パパママ婚の二次会はやる?アイディアやメリット・デメリット
出産後、赤ちゃんや子供と一緒に結婚式を行う「パパママ婚」。
新郎新婦だけの結婚式とは違い、子供のことも考えて計画する必要がありますね。
ここでは、パパママ婚の「二次会」にスポットを当て、やるメリット・デメリットや、アイディアをまとめました。
パパママ婚の二次会、やるメリット・デメリット
パパママ婚の二次会について、「二次会をやるべきなの?」「子供同伴では迷惑をかけるかも……」と、悩むカップルは多いはず。
まずは二次会のメリット・デメリットを理解して、計画の参考にしてみてください。
メリット
(1)くだけた雰囲気で、ゆっくりと家族のお披露目ができる
二次会は、親しい人たちだけで披露宴よりもカジュアルに行われるのが一般的。
ゲストとゆっくり話す時間もとれるので、赤ちゃんや子供の紹介もゆっくりとできます。
(2)挙式・披露宴に呼べなかったゲストを呼べる
挙式・披露宴では、席の関係上、呼びたくても呼べない人が出てきます。
二次会を開くことで挙式・披露宴に呼べなかった人をゲストとして招け、より多くの人とお祝いができます。
デメリット
(1)挙式~二次会が長時間に及ぶと子供の負担になる
挙式~披露宴、二次会まで行うとなると、所要時間が長くなることが多く、小さな子供には大きな負担。ひどく疲れてぐずったり、体調を崩したりする可能性があります。
(2)育児と準備の両立が大変
結婚式を控えた新郎新婦は、さまざまな準備で大忙し。パパママ婚の場合は育児も行いながらなので、準備に割ける時間や手間はさらに限られます。そこに二次会の準備が加わるのは大きな負担です。
子連れ婚で二次会をやる場合の準備のポイント
パパママ婚で二次会をやる場合、一般的な二次会との最大の違いは子供の存在。
子供もパパママも困らないために、準備をするときには次のようなポイントを意識しましょう。
会場を貸し切りにする
子連れでの二次会は、子供が騒いで他の利用者の迷惑になる可能性があります。
大きなパーティー会場や個室を手配しましょう。
小さなお店の場合は、お店を貸切りにしましょう。
ゲストに禁煙をお願いする
タバコの煙は子供の体に負担。
禁煙の会場を手配し、ゲストにも禁煙をお願いしましょう。
夜遅くならないようにする
夜更かしは子供にとって負担。
二次会の終了が夜遅くなりすぎないように、挙式・披露宴の時間を早めにする、二次会を短めにするなどの対策を取りましょう。
お店への子連れの可不可やおむつスペースなどを確認する
会場の検討をするときには、子連れの可・不可やおむつ・授乳スペースの有無、離乳食などの持ち込みの可・不可などを事前に問い合わせておきましょう。
子供が食べやすい料理を用意する
子供も気楽に楽しめるように、味や形が食べやすい料理の用意を会場にお願いしておきましょう。
子供が参加できる演出を用意する
ビンゴゲームなど子供が参加できる演出を用意しておくと、一緒に楽しめます。
プチギフトを配るのをお手伝いしてもらってもよいですね。
子供不参加の場合の預け先の確保
子供を二次会に参加させない場合は、両親や親戚などにお願いする、託児施設を予約するなどして、確実な預け先を確保しておきましょう。
幹事代行などのサービス利用を検討しても◎
子供がいると育児に手がかかるために、準備にゆっくりと時間をかけることが難しいもの。
友人に幹事をお願いするなど、負担を減らす工夫が必要です。
代行サービスは費用はかかりますが、二次会の手配を一手に引き受けてくれるため、手間ひまの負担は軽くなります。
パパママ婚で二次会をやらない場合。代わりのアイディア
二次会はやらないけれど、親しい人たちにゆっくりとお披露目をしたい!という場合には、次のようなアイディアもおすすめです。
披露宴+二次会の代わりに、パーティー婚・1.5次会にする
挙式・披露宴の後に二次会を行うという従来の形に代わるものとして注目されているのが、パーティー婚や1.5次会と呼ばれる形式。
自由なアレンジで行われる「従来の披露宴ほど格式張らず、二次会ほどカジュアルすぎない」ウエディングスタイルのことです。
1.5次会スタイルの結婚式には次のようなメリットがあり、パパママ婚のお披露目にはぴったりです。
短時間に収められる
挙式~二次会までの内容を1つのパーティーにまとめられるため、短時間ですみます。
コストが抑えやすい
会費制で行う、不要な演出を削るなどのアレンジができるため、コストを抑えられます。
打ち合わせの負担が少なめ
短時間のパーティーのため、打ち合わせの回数や時間も短縮できます。
アットホーム
アレンジの自由度が高く、小規模で行えるため、親しい人だけを集めたアットホームな雰囲気のパーティーにすることが可能です。
別の日に結婚・子供のお披露目パーティーをひらく
子供の年齢が低く、長時間の外出などが負担になってしまう場合は、別の日に飲み会や食事会という形で集まる場を設けるのもひとつの方法。
二次会という形にこだわらずに日を改めることで、気持ちや時間にも余裕をもって、ゆっくりと楽しむことができるでしょう。
パパママ婚(子連れ婚・ファミリーウェディング)とはそもそも何?
パパママ婚とは、子供がいるカップルが結婚式をあげることです。
妊娠をきっかけに籍を入れ、出産後に結婚式をあげる場合や、事情があって式を挙げなかったカップルが、子育てが落ち着いたタイミングで結婚式を挙げる場合など、パターンはさまざま。
「子連れ婚」「ファミリーウェディング」のほか、「産後ウェディング」「家族挙式」「今更婚」などと呼ぶこともあります。
子供も参加して結婚式を行うので、フラワーボーイ・ガールや家族全員でのケーキカットなど、ファミリーならではの演出ができるのが特徴。
最近では、パパママ婚に対応した施設や専用のプランを用意する結婚式場も増えています。
まとめ:パパママ婚の二次会は子供への配慮が大切
- 二次会をやると挙式・披露宴よりゆっくり家族のお披露目ができる
- 準備の負担や子供の体への負担などのデメリットもある
- 時間面や会場選びなど子供を優先した計画が大切
- 1.5次会など二次会以外の選択肢もある
パパママ婚で二次会をやることにはメリット・デメリットの両方があるため、子供のことを一番に考えて、十分に検討しましょう。
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