《必読》結婚式の持ち込みアイテムまとめ!持ち込みできないものは?
一生に一度の結婚式ですから、こだわりを詰め込んだ自分好みの空間にしたいと願うことは当然です。
普段使用しているアイテムや、お気に入りの写真、結婚式だから挑戦してみたい手作りの品など。
ウェディングアイテムの持ち込み品は多岐にわたります。
そこで今回は結婚式で持ち込みできるものや、持ち込みできないものについてご紹介していきます。
元ウェディングプランナーである筆者の経験上、卒花された皆さまが持ち込まれることが多かったアイテムについてもご紹介しています!
持ち込みアイテムを検討されている方は、ぜひ参考にして下さい。
結婚式の、持ち込みとは?
結婚式における持ち込みとは、結婚式場や披露宴を開催する会場に自分の物(私物)や、会場とは提携していない場所でレンタルした衣装などを使用することをさします。
持ち込みに対し、寛大な考えで運営している会場もあれば、持ち込み不可という会場もあります。
また持ち込みがOKであっても、アイテムによっては持ち込み料が必要であったりすることがあるため、会場側に確認しておく必要があります。
一般的には結婚式で持ち込みできないもの
各会場には会場の規約があります。
規約の中で持ち込み不可と定めている場合は、どうしても持ち込みできないと考えましょう。
ただしこれからご紹介する項目は、持ち込み料を支払えば持ち込みOKとしていることもあります。
持ち込み料については後述します。
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1)食品(料理や酒類など)
どの会場を持ち込みを不可としているアイテムとして一番多い物が「食品」です。
披露宴の食事内容に「自分が家で作った料理を出して欲しい」などという希望は、なかなか叶えられないと思ってください。
食品を持ち込むことで万が一食中毒などが発生した場合、会場側の責任になってしまう可能性があるため、基本的に食品を持ち込むことは叶いません。
どうしても自分の味をゲストに味わって欲しい場合は、以下のことなどを会場側と相談しましょう。
- レシピを渡して作ってもらう
- 厨房で自分も一緒に作れないか
とはいえ、必ず叶うわけではないことを念頭に置くことが大切です。
また、自分の手作りではない食品を持ち込みたい場合も会場側としっかり相談することが必須です。
- 外部のパティシエが作ったウェディングケーキを持ち込みたい
- 乾杯は新郎の地元で有名な地酒を使いたい
食品の持ち込みは全て不可と定めている場合でも、希望する品物を会場側が仕入れる形で対応してくれる可能性もあります。
2)ウェディングドレスなどの衣装類
衣装を持ち込み禁止としている会場も正直多いです。
ウェディングドレスは高価であり、結婚式に無くてはならないアイテム。
そのウェディングドレスを問題なく着ていただくことを前提に、会場側と信頼関係を結んでいるドレスショップでのレンタルや購入をおすすめしています。
万が一、ドレスなどの衣装にトラブルが発生した場合でも提携ドレスショップが責任を持って対応してくれることは大きな安心に繋がります。
またドレスの持ち込みとなると、私物を会場で管理する必要があります。
お客様の大切な物を披露宴前から数日間保管するため、トラブルが起きない保証がありません。
そのため、持ち込み不可と定めていることは多いです。
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3)カメラマンやヘアメイクなどのスタッフ
特にカメラマンやヘアメイクなどは、結婚式においてとても重要なスタッフです。
会場内を熟知していないと、進行がうまくいかず大幅なタイムロスに繋がります。
そのため、決まった提携業者として契約していることがほとんどで、持ち込み不可としていることも多いです。
どうしても持ち込みたいと希望している場合は、契約前に申告しておくことが大切です。
規約で定められているとはいえ、事前に相談することで特例として認めてもらえる可能性もあります。
4)犬・猫などの動物(ペット)
盲導犬や介助犬などはOKでも、他のペットの持ち込みを禁止している会場もあります。
「愛犬と一緒に結婚式がしたい!」という希望があれば、それが叶う会場を探しましょう。
コレはOK!結婚式で持ち込みできるもの
持ち込みを許可しているアイテムは多いです。
とはいえ、なんでも持ち込んで良いというわけではなく、プランナーに相談しておく必要があります。
筆者の経験上、持ち込み品として多く報告された品物をランキングとして紹介します。
1)ペーパーアイテム
招待状や席次表、席札などのペーパーアイテムは、多くの方が持ち込みを希望されていました。
その理由は「結婚式だから手作りしてみたい」という理由の他、「手作りした方が節約になる」という理由も多かったです。
特に席札は制作も比較的簡単なので、持ち込みが本当に多かった印象があります。
席札に使用するためのお酒ボトルなども、代表的な持ち込みアイテムのひとつですね。
2)ウェルカムボードなどの会場装飾品
ウェルカムグッズを持ち込み方も本当に多く、みなさん思い思いに準備されている印象でした。
- ウェルカムボードを自作
- 思い出のアルバムを設置
- ウェルカムドールを準備 など
なかには、ウェディングアイテムとして使用するための靴などを持ち込んだカップルもいました。
こういった飾り付け品は、事前の持ち込み(搬入)が必須です。
プランナーと相談し、結婚式の前に搬入日を決定しておきましょう。
3)ゲストや両親へのプレゼント
披露宴中に使用するプレゼントを持ち込む新郎新婦さまも多かったです。
- 披露宴で行うゲームの賞品(景品)
- お子様からの花束を予定した際のお返し
- 当日が誕生日というゲストへの誕生日プレゼント
- ご両親に手渡すプレゼント(記念品)
など。
相手の好みが分かるため、自分たちで選びたいと思われていることが理由かと思います。
4)映像アイテム
新郎新婦の生い立ちを紹介するためのプロフィールムービー、結婚式のエンディングを感動で締めくくるエンドロールなど、披露宴にはさまざまな映像の上映シーンがあります。
こういったムービーアイテムを式場側に依頼すると、思っている以上に高額になってしまうことも多いです。
そのため、自作されたり、専門業者に依頼され仕上がった物を持ち込まれることも多かったです。
ただムービーの持ち込みの際は、映像が本当に映るかどうかのチェックを会場で済ましておくことおすすめします。
そのため、結婚式の2週間前くらいにはデータを完成させましょう。
その後当日使用する機器を利用し、プランナーに動作チェックを依頼するか、一緒に披露宴会場で動作をチェックすることが望ましいです。
5)プチギフト
ハンドメイドした石けんやキャンドル、既製品をオリジナルデザインで依頼したお菓子などプチギフトに関しても持ち込みは多かったです。
特にパッケージをオリジナルデザインにできる既製品のお菓子は、オリジナル要素がとても強く、新郎新婦さまの満足度もあがる演出になったのではないかと思います。
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持ち込みリストをプランナーと共有しておこう!
持ち込む品物が多いと、紛失などのトラブルも考えられます。
「何を持ち込むのか」をまとめ、持ち込みリストとしてプランナーと共有しておくのがオススメ。
紛失や搬入漏れなど、トラブルの回避になりますよ。
ウェディングアイテムの持ち込み料とは?
式場の規約として、持ち込み料を支払えば持ち込みOKとしている品物もあります。
中でもウェディングドレスは、持ち込み料が発生する代表的なアイテムです。
この持ち込み料は、管理料・保管料としての意味合いもあり、高額なウェディングドレスをお預かりするための料金でもあります。
また元プランナーである筆者の経験上、式場の提携先でレンタル(購入)したアイテムとは違うため、何か不備があった際に対応するための料金として、持ち込み料をご請求させていただいておりました。
ウェディングドレスの持ち込み料の平均は、3万円から5万円。
この金額を支払ってでも気に入ったデザインを持ち込みたい!というご希望の方も少なくありません。
会場側としっかり相談しましょう。
アイテム別 持ち込み料の一例
- ウェディングドレス、カラードレス:3万円〜5万円程度
- 新郎衣装:1万円〜3万円程度
- カメラマン、ビデオカメラマン:5万円程度
- 美容スタッフ:3万円〜5万円程度
- ペーパーアイテム:無料~数百円(席札のみかかる場合もあります)
- 引出物:500円程度
- 引き菓子:300円程度
- プチギフト:無料
- ブーケ(ブートニア)、装花:無料〜5000円程度
持ち込み自由&持ち込み料無料な式場もある?
レストランウェディングやフリープランナーと契約して作る結婚式であれば、「持ち込み自由」というケースも多いです。
好きなアイテムを持ち込めることは自由度も高く、オリジナルなウェディングスタイルを求めている方にはピッタリです!
しかし、その分準備にも時間がかかることが少々のデメリットに。
どの程度を持ち込みたいのか、事前に相談しておくことをおすすめします。
まとめ
- 式場によって持ち込み可否は異なる
- アイテムを持ち込む場合には、持ち込み料がかかることがある
- 持ち込む物が多い場合、持ち込みリストを制作することでトラブルを回避できる
- レストランウェディングなど、持ち込み自由な会場もある
結婚式の持ち込み品に対して、筆者がプランナー時代にご依頼をうけたアイテムも交えてご紹介しました。
またとない結婚式のシーンのため、自分たちらしいアイテムを取り入れることはとても素敵なことです。
何かひとつはオリジナルのアイテムを用意されることもいいですね!
しかし持ち込みアイテムが増えれば増えるほど、自分たちらしさがぐんと上がり、オリジナルなウェディング叶うという一方、準備に多くの時間がかかるという一面も。
なぜそのアイテムを持ち込みたいかを考え、的を絞って持ち込み品をセレクトすることで時間の節約にも繋がりますよ。