【彼専用】結婚準備は男の協力が必要です!夫の心がまえ&やるべきこと
無事にプロポーズが済んでホッとするのもつかの間、いよいよ結婚準備がはじまります。
結婚準備は彼女だけがやるものでなく、彼と二人で進めるもの。
これを勘違いすると、二人の間にトラブル発生の危機も。
男がやるべき・心がけるべき結婚準備について説明します。
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彼(夫)が心がけること:結婚準備は彼女と協力するもの
結婚式とは、男女が協力して行う、2人の最初のプロジェクト。
彼女は「結婚式の準備は二人で行いたい!」と考えています。
だから、男性が自分には関係ない、面倒くさいという態度をとるのはNG。
かといって、男性がつねに前面に出て、なんでも勝手に決めてしまうのも、正直彼女は面白く思わないのが難しいところ。
その難しいプロジェクト成功のために必要なことは、以下の3つです。
プロジェクトを成功させることができれば、いい夫婦関係を築くことができるでしょう。
- スケジュール管理
- 情報共有と役割分担
- 円滑なコミュニケーション
1.スケジュール管理:プロポーズ後の段取り
結婚式という一大プロジェクトは、挙式3日前にスパートをかければなんとかなるものではありません。
半年から1年という長い期間をかけ、段階を追って進めていくもの。
以下のようにスケジュールを立て、1つずつタスクをこなしていきましょう。
【プロポーズ~挙式まで スケジュール例】
- 挙式10~12ヶ月前:婚約指輪を準備する
- 挙式10ヶ月~8ヶ月前:親への結婚挨拶をする
- 挙式10ヶ月~6ヶ月前:結婚式場を決める(→前金を払う)
- 挙式7ヶ月前~4ヶ月前:職場へ結婚報告・ゲスト選び
- 挙式6ヶ月前:両家顔合わせ食事会・結納を行う
- 挙式4ヶ月前:式場との打ち合わせ開始/新郎の衣装を決める/結婚指輪を購入
- 挙式4ヶ月前~3ヶ月前:招待状を送る/披露宴のプログラム・演出・BGMを決める/当日必要なアイテム(ペーパーアイテムなど)を決める
- 挙式2ヶ月前~1ヶ月前:料理・ドリンク・引出物・席次を決める
- 挙式1週間前:ウェルカムスピーチや新郎謝辞を考える
タスクの中で、特に気を付けることを説明します。
ゲスト選び
自分側のゲストは、自分で考えなければ一向に進みません。
ここばっかりは、彼女任せにはできませんよ!
結婚式場探しの段階では、ざっくりとした人数を数えておきましょう。あとから調整して構いません。
打ち合わせが始まる、挙式の4ヶ月前には、ほぼ確定したゲスト数を決めておかないと、招待状の発送ができないので要注意。
誰に主賓をお願いするかも、このタイミングで併せて考えて。
ちなみに「ゼクシィ結婚トレンド調査2018」によると、全体の約4割の新郎新婦が、新郎側と新婦側で同じくらいの割合の人数を招待しています。
ただ両家のバランスがとれていなくても、とくに気にする必要はありません。
新郎家のほうがゲストの人数が多くあるべき!という考えは、最近では見られません。
もし両親や、彼女の親が人数差を気にしているようなら、ある程度の調整も必要ですが、基本的にはきっちり人数をそろえる必要は無し。
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式場との打ち合わせ
仕事などで忙しくても、式場との打ち合わせには極力2人で参加しましょう。
打ち合わせは、だいたい挙式4ヶ月前から数回に分けて行われます。
回を追うごとに、新郎が面倒に感じることも多い様子。
でも、いつも新婦が1人で打合せをしていれば「二人の結婚式なのに、なんで?」と不満が溜まるのも当たりまえです。
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演出・余興決め
男同士の付き合いがあっても、お下劣な内容の演出なら、新婦に必ず相談を。
楽器の演奏など、自分の特技を披露するのも立派な演出です。
新郎自身も結婚式を作っている感があっていいですね。
ウェディングアイテム決め
招待状・席次表・席札・プロフィールブック・メニュー表・ウェルカムボード・引出物・プチギフトなど。
披露宴でゲストをもてなす、これらのアイテムを決めて、発注するのは自分たち。
会場のスタッフが決めてくれるものではないのです。
任せきりにせず、自分も協力する姿勢を見せて。
新郎謝辞&スピーチ
結婚式当日、男を上げるシーンがウェルカムスピーチと新郎謝辞。
とくに披露宴の最後を飾る新郎謝辞は、最大の見せ場になります。
結婚式前日に慌てて考えるのではなく、1週間前には内容を固め、何度か練習してから本番に臨みましょう。
ちなみに、ウェルカムスピーチも謝辞も、新郎がやるのが定番ですが、新婦も一緒に行うカップルもいます。
あがり症で話すのが苦手…という彼は、彼女と協力するのもオススメです。
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2.役割分担と情報共有:得意な分野で役割を分け、進捗状況を共有
結婚式というプロジェクト成功のためには、役割分担と情報共有が大事です。
それぞれのコツを紹介します。
得意分野で役割を分担する
映像や音楽にこだわりがある彼はプロフィールビデオやBGM担当、ペーパーアイテムの手作り担当は手先の器用な彼女など、得意分野や自分のこだわりで、役割を割り振ると楽しく準備が進みそう。
割り振られたタスクはリーダーとして、責任をもって取り組みましょう。
相手の仕事には、むやみにケチはつけないこと。
言いたいことがあったら、「○○したら、もっとよくなる」という提案型で。
情報共有は二人のやりやすい方法で
お互い何をどう進めているのかの情報共有も必須。
忙しい二人だから、ぱっと見ればすぐわかる共有の仕方がいいですね。
- カレンダーに手書きで書き込む
- 模造紙にタスクを付箋ではり、TODOリストを手作り
- Excel(エクセル)、Google スプレッドシートなどの表計算ソフト
- スマホアプリを使う
など、スケジュール管理の方法はさまざま。
2人にとって一番やりやすい方法を選ぶのが、楽しく準備を進めるコツ。
3.円滑なコミュニケーション:言葉たらずはイライラや喧嘩の元
プロジェクト成功のためには、円滑なコミュニケーションが欠かせません。
彼女がイライラしているなら、うまくコミュニケーションが取れていない証拠。
ストレスがたまったら、彼女がマリッジブルーになってしまいますよ。
彼女のイライラポイントと解決のコツを紹介します。
「彼が何もしない」とイライラ→聞かれた時には自分の意見を言う
自分のタスクを遂行しないのはもってのほかですが、「君の好きにしていいよ」を連発するのもNG。
大らかな男でいるつもりが、彼女にとっては「彼は何も考えてない」ことといっしょ。
「ここはどうしたらいいかな?」と相談されたら、「自分はこう思う」と意見を述べましょう。
ただし、意見を求められていない時は、聞き役に回った方がベター。
聞かれてもいないのに「これは○○に決まってるでしょ」といきなりジャッジしたら、彼女のイライラはヒートアップしちゃいます。
「お金がない」とイライラ→最初に予算や優先順位を決めておく
結婚が決まったら、自分たちの予算や親からの援助額をはっきりさせましょう。
結婚式のことだけでなく、その後の新生活にかかる費用も考慮して。
予算を決めたら、どこに重点的にお金を使いたいかを最初に話し合うのがベター。
彼は料理にお金をかけるのが当たり前と思っていても、彼女はウェディングドレスやエステにたっぷりお金を使いたいかも。
お金をかけたいポイントがずれていると、喧嘩に発展することもあります。
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「準備が進まない」とイライラ→彼女のタスクを手伝おう
結婚準備が遅れるのはよくあること。
相手の遅れを指摘するだけでは、結婚というプロジェクトは成功しません。
彼女のタスクが遅れていたら、それは自分の問題でもあるのです。
自分にも関係あると考え、手伝うことを忘れずに。
忙しいのは男だけではありません。
「感謝の言葉がない」とイライラ→「ありがとう」は忘れずに言おう
彼女のタスクであっても、二人の結婚式に関することなので、やってもらったことに対しては「ありがとう」「お疲れ様」の感謝の言葉を忘れずに。
自分ばかりが忙しいと感じると、彼女はイライラしてしまいます。
男の結婚準備リスト
結婚式までにやるべきことをリストアップしました。
自分たちの結婚式に合わせて、チェック項目を調整して使ってくださいね。
- プロポーズをする
- 婚約指輪を購入する
- 親へ挨拶する
- 結婚式までのスケジュールを決める
- 結婚式の予算・日程・人数・エリア・こだわりを決める
- ブライダルフェアに参加する
- 会場を仮契約→本契約を結ぶ(前金を払う)
- 費用のやりくりを考える
- 役割分担を決める
- 招待客リストを作る
- 主賓や乾杯を頼む人を検討する
- 結納・顔合わせ食事会を行う
- 入籍日を決める
- 招待状のデザイン・文面を決める
- 勤務先・友人へ結婚報告する
- 結婚指輪を購入する
- 主賓・乾杯を頼む人に依頼する
- 余興・受付を頼む人に依頼する
- 招待状の発送する
- 衣装を決定する
- 披露宴のプログラム・演出を決める
- 料理・飲み物・引出物・プチギフトを決める
- 引出物を決める
- プロフィールビデオを準備する
- 結婚式BGMを決定する
- 結婚式費用の最終確認する
- 席次表を決定をする
- 結婚式費用の支払い方法を確認する
- ウェルカムスピーチ・新郎謝辞を準備する
- シェービングをする
まとめ
- 結婚式の準備を彼女に任せきりにするのはNG
- スケジュール管理・役割分担と情報共有・コミュニケーションが成功のポイント
- 自分の得意分野で役割分担をすれば、準備も楽しくなる
結婚準備は、彼女と充実した結婚生活を送るために避けては通れないもの。
仕事を抱えての準備は大変かもしれませんが、プロジェクトが成功したら彼女もきっと惚れ直すでしょう。