結婚式の席次表はなしでもOK?代わりのアイディアを紹介
披露宴でゲストに配る席次表。
「席次表は絶対に必要?」「無しにしたら節約になるかも…」と考えている新郎新婦もいるでしょう。
そこでここでは、席次表とは何のために用意するのか、本当に必要かどうかを解説。
席次表の代わりになるアイディアも紹介します。
また、なしにすれば節約になるかどうか、ほかのペーパーアイテムを省略するのはありか、についても触れています。
ぜひ、参考にしてくださいね。
披露宴の席次表とは?どうして必要なの?
「席次表」とは、披露宴に招かれたゲストが、自分の席を確認できるように配るペーパーアイテム。
三つ折や四つ折のパンフレット状のものや、簡単な冊子になったタイプが一般的です。
席次表の内容
● 席の場所、会場全体の配置
テーブルレイアウトと、ゲストの名前を明記します。
ゲストが自分の席を見つけやすいように、わかりやすく書く必要があります。
● ゲストの肩書き、新郎新婦との関係
新郎新婦との関係性(先輩・友人・新郎父・新郎母など)がわかるような、肩書きを書きます。
(例:新郎職場上司 ○○○○様 など)
● ゲストへのメッセージ、プロフィール
ゲストの名前に簡単な紹介文が添えられていることも。
(例:いつも悩みを聞いてくれる 頼れる先輩 新郎職場同僚 ○○○○様 など)
● 新郎新婦のプロフィールや写真
新郎新婦の簡単なプロフィールや写真、メッセージが掲載した「プロフィールブック」にするアイディアも。
● メニュー表
披露宴で提供する、食事や飲み物を載せる場合もあります。
席次表やプロフィールブックと一緒にしなくてもOK。
席次表はゲストテーブルの案内のために必要
席次表の最大の役割は、ゲストに自分の席の場所を案内すること。
そのため、ゲストテーブルの配置や席番号を整理した座席案内図は欠かせません。
また、席次表の役割は、単なる座席案内だけではないのです。
席次表には、意外と長く感じられがちなゲストの待ち時間に楽しんでもらう、読み物としての側面も!
ゲストのプロフィールやメニュー表などの内容が全くない席次表だと、「手持ちぶさただった」というゲスト側の声もあるんですよ。
このほか、ゲストのプロフィールが添えられていたことで、ゲスト同士のコミュニケーションのきっかけになったという意見も。
席次表を配りたくない!なしだと非常識?
結婚式費用を節約したい、などの理由で、席次表を配りたくないという新郎新婦もいるでしょう。
席次表はゲストの名前とテーブルナンバーが書かれた「エスコートカード」などで代用が可能。
きちんと座席の案内ができる用意があれば、席次表を配らなくても非常識にはあたりません。
自由席形式、テーブル数が少ない少人数の披露宴などでは、わざわざ席次表を作らないことも。
ただし、読み物やコミュニケーションのきっかけといった役割があるため、席次表がないことをゲストが「なんだか味気ない」と感じる可能性はあります。
アレンジ豊富!席次表の代わりのアイディア
席次表なしの披露宴を計画するときには、代わりのアイディアで、センスよく座席案内をしましょう!
オススメのアイディアを紹介します。
メッセージやギフトを添えて【エスコートカード】
エスコートカードとは、ゲストの名前とテーブルナンバーが書かれたカードのこと。
受付で渡すほか、ウェルカムフードやプチギフトとセットにして、ゲストに自分で取ってもらうこともできます。
お花を添えたりメッセージを書いたり、リボンで飾ったりと、カードのデザインもアレンジ自在。
席札とお揃いにするのもステキです。
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ウェルカムボード兼席次表【シーティングチャート】
シーティングチャートとは、披露宴会場の入り口に掲示するタイプの座席案内図のこと。
欧米では席次表よりもメジャーで、日本でも注目度上昇中です!
単に大きな席次表を掲示するだけではなく、ウェルカムボードと兼ねて、アイディアを凝らして飾り付けるのが人気。
- エスコートカードをガーランド風に吊り下げて掲示する
- ゲストの写真を使う
- 地図や路線図風にデザインする
- 黒板ボードにチョークで描く
など、アイディア次第でいろいろなアレンジが楽しめます。
最近では、席次表をタペストリーに印刷してくれるサービスもあるようですよ。
プロフィールとメニュー表のみ
テーブルをわざわざ案内する必要のない少人数の披露宴では、プロフィールとメニュー表のみの「プロフィールブック(プロフィールパンフレット)」を用意するのがオススメ。
二つ折や三つ折のペーパーに、以下の内容を載せればOK。
- 新郎新婦のプロフィール
- メニュー表、ドリンクメニュー
- ゲストへのお礼メッセージ
- 新居や連絡先の案内
また、新郎新婦のプロフィールや写真をたっぷり載せた、冊子形式のプロフィールブックを作るのも、最近のトレンド。
この場合は、テーブルに置くタイプのメニュー表を用意するとよさそう。
披露宴の席次表、なしにしたら節約になる?
席次表の値段の相場は、1部300~600円程度。
ゲストの人数分用意すると、数万円から十数万円ほど費用がかかることもあります。
席次表をなしにすれば、この部分は大きく節約できることになりますね。
ちなみにエスコートカードの値段は、1枚100円程度~です。
プロフィールブックも、ページ数や内容、業者によっては100~200円程度で作れることも。
価格比較などをしっかりやれば、代替アイディアを取り入れて、トータルで安く済ませることも可能です。
ただし、手作りなどで式場に持ち込む場合は、持ち込み料がかかることも多く、まったく節約にならないということもあり得ます。
式場で席次表を頼む場合と、エスコートカードなどを持ち込む場合の持ち込み料、どちらが安くなるのかをプランナーに確認しましょう。
本当に必要?その他の結婚式ペーパーアイテム
披露宴で用意する、席札やメニュー表、プロフィールブックなどのペーパーアイテム。
「必要なくない?」という声もちらほら聞こえるけれど、本当に必要?
そう悩む新郎新婦のために、必要なペーパーアイテムと、代用OKなペーパーアイテムを考えてみました!
なくてはならないペーパーアイテム
自由席形式の場合は別として、一般的に「席札」は必須。
席次表やシーティングチャートがあっても、席札がなければ座席を探しづらいので、できるだけ用意したいアイテムですね。
席札のデザインにもこだわりたい!という場合には、「席札ハンカチ」「プチギフトにサンクスタグを付ける」など、ギフト一体型のタイプもありますよ。
代用がきくペーパーアイテム
座札以外は、代用できることがほとんどです。
- メニュー表
席次表やエスコートカード、プロフィールパンフレットと一体化できます。 - プロフィールブック
席次表にプロフィールを載せることも多く、必須ではないアイテム。 - 招待状
親族のみなど少人数なら、メールでもOK。(書面での案内は必須!)
カジュアルウェディングなら、web招待状もおすすめ。
代用アイディアを取り入れたり組み合わせたりすることで、「個性を出す」「節約する」といったことが可能。
自分たちらしい披露宴にするために、いろいろと検討してみてくださいね。
まとめ:席次表なしのアイディアもステキ!
- 席次表はゲストに座席案内をするためのペーパーアイテム
- ゲストの読み物や、コミュニケーションのきっかけといった意味もある
- 席次表なしでも非常識ではないが味気なく感じられることも
- 「エスコートカード」「シーティングチャート」など代わりのアイディアを取り入れるのがオススメ
いろいろなアイディアを取り入れれば、席次表なしでもステキな披露宴に。
ふたりらしい形を、見つけてくださいね♪