「ありがとう」の気持ちが伝わる!おもてなし披露宴を作る4つのコツ
結婚式は新郎、新婦にとって特別な晴れ舞台です。
主役の2人だけでなく、新しい夫婦の門出を祝ってくれる人たちにも、楽しい時間を過ごしてほしいですね。
豪華な食事や装飾だけがおもてなしではありません。
ゲストのことを考えた対応や、誠実な姿勢がおもてなし結婚式のカギです。今回は、おもてなしの心が伝わる具体的な工夫を4点ご紹介します。
1.参列者との対話を大事にする
結婚式は何かと忙しく、式が終わっても、大勢の参列者と花嫁や花婿が個別に話をする時間は限られてしまいます。
せっかく時間をとって来てくれたのに、対応しきれないと申し訳ないですね。参列者もさびしい思いをしてしまうでしょう。
そこで、新郎・新婦とのコミュニケーションタイムを取り分けておき、自分たちから話しかけに行くなど、式のプランを立てる段階からゲストとの対話を大切にしましょう。
コミュニケーションを大事にした式は、参列者に丁寧さや真摯さ、参列してくださったことへの感謝を伝えられます。
2.席札に一人ひとりに手書きで一言メッセージを
参列者が大勢の場合は、コミュニケーションタイムをとってもなかなか長く話をすることは難しいかも。
ゲストテーブルの席札に手書きのメッセージをそえましょう。
内容はゲスト1人1人違ったものにするのがベスト。「遠くからお越しいただき、ありがとうございます」「来月に○○ちゃんの近所に引っ越すので、また会おうね」「今日は楽しんで行ってね」など、なんでもOK。
作るのに時間がかかりますが、当日に話す時間がたとえ少ないとしても、ゲストに特別感が伝わります。用意に時間が必要なので、何日かに分けて作業を!
3. アレルギーや宗教など、食材に配慮
食事は参列者の楽しみの1つです。新郎・新婦も力を入れるところ。
しかし、食物アレルギーの方にとっては心配の種でもあります。
アレルギーや宗教上の理由などで食材に制限がある方の場合、他の参列者の方と食事を別にする必要があります。
結婚式の招待状の返信ハガキに「お召し上がりになれない食材」の備考欄を設けておくと良いです。
アレルギーのある場合はどの程度まで大丈夫なのか(熱を通してあれば大丈夫など)尋ねておきましょう。
式場によっては食事に配慮が必要な人への対応が個別にできない場合があります。事前に式場のプランナーとよく相談することをおすすめします。
4.妊娠中の方や健康に不安のある方への気配りも忘れずに
参列される方のなかには、妊娠中や小さい子供を連れた方、病気療養中などの体の調子が万全ではない方もいらっしゃいます。
クッションやひざかけを用意するなど、新郎・新婦が工夫をすると喜ばれます。
また式は長時間に渡るので疲れてしまうかも。会場のスタッフに「外へ出たくなったら遠慮なく言ってくださいね」と、声をかけてもらうようにしてください。
またご年配の方のために、文字の表示にも一工夫を。
シニア向けの表示では、文字を大きくすることと行間をとることが重要です。
どんなメニュー表が使われるのか、高齢の方は別の見やすい表が用意出来るかプランナーにたずねてみると良いでしょう。
フリードリンクのメニューは、分かりやすいように席次表にそえて。