【花嫁美容】挙式前のうっかり日焼けを防ぐポイント
「今年は絶対に肌を焼きたくない!」と思っているのに、いつの間にか焼けちゃう、なんて経験ありませんか?
挙式日が近付いてしまう前に、うっかり日焼けを防ぐポイントをみてみましょう。
挙式まで美白を維持!日焼けを防ぐ5つのポイント
1.日焼け止めはケチらず使う
日焼け止めは安いものもあれば、値段が高いものもありますよね。
すこし高めの日焼け止めを買って、ケチって少量しか使わないのはNG!
適量をしっかり使用することで初めて、日焼け止めの効果が発揮されます。日焼け止めはケチらずに使いましょう。
★クリームタイプ・・・パール玉2粒程度
★ローションタイプ・・・1円硬貨大×2
※紫外線環境保健マニュアル2020より
2.こまめに塗りなおす
日焼け止めは皮脂や汗、服と皮膚のこすれ等で簡単に落ちてしまいます。
朝つけたまま塗り直ししない場合、残念ながら午後はたっぷり日差しを浴びることになってしまいます。
うっかり日焼けを防ぐには、SPFの値にかかわらず、2・3時間おきに塗りなおすのが安心です。朝・昼・夕方と、3回塗りましょう!
3.部屋の中でもUV対策をする
肌をじわじわ老化させる「紫外線A波」は、窓を通りこして室内にも届いてきます。
部屋の中でも紫外線対策をしないと焼けてしまいますよ!
UVカットのカーテンにするか、窓にuvカットフィルムを貼るのがおすすめです。
4.日焼け止め(SPF・PA)は目的に応じて選ぶ
日焼け止めの効果は、SPFとPAという指標で表記されます。UV-Bを防ぐのがSPFで、UV-Aを防ぐのがPAです。
通勤や買い物などの日常生活であれば、SPF20、PA++程度でOK。
屋外で行う軽いスポーツなどは、SPF30~40、PA+++くらいの効果のあるものを。
真夏の炎天下で行うバーベキューや、海水浴、前撮り撮影など、長時間強い紫外線を浴びる環境なら、SPF50+、PA++++の効果の高いものを選びましょう。
5.日傘やサングラスも活用する
外で浴びる紫外線は、身体に直接あたるのが50%、拡散によって浴びるのが50%と言われています。
また、目から紫外線を浴びると、シミの原因となる「メラニン色素」を体内で作るよう、脳にはたらきかけてしまいます。UV加工のサングラスや日傘も忘れずに使用しましょう。
老化の原因?!浴びると怖い紫外線について
紫外線には、波長の届く範囲が異なる3種に分かれています。
- UV-C波:大気層で遮られて、地上には届かない
- UV-B波:多くが大気層に遮られるが地上に届き、皮膚に有害。多く浴びると日焼けや皮膚がんの原因になる
- UV-A波:UV-Bよりは弱いが地上に届く。長時間浴びると日焼けの原因になる。一年中、日の出から日没まで降り注ぎ、曇りの日や室内でも、さほど減らない。
UV-B波は、一度の日焼けでも肌に強いダメージ与えて、目に見えてシミなどを引き起こします。
UV-A波はすぐに炎症を起こしませんが、肌の土台を破壊する「シワ」や「たるみ」の原因としても注目されています。
今すぐ怖いUVB波、後で怖いUVA波
肌には、約4週間でターンオーバーを繰りかえす「表皮」と、その表皮を支えるコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸・水分からなる「真皮」があります。
UV-Bを浴びると、お肌の表面に強い炎症が起きますが、表皮はターンオーバーによって生まれ変わります。
あとあとになって怖いのはUVA波。生まれ変わることができない「真皮」に、じわじわダメージを与えます。
真皮へダメージが及ぶと、ニキビ痕、クレーター、しわ、たるみなどの、治りにくい肌悩みにつながってしまいます。
日焼け止めの選び方
すでにご紹介したように、日焼け止めの効果はSPF(対UV-B)とPA(対UV-A)で表されています。目的に応じて効果を選びましょう。
また、日焼け止めが紫外線をブロックする仕組みは2種類あり、お肌への負担にも違いがあります。
「紫外線吸収剤」と「紫外線拡散剤」の2パターンです。
紫外線吸収剤は、科学反応によって紫外線をブロックします。効果も高いですが、お肌への刺激も強いです。通常の日焼け止めはこちらの場合が多いです。
肌が弱くて心配な花嫁さんは、「紫外線拡散剤」を使った日焼け止めがおすすめ。
日焼け止めの中にパウダー成分が配合されており、パウダーで肌を守ることで、紫外線を物理的にブロックします。お肌に優しい日焼け止めを使いたい人や、日常使いにも。
紫外線拡散剤を使った優しい日焼け止めには、「紫外線吸収剤無添加(フリー)・ノンケミカル」などと書いてあるものを選びましょう。