「モルディブでキレイな海だけ楽しめたら十分」
「何もしない贅沢を十分に味わえた」
「タヒチはフランス領だからフランス料理が多いって聞きました。アジアっぽい料理が好みだったのでモルディブにしました」など。
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タヒチ挙式&ハネムーンの日数は8日間がおすすめ
南太平洋のほぼ中央に位置するタヒチまで、東京からの距離は約8.800kmで、フライト時間は、約11時間30分。
タヒチへの直行便「エア タヒチ ヌイ」の便は週2本の運航なので、次の2パターンの日程でタヒチハネムーンに出かけているカップルが多いようです。
- 6日間(月曜発→土曜着)
- 8日間(月曜発→翌月曜着 or 土曜発→翌土曜着)
6日間のプランを選ぶと、タヒチで過ごせる日数は4日間といったところ。
タヒチの玄関口・ファアア空港(タヒチ島)から、「南太平洋の楽園」をイメージさせる人気のボラボラ島までは飛行機で50分かかります。
タヒチ島と離島を組み合わせたハネムーンでのんびり過ごしたい場合は、8日間以上の日程がおすすめです。
タヒチ挙式おすすめの時期は「5月か10月」
タヒチの気候はハワイと似ていて、平均気温は27度前後。
寒暖の差がほとんどないので、一年中、美しいラグーン(サンゴ礁に囲まれた遠浅の海)で泳ぐことができます♪
タヒチには、乾季(4月~10月)と雨季(12月~3月)があり、ハネムーンにおすすめの時期は、さわやかで過ごしやすい乾季の4月~10月。
ただ、夏休みシーズンの7月~8月はツアー料金がもっとも高くなるので、そこを避けた5月の大型連休明けか10月あたりがおすすめです。
タヒチ挙式の費用を節約する方法
- 12月~3月の旅費が安い時期を検討する
- 水上バンガローにこだわらない
- 離島の中でもツアー料金が安い島(モーレア島)を選ぶ
- パッケージプランを利用する
1. 12月~3月の旅費が安い時期を検討する
タヒチのベストシーズンは、乾季(4月~10月)と紹介しましたが、タヒチの雨季(12月~3月)は、気温・湿度は乾季よりも高くなりますが、毎日雨が降り続くということはありません。
ハネムーン料金を安く抑えたい理由から、あえて雨季を選んでいるカップルもいます。
クリスマスから年末年始を避ければ、比較的旅費を抑えることができます。
2. 水上バンガローにこだわらない
宿泊施設も、水上バンガローにこだわらなければ、旅費を安く抑えることができます。
たとえば、同じ水上バンガローであっても、立地条件によって海の美しさが違ったり、隣のバンガローが接近していたり、プライベート空間に満足できないこともあります。
その差は、料金にも現れますから、チェックしてくださいね。
さらに予算を抑えたい場合は、水上バンガローではなく、ビーチバンガローに宿泊するという方法もあります。
ただ、宿泊する場所は、ハネムーンの思い出の中でも大きな位置を占めるので、むやみに安さを追求してしまうと、後悔することもあります。
「どの部分を節約するか」2人で十分に話し合ってくださいね。
3. 離島の中でもツアー料金が安い島(モーレア島)を選ぶ
タヒチハネムーンの魅力は、美しい離島めぐり。
タヒチのガイドブックや観光ポスターで見られる「美しい海と水上バンガロー」そして「深い緑の山々」は、タヒチ島では十分に味わうことはできません。
なので、タヒチにハネムーンに出かけた約7割のカップルが訪れている離島が、タヒチ島から約50分のフライトで行けるボラボラ島。
このボラボラ島を避け、高速フェリーで約30分、フライトで約10分の距離にある「モーレア島」を滞在先に選ぶと、旅費を抑えることができます。
もちろん、モーレア島でも、美しい海と深い緑の山々を楽しむことができます。
4. パッケージプランを利用する
ご存知の方も多いですが、個人旅行よりもツアー会社のパッケージプランを利用するのがお得です。
特に、挙式・ハネムーンを目的としているなら、教会や式場の手配など、パッケージプランに申し込み、ツアー会社にお任せした方が安心ですね。
また、パッケージプランには、料金が安くなるキャンペーンがあったり、宿泊先でシャンパンなどをサービスしてくれる様々な特典が付いたりすることもあります。
また、タヒチは物価が高いので、街の中のレストランで食事を安く済ませることは難しいと思っていた方がよさそう。
パッケージプランの中でも、食事も含まれたオールインクルーシブプランを選ぶと、現地滞在費も抑えることができます。
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タヒチで結婚式を挙げたい!おすすめのホテル
タヒチは、世界屈指のビーチリゾートだけあって、ヒルトンやル・メリディアン、インターコンチネンタルなど、有名ホテルが数多くあります。
中でも、インターコンチネンタルリゾートは、タヒチの人気の島、タヒチ島・モーレア島・ボラボラ島すべてにホテルを所有する唯一のリゾート!
ちなみに同系列のリゾートは宿泊割引の適用あり!挙式のあとに、3島を周遊するハネムーンも検討したくなりますね。
インターコンチネンタルリゾートでのウエディング
タヒチにあるインターコンチネンタルリゾートでの挙式は、いずれもメイクアップ~挙式~記念撮影まで、日本人コーディネーターがサポートしてくれています。
初めてのことばかりで不安な海外挙式も言葉の面からフォローしてくれるので安心ですね。
また、タヒチならではのタヒチアンコーラス&バンド生演奏、ホテルスタッフによるフラワーシャワーで祝福され、2人きりで訪れたタヒチでも幸福感を味わえそう。
次の段落で、挙式ができる4つのインターコンチネンタルリゾートのホテルを紹介します。
- インターコンチネンタル タヒチリゾート&スパ(タヒチ島)
- インターコンチネンタル・ボラボラ・ル・モアナリゾート(ボラボラ島)
- インターコンチネンタル ボラボラ リゾート&タラソスパ(ボラボラ島)
- インターコンチネンタル・モーレア・リゾート&スパ(モーレア島)
【タヒチに強い旅行会社】
タヒチ専門の旅行代理店「タヒチウェディング&トラベル」
インターコンチネンタル タヒチリゾート&スパ(タヒチ島)
インターコンチネンタル タヒチリゾート&スパは、フランス領ポリネシアに展開する4つのインターコンチネンタルリゾートの中でも、245室を有する大型リゾートホテル。
タヒチ島の北西のラグーンに面するホテルからは、青く美しい海と、夕方にはモーレア島に沈む夕日を眺めることができます。
インターコンチネンタル タヒチリゾート&スパでの挙式は、水上チャペルで執り行うウエディング。
ホテルゲストやスタッフに祝福されながらシャンパンとケーキのセレモニーが行なわれ、挙式のあとは、ホテル内のラグーンに建つ水上レストラン「ロータス」で豪華ウエディングディナーを楽しめます。
タヒチの玄関口であるファアア国際空港まで車で約5分、買い物などの観光拠点となる首都のパペーテまでは車で15分とアクセスが良いのが最大のメリット。
日本からゲストを招待する場合、アクセスの負担が少なく便利ですね。
また、「ボラボラ島では予算オーバーしてしまう!」旅行日数が6日間しかない!」というカップルにも、おすすめです。
インターコンチネンタル・ボラボラ・ル・モアナリゾート(ボラボラ島)
「太平洋の真珠」とも称される美しい島・ボラボラ島。
インターコンチネンタル・ボラボラ・ル・モアナリゾートは、そのボラボラ島の中で最も美しいと言われるマティラ岬に位置する老舗ホテルです。
「タヒチの中でも一番美しい場所で結婚式を挙げたい!」と希望しているカップルにとっては最高の場所といえそうです。
2人で過ごす水上バンガローでは、「カヌーブレックファスト」を楽しみたいですね。
実は、インターコンチネンタル・ボラボラ・ル・モアナリゾートは、カヌーで朝食を運んで来てくれる「カヌーブレックファスト」のパイオニアとしても知られているホテル。
海に囲まれたテラスで絶景を楽しみながら食事を楽しみたいですね。
インターコンチネンタル ボラボラ ルモアナリゾートまでのアクセスは、タヒチ島のファアア空港からプロペラ機でボラボラ空港まで50分。空港からはボート、車を乗り継ぎ約30~40分程度。
客室数は64とこじんまりとしていますが、シャトルボートを利用して隣接する姉妹リゾート「インターコンチネンタル ボラボラ リゾート & タラソスパ」に訪れることできます。
インターコンチネンタル ボラボラ リゾート&タラソスパ(ボラボラ島)
インターコンチネンタル ボラボラ リゾート&タラソスパは、本島の先に浮かぶモツをベースとしており、客室の全てが水上バンガローになっています。
そんな、インターコンチネンタル ボラボラ リゾート&タラソスパのウエディングといえば、「ブルーラグーンチャペル」が有名。
ボラボラ島から少し離れた小さな小島に建つホテルのチャペルには、タヒチを象徴する美しいオテマヌ山を望める祭壇があり、ガラス床の向こう青く透き通った海の中を泳ぐ魚たちまでが、2人を祝福してくれているかのよう。
まさに憧れのビーチリゾートウエディングで、タヒチウエディングを検討しているカップルの多くも、このチャペルの名前は聞いたことがあるでしょう。
挙式前後に、ボラボラの海水を使ったタラソテラピーを体験できるスパを利用するのもおすすめですよ。
また、シャトルボートを利用して、姉妹リゾート「インターコンチネンタル・ボラボラ・ル・モアナ・リゾート」のレストランなども気軽に利用できます。
インターコンチネンタル・モーレア・リゾート&スパ(モーレア島)
インターコンチネンタル・モーレア・リゾート&スパは、モツに配された50棟の水上バンガローをはじめ、ビーチバンガロー、プール付のガーデンバンガローなど、144の客室数を誇るモーレア島最大級の規模を誇るデラックスリゾート。
ウエディングプランには、本場パリで活躍したパティスリー・シェフによる芸術的ウエディングケーキが盛り込まれたものもあります。
また、イルカとのスキンシップを楽しめるドルフィン・クエストのオプションがハネムーナーに大人気!
リゾート内には、総面積が400㎡を超えるインフィニティスタイルのプールなどの設備もあり、マリンスポーツやタヒチアン・スパなどのメニューも充実しています。
モーレア島はタヒチ島のファアア空港からエアタヒチで約15分ほどで、アクセスがいいのが魅力。
ハネムーナーに人気のボラボラ島を避けて、隠れ家的な雰囲気のモーレア島でゆっくり2人だけの時間を過ごすのもいいですね。
タヒチの基本情報
南国の楽園・タヒチ
タヒチは、118の島々からなりますが、観光要所となっているのは下記の6つの島。
- ファアア空港を擁するタヒチの玄関口であり中心地の「タヒチ島」
- 有名ホテルが軒を連ね、アクティビティも充実。ハネムーナーに大人気の「ボラボラ島」
- 映画『南太平洋』のモデルとなった島で神秘的な自然が魅力。6つの島の中ではもっともタヒチ島に近い「モーレア島」
- 世界中のダイバーの憧れの島で、「星野リゾート Kia Ora ランギロア」があることでも知られる「ランギロア島」
- 遠浅のラグーンとピンクサンドビーチで有名な「ティケハウ島」
- 島にはホテルがひとつだけで、6つの島の中では隠れ家的なリゾートNo1の「タハア島」
タヒチとひとことで言っても、島それぞれに魅力があるので、「自分たちでどんな結婚式を挙げたいか」「タヒチでどんなハネムーンの過ごし方をしたいか」イメージしておきましょう。
タヒチの言語・通貨・チップ事情
タヒチの正式名称は「フランス領ポリネシア」で、公用語は、フランス語とタヒチ語。
ただし、観光地では英語がほとんど通じます。
タヒチはフランス圏ですが、通貨に関してはユーロは流通しておらず、ニューカレドニアと同じ通貨でフレンチ・パシフィックフランです(表記は「CFP」または「XPF」)。
タヒチでの両替は時間がかかることが予想されるので、できれば日本で両替していくのが無難。
クレジットカードは、VISA、AMEX、MASTER、JCBなどの 各種クレジットカードも利用できます。
ちなみに、タヒチではチップの習慣はありません。
タヒチでの服装
常夏の楽園・タヒチでは、年中真夏の服装で快適に過ごせます。
ただ6~9月ごろには朝夕涼しく感じられることもあるので、半袖の上からいつでも着れるような長袖を一枚用意しておくと便利です。
また、ホテルや高級レストランでディナーをとる予定があったら、男性は衿のあるシャツと長ズボン、女性はサンドレスやワンピースなどの着用がおすすめです。
タヒチのお土産
菓子類で人気があるのは、バニラやマンゴー等のタヒチの名産品が使われた「ノアノアシリーズの缶入りクッキー」。
数、コスト的にも、職場へのお土産として買って行くカップルが多いようです。
タヒチ(特にタハア島)は、バニラの産地として有名で、スーパーなどで上質なバニラビーンズを安く買えるのも魅力。
雑貨では、「モノイ&ティアレオイル のセット」や「モノイ・ティアレ 石けん セット」が、アロマ女性観光客に大人気。
ほかにも、テーブルクロスや装飾用としても使えるカラフルな「パレオ」、また予算がある人は「黒真珠」を使ったアクセサリーもおすすめです。
離島は土産物店が少ないので、買い物をするならタヒチ島が◎。
荷物を最小限に抑えるために通販を利用するのも方法です。
- 世界のお土産通販「ギフトランド」
- JTB「WORLD SHOPPING PLAZA」
- 世界の土産ショップ「三洋堂」
まとめ
- タヒチ挙式の平均費用は、50万円~60万円
- タヒチ挙式+ハネムーンのおすすめ日数は8日間
- タヒチ挙式+ハネムーンの費用は、170万円~200万円
- タヒチ挙式のおすすめの時期は5月か10月
- タヒチはモルディブと比べ、海だけでなく山の自然も楽しめるのが特徴