結婚式のテーマカラーを決めよう!色別の印象まとめ
結婚式の会場や衣装の色は、全体の雰囲気を左右する重要なポイント。
コーディネイトを考えずに好きな色ばかり選んでいると、ごちゃごちゃした印象になったりすることも。
そこで、今回は、結婚式と披露宴のテーマカラーと、色が与える印象についてご紹介します。
結婚式と披露宴のテーマカラーの決め方
新郎・新婦の好みが大いに反映される点ではありますが、まずどんな印象の結婚式、披露宴にしたいか考えます。
こんな印象にしたい!というのがパッと思い浮かばない場合は、自分たちを一言で表すとどんな言葉が思い浮かぶか、付箋に書き出して大きい紙に貼っていきましょう。
また、どんな風に思われたいか、理想の姿を表す単語を並べていきましょう。
新郎新婦で好みが合わない!ということは往々にしてあるのですが、何も共有するものが無い二人が一緒になるわけがありません。
何かしらキーワードは見つかるものです。付箋はできるだけたくさん用意して、思いつく言葉は多ければ多いほど良いです。
どんな印象にしたいか決めよう
さて、キーワードが増えてきたら(何個でもいいのですが、20個くらいあれば十分です)一旦休憩して、どんな色が似合うか、色に結びつけて考えていきます。
たとえば、可愛い、華やか、幸せ、などに関連した言葉が多ければ暖色系。
もしクール、落ち着いた、都会的、スタイリッシュ、涼しげ、などがあれば寒色系が二人に似合っているのかもしれません。
もちろん、二人に似合う色と、どんな印象の結婚式にしたいかということが直結するわけでは無いのですが(クールな二人が、思いっきりカラフルに華やかな式にしてももちろんOK)、結婚式は人となりが出るものなので、自分たちに似合う色から、どんな印象の式にしたいのか考えると、失敗が少なく済みます。
目から入ってくる色は温感も左右するため、挙式予定の季節を参考にするのもいいでしょう。
王道!やっぱり結婚式は白
まっさらな白は、新しい生活の始まりを予感させる、純粋な色です。
花嫁衣装も白なので、結婚式にはよく使われる色ですし、間違いが無いですが、あまりにもよく使われるので良くも悪くも一般的すぎて、個性を出したい方にとっては少々物足りないかもしれません。
ただ、結婚式には様々な方がお見えになりますし、料理の色とも喧嘩しないので、何を選んだらいいかわからないときは白がいいでしょう。
爽やかな緑
緑色は、生命力を感じさせるパワーのある色ながら、どんな方にも好かれる色です。男性にも、女性にも似合います。
緑色が似合う季節は、春〜初夏。春〜初夏のウェディングには、緑をテーマにした結婚式が増えます。
「爽やか」「安定」「調和」「リラックス」「穏やか」「自然な」などといった言葉が似合います。
自然や植物が好きな二人にはお似合いですし、会場の装飾にも植物が使いやすい色合いです。
同じ緑でも、深い緑はより落ち着いた印象、黄緑は若々しい印象になります。
情熱的な赤
赤は、情熱的であり華やかさのある色。お祝い事には古来から使われている色ですし、おめでたいという印象が強いです。「活動的」「華やか」「愛情」といった言葉が似合います。
ただ、赤は目を引く色なので、赤一色で会場を統一するとゲストはちょっと疲れてしまうかもしれませんね。
赤は全体の2割くらい、リボンや小物、装飾のバラ、ドレス、新郎のチーフなどに使い、その他はすべて白で統一するくらいでちょうど良いバランスになります。
季節でいうと、暖色である赤は暑い印象があるので、冬の挙式にぴったりです。
落ち着いた青
青は都会的で洗練された印象を与えます。青は涼しい印象のため、暑い季節の挙式に人気の色です。
聖母マリアを象徴する色は、深い青で、神聖な印象を与えます。
おしゃれな結婚式をしたいときは、青色を検討してみましょう。
ピンクは色合いを選んで
可愛らしさのあるピンク。出席者の方には、あふれる幸せ感をお持ち帰りいただける色です。
ただ華やかなピンクを使いすぎると、ちょっとうるさい印象になってしまうので、差し色程度に使うか、ベージュ系のピンクだと、落ち着きや優し気な印象も演出可能です。
パープルで優雅に
紫は格式高い印象の色です。古い時代、紫の染料が手に入るのは、高貴な人に限られていました。
結婚式を「優雅」「落ち着き」をキーワードに演出したいときは、パープルを使うと上品な印象になります。
使いすぎると重々しい印象になるので、青と組み合わせたり、白をメインにしてパープルを入れたりすると、若々しさもプラスできます。
まとめ
色によって、印象はかなり変わりますね。二人に似合う色、会場演出のキーワードをもとに、結婚式・披露宴のテーマカラーを決めましょう!