【花嫁美容】自宅でOK!セルフお灸でお顔ケア。むくみ・たるみを解消するツボ
結婚式は、たくさん写真を撮られるし、やっぱり一生に一度なので、ちょっとでもキレイな自分で迎えたいですよね。
おうちでの花嫁美容ケアでおすすめなのが「お灸」。短時間でリンパや血液の流れを良くし、新陳代謝を高めるのにピッタリなんです。
お灸の効果とは?
お灸は、ふわふわしている「もぐさ」を丸めたものに火をつけて、身体のツボに乗せ、刺激するアイテムです。
ツボをあたためて、血やいらないものをながすリンパの流れをスムーズにします。
むくみ・たるみは、カラダの血やリンパの流れが悪くなって、いらないものや水が溜まることが原因のひとつ。顔につながるツボをお灸することで、新陳代謝をよくして美肌づくりをサポートします。
オフィスで座りっぱなし、立ち仕事で立ちっぱなしだと、重力でカラダの中の“水”はだんだんと下に溜まっていきます。足はパンパンになるのに、顔はかさかさしてきますよね。
お灸はむくみのひどい花嫁さんにもピッタリです。
お灸は実はハーブの一種!ヨモギパワーで体の調子を整える
お灸の芯の部分にはいっているもぐさは、ヨモギの葉の裏の綿毛でつくられています。
ヨーロッパではハーブの母とよばれるヨモギ。ヨモギの綿毛には、シネオールなどの精油(エッセンシャルオイル)が含まれているため、火をつけるとハーブの香りがします。
おだやかな温熱で「もぐさ」の成分がじんわりと身体に浸透していくので、リラックス効果抜群。
お灸で健康美肌!覚えておきたい基本のツボ
ツボを探すポイントは、キュっとおしてみて“いたギモチいいところ”です。ここに火をつけたお灸を置いたり、お灸シールを貼りましょう。
合谷(ごうこく)
手の甲を上にして、親指と人さし指の間のくぼみの、痛みのあるところ、気持ちのいいところ。まずはためしたい万能のツボです。
肌荒れ・乾燥肌・シミ、スキンケアに取り入れたいツボです。美容にも首から上に効果的。
目・鼻・歯の痛み・肩こり・ストレスなどにもいいと言われています。
三陰交(さんいんこう)
ウチくるぶしのいちばん高いところから、指4本上。
冷え性・肌荒れにいいとされ、女性が覚えておきたいツボです。消化器、肝臓、腎臓に働き、エイジングケアにもいいと言われます。
挙式前のダイエットには、よけいなエネルギーを燃やす、「三陰交」がおすすめです。
東洋医学では、内臓の調子を整え、新陳代謝をよくして、よぶんな脂肪を燃やしやすいカラダをつくっていきます。
足三里(あしさんり)
ヒザのお皿の下から指4本分下にさがった、向うずねの外側にあります。
むくみ、胃腸、足のつかれ、万能のツボです。肩こり、病気予防、体力増強にも。全体的な肌荒れを、内から解消したいときにいいでしょう。
曲池(きょくち)
肘を曲げた時にできるシワの終わるところ(外がわ)。押してみるとすこし痛みのあるところです。
首から肩にかけての血流をよくしてくれて、肩こりの解消におすすめ。ヒジの痛み、パソコン疲れ、歯痛や胃腸もととのえてくれます。
セルフお灸の種類
お灸は、ドラックストアで簡単に手に入ります。
最近は女子向けのキュートなものや、香りが選べるものなど、ビキナー向けのお灸がたくさん。
煙がでないタイプや、火を使わないタイプなど、好みにあわせて選びましょう。
昔からの定番のお灸
昔からよく使われているタイプのお灸はこちら。
●「カマヤミニ(弱)」釜屋もぐさ(写真左)
厳選の国内産もぐさです。
●「長生灸(ライト)」山正(写真右)
使ってみると、温かさはソフトな感じ。もぐさの香りがしっかり感じられます。
●「レインボー」せんねん灸
レトロポップでキュートなデザインのお灸です。土台のシール部分の面積が広いから、倒れる心配もなく安心ですね。
※現在はパッケージのデザインが変わっています
貼るだけOK!火を使わないお手軽タイプ
●「火を使わないお灸 せんねん灸太陽/世界」せんねん灸
火を使わない、貼るだけタイプのお灸。煙もにおいも無いから、オフィスや移動中など、どこでもこっそりできちゃう手軽さが魅力。
一度はじめると、温かさが3時間も続くので、ながら美容にぴったり!少量で買えるのもいいですね。
※現在はパッケージのデザインが変わっています
香りに癒されるお灸
●「はじめてのお灸moxa 4つの香り」せんねん灸
香りにこだわって作られたお灸。「ブーケのかほり」「くだもののかほり」「香木のかほり」「緑茶のかほり」の4種類があります。その日の気分で好きな香りを選べますね。
*せんねん灸・セネファ(株)問い合わせ先0120-78-1009
セルフお灸のやり方
お灸は火をつけてツボに貼っておくだけでOKなので、本を読みながら、テレビを見ながらなど、好きな時にササッとケアできます。
自宅で行うタイプのお灸の底にはシールがついているので、ばんそうこうのように体にペタッと貼れば、お灸が倒れて火傷する心配もありません。
底についているシールをはがして、ライターでお灸の頭に火をつけ、ツボにのせて5分待ちます。
同じツボには1日3回まで。熱い!と感じるときははずしましょう。
火を使わないタイプのお灸もあり、これはツボに貼るだけでOK。