結婚準備で喧嘩ばかりのカップルへ!イライラしない対策

結婚準備で喧嘩ばかりのカップルへ!イライラしない対策

結婚準備中は、普段の仕事や家事に加えて、やるべきことが満載!

忙しさから喧嘩ばかりになり、幸せな結婚準備がぜんぜん楽しくない、というカップルが多くみられます。

大切なパートナーとは、できるだけ喧嘩せずに過ごしたいもの。

そこでここでは、結婚準備中に喧嘩を引き起こす原因や、イライラを抑えて喧嘩を回避する方法、喧嘩のあと上手に仲直りをする方法を解説。

喧嘩が原因で破談になった場合のキャンセル料や、結婚準備中の親との喧嘩についてもまとめました。

彼・旦那と喧嘩ばかりの結婚準備…よくある原因

カウンターに座るカップル

結婚準備中には、多くのカップルが喧嘩をしがち。

よくある喧嘩の原因は、次のようなことです。

結婚準備を協力しない、何もしない

結婚準備中の喧嘩の原因で、もっともよく挙がるのが、新郎が結婚準備に協力しないということ。

結婚式にあまり積極的でなく、「よく分からないから好きにしていいよ」と新婦に丸投げして何もしなかったり、仕事が忙しく時間が確保できなかったり。

結婚式準備は、式場選びや招待客のリストアップ、ペーパーアイテムの手作り、引き出物の選定など、当日までやることがもりだくさん。

自分も家事や仕事をこなしながら準備を頑張る新婦は、「結婚式に興味がないの?」「ふたりの結婚式なんだからもっと協力してよ!」と、イライラしてしまいがち。

お金のことで考え方が合わない

結婚式費用のことで喧嘩になるのもよくあるケース。

ドレスや装飾にお金をかけたい新婦に対して、新郎が「余計な部分にお金をかけすぎ」と意見して、喧嘩になることが多いようです。

反対に、できるだけ節約したい新婦が、あれもこれもとオプションを付けたがる新郎に腹を立てる例も。

結婚資金の貯金方法や、費用の負担割合に対する考え方の違いも、喧嘩になりやすいポイントです。

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結婚式の費用負担の割合は?新郎新婦で揉めない4つの分担方法

決まったことに後から口出しする

結婚準備に積極的に協力してくれないのに、「あれはああすればよかった」「これはこうするべき」と、後から口だけ出されるケース。

口だけ出して、知恵や労力は出さない自己中心的な新郎に、怒りを爆発させてしまう新婦も多いようです。

こだわりたい部分の考え方が合わない

新郎と新婦で、結婚式でこだわりたい部分が食い違うのは、よくあること。

衣装や装飾、演出などにこだわった結婚式にしたい女性が多いのに対して、男性は料理や引き出物など“実”のある部分を重視する傾向に。

お互いが意見を主張しあった結果、喧嘩に発展することも。

新生活の役割分担の考え方が合わない

結婚準備中には、新生活の役割分担について話し合うカップルも多いもの。

家事の分担方法や家計の負担割合、結婚後の働き方など、上手く擦り合わせができなければ、喧嘩の種になってしまいます。

両家の習慣の違い

結婚にまつわることには、大なり小なり、両家の考え方や習慣がかかわってきます。

両家の習慣の違いが、喧嘩の火種なることはすくなくありません。

両家両親の間で新郎新婦が板挟みになって、イライラしてしまうことも。

また、お互いの習慣をどのように結婚式に取り入れるかで、いさかいになるケースもあります。

イライラやむかつく状況を回避!結婚準備で喧嘩しない方法

TO DOリスト

大好きな彼・旦那とは、できれば喧嘩したくないもの。

結婚準備中のイライラやむかつきを回避する方法をチェックして、喧嘩ゼロを目指しましょう!

スケジュールをしっかり共有する

新郎が結婚式準備に協力しない、という事態を防ぐために、まずは結婚準備の流れやスケジュールを、きちんと共有しましょう。

いつ頃にどんなことをするのかが分かることで、新郎も結婚準備に興味をもって取り組みやすくなります。

また、スケジュールに合わせた仕事の調整や、新郎でなければできないこと(新郎側のゲストへの打診など)を、事前にお願いしやすくなるという利点も。

日程を新郎の都合にある程度合わせることができれば、「いつも一人で打ち合わせ…」といった不満も解消されます。

お互いの役割分担を決める

一人ですべての準備を抱え込むと、忙しさや不満からイライラしてしまうので、あらかじめ役割分担をするのがおすすめ。

お互いの準備に割ける時間や得意分野などを考慮して分担を決め、ふたりの意見を取り入れながら準備を進めていきましょう。

分担の例をご紹介します。

● 新婦の役割

  • 新婦側ゲストのリストアップと住所録作成
  • 新婦衣装選び
  • ペーパーアイテムや装飾アイテムのデザイン
  • 小物のDIY
  • 花嫁の手紙の考案

● 新郎の役割

  • 新郎側ゲストのリストアップと住所録作成
  • 新郎衣装選び
  • 招待状の封入(紙を折る、封筒に入れる)
  • PC作業(ムービーの編集、ペーパーアイテムのレイアウトなど)
  • 新郎謝辞やウェルカムスピーチなどの考案
  • 二次会準備(計画、幹事との連絡など)

● ふたりでやること

  • 結婚指輪選び
  • 結婚式場選び
  • 式場との打ち合わせ
  • BGM候補のリストアップ
  • 大きなアイテムのDIY
  • 引き出物、記念品選び
  • お互いの親との連絡

お金のことをきちんと話し合う

結婚式は、大きなお金が動くイベント。

お金のことで喧嘩にならないよう、前もってきちんと意見を擦り合わせておきましょう。

まずは、お互いが出せる金額や、結婚式の予算感を共有するところから。

そのうえで、貯金の計画をたてたり、お金をかけたいところ・抑えたいところの話し合いをするとスムーズです。

お金の話をするときには、お互いのこだわりを押し付け合わないことも大切。

お互い譲れる部分は譲りつつ、納得のいくかたちを探してください。

準備の合間にふたりでゆっくりする時間を取る

結婚準備中は、会うたびに準備の作業や話し合いに時間を奪われがち。

そのような状況が続けば、気持ちに余裕がなくなり、ストレスが溜まってしまいます。

喧嘩を回避するためには、適度なストレス解消も必要。

ときにはふたりで食事に出かけるなど、ゆっくりと過ごす時間も作りましょう!

結婚準備で彼・旦那と喧嘩したときの仲直りアイディア

手をつなぐカップル

できるだけイライラしないように心がけていても、喧嘩してしまうときはあるもの。

気まずい雰囲気を長く引きずらないために、上手に仲直りをしましょう!

悪いと思ったら、すぐに謝る

自分が悪いと思う部分はすぐに謝ってしまうのが、喧嘩を深刻なものにしないポイント。

こちらからさっさと謝ってしまえば、相手も謝りやすくなります。

喧嘩をいつまでも続けていると、ふたりのコミュニケーションが上手くいかず、準備が思うように進まない…といった悪循環になってしまうことも。

意地を張らず、素直に謝りましょう。

相手の意見にも耳を傾ける

お互いが自分のこだわりだけを推し進めようとすると、決まるものも決まらず、雰囲気ばかりが悪くなることに。

相手の意見を全否定せず、きちんと耳を傾ける姿勢を持ちましょう。

結婚相手とはいえ他人なので、意見が食い違うのは当たり前。

ぶつかり合うのではなく、歩み寄ることが円満解決のカギです。

プランナーに意見を聞く

どうしても意見が食い違って喧嘩が長引いてしまいそうなときは、結婚式の事例を豊富に知っているプランナーに意見を聞くのも手。

プロ目線からのアドバイスなら、どちらにとっても聞き入れやすいもの。

考えが整理され、仲直りのいいきっかけにもなるでしょう。

準備を少しお休みしてデートする

結婚式準備に明け暮れてふたりの時間が減ってしまえば、お互いへの不満も溜まってしまいがちに。

喧嘩をしたときになかなか仲直りする気分になれないな、と思ったら、準備を一時おやすみして、デートの時間を取りましょう。

お互いへの愛情が満たされれば、喧嘩しているのがバカらしくなるはず。

喧嘩ばかりで破談(離婚)に…キャンセル料はどちらが負担?

背を向ける新郎新婦モチーフ

結婚式準備中の喧嘩が原因で別れることになった場合、タイミング次第ではキャンセル料が発生します。

キャンセル料は、時期によって変わりますが、見積もり金額の20%~100%+実費が目安。

かなり大きな額を支払うこととなります。

キャンセル料の分担方法は、大きく2とおり。

  • 結婚式費用の負担割合の取り決めにしたがって、負担額を決める
  • 破談の原因になった側がキャンセル料を負担する

後者の場合、喧嘩両成敗の考え方で、キャンセル料を折半するのが方法のひとつ。

喧嘩の原因次第では、非の大きさに合わせて負担割合を話し合うことになります。

支払いについて両家でもめそうな場合には、プランナーなど第三者を交えた話し合いも検討しましょう。

結婚準備で両親とも喧嘩。原因と対処法は?

ウェディングチェックリスト

結婚準備では本人同士だけでなく、両親とも喧嘩になってしまうことが。

喧嘩の主な原因は、次のようなものです。

●口出し、過干渉
親からの過剰な口出しに苛立って、喧嘩になってしまうパターン。

●両家の価値観の違い
相手の家との習慣の違いに納得できない親が、自分側の習慣を推し進めようすることから喧嘩になるパターン。

●世代間の価値観の違い
新しいスタイルの結婚式に納得できない親から、昔ながらの価値観を押し付けられて喧嘩になるパターン。

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結婚式での親の役割まとめ。マナーや立ち振る舞いのすべて

両家の両親にこまめに報告、時には任せる

結婚式はふたりだけのものではなく、両親の対面もかかわるもの。

すでに決まったことに反対されて喧嘩になることを防ぐために、結婚式の規模や内容については、そのつど親へも相談や報告をするようにしましょう。

また、意見をゴリ押しされそうなときには、感情的にならず「プランナーさんが○○と言ったから」など、検討の結果違う意見を採用したことを伝えるのがおすすめ。

親族関係の席次や引き出物などは、一族のことをよく知る親に一任してしまうのも、面倒や衝突を減らす手です。

まとめ:事前に対策して、結婚準備で喧嘩しない♪

  • 結婚準備中は、パートナーの非協力的な態度や意見の食い違いが原因で喧嘩になるカップルが多い
  • スケジュールの共有や役割分担、金銭面の話し合いが、喧嘩の回避に役立つ
  • 喧嘩になってしまったら、素直に謝り、相手の意見も尊重しながら話し合いをするのが仲直りのコツ
  • 破談になった場合のキャンセル料は過失の大きさなどに応じて分担する
  • 意見の押し付けなどによる親との喧嘩へは、事前相談や親戚関係の一任などで対策する

結婚式をいい思い出にするために、結婚準備は円満に進めたいもの。

喧嘩にならない努力をして、気持ちよく結婚式当日を迎えましょう!