結婚に向けて同棲を始める前の、10の心得
結婚を考えている二人が、結婚する前に同棲を検討することがあります。
同棲にはメリットも多いですが、通常の結婚生活と違って、自己責任が重視されるものでもあります。
今回は、男女ともに楽しく同棲生活を送れるよう、同棲前に確認しておきたい10個のポイントをご紹介します。
1.結婚しないままダラダラ…を阻止!同棲生活の期限を決める
一番重要なポイントです。同棲生活は、結婚前のお試しとして始めるカップルが多いのですが、いざ同棲生活が始まってみると、なかなか結婚に踏み切れなくなってしまうカップルも多いのです。
男性にとっては、好きな人と一緒にいられて、炊事もしてもらえて、なおかつ結婚生活に必要な責任は負わなくて良いのですから、なかなか結婚しようと思えなくなってしまうようです。
女性側にも、何のために同棲を始めたのか、目的を見失ってしまう人もいます。
そんなことにならないように、最初にいつまで同棲生活を送るのか、きちんと決めておくことが必要なのです。
2.最初が肝心!金銭管理を話し合う
金銭の負担でもめてしまうというケースが多発しています。
結婚する時も同じなのですが、二人の共同生活を営んでいくわけですから、自分の収入が全て自分の思う通りに使えるわけではありません。
収入が多い方が、家賃や光熱費などを負担し、少ない方(多くの場合女性)が家事を負担することが多いようですが、二人分の家事は思ったよりも負担が多く、不満をためてしまう女性もいるようです。
お金をどのように負担するのか、負担が少ない方は何で補うのか、きちんと話し合っておきましょう。
3.二人とも料理を作れるようにしておく
実際にする機会が多いかどうかに関わらず、家事は両方ともができるようにしておきましょう。
実家に住んでいる人の場合は、この際家事の仕方を教わるといいでしょう。
家事を片方が担当することになっていても、病気などでできなくなることは十分にあり得ます。
4.彼のルーツを確認!相手の家族に挨拶をする
同棲前に相手のご家族に挨拶をしておきましょう。家族の反対にあってしまったら、まだ同棲には早い時期なのかもしれません。
また、挨拶に行く時はできれば彼の実家を訪ねましょう。彼がどんな環境で育ってきたのか知ることができます。
5.自分のために!一人の時間も楽しめるようにする
同棲すると、一人になることはなさそうに思えますが、実は違うのです。
同棲相手といっても、全てを理解し、付き合ってくれるわけではありません。
なんでも同棲相手と一緒に行動しようとすると、重たく思われてしまうこともあります。自分一人でも、時間を楽しめるようになりましょう。
6.相手の怒るポイントや、怒り方を知っておく
同棲生活には喧嘩はつきもの。喧嘩した時、彼はどんな怒り方をしますか?理詰めで静かに怒るでしょうか?
また、怒る時は人の本性が出やすいタイミングです。よく観察しましょう。
もちろん、彼の怒りポイントをうまく避けたりかわしたりするテクニックを身に着けることも大切です。
7.トラブルのもとに…前の彼に関連したものを捨てる
うっかり見つかって困るものは全て捨てましょう。
彼も前の彼女の写真などを持っているかもしれません。もし、気になるようであれば事前に捨てて欲しいと頼んでみてください。
お互いに、心がざわつくものは持たない方が安心です。
8.1人契約になっていない?同棲先の部屋の契約を確認する
彼や彼女の今住んでいる部屋にもう片方が住む場合、契約上「一人用の部屋」になっていないか確認してください。
一人用の部屋に二人住むのはトラブルの元になるため、NGです。
同棲を始めたら、大家さんにもきちんと報告しましょう。
9.無駄買い防止!部屋のコンセプトを決める
どんな家具をおきたいか、お互いの好みを合わせておくといいでしょう。
アジア風の家具を置こう!と二人で決めておけば、合わないものを買ってくるリスクを減らせます。
10.緊急連絡先など、もしもの時の事についても話し合う
もし、妊娠したらどうしますか?もし、片方が事故にあった時、どこに連絡したら良いですか?もし、相手が不慮の事故や災害で亡くなってしまった時は?万が一のことは十分に起こり得ることです。
事前に対応を決めておきましょう。できれば、書面にして残しておくと確実です。
同棲生活に話し合いは必須!面倒くさがらず向き合って
同棲は、結婚と違って法律的な結びつきがありません。全て自己責任で、男女が共同で生活するというものです。
特に、万が一のことが起きても法律では保護されないため、悲しい結果になることがしばしばあります。
きちんと二人の間で話し合っておくことが、今後の生活の安心にもつながるのです。10個のポイントを押さえて、快適な同棲ライフを送りましょう!