自分の親への結婚挨拶(結婚報告)どんな言葉で伝えたらいい?
二人の結婚が決まったら、周囲の人たちに報告をします。
順番は、まずは自分の親から。次に女性の両親へ、最後に男性の両親へが一般的です。
今回は自分の親への結婚報告について、例文とともに解説します。
プロポーズされたら、まずは自分の親から結婚報告を
結婚が決まって、自分の親にすぐに結婚を報告した人もいれば、なかなか言い出せなかった…という人も。
親子関係、結婚の事情、理由はさまざまあっても、「結婚」という大きな節目を迎えるにあたって、親子であっても礼儀はわきまえたいもの。
大人の対応で、責任を持ってきちんと結婚報告ができたらいいですね。
両親に直接会って結婚報告をするのがベスト
自分の親であっても、結婚報告は直接会ってちゃんと報告しましょう。
SNSやメールでの結婚報告も手軽でいいですが、結婚は新郎新婦だけではなく、家族全体が関係する一大イベント。
普段、親と連絡を取り合うことで利用しているSNSやメールでの結婚報告は、気軽過ぎるかも!?
なるべく、文字での報告は避けて、自分の声で親に直接伝えるようにしましょう。
実家が遠方にある場合は、電話で報告
実家が遠方にある場合は、まずは電話で結婚報告をしましょう。
インターネットを利用した、無料のビデオ通話を利用する方法もありますね。
でも、後日改めて結婚相手と一緒に挨拶に行くようにしましょう。
みんなの体験談先輩花嫁Nさんのおもしろエピソード
私の場合、交際していることを親が知っていて、結婚を急かされていました。
私の誕生日に彼からプロポーズを受けOKをしたことを、離れて暮らしている親には会って報告しようと思っていたんです。
でも、翌日に親から「プロポーズどうだった?」とすべてを察知したLINEメッセージが(笑)。そんな流れで第一報はLINEで伝えてしまいましたが、後日、改めて直接報告しました。
両親に結婚話を切り出す、ベストタイミングは?
自分の気持ちが整ったらできるだけ早く、親の気持ちが落ち着いていて、話をしても迷惑にならないようなタイミングで、結婚話を切り出しましょう。
- 食事をしている時
- テレビを見ている時
など、家族団らんの時はチャンスですね。
できれば、両親が揃っている時に話ができたらベストですが、母親から先に打ち明けている人が多いようです。
もし母親から父親に話を伝えてもらったとしても、父親にも自分の言葉で直接、結婚報告をするようにしてくださいね。
おすすめの切り出し方は「話がある」と先に伝えること
家族団らんのタイミングで、結婚報告をしようにも、なかなか切り出せないのはよくあること。
また急な話で、親がビックリしてしまう、パニックになりそうな気がする…という場合もありますね。
結婚報告の切り出し方のコツは、「話したいことがある」と事前に伝えておいて、親にもちょっと覚悟をしておいてもらうこと。
自分が出勤する前に「結婚を考えている」とだけ伝えて出かけ、帰宅後に詳しく報告するの方法もひとつですよ。
みんなの体験談先輩花嫁Kさんの面白エピソード
実家が離れていることもあり、結婚が決まって両親への報告は、まずは電話でしました。恋愛の話は全くしたことがなく、いきなりの結婚話だったので私の方が緊張しました。
本当は母から先に話したかったのですが、そうすると後から知る父がひがんでしまうとわかっていたので、先に父から報告をしました。
どんな反応をするのか恐る恐るでしたが、「結婚できるとか!どうぞどうぞ!」と父は大喜びでした。緊張して損した気分になりました(笑)。
自分の親への結婚報告は、どんな言葉で伝えたらいい?例文紹介
自分の親が、彼氏・彼女がいることを知らない場合
まずは次の3点を伝えましょう。
- 結婚したいと思っていること(プロポーズをした・されたこと)
- 結婚相手に会って欲しいこと
- 相手に会ってもらう都合のいい日はいつか?
【文例1】親への結婚報告の例文
実はお付き合いをしてる人がいて、突然なんだけど、結婚しようと思ってるんだ。結婚の前にちゃんと会ってもらいたくて、挨拶に連れてきたいんだけど、近いうちに時間作ってもらえる?
親公認の交際の場合
交際していることを両親が知っている場合は、交際相手が「挨拶に来たい」ということを伝えるだけで、結婚の挨拶と感じ取ってくれる親御さんが多いようです。
【文例2】親への結婚報告の例文
○○さんのことだけど、今度改めて挨拶に来たいって言ってるんだ。いつがいい?
相手が結婚挨拶に来る前に、両親へ伝えておくべき情報
結婚したいという思いを自分の親に伝えたら、結婚婚相手の情報もできるだけ詳しく伝えておきましょう。
特に、次の5点は必ず伝えてくださいね。
- 名前と年齢
- 職業や勤務先
- 家族構成
- 相手の親の年齢、職業、居住地
- 出会ったきっかけ、交際期間
結婚の許諾をもらうのに、不安に思うことがある(たとえば、年の差がある、相手に離婚歴がある)場合でも、隠さず話すようにしましょう。
結婚相手があいさつに来る前に、事前に知っておいてもらった方が、両親も心の準備ができると思いますよ。
結婚を反対されたら…?親の気持ちに寄り添って
「当然、喜んでくれるはず!」と、自分の親に結婚報告をしたつもりが、「知らなかった!」「どんな相手なんだ!」「ダメだ!」と、意外な反応にあったカップルもいます。
子供から結婚話を切り出されて、おめでたいとはわかっていても、親としては自分の子供が離れてしまう寂しい気持ちもあります。
素直に喜べない態度は、特に花嫁の父に多いようで、よくあるテレビドラマだけの話だけではなさそうです。
親がたとえ感情的になっても、売り言葉に買い言葉とならないようにしてくださいね。
時間をしばらく置いて、改めて話をする機会を設けましょう。
みんなの体験談先輩花婿さんのエピソード
僕自身の結婚は、自分の親への報告はメールでさらりと伝え、あとはお互いの両親と顔合わせをして、結婚までスムーズでした。
でも先に結婚をした僕の姉は、両親に結婚話を切り出しただけで、父親の機嫌が悪くなってしまいました。花嫁の父としては、どこか複雑なのかもしれません。
自分の親に結婚報告をする際は、男性よりも女性の方がそんな反応があるかもしれないと心得て、気を配った方がいいのかも。
結婚相手と自分の親との顔合わせの前に、準備しておきたいこと
自分の親への結婚報告が終わったら、男性が女性の両親に挨拶に行き、最後に女性が男性の両親に挨拶に行きます。
自分の両親と結婚相手との顔合わせの日が決まったら、それまでに準備しておきたいことがあります。
結婚挨拶をスムーズに進めるためにも、チェックしておきましょう。
1. 自分の親の情報・家族構成を結婚相手に伝えておく
自分の親に結婚相手の情報を伝えますが、その逆も大事ですよね。
結婚相手に自分の親、家族のことについての情報をしっかり伝えておきましょう。
- 両親の名前と年齢
- 職業
- 趣味・性格・食べ物の好み
- 結婚挨拶の時に避けた方がいい話題
- 自分の家族構成
2. 第一印象は服装で決まる!?洋服をチェック
男性も女性も、基本の服装は大人しめが◎。
たとえ面識のある相手の両親であっても、ラフすぎる服装は控えてくださいね。
もしかしたら、緊張して手に汗握ることもありそうです。ハンカチもお忘れなく!
男性はスーツスタイルが定番
やはり男性が挨拶にうかがう時は、スーツスタイルが定番。色は黒、グレー、紺色が無難です。
スーツはクリーニングに出して、折り目をきちっとつけておくのがオススメです。
時間がなくてクリーニングに出せなかった場合は、汚れだけでなく匂いもチェックしましょう。
お酒やタバコの匂いは、消臭スプレーで消してくださいね。
相手の家にあげてもらう時は、足元も見られます。
靴はしっかり磨いて、靴下の穴もチェックしておきましょう。
【男性編】第一印象が命!?結婚挨拶の服装選びを写真付きで解説
女性は清楚な服装で
ハイブランドのアイテムは控え、清楚な服装がオススメです。
スカート丈は膝下で、ヒールは高さ3cm以上のものは避けましょう。
お化粧はナチュラルに。
爪を切るなど指先のケアもしっかりしてくださいね。
3. 手土産は、賞味期限が長いものを準備しよう
相手の両親への手土産で人気があるのが、賞味期限が比較的長い焼き洋菓子。
両親の年齢を考え、油分や脂肪分が少ない和菓子も多く選ばれているようです。
自分の地元の名産品を持っていくのも◎。
自己紹介につながり、話をつかむキッカケになるかもしれません。
参考までに、手土産の相場は3,000~5,000円です。
まとめ
- 自分の親への結婚報告は、直接会って話すのが礼儀
- 実家が遠方の場合は、まずは電話で結婚報告を
- 結婚報告で、結婚相手が挨拶に来る日時を相談する
- 結婚相手の情報はできるだけ詳しく伝えておく