海外でフォトウエディング!費用・プランから当日の流れまで徹底解説
「美しい海外の国でフォトウエディングを撮りたい!」と考えるカップルが増えてきています。
挙式前はもちろん、ハネムーンも兼ねて海外フォトウエディングを行う人も多く、多種多様なプランが揃っています。
今回は海外フォトウエディングにまつわる基本的な情報をまとめてみました。
海外フォトウエディングの基礎知識
海外フォトウエディングとは、カップルが結婚式の時のようにタキシードやウエディングドレスを着用し、海外で写真を撮影すること。
ロケーションは教会をはじめ、豊かな自然や海外の街並みなど多種多様。
日本とはまったく異なるロケーションで非日常感を味わいながら特別な写真を撮影できるため、近年注目度が急上昇しています。
結婚式とは違う日に別撮りするカップルもいれば、日本で結婚式を行わない代わりに海外フォトウエディングを選ぶという新郎新婦もいたりと、活用方法はさまざまです。
海外挙式とフォトウェディングの違いは「費用」と「手間」
海外挙式との最大の違いは費用と手間の差です。
挙式となると会場の下準備も念入りに行わなければなりませんし、招待客のお迎えや交通費やホテル手配など、費用も手間もかなりかかってしまいます。
一方、海外フォトウエディングは新郎新婦だけ現地に行って撮影すればいいので、手間暇がかかりません。
費用も挙式に比べると圧倒的に安いので、海外挙式より手軽にチャレンジできますよ。
「海外挙式はコストや日程などの関係で難しいけれど、せめて結婚式の雰囲気だけでものこしたい…」そんなカップルたちの願いを叶えるのが海外フォトウエディングです。
海外ロケーション撮影の費用相場は「10万〜30万円前後」
海外フォトウエディングはスタジオ撮影とロケーション撮影の2種類。国内のフォトウエディングと同様ですね。
特に人気の高いロケーション撮影の場合、スタジオ撮影に比べると費用が割高になります。
具体的な費用は撮影場所やプランなどによって異なりますが、スタジオ撮影の場合は約10万円、ロケーション撮影の場合は10~30万円前後が相場となっているようです。
国内のフォトウエディングに比べると若干高めですが、海外挙式するよりはリーズナブルだと言えるでしょう。
ハネムーンで海外に行きたい!と決めているカップルなら、新婚旅行プランに撮影を組み込むのもオススメですよ♪
海外フォトウエディングにおすすめ!ロケーションランキング
1位:ハネムーン旅行にもぴったり!「ハワイのビーチ」で撮影
常夏の島ハワイは日本からの観光客も多く、海外フォトウエディングのロケーション候補として真っ先に名前の挙がる場所です。
真っ青な海と白いビーチを背景に、タキシードとウエディングドレスを身にまとった新郎新婦が思い思いのポーズをとって撮影するというのは、海外フォトウエディングの定番中の定番と言えるでしょう。
そのままハネムーンも楽しめるのでまさに一石二鳥ですね。
2位:歴史情緒あふれる「ヨーロッパの街並み・教会」で撮影
ヨーロッパには歴史のある造形物が数多く存在するほか、街並みや教会も情緒あふれていてロマンティックです。
特別な撮影小物や凝った衣装がなくても写真映えすること間違いなし!定番のビーチフォトとは違ったウエディングフォトが撮れるでしょう。
遺跡や世界遺産なども多いので、インパクトのある写真を撮影したいカップルにはおすすめですよ。
3位:トロピカルな雰囲気で撮影!「グアム」のフォトウエディング
日本でもおなじみの観光地グアムには、フォトウエディングにぴったりのロケーションがたくさん。
トロピカルな雰囲気の中で撮影した後は、グアムでゆったり旅行を楽しむというハネムーンプランが人気です。
ハワイよりも旅費が安いので、ビーチや教会など複数個所で撮影するなど、こだわったフォトウエディングもできそう!
海外フォトウエディングの基本プランとオプション
衣装やデータもセットになった基本プラン
撮影時に着用するウエディングドレスやタキシードのほか、新婦のヘアメイク、撮影した時のデータ、送迎やフォトツアーなどがセットになったプランです。
基本的な内容はすべて盛り込まれているので、基本プランだけでも海外フォトウエディングを行うことが可能です。
こだわりたい人にオススメ!アルバムやブーケのオプションサービス
必要に応じて個別に付加できるオプションサービスです。
サービス内容は業者によって異なりますが、代表的なものとしては撮影データを使用したアルバム作成やDVDの撮影、ブーケの提供、ロケーションの指定、託児サービスなどが挙げられます。
より華やかなフォトウエディングにしたい人、もしくは子連れの人はオプションをつけた方が満足度が高くなるでしょう。
格安で海外ウエディング撮影を行う3つのポイント
費用を安く抑えたい場合、節約するポイントは3つ。
- ロケーション撮影より、スタジオ撮影が安い
- 和装ではなく、ドレスにする
- 衣装は1着だけにする
まず1つ目は、ロケーション撮影ではなくスタジオ撮影にすること。
旅行を兼ねている人にとっては物足りないかもしれませんが、スタジオ撮影にすれば平均で5~10万円ほどお金を節約することができます。
2つ目は、和装ではなくドレスにすること。
和装は衣装代や着付け、ヘアメイク代が洋装に比べて高いので、コストを削減したいなら洋装のみのプランがおすすめです。
そして3つ目は、着用するドレスを1着のみにすること。
衣装が増えればそれだけ費用もかさみますので、基本プランにもともと含まれている1着のみで撮影すると手頃な値段でフォトウエディングを行えます。
海外フォトウエディングの準備から撮影後までの流れ
1. 業者(カメラマン)を探す
海外フォトウエディングのプランを提供している旅行会社に依頼するのがラクチンです。
大手旅行会社の場合、日本とは別に現地に支店を持っています。
国内では最終的な打ち合わせまでを行い、実際の撮影は現地手配したカメラマンやヘアメイクに任せるというパターンが一般的。
業者はいくつもありますので、気になるプランを提案しているところを複数ピックアップし、それぞれ見積もりを取り寄せてみましょう。
価格も大事ですが、プランの中に含まれているサービスなどをよく比較し、料金とプラン内容がきちんと見合っているかどうかを判断するのがポイントです。
2. 打ち合わせを行う
海外フォトウエディングを頼む業者が決まったら、担当者と綿密な打ち合わせを行います。
撮影したいロケーションをはじめ、どんな衣装を着たいか、メイクのイメージはどうか、どのようなポーズで撮影したいかなど、こだわりがある部分はどんどん担当者に伝えましょう。
打ち合わせがあいまいだと現地の支店にうまく要望が伝わらず、こちらの意図とは違う撮影が行われてしまう可能性もあるので注意が必要です。
3. 衣装合わせを行う
海外フォトウエディングの肝となる衣装は徹底的にこだわりたいポイントのひとつ。
撮影時の衣装の数はあらかじめ決まっていますが、プランによってはオプションをつけることで追加することもできます。
ただ、海外の業者の場合、日本人の体型や好みに合うドレスが無い可能性もあるので要注意!
用意された衣装にしっくりこないと思った方は自分でドレスを買う、もしくはレンタルして持ち込むこともできます。
4. 現地撮影
国内での打ち合わせが終わったら、いよいよ出国!さっそく撮影に入ります。
着替えやヘアメイクなどはすべて現地で行われるので、時間に遅れないよう出発しましょう。
心配な方は、空港やホテルから撮影スタジオやヘアメイク場所までの送迎も旅行会社に依頼しておくのがオススメ。
また、スタジオ撮影の場合は天候に左右されることはありませんが、ロケーション撮影の場合、悪天候時は中止になってしまうこともあります。
突発的なトラブルに備え、中止になった場合のことをあらかじめ決めておくのも大事です。
撮影は打ち合わせで決めたロケーションを車で巡り、決められた数だけショット撮影を行います。
5. データの選択
撮影した写真を二人で確認し、買い取りたいものを選択します。
データだけもらえるものもありますが、オプションをつければアルバムにしたり、キーホルダーなどに加工してくれる場合もあります。
受け取れるデータの数には限りがありますので、撮影したすべてのデータが欲しいという人は全データを買い取ることができる業者やプランを選びましょう。
6. データの受け取り
業者によっては現地で撮影データを受け取ることができます。
プリントアウトする場合は後日発送となり、だいたい2週間~1ヶ月くらいで自宅に届く場合が多いようです。
データでもらえば自分でプリントアウトして結婚報告や年賀状に使えるので、活用する予定がある人はデータで受け取りましょう。
もちろんデータと写真の両方を買い取ることもできます。
まとめ
- 海外フォトウエディングはの費用相場は10~30万円ほど
- 人気のロケーションはハワイ、ヨーロッパ、グアムなど
- アルバムや撮影場所指定などのオプションプランもある
- 業者選びは複数の見積もりをとって比較検討するのがおすすめ
- 国内で細かく打ち合わせをし、きちんと要望を伝えよう
海外フォトウエディングは手頃な値段で海外挙式の気分を味わえるところが大きな魅力。
出発前の国内で綿密に打ち合わせをしておけば、現地でもスムーズに撮影が進みますので、納得がいくまで準備を重ねましょう。
笑顔で帰国できるような思い出深い海外フォトウエディングになるはずですよ。