パヴェの婚約指輪を選ぶなら知っておきたい5つのポイント
メレダイヤと呼ばれる小粒のダイヤモンドを敷き詰めた、パヴェデザインの婚約指輪。
石の数や配置によって雰囲気が変わり、ダイヤの数が多ければ多いほど、ゴージャスで優美な印象を持つでしょう。
「ちょっと派手すぎるかも」と思われがちですが、最近は若い女性からも憧れを抱かれています。
パヴェデザインの婚約指輪について、その魅力と扱いの注意点をまとめます。
※掲載中のキャンペーン等に関する最新情報は、必ず公式ページをご確認ください。
パヴェとは、どんな意味?どんな指輪?
パヴェとはフランス語で「石畳」という意味があります。
メレダイヤを石畳のように敷き詰めていることから、パヴェリングと呼ばれるようになりました。
メレダイヤとは?
メレダイヤとは、0.2カラット以下の小粒のダイヤのことをいいます。
パヴェリングはこのメレダイヤを指輪にぎっしりと敷き詰めることで、360度どこから見ても、キラキラとした眩しい輝きを演出しています。
パヴェの婚約指輪。実はデザイン豊富
婚約指輪の素材といえばプラチナが定番ですが、ゴールドやピンクゴールドで、ダイヤがセッティングされているパヴェデザインの指輪もあります。
またメレダイヤだけではなく、リングの中心に0.8カラットくらいの一粒ダイヤモンドが置かれていたり、よりおしゃれで豪華な仕上がりになっているものもあります。
パヴェリングは、「他の人とは違うエンゲージリングを身につけたい」という花嫁さんにオススメですよ。
婚約指輪『パヴェ』と『メレ』の違いは?
パヴェリングはメレダイヤが使われていることで、メレと間違われることもありますが、『パヴェ』と『メレ』は一般的には別のデザインの指輪とされています。
どちらもメレダイヤを使いますが、指輪のデザインにおけるパヴェとメレでは意味合いが違います。
- パヴェ:メレダイヤを敷き詰めた指輪
- メレ:ソリティアのサイドにメレダイヤがあるデザイン
お店やブランドによって呼び方も変わるため、混同しないように注意してくださいね。
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後悔しない!パヴェの婚約指輪を買う前に知っておくべき5つのポイント
ソリティアやメレなど、定番のエンゲージリングに比べて、きらびやかな印象を与えるパヴェリング。
婚約指輪としてパヴェリングを選ぶ際に、事前に知っておいた方がいい!というポイントを5つご紹介します。
- 普段使いについて
- 重ね付けについて
- 料金相場について
- メンテナンス(掃除)について
- サイズ直しについて
1.パヴェの婚約指輪は普段使いできる?
パヴェリングは、婚約指輪の中では比較的普段使いしやすいといえます。
デザインにもよりますが、石を載せる台座の高さがないため、衣類に引っ掛かりにくく日常生活の邪魔になりにくいですよ。
婚約指輪といってもファッションリングとして使えるので、彼とのデートや友人の結婚式などへパヴェリングをつけて行くと、いいアクセントになるでしょう。
詳しくは後述しますが、パヴェリングは汚れやすいので、つけっぱなしはやめたほうがいいでしょう。
シーンや服装によっては、華やかすぎる
法事や葬儀で身につけるのは控えるのがマナーです。小粒のダイヤの埋め込まれたシンプルなデザインならまだしも、パヴェは特に派手なので、故人を弔う場では不適切とされています。
また普段着がカジュアルな方は、ゴージャスなパヴェリングとの服装の相性をよく考えましょう。
ネックレスやピアスなど他のアクセサリーとコーディネートする際は、指輪以外のものを控えめにしてコーディネートするのがオススメ!
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2.結婚指輪との重ね付け(セットリング)はできる?
パヴェデザインの婚約指輪は、マリッジリングとの重ね付けもできます。
気をつけたいのは、婚約指輪と結婚指輪の相性。
パヴェリングは豪華な印象なので、重ねる指輪のタイプによってはお互いが主張しすぎて喧嘩になりかねません。
重ね付けする場合は、シンプルなデザインの結婚指輪がオススメですよ。
結婚指輪と重ね付けしたい場合は、試着して最初から一緒に注文しておくといいでしょう。
3.パヴェリングの値段は、40万円ほどが相場
デザイン | 平均金額 |
---|---|
パヴェ | 44.0万円 |
メレ | 38.2万円 |
ソリティア | 37.0万円 |
エタニティ | 18.5万円 |
※ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べより
パヴェデザインの婚約指輪は、ソリティアやメレなど、そのほかのタイプに比べると、少し高額な印象です。
ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べによると、婚約指輪でパヴェを選んだ人の平均価格は、44万円でした。
とはいえメレダイヤの量やブランドよって指輪の価格はかなり違い、10万円未満から100万円越えまで、かなりピンキリです。
安かろう悪かろう?指輪の品質に注意しよう!
「えっ高い!」と思い、ついつい費用を節約したくなってしまうものですが、婚約指輪として選ぶならあまり安価なパヴェリングはオススメできません。
安価なパヴェリングには、これらのリスクがあることを覚えておいてくださいね。
- メレダイヤが落ちやすい
- 石が欠けている可能性
- クリーニングサービスがついていない
低価格で並べられているパヴェリングは量産されているケースが多く、納期短縮のために職人の手間が省かれ、爪留めが荒かったりすることも。
そのため何かの拍子にぶつけて、ポロポロと宝石が外れてしまうケースもあるのです。
4.パヴェリングは、定期的にメンテナンスをしよう
パヴェリングは定期的なクリーニングが必要です。
石が敷き詰められていることで、メレダイヤの隙間に埃や汚れが溜まりやすくなるからです。
宝石のすべてに言えることですが、皮脂などが付着することで輝きが曇ってくるため、綿棒などで優しく拭き取ってください。間違っても、ブラシなどで強くこすってはいけません。
食器用中性洗剤で、日常のお手入れとして取り入れる方法もありますが、ハンドクリームや化粧品によって頑固な汚れがついている場合、購入したお店に持って行ってクリーニングしてもらったほうが安全です。
5.パヴェの婚約指輪は、サイズ直しに注意して
どの程度まで対応してもらえるのかはお店によって違ってきますが、基本的にはサイズ直しが難しいデザインです。
ダイヤをとめている爪が緩んだり、石が外れたりする可能性があるので、大幅なサイズ変更は受け付けてもらえないショップも多いでしょう。
仮にサイズアップができたとしても、場合によっては継ぎ足したアームの上に、新しいメレダイヤを置かなければならなくなる可能性があります。
見た目のバランスを崩さないようにするための対応ですが、そうなると通常よりも費用は高めになります。
「アームのどこまで石が敷き詰められているか?」「サイズアップかサイズダウンか?」せっかくのパヴェリングをカットしないでも済むように、納得できるまでサイズ合わせをしてくださいね。
サイズ直しはできなくても、リフォームは可能!
新婚当時に買ったパヴェの婚約指輪が、年月を得るにつれてサイズが合わなくなる可能性は誰にでもあります。
先述のとおり、パヴェリングはそのままのデザインでサイズ直しをするのが比較的難しいですが、リフォーム(作り替え)なら可能です!
メレダイヤを地金から外して、まったく別のデザインの指輪として生まれ変わらせたり、ピアスにしたり。
思い出を残したまま、いつまでも使い続けることができますよ。
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婚約指輪の憧れといえばココ!パヴェリングの人気ブランド
パヴェリングに限ったことではありませんが、婚約指輪で憧れの海外ブランドといえば、「ティファニー」「カルティエ」「ハリー・ウィンストン」でしょう!
どれも素晴らしい指輪ですが、エンゲージリングでなくファッションリングとして並べられているところも。
パヴェデザインにこだわるなら、「婚約指輪」に限定しないほうが探しやすいかもしれませんね。
それぞれのブランドで魅力的なパヴェデザインの指輪をご紹介します。
ティファニー「パヴェティファニー® セッティング ダイヤモンドリング」
婚約指輪の代表的なデザインの立て爪ソリティアリングとパヴェの輝かしさが融合した、ドラマチックな指輪。
メレダイヤが敷き詰められたパヴェリングの中央には、主役のセンターストーンがきらめきます。
ダイヤモンドのゴージャス感も、女性ならではのかわいらしいデザインも。どっちも兼ね備えた、憧れの婚約指輪です。
カルティエ「バレリーナ ソリテール」
カルティエの婚約指輪といえば憧れる人もおおい、バレリーナ。
少しカーブを描いたアームがセンターストーンを包み込むデザインは、フェミニンで繊細な印象です。
リングの真ん中の一粒ダイヤのまわりには、パヴェセッティングされたダイヤがリングの半分まで。婚約の証としていつまでも輝きつづけてくれそう。
また、おなじくバレリーナの結婚指輪もあり、男性も着けやすいシンプルなデザインが魅力的。バレリーナのソリティアリングとのセットリングにあこがれます。
ハリー・ウィンストン「ラウンド・マイクロパヴェ・リング」
リングのアーム部分だけでなく、センターストーンのまわりもダイヤがぐるりと囲んだデザインが特徴的。
パヴェ、ソリティア、エタニティの3つのかたちを思わせる、ゴージャスできらびやかな婚約指輪です。
また、ファッションリングのカテゴリだと、3本のアームが組み合わさったスリーロウ・ジオトリックリングもゴージャスさが際立ちます。
まとめ
- パヴェとメレは、メレダイヤのセッティングの仕方がちがう
- 重ね付けはシンプルな指輪との相性◎
- 一般的には、40万円ほどが平均価格。ブランドやデザインによって大きく異なる。
- 綿棒と中性洗剤でメンテナンス可能だが、お店でのクリーニングがオススメ
- サイズ直しは難しい
パヴェを購入する前に、知っておいてほしいポイントをご紹介しました。
小粒のメレダイヤを石畳のように散りばめたパヴェリング。ゴージャスで華やかな印象で、おしゃれのアクセントにもなるでしょう。
普段の生活でも邪魔に感じないデザインで、いつも身につけていたい婚約指輪にも素敵ですね。
パヴェリングの魅力も知って、最高の婚約指輪を選びましょう。