結婚式(挙式)と披露宴は別日でもOK!費用やご祝儀などの注意点

結婚式(挙式)と披露宴は別日でもOK!費用やご祝儀などの注意点

結婚式と披露宴は同じ日に開催するもの、と考えている方も多いかと思いますが、さまざまな事情で同じ日に開催できないこともあります。

自分たちにあったスタイルで、結婚式や披露宴などのお披露目パーティーを開催することが望ましいですが、挙式と披露宴を分ける場合、費用やゲストの都合なども考慮しながら計画していくことが必要です。

今回は、結婚式と披露宴を別日に開催する場合、どのような事に注意すればよいのかをまとめました!

結婚式の自分スタイルをお探しの方の参考になればうれしいです。

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挙式と披露宴を別日に行うのはアリ?

結婚式の予定

ゼクシイ結婚トレンド調査2018調べによると、「挙式と披露宴は同じ日だった」と回答したカップルが95%

多くの方が、挙式と披露宴は同じ日に開催しています。

しかし、別日に開催することはもちろんOK!

ホテルや結婚式場でも、挙式だけのプランはもちろん、披露宴や1.5次会、食事会だけのプランも用意しています。

それだけ需要があるということでもあり、別々に予約することには何も問題がありません。

では、挙式と披露宴を別日にした理由にはどのような事情があったのでしょうか。

新郎新婦が披露宴を別日にした理由

夫婦

1)海外挙式だったため帰国後パーティーを開催

海外挙式を検討している方のほとんどは、国内披露宴を同じ日に開催することが叶いません。

そのため、帰国後に国内での披露宴として別日に予定していることがほとんどでしょう。

海外挙式でなくても、沖縄での結婚式など国内リゾートウェディングを予定している場合も、同じことがいえます。

海外挙式や国内リゾート婚のあと別日で、披露宴とまで形式ばったスタイルではなくても、結婚お披露目パーティーとしてカジュアルに開催されることが多いですね。

2)地元で挙式、その後今住んでるところで披露宴

新郎新婦が現在住んでいる場所と地元が遠い場合、地元で結婚式を開催し、今住んでいる地域でお披露目パーティーを開催することもあります。

地元で開催する結婚式後には身内のみを招待し、披露宴にはお披露目会として、少人数で食事会を予定される方も多いですね。

3)親族だけで挙式を済ませ、友人を招いて1.5次会やを開催

希望している挙式スタイルが神社での神前式である場合など、挙式は親族のみで行い、後日友人を中心に披露宴に招待し、お披露目パーティーを開催する方もいらっしゃいます。

お披露目パーティーは、1.5次会・二次会などのように、カジュアルさを意識しレストランなどを貸し切るスタイルも。

披露宴のようにご祝儀制にするのではなく、会費制を取り入れることで、ラフに開催できるというメリットもあります。

結婚式と披露宴を別日にした場合、費用は高い?安い?

結婚式と披露宴を別日で行う場合、単純に衣装やヘアメイク、フラワーアレンジなども2回必要になります。

そのため挙式と披露宴を同日に開催するよりも、少し割高になってしまうこともあります。

しかし、海外ウェディングでは衣装を購入(買い取る)ことも珍しくありませんね。

自分自身のドレスやタキシードを使用するのであれば、衣装代は追加で発生しないため、予算が変わらないということもあります。

また結婚披露パーティーを会費制にすれば、新郎新婦の負担を少なくできる場合も。

別日にするときはゲストはどう分ける?両方きてもらうのはアリ?

結婚式のゲストと新郎新婦

挙式も披露宴もご参加いただきたいところですが、ゲストにも負担がかかることも事実です。

結婚式へ参加するためには、ゲストドレスなどの服装の用意やヘアセット、会場までの交通費などは最低限必要です。

2回お招きするということは、2回分支度に時間や費用を費やしていただくことになりますから、可能であれば挙式・披露宴どちらかにご参加いただくことが良いかと思います。

招待ゲストの分け方

卒花嫁さまの多くは、挙式には親族をメインに、お披露目パーティーにはご友人や職場の方をメインにゲストを招待わけされています。

しかし、とても親しい友人は挙式にもご参加いただきたい場合もあれば、いとこや兄弟・姉妹をお披露目パーティーにも参加して欲しい場合もあるでしょう。

ゲストわけはある程度のラインとして考え、必ずしもきっちり分けてしまわなくても良いと思います。

挙式と披露宴を別日に開催する場合、注意すべきこと

チェック

挙式の後に披露宴で、1日で結婚式を行うのが一般的。

別日に行ってももちろんOKですが、準備には1日で行うときとは別に注意が必要です。

別日の場合、ご祝儀ってどうなるの?

挙式と披露宴を別日で開催するからといって、ご祝儀を2回頂戴するわけにはいきません。

お金の話を事前に伝えることは難しい事もあるかもしれませんが、両方にご参加いただく方がいる場合は、「ご祝儀はどちらか片方でかまいません」と明確に伝えて起きましょう。

ゲストとしても「ご祝儀2回渡すの?」という疑問を抱くこともありますから、ゲストの不安を減らすためにも、事前に伝えておくことは大切です。

また遠方のゲストが両方に出席される場合、お車代も「どちらか片方でお気持ちを用意する」と伝えておく方こともおすすめです。

お金のことはとてもデリケートな内容のため、招待状に記すのではなく、電話やメールなどを通じてお伝えするほうが良いかと思います。

引出物やプチギフトはどうするの?

プチギフトは挙式と披露宴で両方用意してもOKですが、引出物は披露宴の開催時に用意すればOK。

挙式当日であっても、別日であっても親族を対象にした少人数での食事会を開催する場合は、その際に引出物を準備しておくといいですね。

食事会なども開催しない場合、ご祝儀を頂戴した方へ後日、内祝いとして品物を送る気遣いも必要です。

披露宴を別日で開催するときのおすすめ演出

プチギフト

1)挙式の風景を紹介する

何よりおすすめできる演出方法が「挙式時の風景を紹介すること」です。

受付などゲストの待合スペースに、挙式時の写真をたくさん掲載したり、アルバムを用意したりするだけでもゲスト同士の会話に華が咲きます。

披露宴では、挙式の風景をムービーで上映すると挙式の風景がゲストにも伝わり、思い出深い演出になるでしょう。

2)お土産をプチギフトにする

海外やリゾートウェディングのあとに開催する披露パーティーであれば、挙式を行った場所で購入したお菓子などをプチギフトとしてゲストに渡すこともおすすめです。

個別にお土産を用意する手間も省けますし、ゲストにもいつもとは違う風を感じていただけますよ!

まとめ

  • 挙式と披露宴を別日に開催することもOK
  • 別日に開催する方は、海外挙式やリゾートウェディングを済ませたあとの国内披露宴が多い
  • 同じゲストを両方に招待するときは十分な注意と配慮が必要
  • 単純に2回の結婚式を開催することになるので、予算が余計にかかることもある
  • 挙式時の風景を披露宴にも取り入れて、当日の風景を共有できる演出を検討することがおすすめ

結婚式と披露宴の開催を別日で検討することについてをまとめました。

別日にすることで、結婚式の幸せな空間を2回楽しめるというメリットもあれば、準備が大変というデメリットもあります。

どのようなスタイルが自分たちにマッチしているか、十分に検討し、準備をすすめていってくださいね!

この記事を書いた人
M.K
元ウェディングプランナーのライターです。2012年に自分自身も卒花し、それからはウェディング情報を発信しています。