結婚式の相談カウンターを利用するメリット&デメリット!大手の比較も
結婚情報サイトなどでよくみる、結婚式の相談カウンター(相談窓口)。
結婚相談カウンターではどんなサービスが受けられるのでしょうか?どんな花嫁に向いているのでしょうか?
結婚相談カウンターのメリット・デメリット、活用方法をまとめました。
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式場選びが大変すぎる!式場迷子の花嫁は行ってみる価値アリ
理想の結婚式場を探し出そうとネットや雑誌でリサーチしまくったけれど、なかなか見つからない、決められない…。
式場迷子になって、困り果ててしまった花嫁さんは、結婚相談カウンターを利用してみるのも一つの方法です。
結婚式場の相談カウンターでは、なにができるのか、ご紹介していきます。
結婚式場の相談カウンターとは、どんなところ?
結婚相談カウンターは、希望に合った結婚式場を紹介してくれる案内所です。
ほかにも見積りや引き出物のアドバイスなど、会場選び以外の相談にものってくれますよ。
自分に合った保険サービスを提案してくれる保険ショップの、結婚式場バージョンと言っていいでしょう。
相談料は何回利用しても無料です。
大手の相談カウンターなら、国内リゾートウェディングや海外ウェディングの紹介も行っています。
式場相談の流れ
結婚相談カウンターでの、一般的な流れは以下の通り。
会場が決まるまで、何度でも相談できます。
- 結婚式相談カウンターに予約を入れる
- カウンターに行って希望する結婚式場の条件などを伝える
- アドバイザーが条件にあった会場を5~8ヶ所提案
- 提案された会場をいくつかに絞り、アドバイザーが見学予約を入れる
- ブライダルフェアや式場見学に足を運ぶ
結婚相談カウンターの仕組み
結婚式場は広告料を払って、相談カウンターと契約を結んでいます。
結婚相談カウンターでは、来店した人に契約式場を紹介、もし会場に決定したら、式場からカウンター側に紹介料が支払われることになっています。
式場には結婚式の代金が、カウンターには式場からの紹介料が入るので、双方に利益が出る仕組みです。
紹介料は式場から相談カウンターに支払われるので、カウンターから来店客(新郎新婦)に請求することはありません。
結婚式場相談カウンターのメリット
実際に相談したら、どんないいことがあるのでしょうか?
1.要望にあった式場が簡単に見つかる
カウンターに相談すれば、少ない手間で2人の要望にあった挙式会場を見つけられます。
結婚式場は全国に数千件あるので、自分たちの理想に合った式場を見つけるのはとても大変です。
カップルによっては「バリアフリーの会場がいい」「ペットOKで駅近の式場がいい」など、自力で探すのはとても手間のかかる条件もあるでしょう。
しかし相談カウンターに行けば、希望をヒアリングしたアドバイザーが、条件にあった会場を複数ピックアップしてくれるので、効率よく結婚式場を決められます。
2.ブライダルフェアや式場見学予約をしてくれる
相談している最中に気になる会場が見つかったら、ブライダルフェアや式場見学の予約手配を代行してくれます。
ブライダルカウンターに予約代行してもらうと、空き状況をチェックする手間がありません。カウンターによっては、既に見学予約がいっぱいになっている人気会場のフェアに、特別枠で参加できるよう交渉してくれることも!
またカウンターを仲介する分、ちょっと伝えづらい「見学予約のキャンセル」「選ばなかった会場への断り」なども代行してくれます。
3.カウンター限定の割引やキャンペーンが適用される
結婚相談カウンター各社では、独自の割引やキャンペーンを用意しています。
自分でブライダルフェアを予約して契約を結ぶより、お得な割引が受けられることも。例えばトキハナでは「即決不要の最低価格保証」「持ち込み自由」という独自特典がありますよ。
大手結婚相談カウンターの特典については、のちほど紹介します。
4.式場決定後も、挙式準備の相談に乗ってくれる
カウンターでは結婚式会場決定後も、さまざまな結婚式準備の相談にのってくれます。
- 婚約指輪・結婚指輪
- 見積りチェック
- 結婚式費用
- 引き出物
- 前撮り・フォトウェディング
- 二次会
自分からは言い出しづらい、会場のウェディングプランナーを変えてほしいといった要望にも対応してくれます。
結婚については分からないことが沢山あるはず。
経験豊富なアドバイザーに資金面から引出物、二次会のことまで相談できるのは心強いですね。
結婚式場相談カウンターのデメリット
相談カウンターには、いくつか残念な点があります。
1.提案されるのは、相談カウンターと契約している会場のみ
カウンターで提案してくれるのは、自社と契約している式場だけ。提案される式場は、どうしても範囲に限りができてしまいます。
もしかしたら、相談カウンターと契約していない式場の中に、自分たちの理想にあった挙式会場があるかもしれません。
2.相談に数時間かかる
カウンターでの相談はカウンセリングから始まるので、1~2時間ほど時間がかかります。
なお最近では、夜遅くまで営業しているカウンターやオンライン相談できるカウンターがほとんど。直接店舗へ足を運ぶ必要がないので、その分の移動時間はかかりません。
相談カウンターと自力で式場探し、どっちのほうがお得なの?
相談カウンターは仲介手数料がかかる分、自分たちで式場選びをして、直接申し込みしたほうが損をしないのでは?と考える人もいるでしょう。
しかしトータルで考えると、相談カウンターを利用する方がお得になりがちです。
まず仲介手数料分の金額が見積もりに上乗せされることは稀です。
「カウンター経由で申し込んだカップルだけ紹介料分の金額が上乗せされる」という悪い口コミが広がると、人が集まらなくなるので式場にとっては痛手となります。それを避けるためにも、カウンター経由だからという理由で露骨に金額を上げたりはしません。
条件を満たしさえすれば、確実に特典がゲットできるのも外せないポイント。
直接申し込みをすると、割引については全て自分たちで交渉する必要があります。交渉が失敗するリスクを考えると、手間なく確実に割引・特典をゲットできるカウンターを利用したほうが、賢いと言えそうです。
また結婚式は、知らないマナーや両家での意見の食い違いといったトラブルなど、困ることがたくさんあります。そんなときに相談できる経験豊富なアドバイザーの存在は、とっても心強いですよ!
結婚式場相談カウンター比較【エリア・店舗数・紹介会場・特典など】
各地に店舗を持つ、大手の結婚相談カウンターのサービスや特徴をまとめてみました。
※掲載情報は2024年5月のものです。最新情報はリンク先のページでご確認ください。
ネットワークと情報量なら「ゼクシィ」
全国展開のネットワークと、2,500の紹介会場をもつ「ゼクシィ相談カウンター」。
これだけ紹介会場があれば、気に入ったところが見つかるはず!
- 店舗エリア:日本全国
- 店舗数:73(オンライン相談対応可)
- 紹介会場:2,500以上
- 特典:花嫁割(直近の日取り限定の割引など。式場によって特典内容が異なる)
- キャンペーン:ブライダルフェアや式場見学に予約&参加で商品券がもらえる
半年以内挙式でサクッと決めたいなら「ハナユメ」
他の相談カウンターに比べるとネットワークや紹介会場数が劣る「ハナユメウェディングデスク」。
しかしそんなデメリットを吹き飛ばすくらい魅力的なのが、100万円以上割引される可能性がある「ハナユメ割」!
条件によって割引額は変わりますが、格段にお得なのは半年以内に挙式する場合です。
- 店舗エリア:関東・東海・関西・九州
- 店舗数:6(オンライン相談対応可)
- 式場数:約500
- 特典:ハナユメ割(半年以内の結婚式なら100万円割引もあり)
- キャンペーン:ブライダルフェアや式場見学に予約&参加で商品券がもらえる
全国の厳選会場から選べる「マイナビウエディング」
ネットワークや紹介会場数では、ゼクシィとハナユメの中間に位置するマイナビウエディング。チャットで気軽に無料相談できるのが◎
厳選した会場とだけ契約しているので、良質な会場に巡り合えるかも。
マイナビからフェアや式場見学を予約すると、全員が数万円分の電子マネーをゲットできます。式場見学・フェアに参加するだけでも電子マネーをゲットできるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
- 店舗:オンラインチャット
- 紹介会場:1,200以上
- 特典:各会場からの特典あり
- キャンペーン:ブライダルフェアや式場見学に参加で電子マネープレゼント。成約するとさらに金額アップ。
効率的に式場探しをしたい二人には「トキハナ」
紹介できる会場数は少ないものの、厳しい審査基準を通った会場のみと契約している「トキハナ」。
元ウェディングプランナーのアドバイザーが、まず結婚式のプランニングを行って、それに合った会場を紹介してくれる、提案型の式場相談カウンターです。
トキハナの場合、ふたりの希望に合わせて費用を算出するため、現実的な予算見積もりで結婚式を挙げられます。「即決不要の最低価格保証」「プロによる見積もりチェック」などの特典・サポートもあるので、予算重視のカップルも安心かつお得に利用できます。
LINEでの相談も可能なので、効率よく式場探しをしたい場合はおすすめのサービスです。
- 店舗数:1(オンライン相談対応可)
- 紹介会場:600以上
- 特典:各会場から即決不要で最大割引が保証されている
どのカウンターに行ってみる?相談カウンターの選び方
結婚式の相談カウンターは沢山あるので、どこを選べばいいか悩みます。
カウンターを利用する目的は「理想の結婚式場を少ない負担で見つけること」ですから、提携式場数や相談員の質(口コミ評価の高さ)といった、特典内容以外のポイントもふまえて選ぶようにしてくださいね。
- 紹介式場の数
- 口コミといった評判の高さ
- 特典のお得さ
- 店舗の近さ、予約の取りやすさ
- アドバイザーとの相性
複数の相談カウンターに行ったほうがいい?
結婚式の相談カウンターは、無理に複数箇所行く必要はありません。
ただし以下のようなメリットがあるので、一軒目のカウンターで紹介された結婚式場や相談員の質に満足できなかったら、複数カウンターへ行ってみるのがおすすめです。
- 自分に合ったアドバイザーが見つけやすい
- カウンターごとに契約している式場や契約条件が違うので、より2人の理想にあった式場が見つかるかも
結婚式の相談カウンターにまつわる、よくある質問
結婚式は大きなお金が動きますから、ブライダルカウンターの利用も少しためらってしまいますよね。
結婚式の相談カウンターについてありがちな悩みについて、まとめました。
Q1.1人で来店・相談してもいい?
A.はい、どのカウンターも1人での来店を歓迎しています。子連れOKの店舗もありますよ。
ただし相談は1人でOKでも、式場見学・フェア参加の特典をもらう条件に「新郎新婦の2人での参加が必要」と書かれているケースも。
できれば2人で相談に行くか、事前に式場見学・ブライダルフェアを予約していい日をパートナーに確認しておきましょう。
Q2.しつこく営業トークされない?
A.相談カウンターは中立的な立場ですから、悪質なセールスはありません。
そうは言っても、アドバイザーのなかには熱心な人がいることも事実です。その場合は「どの会場もしっくりしないから、予約はいりません」などはっきり断って大丈夫。
最初に「今日は話を聞くだけの予定です」など予防線を張っておくのも、ひとつの方法です。
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プロへ相談する前に、2人で決めておくこと
挙式の準備相談カウンターでスムーズに相談を進めるためには、事前準備が大切です。
カウンターではまず、どんな結婚式にしたいかについてカウンセリングを行います。
結婚式のイメージが決まらないままカウンターにいってもOKですが、あらがじめ彼と相談しておくほうが、時間を有効に使えます。
- 挙式の時期
- 会場の希望エリア
- ゲストのだいたいの数
- だいたいの予算
- 挙式スタイル(教会式/神前式/人前式)
- 式場スタイル(ホテル/ゲストハウス/専門式場/レストラン)
- 結婚式の雰囲気(ナチュラル/伝統的など)
まとめ
- 結婚式場探しにまよったら相談カウンターを利用する方法もあり
- 相談カウンターでは、希望にあった会場を複数提案してくれる
- 提案されるのはカウンター各社と契約した会場だけになる
結婚式の相談カウンターについてまとめました。
提案されるのは契約した会場のみ、という縛りはあるものの、カウンターで結婚の相談にのってもらえるのはありがたいですね。
迷って悩んでいるよりは、「どうせ無料だから」と思い切って足を運んでみるのもいいかもしれません。