Lesson1 : ボディジュエリーってなあに?
ボディジュエリーとは、簡単に言うと「素肌に直接キラキラのデコレーションを施すアート」のこと。デザインは自由自在! いわゆるタトゥと違い、身体に傷をつけたり痛みを感じることがなく、まるで身体に直接宝石をつけているかのような美しい仕上がりが特徴です。
日本でボディジュエリーが流行り始めたのは、2010年頃から。
最近では「ボディジュエリー(ボディージュエリー)」や「ダイヤモンドタトゥ」という呼び名が定着してきましたが、実はいろいろな呼び方があるんです。
別名を挙げてみると…「素肌ジュエリー」「プラチナボディジュエリー」「ボディダイレクトジュエリー」「ボディアート」 「アートボディジュエル」「ボディジュエリーアクセサリー」 「3Dボディジュエル」などなど。
「ボディジュエリー」という名前を聞いたことのない方でも、他の呼び名を聞いたことがあるかもしれませんね。
ボディジュエリーの種類や肌の状態等にもよりますが、数日間~1週間ほどであれば、水に濡れても落ちません。反対に「学校や会社があるから、すぐに落としたい!」というときは、市販のクレンジングやアルコール等で簡単に落とすこともできるのも嬉しいポイント。そんな手軽さが人気上昇中の秘密です。
こんなにある!ボディジュエリーのタイプ
ボディジュエリーと一口で言っても、肌に直接アートを描いていくタイプもあれば、フィルム状になったアートを肌の上で組み合わせて仕上げるタイプや何度も貼り直して使える貼り付けタイプのものなど、ボディジュエリーの種類はびっくりするほどいろいろ。代表的なものを紹介すると・・・。
砂絵タイプ
特殊開発のグルー(接着のり)を使って身体に直接イラストを描き、グリッターと呼ばれる、ラメパウダー等で仕上げるタイプです。
スワロやパールでゴージャスに
グルーを使って、スワロフスキーやパールを素肌に直接デコレーションしていくことも可能。砂絵タイプとの組み合わせで、ゴージャス感UP!
エアブラシと組み合わせる吹き付けタイプ
エアブラシで絵の具を吹き付けて、カラフルで透明感や立体感のあるアートに仕上げることもできます。
お手軽!貼り付けタイプ
あらかじめデザインされた貼り付けタイプのボディジュエリーもあります。シール感覚で気軽に使えるのが嬉しいポイント。オーダーメイドも可能です。
繰り返し使える!はがせるタイプ
貼り付けタイプの中には、はがしてまた使うことができるタイプも!スワロフスキーやパールを並べ、レースやグリッター(ラメパウダー)をあしらった、立体的なものもあります。
こんなときはボディジュエリーで差をつけたい!
日本国内で一番ボディジュエリーが活用されているのは、何といってもブライダルシーン。デコルテや背中、首から肩にかけてなど、ドレスのデザインに合わせたボディジュエリーで晴れの日を飾る花嫁が増えています。
新郎新婦ぞれぞれの片手にアートを施し、二人の手を合わせるとイラストが完成する、といったデザインを楽しむことも!
また、ハロウィンやスポーツ観戦、野外フェスなどのイベント時に、ボディジュエリーで気分を盛り上げるのもおすすめ。
肌の露出が増える夏には、水着やお気に入りのサンダルに合わせたボディジュエリーを施す人が増えてきています。着物にボディジュエリーを合わせるというと意外かもしれませんが、浴衣との相性もバッチリ!足元や胸元のボディジュエリーがちらっと覗くとセクシーですよ。
Lesson2:ボディジュエリーってどこにするの?
華やかな「デコルテ」
鏡がないと自分では見えない部分ですが、注目度がかなり高いのが、デコルテと呼ばれる首から胸元にかけて。
花嫁姿を一層ゴージャスに彩るブライダルをはじめ、パーティシーズンのワンポイント、夏のおしゃれに…などなど、初めてボディジュエリーにチャレンジする方がつけやすい部分です。胸元に近いところにつければ、かなりセクシーに!洋服しだいで隠れる部分なので、オンとオフを分けたい方にもおすすめです。
ワンポイントも映える「肩」
デコルテよりも、もっと控えめにしたいという方におすすめ。着る洋服によって夏場でも完全に隠れるので「オフィスでは隠さなきゃいけないけど、プライベートで楽しみたい!」という方も安心です。
セクシーな「うなじ」
野外フェスやライブ、スポーツ観戦やハロウィンパーティなど、気分を上げたいときには、思い切ってうなじにつけてみるのも良いのでは?普段は髪で隠れているけれど、髪をアップしたときに初めて見えるというのも、ドキリとするかも!
初心者から上級者までおすすめ「腕」
大胆な構図で大きく施せば、野外フェスやライブ、パーティなどのイベントで目立つこと間違いなし!
普段のおしゃれに取り入れたい場合は、手首にワンポイントであしらえばブレスレットやバングル代わりになります。
テンションが上がる「手元」
ボディジュエリーのキラキラを自分で見ることができ、目に入るたびにテンションが上がる箇所です。
目立つ分、イベントにはぴったり。学校がお休みの期間なら、お子さんに入れてあげても喜ぶのでは?
ブライダルシーンや親子で、それぞれの片手にモチーフをあしらい、二人合わせてイラストが完成するというのも、スペシャルな想い出になるはず!
夏にぴったり「足」
素足を見せることの多い夏場におすすめ!サンダルや浴衣に合わせるとおしゃれです。
洋服によっては、完全に隠れるので、会社勤めの方やオンとオフを切り替えたい方も、気軽にお試しを。
目立ちたいときに「顔」
イベントやパーティ、ステージで目立ちたいときは、思い切って顔にボディジュエリーを!砂絵タイプなら汗をかいても心配ないので、スポーツ観戦のときにもおすすめ♪
ここぞというときは「背中」
ポップでカラフルなデザインなら、野外フェスやライブ、ビーチなどで元気に弾けたいときにおすすめ!
シックなデザインやモチーフなら、ウェディングドレスに合わせてぐっとリュクスな雰囲気に仕上がります。デコルテと組み合わせても素敵。
ちら見せでセクシー「腰」
肌の露出が増える夏にぴったり。短めトップスとパンツの間からちらっとのぞかせたり、ビキニに合わせるとおしゃれ。ポップに仕上がるのにタトゥには抵抗がある方も気軽にトライ!
水着と合わせたい「ヒップ」
ヒップに入れて、ビーチで目立っちゃいましょう!
好きな色やデザインを選んで、お気に入りの水着とコーディネートすれば、テンションUP!
Lesson3:ボディジュエリーってどんなデザインがあるの?
女子の定番!ハートとリボン
小さくワンポイントとして入れれば、日常使いに可愛く!大きなモチーフにすれば、エレガントにも大胆にもなり、ブライダルにも使えちゃう万能柄。つた柄と組み合わせたり、スワロフスキーやラインストーンを散りばめれば、一層華やか♪
ぐるっと一周で、アクセサリーがわりに
手首や首にぐるっと施すと、まるでブレスレットやネックレスをつけているみたいに見えて、フェイクアクセサリーとして、オフィスでも悪目立ちしないデザインに!ペンダントトップの場所にスワロフスキーを置いて、キラリと。
大人気!蝶やフラワーのモチーフ
デザイン次第でワンポイントにもゴージャスにもなる定番柄が、お花や蝶々。黒い縁取りで入れれば、ロックテイストに。白い縁取りで入れれば、ブライダルにぴったりの上品なテイストに。椿や桜などを和装に合わせても素敵!
ロックにも上品にもなる♪天使、十字架、星
天使や十字架、星や鍵も、使うカラーによってロックテイストにも上品にもなるモチーフ。背中のあいたウェディングドレスに合わせて、天使の羽をあしらってもキュート。
猫にイルカに…動物モチーフ
猫やイルカやうさぎ、鳥や鹿や龍など、好きな動物をワンポイントに入れても可愛い★ キッズのワンポイントにクマを入れたり、背中に龍をあしらってダンスイベントの衣装と組み合わせたり!
大好きなキャラといつも一緒!
子どもに限らず大人だって、大好きなキャラがいつも自分と一緒にいてくれたら、思わず笑顔になっちゃうはず。
なかなかアクセサリーや洋服にはないキャラでも、ボディジュエリーなら実現できちゃう!
イニシャルやオリジナルデザインもOK
ブライダルで二人のイニシャルを入れたり、マタニティフォト用に生まれてくる子どものイニシャルを刻んだり。 絵心があれば、デザインの持込もOK!絵が描けなくても、お店に相談すれば完全オリジナルが実現するかも?
Lesson4:ボディジュエリーってどういう種類があるの?
砂絵タイプ
肌に塗っても大丈夫な特殊開発のグルー(接着のり)を使って、身体に直接イラストを描き、グリッターと呼ばれるラメパウダーで仕上げる方法。
砂絵を描くときと同じ要領で、グルーで描いたイラストにラメパウダーをかけてよくなじませ、粉を払います。そうすると、素肌の上にキラキラとしたアートが現れるのです♪
スワロやパールでゴージャスに
グルー(接着のり)を使って、スワロフスキーやパールやラインストーン等を素肌に直接デコレーションしていくこともできます。砂絵タイプとの組み合わせで、キラキラ度もゴージャス感もUP!
エアブラシと組み合わせる吹き付けタイプ
ステンシルと呼ばれる型を身体に置いて、その上から身体用に開発された特殊な絵の具をエアブラシで吹き付ける技法。多色使いを楽しんだり、グラデーションで透明感や立体感のあるアートに仕上げることもできます。ラメパウダーやスワロフスキー等と組み合わせることで、インパクトのあるアートに!アザやタトゥーを隠すことも可能。
貼り付けタイプ
シールを貼るような手軽さで、素肌に貼り付けて使うボディジュエリーです。ラインストーンやパール等のパーツを組み合わせながら貼るタイプもあれば、あらかじめ蝶やフラワー等がデザインされたタイプもあります。
いくつかのデザインを組み合わせて、手軽にオリジナルデザインを楽しめるのも嬉しいポイント。オリジナルデザインのオーダーメイドが可能です。
はがせるタイプ
貼り付けタイプの中には、はがして繰り返し使うことができるものもあります。スワロフスキー等のラインストーンやパールを並べたり、レースやグリッターをあしらった、立体的な3Dタイプは「お手軽なのにゴージャス」な優れもの!
繰り返し使うものだけに、医療用素材を使用するなど素材にこだわったものが多いのがポイント。
オリジナルデザインのオーダーメイドが可能なので、ブライダル用に自分だけのボディジュエリーを注文する花嫁が急増中♪
金箔タイプ
素肌に直接貼るために研究開発された、金箔やプラチナ箔のシートで素肌を彩るボディジュエリーです。
純度が高く作られているので、ゴージャスながらも品の良い仕上がり♪
スワロフスキー等のラインストーンと組み合わせても、一層エレガントになります。
Lesson5:ボディジュエリーってどうやって落とすの?
砂絵タイプの場合
用意するもの:ボディソープ、クレンジング(普段お使いのものでOK!)
取りにくいとき:輪ゴムを3~4本、ガムテープ
場所:浴室がおすすめ
※お風呂に入れないときは、蒸しタオルを3~4分ボディジュエリーの上からあてておく
①ボディジュエリーを施したアート部分を、ボディソープで円を描くように数分間洗い、お湯で流す。(取れやすくなっているときは、この時点で落ちる!)
②タオルで拭いた後、さらにクレンジングを使って円を描くように洗い、お湯で流す。
③それでも落ちにくいときは、輪ゴム3~4本を巻きつけた指でアートをこすりながら洗い流す。(輪ゴムをアートの上で転がすように)
④グリッターと呼ばれるラメパウダーの粒子が残った場合は、タオルで拭いた後、ラメパウダーをガムテープでペタペタ押さえて取ると取れやすい!
⑤それでも取れない場合は、指先でアートを転がすようにしてはがしながら、まとめる。(ベタベタするシールの粘着のりを指の腹で転がすときと同じように)
※どうしても落ちないときは、無理に落とそうとせず、時間をおいてからもう一度試す。(湯船に入ってから落とすと落ちやすい♪)
スワロやパールがついている場合
基本的には、砂絵タイプと同じ!
ただし、ボディソープで洗っているときやクレンジングで落とす際、スワロやパールをつまんで取れる場合は、先にスワロやパールを指でとっておく。
エアブラシと組み合わせる吹き付けタイプの場合
基本的には砂絵タイプと同じ!
砂絵タイプ①~②の手順を行っても落ちにくい場合は、70~100%のアルコールで、エアブラシを使ったアート部分をふき取るのがおすすめ。
貼り付けタイプの場合
基本的には砂絵タイプと同じ!
はがせるタイプの場合
指でつまんではがすだけ!粘着力が弱まらないように、接着部分はふいてからしまう。
金箔タイプの場合
基本的には砂絵タイプと同じ!
Lesson6:ボディジュエリーってどこでできるの?
専門サロンに行く
ボディジュエリーの専門サロンは、年々増えています!マンションの一室などを使って看板を出していないところも多いので、あらかじめ近くのサロンを検索しておきましょう!
ネイルケアとボディジュエリーの両方を行っている個人サロンも多いのがポイント!
美容院の併設サロンに行く
ネイルケアと同じように、美容院でボディジュエリーを行っているところも多いので、カットのついでにイメージチェンジをしてみるのもおすすめ!
イベントに行く
お祭りやイベント等にボディジュエリーのブースが出ていることも!サロンに行くよりも気軽に体験できるので、見逃さないで★
通販で買う
貼り付けタイプやはがせるタイプなら、気軽に&リーズナブルにボディジュエリーを試せます。 価格は高くなりますが、自分だけのオリジナルデザインに対応しているところもあるので、ぜひ気軽に相談してみて!
ブライダルに華を添える
ブライダルメイクのオプションとしてボディジュエリーを扱っているところが多数!今やブライダルボディジュエリーは、ブライダルネイル同様、花嫁のドレスアップに欠かせないアイテムとなりつつあります。挙式を控えている花嫁は、ウェディングプランナーやドレス取扱店、メイクアップアーティストに相談してみると良いですよ!
自分でやってみる
ボディジュエリーのスクールや資格も増えています。興味を持った方は、チャレンジ!
15年以上ブライダルエステ専門サイトを運営する、ブライダルエステナビの編集長です。全国のエステサロンさまとお付き合いするなかで得られた、花嫁美容にまつわるお役立ち情報やお得情報をご紹介します。
https://www.bridal-esthe.com/scoop/