マタニティウェディング5つの注意点!時期や式場も妊婦ならではの視点で

マタニティウェディング5つの注意点!時期や式場も妊婦ならではの視点で

幸せいっぱいの授かり婚。

妊娠&結婚で、おめでたいことがダブルでやってくるマタニティウェディングは、工夫をこらして特別感のある演出をしたいものですよね。

ですが最優先事項は、妊婦さんの体とお腹の赤ちゃんに負担をかけないこと。

せっかくの素敵な結婚式も、花嫁さんが無理をしているようでは本末転倒です。

そこで今回は、式はいつする?どんな演出をする?ドレス選びは?など、マタニティウェディングの注意点を5つご紹介します。

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注意点①「いつから」「いつまで」?妊娠中の結婚準備スケジュール

スケジュールをノートに書く女性

マタニティウェディングをするなら、まず考えるべきことはスケジュールです。

結婚式を挙げるのに適切な時期と、式までのスケジュールを把握しておきましょう。

妊娠中の結婚式 適切な時期は安定期

マタニティウェディングをするうえで最初に決めないといけないのは、結婚式を行う日取り。

マタニティウェディングに最適なのは、「安定期(妊娠中期)」と呼ばれる5ヶ月目~7ヶ月目までのあいだ。

妊娠してから出産予定日までには10ヶ月ありますが、そのうち妊娠初期は流産の可能性が高いといわれているのでなるべくなら避けたいところ。

妊娠後期になると、お腹が目立ってくるのでドレスが選びにくかったり、トイレが近くなったりなど結婚式をするには身体の負担が大きくなります。

とくに臨月はなにがあるか予想がつかないので、よほどの事情がない限りは避けましょう。

とはいえ体調は人それぞれで、ふたごちゃんを妊娠した場合など管理入院が必要なケースもありますので、医療者とよく相談しながらスケジュールを立てるようにしましょう。

挙式までの3ヶ月スケジュール

● 結婚式の3ヶ月前まで
式場を選び、招待客を決めます。
細やかな手配や配慮が行き届いている、マタニティウェディングの専用プランがある式場だとベスト!
専用プランがなくても、マタニティウェディングを行ったことがある式場なら安心ですね。

● 結婚式の2ヶ月前
招待状の発送と、ドレス選びもこの時期に。
試着は体力を要するので、あらかじめネットなどで情報を仕入れておいて速やかに決めるようにしましょう。

● 結婚式の1ヶ月前
会場装花や式の演出など、細かいことを決めていきます。
マタニティウェディングの実績がある式場であれば、ある程度のテーマだけ伝えればあとはお任せでもいいでしょう。
ヘアメイクを決めるときには、打ち合わせの場で悩んでいると疲れが出やすくなってしまいます。
希望のスタイルをあらかじめ写真などで用意しておくのがオススメ。

● 結婚式直前
ゲストの確認をして、お車代などの準備、当日の持ち物を再確認します。
ただし、なにより大切なのは新婦の体調管理。
十分な睡眠をとって、リラックスしながら過ごしましょう。

注意点②妊婦さんに対応してくれる会場(式場)選びがマスト

紙を見るカップル

適切な会場を選ぶことも大切です。

もしものときに対応してもらえるような、安心感のある会場をチョイスしましょう。

会場は禁煙にしておく

妊婦さんやお腹の赤ちゃんの体を最優先して、会場内は禁煙にしておくのがベスト。

そのような対応をきちんと行ってくれる会場を選びましょう。

喫煙するゲストもいるでしょうから、二次会の会場も含めて喫煙スペースの有無をあらかじめ確認しておく配慮が必要です。

医療機関を準備してくれるところ

マタニティ医療の知識をもった式場スタッフが結婚式をサポートしてくれるようなところもあります。

当日、十分に休めるように休憩室を用意してくれたり、医師や看護師の出張をサポートしてくれるサービスがあったりすると安心ですね。

注意点③マタニティウェディングドレスや美容ケア

ウェディングドレスを合わせる女性

妊婦さんの体にストレスを与えないように、当日まではエステに行くなどしてゆったりとした気分で過ごすこと。

ドレスは体を締めつけないものを選びましょう。

ドレスは妊娠中でもOKな、窮屈すぎないものを選ぶ

授かり婚(できちゃった婚)は珍しいことではなく、マタニティウェディングの需要が増加傾向。マタニティ専用のドレスも増えてきています。

マタニティ用として作られたドレスの特徴は、若干のサイズ調整が可能な仕様になっていること。

それでも限界はありますので、無理をせずゆとりをもったデザインを選ぶようにしましょう。

胸下に切り替えがあって、ふんわりとギャザーが入ったようなデザインの「エンパイアライン」が人気ですよ。

締め付けがゆるめで母体を優しくサポートしてくれる、マタニティ用のブライダルインナーもありますので、ぜひ利用してみましょう。

マタニティエステはOK、むしろオススメ

妊娠すると、当然のことながら体はどんどん変化していくもの。

むくみが出たり、肌荒れしたり、結婚式を控えている花嫁さんにとっては気がかりなことが多いですよね。

そんなときは、妊婦さん専用のブライダルエステに行ってみましょう。

妊婦さん向けのエステなら、お肌に優しい成分のみを使っていたり、香りの強いものは避けたりと、体に負担がかからないように工夫されているので安心。

むしろエステに行っておいたほうが、妊娠中の体や心がリフレッシュされるのでオススメです。

(参考) 妊婦でもエステは受けられるの?[ブライダルエステナビ]

注意点④出産後の生活を考えて、費用抑えめの演出がオススメ!

式を撮影するビデオカメラ

これから赤ちゃんを育てていくためにはできるだけ費用を節約したいところ。

費用は抑えながらも、思い出に残るプランや演出を工夫しましょう。

サプライズ演出なら、費用節約しても会場が盛り上がる!

サプライズ演出なら、費用をかけなくても結婚式を盛り上げることができるのでオススメ。

例えば、ウェルカムスピーチやプロフィールムービーなどで、妊娠していることをゲストにサプライズ報告するのは盛り上がること間違いなしです。

ほかにも、あらかじめゲストから赤ちゃんの名前を募集しておいて、披露宴で発表するなど、ゲストを巻き込んだ演出もいいですね!

実質費用ゼロ円で、楽しめる演出を工夫してみましょう♪

新郎新婦やゲストから、赤ちゃんへメッセージを残す

生まれてくる赤ちゃんに向けた動画メッセージをみんなで作るという、マタニティウェディングならではの心あたたまる演出も人気。

ウェディングツリーを作ったり、赤ちゃんのための寄せ書き帳を作ったり、赤ちゃんの幸せをみんなでお祈りするような演出なら、ゲストにとっても幸福感に満ちた時間となるはず。

注意点⑤マタニティウェディングは当日もしもの事態を想定しておく

結婚指輪

ウェディング当日は、もっとも注意が必要です。

当日のスケジュールには余裕をもたせて、無理な演出は避けること。

緊急の場合の対応策をあらかじめ決めておくことが大切です。

余裕をもったスケジュールにする

結婚式当日のスケジュールを立てるときは、休憩時間を適宜はさむなどして余裕をもたせた時間配分に。

緊張状態が長時間続くようなことは避けましょう。

ダンスなど体に負担のかかる演出は避ける

今は大丈夫だと思っても、当日になって体調変化が起こる場合もあります。

体を動かす演出はできるだけ避けるのがベター。

つわりなど、もしもの場合を想定しておく

お手洗いの位置を確認しておくことをはじめ、突然つわりがきたときにはどうするか、対応を式場スタッフさんと相談しておくことが必要です。

まとめ:注意点をおさえて思い出に残るマタニティウェディングを

  • マタニティウェディングの日程は、安定期がオススメ
  • マタニティ専用のドレスや、会場を選ぶこと
  • 結婚式当日のスケジュールには余裕をもたせて
  • 結婚式までのあいだは、マタニティエステに行くなどしてできるだけリラックスして当日を迎えること
  • 結婚式の費用はなるべく抑えてサプライズ演出で盛り上げる

マタニティウェディングをするときは、なにより安心・安全が最優先です。

くれぐれも無理のないように注意点をしっかりおさえてのぞみましょう。