結婚式当日は、指の先まで美しくありたいもの。女性らしいネイルで華やかさをプラスしましょう。今回は、ブライダルネイルの方法と、それぞれのメリット・デメリットと注意点を紹介します。

ジェルネイル

ジェルネイルとは、「ジェル」と呼ばれる粘液状の合成樹脂でできた液体を爪の表面に塗り、UVライトまたはLEDライトを当てて硬化させる方法です。

・もちがよく、アートが自由自在。強度があるため爪を伸ばしたい人にもおすすめ

大変発色がよくはがれにくいのが特徴で、ライトで硬化させると3週間ほどツヤツヤ・ぷっくりとした綺麗な状態をキープできます。何度も塗布→硬化を繰り返すことで、柄を描いたりストーンをのせたりとアートが自由自在。爪をデコレーションしたいときにはぴったりの方法です。また硬化後のジェルネイルは強度があるため、簡単に折れることはありません。挙式に向けて手を美しく見せるために爪を伸ばしたい人にもおすすめです。

・自分ではすぐにオフできないので、ネイルNGの仕事の人は要注意

ジェルネイルは通常、ネイルサロンなどで技能検定試験を受けたネイリストによる施術を受けます。自分でジェルとライトを購入すれば、セルフジェルネイルをすることもできますが、仕上がりの美しさやもちは、サロンよりかなり劣ります。
一色使いのシンプルなネイルならば4,000円前後で受けられますが、凝ったデザインを注文すると8,000円前後の予算が必要です。また、一度ジェルネイルをつけると、オフする時もサロンに行く必要があるので、お仕事の関係などで結婚式の前後はネイルできない人にはおすすめできません。

ネイルチップ

爪の形のチップにジェルネイルやマニキュアなどで好きなデザインを施し、専用の接着材で爪につけるネイルチップ。

ネイルチップ

・取り外しが簡単!結婚式の思い出としてチップをとっておけるのも嬉しい

取り外しが簡単なのが特徴で、結婚式当日にヘアメイクと着替えを済ませてから最後に装着すれば、直前まで自爪で過ごすことができます。式が終わったらすぐに外すことができるので、次の日からネイル禁止のお仕事があっても安心。お色直しの時に爪もドレスや着物のデザインに合わせて一緒にチェンジすることも可能です。爪の形が悪いなどの場合でも、チップをつければ綺麗にカバーできるのも嬉しいポイント。また、挙式の思い出として、ネイルチップを保存しておくことができることができるので、ジェルが主流になった今でも花嫁さんの間では人気があります。

・外れやすいので挙式中は注意!チップ作成・お直しにも時間がかかるので余裕を持ってオーダーして

ネイルチップは、爪のカーブや大きさに合っていないと外れやすいのがデメリットです。弱い衝撃でも外れてしまうことがあるので、グローブの着脱など、挙式中も常に指先に注意を払わなければなりません。
ネイルサロンでオーダーする場合、事前にカウンセリングに行き、自分の爪に合ったチップ選びとデザインのオーダーを行います。その後2週間ほどでサロンに取りにいく流れです。ジェルネイル代に加え2,000円~4,000円程チップの料金がかかります。コストを抑えたい場合、自分でチップを購入して、セルフでチップを作る方法もありますが、慣れていないと難しいのでブライダルにはおススメできません。
ネイルチップ完成までに時間がかかり、取りに行った後にお直しを頼む場合にはさらに日数が掛かりますので、時間に余裕を持ってオーダーする必要があります。

マニキュア

市販のマニキュアを爪に塗る方法。

 

・セルフで簡単に塗布・オフできる

好きな色味を手軽な値段で購入でき、塗り方も簡単です。除光液で簡単に落とすことができるので、ネイル禁止のお仕事が控えている場合でも安心です。

・すぐ剥げてしまうので直前に作業する必要あり。セルフで華やかなアートは難しい

普段からマニキュアに慣れていないと綺麗に塗ることができませんし、早いと2~3日で剥げてくるので直前に作業しないといけません。アートなども自分でするのは難しいため、ブライダルで華やかな指先にしたい場合にはおすすめできません。ネイルサロンによっては、ジェルネイルの代わりにマニキュアでアートを施してくれるところもあります。どうしてもアートがしたい場合には検討して。