2月に結婚式を挙げるなら知っておきたい5つの注意点と防寒対策を紹介
寒さが厳しい2月のウェディングは、「ゲストに非常識だと思われるのでは…」「大雪が降ったらどうしよう」と、ついつい避けてしまいがち。
ですが、何かと忙しい年末年始や年度が変わる3月、4月に比べてイベントが少ない2月は時間に余裕がある人も多く、意外とウェディングの狙い目シーズンなんです。
ウェディングの閑散期でもあるため、フェアなどで費用が安く抑えられるところも見逃せないポイント。希望の日程に予約が取れることも多く、「大安の日に挙式したい」といったこだわりのあるカップルにもおすすめです。
とはいえ、寒さが厳しく足元も悪くなりがちな時季ですから、十分な準備は欠かせません。
そこで今回は、2月に結婚式をするなら知っておきたい4つの注意点と、防寒対策について解説します。
この記事のポイント!
- 2月の結婚式を検討中のカップル向け
- 2月の挙式ならではの注意点がわかる
- やっておきたい防寒対策がわかる
- 2月ならではのおすすめ演出もチェックできる
2月に結婚式を挙げるなら気をつけたい4つのポイント
2月の結婚式は、
- ゲストへのおもてなしの仕方
- 早めの準備
- 季節を感じさせる演出
- 服装への配慮
が重要なポイントです。ひとつひとつ見ていきましょう。
1.費用を安く抑える代わりにゲストに手厚いおもてなしを
ウェディング閑散期である2月は、お得なフェアや割引を活用すればハイシーズンよりもずっと安く費用を抑えることができます。
そこでおすすめしたいのが、費用が浮いたぶん、ゲストへのおもてなしにお金をしっかりとかけること。
結婚式のイメージは、料理や引出物のクオリティーによって大きく左右されます。ハイシーズンには手が出せない高めのコース料理や豪華な引出物を選びましょう。
寒い中わざわざ足を運んでくれたゲストに感謝の気持ちを込めて、最大限のおもてなしをしてくださいね。
また、人気の日取りである「週末の大安日」でも比較的リーズナブルに挙式できるところも2月ウェディングのメリットです。せっかくですから参加しやすい日時に開催して、ゲストに気持ちよく参列してもらいましょう。
ちなみに2019年の2月は、9日の土曜日が大安です!
2.悪天候の可能性をふまえて招待状は早めに!交通手段の確保も
2月は、地域によっては大雪で移動が困難になる可能性も否めません。
とくに参列して欲しいゲストには、あらかじめ出席できるかどうか問い合わせをしておいたほうが無難です。
招待状も早めに送り、交通機関の予約が取りやすいように配慮しましょう。
結婚式の2ヶ月から3ヶ月前に招待状を送ると、ゲストにとっては予定が立てやすくなり、新郎新婦にとってはゲストの欠席連絡が来ても他のゲストに声がかけやすくなります。ウェディングプランナーに依頼すると、この時期に招待状を送れるようにプランを立ててくれるでしょう。
高齢の方や小さなお子さん連れの方などは交通手段の確保が大変ですから、送迎バスを手配したり、万が一のときのためにタクシーなど緊急手段も用意しておいたほうが親切でしょう。
また、できるだけ駅の近くなど、アクセスのいい会場を選ぶことも忘れずに。
3.ゲストの服装にも配慮を!カジュアルウェディングもあり
冬の結婚式に招かれて困るポイントが、ドレスや靴選びです。
せっかく用意したいい靴が雪で汚れてしまったり、クロークにコートを預けた後で寒い通路を通らなければならなかったり…といった苦労をかけないためにも、当日の流れをよくシミュレーションしておきましょう。
会場までブーツで来るゲストもいるでしょうから、着替えのスペースを用意しておくと親切です。もしくはゲストが服装に困らないよう、「カジュアルな服装でOKです」など、ドレスコードを事前に伝えておくと安心して出席してもらえます。
厳しい家柄でなければ、一般的に結婚式ではNGとされているファーアイテムを式場ではOKにするなど、特別ルールを設けてみてもいいかもしれませんね。
4.バレンタインや雪をテーマに、冬ならではの演出を
せっかく人と被りにくい2月に結婚式をするなら、季節感たっぷりのユニークな演出をしてゲストの思い出に残るウェディングにしましょう。
2月は楽しいイベントが盛りだくさんですから、たとえばバレンタインデーにちなんでチョコレートを用意したり、ハート型のデコレーションにしたりすると季節感が出ます。
節分を意識した和テイストのコーディネートもおすすめです。2月なら和装でも暑苦しくないので、花嫁さんも快適に過ごせますね。
また銀世界をテーマにした会場づくりやイルミネーション、寒い時季にはとくに映えるキャンドルの演出を楽しめるのも、この時期ならでは。
冬は空気が澄んでいるので、夜景がきれいな会場を選ぶのもおすすめですよ。
会場を彩る装花は、冬場ならシックなものが季節感を出せていいでしょう。バラとカーネーションで赤みを出しながらも、真っ白いトルコキキョウで対比させれば落ち着いた雰囲気の中にお祝いモードを演出できますよ。
枝や深い緑色の葉で周りを縁取れば、モダンな要素も取り入れられます。
ゲストに「冬の結婚式も素敵ね」と思ってもらえるような、スペシャルな演出を心がけましょう。
5.ドレスやアクセサリーはバレンタインを取り入れて2月らしさを
2月と言えばやっぱりバレンタイン。一風変わったドレスで個性的な結婚式にする方もいます。
新郎新婦揃ってブラウンのドレスとジャケットなら、チョコレートのような甘い雰囲気が出せていいですね。深みのあるワインレッドを差し色に使ってもおしゃれです。
白いウェディングドレスを着る場合でも、ブラウンのアクセサリーを身につければバレンタインらしさが出ますよ。
アクセサリーでおすすめなのは人気ブランドQ-pot.のウェディングシリーズ。お菓子をモチーフにしたリングなどのアクセサリーが多数取り揃えられています。
予約しなければ手に入らないティアラの上部にはチョコレートが飾られており、思わず食べてしまいたくなるような美しさがとても魅力的!
また、ブーケも工夫次第でバレンタインらしさを表現できます。
ロリポップキャンディーを束にして太めのリボンで結べば、キャンディーブーケの完成。かすみ草など脇役の花を添えても可愛らしいですね。
色とりどりのマシュマロをくっつけてお花のように仕上げればポップでキュートなブーケに。ふんわりとしたブーケが出来上がります。
寒い日の挙式でも温まる!おすすめの防寒対策を3つご紹介
2月のウェディングで注意したい5つのポイントをご紹介しましたが、一番大切なのはやはり防寒対策。ここからは、防寒対策の方法をご紹介します。
1.開式までの待ち時間はホットドリンクでおもてなし
寒いなか来てくれたゲストへの感謝を込めて、待合スペースにはホットドリンクを用意しておきましょう。
ホットココアなど、2月にぴったりの温かい飲み物があるといいですね。
また受付に使い捨てカイロを用意しておいたり、式場にストーブを置いたりして式の最中も寒くないように最大限配慮しましょう。
ブランケットを膝にかけるだけでも寒さはずいぶん軽減されますから、人数分準備しておくと安心です。
2.屋外への移動はできるだけ避ける!コート受け渡しのタイミングも注意
屋外でゲスト全員が集まった記念撮影を取るのは結婚式の定番ですが、寒い2月にはやはり避けておいた方が無難です。
どうしてもやりたい場合は、全天候対応の中庭などがある会場を選びましょう。
もし、「ゲストに屋外のイルミネーションを見てもらう」などのサプライズ演出を用意したい場合は、コートの受け渡しの段取りをしっかりと確認しておきましょう。
風邪などを引く出席者が出ないよう、ゲストファーストの姿勢が肝心です!
3.食事はやっぱり温かい食べ物で!
披露宴でのお食事には、煮込み料理など体の冷えを取る料理を出してしっかりと温まってもらいましょう。
ホットワインなどのアルコールを特別に用意するのもいいですね。デザートにホットチョコレートというのも、季節感があっておしゃれです。
2023年、2024年の2月に挙式するならこの日取り!
六輝 | 日付(2023年) |
---|---|
大安:終日吉 | 1(水)、7(火)、13(月)、19(日)、23(木・祝) |
友引:午前、夕方、夜は吉 | 4(土)、10(金)、16(木)、20(月)、26(日) |
先勝:午前が吉 | 3(金)、9(木)、15(水)、25(土) |
赤口:午前11時〜午後1時までが吉 | 2(木)、8(水)、14(火)、24(金) |
先負:午後が吉 | 5(日)、11(土・祝)、17(金)、21(火)、27(月) |
2023年のバレンタインデーは赤口かつ平日なので、結婚式の開催はちょっと難しいかも。大安かつ祝日の23日などがねらい目かもしれません。
2024年の日取りも併せて紹介します。
六輝 | 日付(2024年) |
---|---|
大安:終日吉 | 3日(土)、9日(金)、14日(水)、20日(火)、26日(月) |
友引:午前、夕方、夜は吉 | 6日(火)、11日(日)、17日(土)、23日(金・祝)、29日(木) |
先勝:午前が吉 | 5日(月)、10日(土)、16日(金)、22日(木)、28日(水) |
赤口:午前11時〜午後1時までが吉 | 4日(日)、15日(木)、21日(水)、27日(火) |
先負:午後が吉 | 1日(木)、7日(水)、12日(月)、18日(日)、24日(土) |
バレンタインデー当日は大安なので、平日挙式が叶いそうなら、ぜひとも挙式日の候補にしたいですね!次点では、友引で祝日の23日がねらい目でしょう。
まとめ
- 式の費用が安く済む代わりにゲストへのおもてなしにお金をかけよう
- バレンタインなど2月ならではのイベントを取り入れて演出しよう
- 交通手段やゲストの服装には最大限の配慮を
- 寒い屋外への移動は極力避けよう
2月に結婚式を行うのなら、もちろん主役の新郎新婦が風邪などを引かないよう、体調管理をしっかりと行っておくことも大切です。
また事前に天気予報をチェックして、悪天候になってしまった際の対応を式場コーディネータ―と相談しておくとスムーズにいきます。
早めの準備と心のこもったおもてなしで、思い出に残る冬のウェディングにしてくださいね!
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