メレの婚約指輪を選ぶ前に！知っておきたい5つのポイント
婚約指輪で「ソリティア（ソリテール）」と並んで人気のデザイン「メレ」。
センターストーンの左右に小さなダイヤモンドを散りばめた、かわいらしい印象の指輪ですよね。
メレの婚約指輪の印象や定番デザイン、重ね付けや日常使いでの必要なお手入れなど、購入前に知っておきたいポイントをご紹介します！
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ソリティアと人気を争う！？メレの婚約指輪の特徴とは
婚約指輪の定番と言えば、ソリティアリングかもしれません。
ソリティアとは一粒ダイヤモンドがセッティングされた、シンプルな婚約指輪のこと。立て爪の石座に載せられたダイヤモンドが、360度から光を集めて輝く様子は婚約指輪の象徴ともいえますよね。
そしてソリティア同様に人気の婚約指輪のデザインが「メレ」。
一般的にメレの婚約指輪とは、センターストーンを引き立てるために、周囲に小粒の宝石をセットしたデザインのことをいいます。
メレという言葉がフランス語で「小粒石」を意味することから、この名前が付けられました。
メレリングが婚約指輪に選ばれる理由は？
多少ダイヤが小ぶりであっても、十分な輝きを魅せてくれるのが、メレの婚約指輪の魅力です。
例えばセンターストーンの大きさが0.2カラット（直径3.8mmくらい）の小さめサイズでも、周りにメレダイヤなどの宝石があしらわれていれば、とても華やかに見えますよ。
もちろん大きなダイヤの婚約指輪を贈られることも、女性にとってはとても嬉しいことですが、宝石があまりに大きいと実生活では使用しにくくなります。
「本当に特別な時にしか着けられないような、『タンスの肥やし』にはしたくない！」という思いから、小ぶりなダイヤでも存在感を演出できるメレの婚約指輪に人気が集まっているのかもしれませんね。
メレダイヤとは？
メレの婚約指輪において、引き立て役の宝石となるサイドストーンには、「メレダイヤ」を始めとする小粒の宝石が用いられています。
メレダイヤとは一般に、0.1カラット以下の小粒のダイヤモンドの事をいいます。
小さくてもダイヤモンドであることに変わりはないので、その繊細な輝きによって、センターストーンがより印象的なものとなるのです。
同じメレダイヤを使った、パヴェやエタニティとの違い
なおセンターストーンの周りにセットされるだけじゃなく、メレダイヤだけでも婚約指輪の主役となるデザインもあります。
- リング全体に石畳のように敷き詰められた「パヴェ」
- リング半周・全周に一列に配置された「ハーフエタニティ・エタニティ」
いずれもメレダイヤを使用していますが、「メレ」と呼ばれる婚約指輪とは別々のデザインとして認識されています。
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メレの婚約指輪は自分好みにデザインして、後悔なく購入可能！
メレの婚約指輪の最大の魅力は、サイドストーンの数や配置でリングの印象を変えられる、というところ。
- メレダイヤの数を増やす（減らす）
- カラーダイヤにする
- ダイヤ以外の宝石にする（サファイヤ、ルビーなど）
- セッティングの仕方を変更する
などセミオーダー（オーダーメイド）でカスタムすれば、自分だけの特別な婚約指輪を作ることができますよ。
「ソリティアのようなシンプルなデザインだと、ちょっとつまらないかも…」という方は、メレのエンゲージリングがオススメです。
メレの婚約指輪は高い？料金相場
ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べ（首都圏）によると、婚約指輪にメレを選んだカップルの平均購入金額は38万2,000円。
その他のデザインをみると、メレの購入金額は2番目に高いことがわかりました。
- パヴェ：44万円
- メレ：38万2,000円
- ソリティア：37万円
- エタニティ：18万5,000円
サイドストーンの数だけ金額が上がるのはもちろん、ソリティアよりも凝った設計になるので、デザイン費も多少高額になるようですね。
メレの婚約指輪を買う前に！知っておきたい、5つのポイント
- 結婚指輪との重ね付けのコツ
- 歳をとっても似合うデザイン？
- 日常使い（普段使い）の注意点
- アフターサービスについて
- ジュエリーショップに行くときは来店予約をする
1．結婚指輪との重ね付けのコツ
メレリングはダイヤの数や配置によって個性的なデザインになり、単体でも目を惹く指輪です。
そのため重ね付けをするなら、シンプルなデザインの結婚指輪とあわせるのがオススメ！
結婚指輪と婚約指輪の重ね付けは、デザインに統一感があったほうが、見た目がすっきりとした印象になります。
指輪の太さや厚さ、リングのカーブ（ライン）を揃えるのがいいでしょう。
あらかじめセットリングとして売られているものを購入するのもオススメです。
2．歳をとっても似合うデザイン？
シンプルで洗練されたデザインのソリティアリングに比べると、メレはかわいらしさが目立つ指輪です。
それゆえ、年齢を重ねた大人の女性の手には、少々浮いてしまう可能性があることを知っておきましょう。
とくにセンターストーンの周りを彩るメレダイヤに、ピンクダイヤモンドなどがあしらわれたデザインは、とってもキュートですが、50代60代などの女性の手元には少々幼く見えてしまうかも。
長く愛用したいなら、年齢と共に変化する、服装の好みなどを考えてデザインを選びたいですね。
3．日常使い（普段使い）の注意点
メレリングは、石と石の間に隙間ができやすいデザインです。
隙間には化粧品や汗などの汚れが溜まりやすく、長期間放置するとリング部分はもちろん、宝石もくすんできてしまいます。
婚約指輪は、一生に一度しか受け取れない大切な宝物です。綿棒や柔らかい布などで、マメに汚れを取り除き、指輪を少し休ませてあげることが重要です。
お手入れの際に石がぐらついていないか、傷がついていないかなどもチェックしておきましょう。
複雑なデザインや、小粒のストーンが多いデザインの場合は、ジュエリーショップにクリーニングをお願いした方が良いでしょう。
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4. アフターサービスについて
メレの婚約指輪を購入する際は、ジュエリーショップのアフターサービスの内容もよくチェックしておきましょう。
ソリティアに比べるとセットしてある宝石の数が多いので、汚れが溜まりやすかったり、石が取れてしまったりするリスクが高まります。
- 無料クリーニング
- 宝石の緩みチェック・留め直し
- 宝石の紛失保証
これらのアフターサービスが付いているブランドを選ぶのがおすすめです。
なおセンターストーンの周りを、数粒のメレダイヤで飾るデザインであれば、メレの婚約指輪はサイズ直しが可能です。
とはいえ大幅なサイズアップ・サイズダウンの場合は、指輪全体のバランスが変わってしまうため、サイズ調整ができないこともあります。
年齢とともに指の太さは変わっていきますので、購入時にサイズ変更の可否を確認しておきましょう。
5. ジュエリーショップに行くときは来店予約をする
気になるデザインの婚約指輪が見つかったら、そのままショップに行くのではなく、事前に来店予約をしましょう！
決まった日時で予約をしておくと、待たされることなく店員さんに接客をしてもらえるうえに、特典をもらえることが多いんです。
その場で購入をしなくてもギフト券がもらえたり、結婚式でも使うリングピローがもらえたり…。とにかく来店予約をしておいて損することは一切なし。
下の記事では、主要ウェディングサイト・ブランドの予約特典を比較しています。ちょっとでもお得に指輪を買いたい人は、ぜひチェックしてくださいね。
婚約指輪・結婚指輪の来店予約でもらえる特典比較！よりお得に購入する方法
あの人気ブランドも！メレデザインの婚約指輪をリサーチ！
メレは婚約指輪の定番デザインとして、数々のブランドで展開されています。
ブライダルリングの人気ブランドで、どんなメレリングがあるのかを調べてみました。
銀座ダイヤモンドシライシ
日本初のブライダルジュエリー専門店として、絶対的な人気を誇る、銀座ダイヤモンドシライシ。
さまざまなメレの婚約指輪を展開していますが、普段使いをしたい人にピッタリなのが「Aigle（アイグレイ）」というデザインです。
石をセッティングする爪とリング本体が一体化しているので、衣服に引っ掛かりにくく、日常使いしやすいよう設計されているんですよ。
また銀座ダイヤモンドシライシでは、来店予約をすると3,000円分のギフト券がもらえるブライダルフェアを行っています。
公式ホームページから指輪のデザインをチェックしてみて、気になったものがあれば来店予約をしてから、実物を見に行ってみては？（もちろん男性一人での来店もOK！）
I-PRIMO（アイプリモ）
20年に渡り、計70万組のカップルのブライダルリングを手掛けてきた人気ブランド、I-PRIMO（アイプリモ）。
メレの婚約指輪といえば、リング中央にダイヤモンドを置き、その左右にメレダイヤを配置したものが定番ですが、アイプリモでは片側だけにメレダイヤを置いた「ワンサイドメレ」を数多く展開。
アシンメトリーなダイヤの配置と、女性らしい曲線美が上品で、30代や40代の大人花嫁さんにもよく似合います。
ちなみにアイプリモでは、リングデザインとダイヤモンドを、自由に組み合わせて自分だけの婚約指輪をデザインすることもできますよ。
Tiffany & Co.（ティファニー）
婚約指輪・結婚指輪で憧れのブランドといえば、やっぱりティファニー。
6本の爪でブリリアントカットのダイヤモンドを持ち上げる「ティファニーセッティング（ティファニー® セッティング）」は、ソリティアデザインの代表としてあまりにも有名ですね。
ティファニーで展開するメレの婚約指輪は、3つのダイヤモンドが並ぶ「スリーストーン ダイヤモンド エンゲージメント リング」。
センターストーンの両脇に一回り小さいダイヤがセットされており、サイドストーンの大きさ・存在感はかなりのもの。ゴージャスな婚約指輪を求める方におすすめです。
Cartier（カルティエ）
カルティエで有名な婚約指輪といえば、「バレリーナ ソリテール」。
ソリテールという名の通り、ソリティアデザインとして展開されていますが、一粒石のサイドに0.03ctのダイヤモンドが4つ配置されているので、メレの婚約指輪とも言えますね。
シンメトリーに並ぶサイドストーンのデザインは、丸みがあって可愛らしい印象。でもリング自体が比較的太めなので幼くならず、大人の女性にもよく似合うデザインです。
まとめ
- メレとは、センターストーンをサイドストーン（メレダイヤ）で引き立てたデザインのこと
- メレ最大の魅力は、デザインの自由度が高いこと
- シンプルな結婚指輪との重ね付けの相性GOOD！
- メレを選んだ人の平均購入金額は38.2万円
- ダイヤの隙間に汚れが溜まりやすいので、定期的に外してお手入れをしよう
メレの婚約指輪を選ぶときのポイントをご紹介してきました。
一生に一度の大切な婚約指輪には、お二人で素敵なものを選んで下さいね。
