結婚式の子供ゲストにオススメ!プレゼント選びを元プランナーが解説

結婚式の子供ゲストにオススメ!プレゼント選びを元プランナーが解説

結婚式には、幅広い年齢層のゲストにご参加されます。

中には、ご親戚やご友人が子連れで参加されることもあるでしょう。

お子様ゲストは、大人と違い披露宴の時間が長くなるにつれて退屈と感じることが多いです。

慣れない場所で大勢の大人と過ごし、着慣れていない洋服を着ているのですから、仕方がないことかもしれません。

その退屈をケアできるアイテムが、「お子様ゲストへのプレゼント」です。

かわいいラッピングでメッセージも添えれば、退屈な気分も吹っ飛びますね!

ステキな結婚式だったとゲストに思っていただけるよう、スマートに準備しておきましょう。

お子様ゲストへのギフトは、何歳までに用意する?用意しなくてもいい?

結婚式の子連れゲスト

プレゼントを準備する上で気になることが子供の年齢です。

何歳までの子に用意したらいいのか、悩んでしまいますよね。

元ウェディングプランナーの筆者の経験としては、0歳から小学校低学年までくらいのお子様ゲストにはプレゼントを用意することがおすすめです。

この年齢の子供たちは、集中力も長時間持たない上、比較的参加されることが多いからです。

また、この年齢ではない子供ゲストに「プレゼントを用意しなくてもいい」ということはありません。

お子さんの好きなものや欲しいものが分かる場合、来てくれてありがとう!という意味合いでプレゼントするのもステキですね。

【年齢別】子供ゲストへのプレゼントアイデア集

塗り絵

0歳、1歳、2歳:お菓子の詰め合わせ、おもちゃなど

まだまだ親御さんの手がかかる時期でもある、0歳・1歳・2歳の子供ゲストには、プレゼントは必須アイテム!

すぐ遊べるおもちゃはもちろん、お菓子の詰め合わせは泣きぐずったときに重宝するため、喜ばれるアイテムです。

他にも赤ちゃん用の絵本やシールなどもおすすめのアイテムですよ。

また食べこぼし防止のために、エプロンを用意したりウエットティッシュをお渡しするのも、喜ばれる方法のひとつ。

3歳以上:お菓子の詰め合わせ、ぬいぐるみ、キャラクターグッズなど

3歳以上の年齢になると、ベールガールやリングボーイ、フラワーボーイなどの演出をお願いすることも増えます。

その場合のお返しという意味合いも込めて、プチギフトを用意しましょう。

0歳・1歳・2歳と同じように、おもちゃやお菓子の詰め合わせはとても喜ばれるアイテムですが、3歳以上になると、「男の子は恐竜や車が好き、女の子はディズニーやジブリなどのキャラクターやぬいぐるみが好き」など好みが出てきます。

みんな同じ物を用意してもOKですが、男の子・女の子でアイテムを変えてみることもおすすめです。

キャラクターの塗り絵は安定の人気グッズですよ!

小学校低学年:パズルや迷路など暇つぶしグッズ、子供カメラマン

小学生になっても、低学年であれば3歳〜の子供ゲストが喜ぶプレゼントでも十分喜んでくれます。

それに加えて、文字のパズル迷路、間違い探しなども暇つぶしにもなり人気のグッズです。

文字が読める子も多いため、メッセージも添えるようにしましょう!

また子連れゲスト向けの暇つぶしとして、「子供カメラマン」もおすすめです。

インスタントカメラをお子様ゲストに渡して、披露宴の間中カメラマンとして活躍してもらいます。

子供も楽しめて、暇つぶしにもなりますよ。

小学生~中学生以上:親の引出物にプレゼントをプラス

小学校高学年から中学生以上の子供ゲストは部活などが忙しくなることも多く「親だけ参加」というパターンも増えてきます。

この場合、親御さんであるゲストの引出物に「○○くんへ」とプレゼントを用意するのも喜ばれる演出です。

学校生活で使用しそうな物や、スポーツブランドの文房具などがおすすめですね。

結婚式の子連れゲスト向けプレゼントの相場

お子様ゲストへの品物の金額も気になるポイントですが、子供ゲストの年齢に応じて変更すればOKです。

3歳までくらいのお子さんなら100均で用意できるようなおもちゃでも喜ばれますが、小学生以上にもなると、まかないきれないこともあります。

品物や用意したいアイテムが決まっている場合をのぞき、2,000円程度までで考えるといいでしょう。

プレゼントを渡すタイミングは、披露宴のいつ?

ドレスを着た子供

プレゼントを渡すタイミングも重要です!代表的な方法を3つ紹介します。

1)席に置いておけば、暇つぶしに効果的

子供ゲストの席に、あらかじめプレゼント準備しておくという方法です。

演出のお手伝いがない場合や、食事時間が遅い場合など、披露宴スタート時既に子供ゲストが飽きてしまっている場合などに有効です。

また、挙式時にリングボーイなどで演出を手伝っていただいた場合、お礼としておいておくこともステキですね。

2)演出のお礼(お返し)として渡す

結婚式の人気演出、「子供花束」を披露宴中に予定している場合、このお返しとして新郎新婦から、もしくは花嫁さまからプレゼントをお渡しすることは定番中の定番。

花束を受け取るタイミングで、花束のお礼として子供ゲストへプレゼントを渡しましょう。

このとき、BGMの楽曲にもこだわり、子供ゲストが好きなそうな音楽をチョイスすることも考えてみてくださいね!

3)お見送りの時に、子供用プチギフトを渡す

会場内のゲストをお見送りしていくタイミングで、子供ゲストには大人と違う品物をプチギフトとして用意しておくこともひとつの方法です。

結婚式のあとに宿泊を予定されていたり、遠方のため帰宅するまでに時間がかかりそうな場合におすすめです。

結婚式の子供ゲストに渡すプレゼント選びの注意点

結婚式で子供ゲストにプレゼント

新郎新婦がちいさな子どもと触れ合う機会が少ない場合、プレゼント選びには「喜んでもらえるか?」という視点以外にも注意が必要です。

お菓子の詰め合わせなど、アレルギーは大丈夫?

お菓子をプレゼントにチョイスする場合、アレルギーの対応まで考えることがスマートな花嫁になる第一歩です。

特に子供はアレルギーで食べられないものがあるだけでなく、まだ「食べさせていない」ことも多いもの。

直接伺えれば良いですが、なかなか確認できない場合には招待状を利用し、アレルギーの有無を確認しておくといいでしょう。

それでも心配な場合は、アレルギーであっても食べられそうな物を選ぶか、おもちゃなどの品物にチェンジするといいですね。

本当にそのプレゼントで喜ぶ?

好みや志向がそれぞれ違うとはいえ、本当に「このプレゼントで喜んでくれる?」と立ち止まって考えてみましょう。

好きなキャラクターや今はまっているもの、欲しいと思っているものなどを、親御さんからリサーチしておくことも大切ですね。

まとめ

  • 子供ゲストの年齢に応じた品物がおすすめ
  • 演出のお返しとしてプレゼントを用意しても◎
  • どのタイミングで渡すかも、ゲストの都合を考えて検討して
  • 相場は2000円程度をめやすに
  • お菓子を用意する場合、アレルギーには要注意!

結婚式に子供ゲストが参加する場合に用意するプレゼントについてまとめました。

必ずしも紹介したものや渡すタイミングで子供ゲストが喜んでくれるとは限りません。

進行内容や会場の都合によっても渡すタイミングも異なりますし、品物の持ち込みに対しての注意点は異なります。

担当プランナーさんと相談しながら、ゲスト全員に喜んでいただける結婚式となるよう、準備していってくださいね!

この記事を書いた人
M.K
元ウェディングプランナーのライターです。2012年に自分自身も卒花し、それからはウェディング情報を発信しています。