ブライダルフェアはいつから参加する?式場探しの時期にまつわるQ&A
結婚式場・披露宴会場を決めるために、多くの方が参加されるイベントが、ブライダルフェアです。
ウェディングプランナーとして働いていた筆者の現役時代、ブライダルフェアに対しての相談を数多く伺いましたが、「いつから式場探しをスタートすればいいのか」とお悩みの方は多くいらっしゃいました。
そこで今回は、現役時代に伺った質問を中心にQ&A形式で解説していきます。フェア参加のタイミングを悩まれている方の参考になればうれしいです。
ブライダルフェアは、いつでも&誰とでも参加してOK
ブライダルフェアの参加時期に決まりはありません。参加するために何か条件があるかと問われると、答えはNO。
また詳しくは後述しますが、プロポーズ前で正式に結婚することが決まっていなくても、ブライダルフェアへの参加は可能です。
結婚は決まっていても、日取りなどの詳細が何も決まっていなくてもOK。
新郎新婦ふたりでの参加が主ですが、ご友人同士やご両親と参加したり、お一人で参加したりすることも問題ありません。
また気軽に、彼とデート感覚で参加される方も少なくありません。
Q.ブライダルフェアに行く時期は、挙式何ヶ月前くらい?
A.結婚式の8カ月〜1年前がおすすめ
結婚式の準備期間は、4カ月から半年ほど必要になる事が多いです。
しっかり結婚準備期間を確保することを考えると、結婚式の日取りから半年ほど前を目安に、会場を決めておくことをおすすめします。
逆算してブライダルフェアに参加する時期は、8カ月前~1年前程度を目安にするといいでしょう。(式の日取り希望日は、明確な日付ではなくてもOK)
しかし、たくさんの会場を見学して比較したい、どうしても結婚式の希望日を譲れない、などこだわりがハッキリされている方は、1年以上前からの行動開始がおすすめです。
お仕事やプライべートなどの予定を考慮し、さらにゆったりとスケジュールを組まれるといいですね。
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Q.ブライダルフェアにはいつまでに行くべき?希望日の直前参加もOK?
A.最低でも4カ月前がおすすめ。直前参加も可能です!
ゆっくりと結婚式の打ち合わせを進めたいなら、最低でも4カ月前にはブライダルフェアに参加しましょう。
バタバタと準備が進んでいくのも大変ですから、お二人のご都合を考慮し、できるだけ早い時期からのスタートを心がけると良いかと思います。
とはいえ、お仕事の都合や授かり婚などで結婚式を急ぐ方も多いですよね。
挙式予定日直前にブライダルフェアに参加するカップルも、もちろん式場側は大歓迎です!ご希望の日程に合わせてスケジュールを組み、無理のないように打ち合わせを進めていきます。
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Q.2年前は早すぎ?結婚式の予約はいつからはじまるの?
A.2年半先までなど、予約可能日には決まりがあります
結婚式の予定が2年後・3年後など、早すぎる(予定が先過ぎる)と式場を予約することができない会場もあります。会場が閉館してしまう可能性やお二人の結婚の予定が無くなる可能性も捨てきれないからです。
希望の日程が明確に決まっていても、2年前〜2年半前程度を目安にして、式場探しやブライダルフェア参加を開始するようにしましょう。
その一方で、会場によっては、予約金・前金を支払う正式な契約ではなく、希望の日取りを仮予約として抑えて、とりあえずの申込みだけを受け付けてくれる場合もあります。
どうしても譲れない日程があり、申込み受付前から会場を押さえたい場合は、式場やウェディングプランナーと相談しましょう。
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Q.プロポーズ前や結婚が決まってなくても、ブライダルフェアに参加してもいいの?
A.もちろんOK!プランナーに相談しながら考えていきましょう
ブライダルフェアに参加される時点で、結婚することを決めている方が多いですが、「プロポーズされていない」「明確な結婚の予定がない」という方もいらっしゃいます。
結婚式はする予定でも、具体的な日程が決まってない人でも参加は可能です。
一方、そもそも結婚の予定が全くないという方がブライダルフェアに来ることはあまり多くありませんが、参加は可能です。
会場の雰囲気を肌で感じ、ウェディングプランナーとの会話した中で、結婚を意識したという方もいらっしゃいます。
またフェアに参加したカップルがその様子をSNSなどで発信することで、式場の宣伝にもなります。結婚の予定が全くない場合でも、会場側が参加を拒否することは、まずないでしょう。
Q.結婚式にお得な時期(安い時期)はある?
A.人気の時期(繁忙期)と予約があまり入らないオフシーズン(閑散期)があります
【人気シーズン(繁忙期)】
暑すぎず寒すぎない季節(春秋)は人気の時期です。10月〜11月、3月末〜5月のGW、ジューンブラライドの6月など。この中でも大安の土曜日や、11月22日(いい夫婦の日)は競争率が高いです。
そのため、トップシーズンに結婚式を希望する場合は、1年前を目安に、遅くても8カ月程度前からフェアへの参加を進めていきましょう。
【オフシーズン(閑散期)】
寒い時期(真冬)や暑い時期(真夏)は過ごしにくいことが理由で、オフシーズンになります。7月〜8月、クリスマスを除く12月〜2月は、希望の日程の予約が比較的とりやすいです。
またオフシーズンであれば、結婚式を希望する直前のフェア参加でも、予約が取れる可能性も高くなります。さらに特別な割引きや特典、限定プランなどを設定している事も多いため、よりお得に結婚式を挙げられることでしょう。
Q.割引きを大きく受けられるフェアってある?
A.狙いは年度の締め月に該当するタイミング
会場側からすると、年度の締め月までに目標としている契約件数を確保したい!という思惑があります。
そのため、年度の締め月に開催されるフェアであれば、他の月のフェアよりも少し多めに割引きしてもらえる可能性があります。
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ブライダルフェアに行く前に最低限決めておくべき4つのポイント
誰でも、どんな状況でも参加してOKなブライダルフェア。
デート気分ではなく本気で会場を選びたいとお考えの場合には、これからご紹介する4つのポイントを話し合っておくことをおすすめします。
1)結婚式の日取り
結婚式を「いつくらいに行いたいか」を考えましょう。
お二人の記念日やどちらかの誕生日など、○月○日に結婚式を挙げたいという希望の日取りはもちろん、曜日や時間帯も考えておきましょう。
例)
・2人の記念日である○月○日がいい
・遠方のゲストが多いから、3連休の真ん中の日がいい
・何月でも良いけれど、土曜日の昼間希望
2)招待客の人数
だいたいでかまわないのでゲストの人数を考えておきましょう。すこし多めの人数で考えておくことをおすすめします。
また、フェアへの参加時点で申告した招待人数と、申込み時点での人数が増減することも問題ないため、明確な人数でなくても問題ありません。
3)結婚式の予算
結婚式には多くのお金が必要です。また結婚後は、新居の引越し費用や新婚旅行の旅費も必要になるカップルも多いでしょう。
しかし全てを新郎新婦で負担するのではなく、ゲストからのご祝儀やご両親からの援助も、結婚式費用の一部にすることが可能。
結婚に伴う必要費用を考え、結婚式の予算をだいたいでかまわないので考えておきましょう。
例)
・貯金額から、自己負担額を100万円までに抑えたい
・親からの援助が期待できるので、200万円までは出せる
ポイント!
結婚式費用の平均額
- 挙式、披露宴、披露パーティーの総額の平均:約355万円
- ゲスト一人あたりの料理+飲み物の総額の平均:1.9万円
- ご祝儀の平均:友人3万円、上司3.9万円、親族6.7万円
- 親からの援助額の平均:約188万円
- 新婚旅行費用の平均:61.4万円(2名)
※すべて「ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べ」より出典
4)結婚式のこだわり、譲れないポイント
この他にも結婚式で譲れないことは何か、を考えておくといいですね。
100組のカップルがいれば、100通りのこだわりがあります。自分たちが結婚式を挙げる上で「妥協できないこだわり、理想」を考えてみましょう。
こだわりが明確であればあるほど、結婚式場を絞り込みやすくなります。
例)
・ウェディングドレスは持ち込んででも希望のデザインを着たい
・結婚式の日取りは変えたくない
・予算をあまりかけたくない(かけられない)ので、低コストで進めたい
まとめ
- ブライダルフェアの参加時期は、結婚式の8カ月~1年前がおすすめ
- 早すぎる式場予約は、受け入れてもらえない可能性がある
- 結婚の予定が何も決まっていない段階でも、フェアに参加していい
- フェアに行くまでに4つのポイント「時期・人数・予算・こだわり」を話し合っておこう
ブライダルフェアへの参加タイミングや、ブライダルフェアに参加するまでに考えておくポイントについてまとめました。
具体的に結婚を考えていない場合でも、フェア参加をきっかけに結婚について話を進められたという先輩カップルも多いです。
結婚式のリアルを感じる事ができるので、すこしでも結婚式に興味のあるカップルは、ぜひ参加されることをおすすめします。
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