レストランウエディングの費用相場を徹底解説!
専門会場やホテルではなくレストランで結婚式を挙げる「レストランウエディング」。
他会場での結婚式に比べて安い費用で挙げられるだけでなく、料理にこだわることができる、アットホームな雰囲気を演出できるといった理由から人気が広がっています。
今回は、そんなレストランウエディングの気になる費用相場を徹底解説していきます。
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ご祝儀制レストランウエディングの費用相場は総額280万円〜310万円
ゲストからご祝儀をいただいて主催する一般的な「ご祝儀制」のレストランウエディングの場合、費用相場は総額280万円〜310万円程度と言われています。
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2017」によると、結婚式費用の平均は総額で354.8万となっていますから、相場よりも安く済んでいることがわかりますね。
参考:『ゼクシィ 結婚トレンド調査2017』株式会社リクルートマーケティングパートナーズ
その大きな理由として、レストランウエディングは「会場使用料が安い」という点が挙げられます。
レストランが会場となるので、ホテルや専門会場とくらべて結婚式に特化した施設設備が整っていなかったり、専門的な知識があるスタッフが在籍していないことが多いため、会場使用料が安く済むことが多いのです。
もちろん、会場となるレストランによっても体制は異なりますので、事前に問い合わせや下見をして確認しておきましょう。
ご祝儀制より良コスパ&予算がたてやすい会費制
一般的にはご祝儀制で行われることが多い結婚式ですが、最近ではさらに安い費用で結婚式を挙げることができる「会費制」のレストランウエディングも人気です。
会費制のレストランウエディングでは、新郎新婦側が一定の金額を「会費」として定め、その費用をゲストからいただくという仕組みになっています。
会費の費用は料理の提供スタイルによっても異なり、次のように設定するのが一般的です。
立食ビュッフェ | 1万円〜1万5千円程度 |
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着席ビュッフェ | 1万円〜1万5千円程度 |
着席・コース料理 | 1万5千円万円〜2万円程度 |
いずれにしても1万円〜1万5千円程度が会費の平均相場のようです。
一方、ご祝儀の平均相場は3万円程度と言われていますから、ゲストへの負担を少なくすることもできますし、一律の費用なので「ご祝儀をいくら包むか」と悩ませることもありません。
新郎新婦側もご祝儀返しの必要がなく、招待するゲストが多ければ多いほど会費が集まりますから、その費用でパーティー費用の大半をまかなうこともできます。
また、費用を抑えることができるだけでなく、会費から事前に総額を計算することができる点もメリットです。
レストランの特徴・利用方法によってパーティー形式は様々
レストランウエディングは、レストランによってパーティー形式は大きく変わりそう。専門会場やホテルで結婚式を挙げる時と同じように、会場選びは大きなポイントになります。
たとえば、一軒家レストランでのウエディングは、自宅にゲストを招いたホームパーティのような和やかな雰囲気に。
ガーデン付きレストランでは、明るい日差しを浴びながら開放的なウエディングとなりそう。
プール付きレストランでは、セレブな気分を味わえるのが魅力的ですね。
レストランの特徴や利用方法をよく調べ、どんなレストランウエディングにしたいか二人でよく相談して、レストランを選びましょう。
料理メニューやグレードによって、費用が変わる
レストランでの結婚式ということで、より料理にこだわることができるのがレストランウエディングの魅力の1つです。
メニューやアレンジの幅が広いので、「おいしい料理」であることはもちろん、新郎新婦にまつわる思い出のメニューや、出身地の名産物を使った料理など、こだわりの料理プランを計画することができます。
また、シェフと打ち合わせをしながらオリジナルのメニューをつくることができるところも多いようです。
ただし、高級食材を使用しすぎたり、メニューへの希望を出しすぎて思いのほか高くなってしまった!なんてことも。
反対に、費用を抑えることを重視しすぎて料理のグレードが大きく下がることもあるようですから、予算をもとに、レストラン側としっかりと相談をしながら決めていく必要があります。
引き出物やドレスの持ち込みOKのレストランならさらなる節約も!
結婚式に必要な費用は、挙式代や会場使用料・料理代のほか、装花代、写真代、引き出物などの演出代も含まれています。
でも、レストランによってプランの内容は様々。プランに入っていないものを追加したり、逆に自分たちで用意できそうなものは省いたりできます。
まずは、下記のリストを参考にイメージしてみましょう。
- 挙式(人前式orキリスト教式など)
- 料理(コース料理、飲み物、ウエディングケーキなど)
- 飲み物
- 設備(会場使用料、音響照明・映像機器使用料など)
- 衣装
- ヘアメイク・着付け
- 装飾・装花
- 司会者
- 印刷物(招待状、席次表、席札など)
- 写真・ビデオ
- 引き出物・引き菓子
- サービス料
レストランウエディングの場合、会場使用料が安いだけではなく、なかには装飾品や衣装、引き出物の持ち込みが可能のレストランや、持ち込み料がかからないレストランも多く存在しています。
そのような会場を選べば、会場使用料だけではなく、装花代や衣装代、演出代も抑えることができ、さらに安く結婚式を挙げることもできますよ。
レストランウエディング費用の内訳例
実際にレストランウエディングを挙げた人の例を見てみましょう。
■ 星付きレストランでのウエディング例(70名)
料理・飲物 | 1,295,000(18,500/1人) |
ウエディングケーキ | 112,000 |
サービス料 | 140,700 |
会場使用料 | 315,000 |
音響使用料 | 36,750 |
挙式 | 126,000 |
会場装花 | 147,000 |
ヘアメイク | 157,000 |
衣裳 | 147,000 |
写真(ビデオ撮影なし) | 155,400 |
引き出物・引き菓子 | 210,000 |
進行管理料 | 105,000 |
合計 | 2,946,850 |
印刷物は自分たちで用意し、ブーケは持ち込み。また、ビデオ撮影は行わないパターンです。
通常は会場側がプロのカメラマンを用意してくれて、会場にお任せするとカメラマン代+アルバム代で10万円以上かかることもあります。
「出席した友人たちが撮影してくれるから」という理由から、撮影を挙式費用に含まないカップルもいるようです。
■ 挙式プランを利用したレストランウエディング例(63名)
プラン基本料(※) | 1,447,000 |
料理・飲物 | 370,400 |
会場装花 | 74,000 |
ヘアメイク | 151,000 |
音響使用料 | 36,750 |
写真・映像 | 120,000 |
引き出物・引き菓子 | 224,070 |
サービス料 | 237,240 |
その他 | 185,897 |
特典割引 | -300,000 |
合計 | 2,946,850 |
(※)会場費、フラワーシャワーなどの挙式演出、司会者、ペーパーアイテム、芳名帳、ウエディングボード、両親へのプレゼントなど込み
レストランウエディングを行っているレストランの多くは、「平日限定プラン」や「シーズン限定プラン」など複数のプランを用意しています。
基本料金よりもお得なプランがあるので、予算重視のカップルは複数の会場を候補にして調べてみましょう。
まとめ
- レストランウエディングの費用相場は280万〜310万円程度
- ホテルや専門会場での結婚式とくらべて安い費用で挙げることができる
- 会費制レストランウエディングはさらに良コスパ&予算がたてやすい
- レストランウエディング最大の魅力である「料理」によっても費用は大きく変動する
- 引き出物やドレスなど、持ち込み可能&持ち込み料不要のレストランならさらなる節約も可能
今回は、レストランウエディングの費用相場をご紹介しました。
うまく利用すれば、費用を抑えながら結婚式を挙げられる「レストランウエディング」。レストランウエディングを行っているレストランの多くは、「平日限定プラン」や「シーズン限定プラン」など複数のプランを用意しています。
基本料金よりもお得なプランがあるので、予算重視のカップルは複数の会場を候補にして調べてみましょう。
このように、レストランによっても料金や設備、料理など幅広くなっていますので、会場選びはもちろん、重視したいところや譲れないポイントなどを新郎新婦のお2人でじっくりと考え、素敵なレストランウエディングを挙げてくださいね。