結婚式のドリンクメニューを手作り!作り方と置き方アイディア
披露宴で、料理と並んでゲストが楽しみにしているのが飲み物。
ゲストが何を飲んでいいか分からずにビールばかり飲んでいた…なんてことにならないように、ドリンクメニューを用意することもおもてなしの1つです。
最近は料理メニューだけでなく、ドリンクメニューも手作りする花嫁さんが増加中。
ドリンクメニューの作り方や個性的に見せるアイディアを紹介します。
この記事のポイント!
- ドリンクメニューを手作りする新郎新婦向け
- ドリンクメニューの作り方や材料の選び方、配置の仕方がわかる
- ドリンクメニューのおもしろいアイディアがわかる
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披露宴のドリンクメニュー 基本的な作り方3つ
ドリンクメニューは内容がシンプルなだけに、作り手のセンスが光ります。
テンプレートをダウンロードすれば安定の仕上がりになりますし、一から自分でデザインして楽しみながら作るのもいいでしょう。
1. 「無料テンプレート」で楽チン&センスある仕上がりに!
家にパソコンがあるなら、テンプレートをダウンロードすれば簡単にドリンクメニューができますよ。
ただし、残念ながら結婚式ドリンクメニュー専用のテンプレートはあまりないんです。
一般的なドリンクメニューや料理メニュー、ウェディング用メッセージカードのテンプレートを使ってアレンジするのがオススメ。
編集部オススメ!ドリンクメニューに使える無料テンプレート
「プリマージュ」
デザイン豊富なはがきサイズのメニュー表を、ドリンクメニューとしてアレンジしたら、招待状などのペーパーアイテムとおそろいに!
「ミシキーボ」
おしゃれな結婚式用メッセージカードのテンプレートがたくさん!
テンプレート以外にも結婚式をおしゃれに演出してくれるアイディアも満載なのでぜひチェックして!
「ファルベ」
はがきサイズのメニュー表テンプレートを使ってドリンクメニューに。
シンプルなデザインなので、素材の選び方や置き方を工夫したらいろんなテイストが楽しめそう。
「CANVA」
こちらは結婚式に限らないメニュー表のテンプレート。
ドリンクのチョイスにこだわった新郎新婦にオススメ。
2.「100均の秀逸グッズ」を使ってDIYを楽しもう
100均で好みの色やデザインの紙を購入して、家のパソコンでドリンクメニューを印刷すればできあがり。
WordやPowerPointがインストールされていれば、テンプレートをダウンロードしなくてもドリンクメニュー表を作ることができますよ。
「ちょっと寂しいかな?」と思ったら、背景にクラフトパンチで型抜きした色紙を貼ったり、スタンプを押せばデコラティブに。
大きな100均ショップに行けば、用紙からクラフトパンチ、スタンプ、インクまですべてそろいます。
3.カジュアルウェディングや少人数婚なら「手書き」もOK
カジュアルな手作り感を出したいなら、思い切って手書きに挑戦してみては?
少人数婚なら用意する数も少ないので、手書きのドリンクメニューにチャレンジする価値アリ!
字がそんなに上手でなくてもアットホームな雰囲気が出て、心温まるテーブルになりそうです。
結婚式のドリンクメニューに書く内容
ドリンクメニューを手作りする時に書く内容やルールを説明します。
ドリンクメニュー書き方のルール
- ドリンクメニューの縦書き・横書きはメニュー表に合わせる(フレンチやイタリアンなら横書き、和食なら縦書きが一般的)
- お酒(アルコール)とソフトドリンクは分けて書く
- 追加オーダーなどに関する注意書きは最後に
- 種類の多いカクテルの名前をすべて書けない場合は、「カクテルの種類についてはスタッフまでお尋ねください」などと最後に表記してもOK!
- 「、」「。」といった句読点は使わない
【ドリンクメニューの書き方例】
Drink Menu
-アルコール-
ワイン(赤・白)
ビール
ウィスキー
焼酎(麦・芋)
○○県産日本酒
カクテル
(カシスオレンジ・カンパリオレンジ・ジントニック)
-ソフトドリンク-
ノンアルコールビール
オレンジジュース
グレープフルーツジュース
ウーロン茶
ジンジャーエール
メニューにないドリンクも用意しております
お近くのスタッフまでお声をおかけください
ドリンクメニューのタイトルもおしゃれに!
ドリンクメニューのタイトルは「Drink Menu」が一般的ですが、最近人気なのが「Eat Drink & Be Married」。
聖書の“Eat, drink, and be merry, for tomorrow we die.”(食べ飲み楽しめ、明日は皆死ぬ)という言葉をもじって「食べて飲んで、結婚式を楽しもう!」という意味で使われています。
ドリンクメニューのデザインアイディア4選!
ドリンクメニューを単なるドリンクのお知らせにするか、「あら、おしゃれ!」と思わせるものにするかは花嫁さん次第!
1.フォトフレーム風ドリンクメニューは、簡単&オシャレ
ドリンクメニューを各席ではなく、ゲストテーブルにいくつか置いてみんなで見てもらうなら、ちょっぴり存在をアピールしたいところです。
フォトフレームに入れると、シンプルなドリンクメニューでもおしゃれアイテムに様がわり!
フォトフレームは100均はもちろん、IKEAなどでも安く購入できます。
色々なデザインがあるので、テーブルコーディネートと合わせて!
2.ボトルにドリンクメニューをオン!
空のボトルに旗に見立てたドリンクメニュー表をさすというユニークなアイディアにゲストが注目すること間違いなし!
お酒がどんどんすすみ、楽しいテーブルになりそうです。
3.いろいろな形に切り抜いて、個性的なドリンクメニューに
「ドリンクメニューが四角だけじゃつまらない!」
そんな花嫁さんには、ビール瓶やジョッキ、ジャー型の形に切りぬいたドリンクメニュー表がオススメ。
厚紙に貼ってもかわいい仕上がりになりますよ。
4.おしゃれなドリンクメニューの立て方
ドリンクメニューを立てて使いたい時は、メモスタンドを使うほか、切り込みを入れたコルクにはさむのもおしゃれ。
シンプルさを追求するなら、厚紙にドリンクメニューを印刷したら、二つ折りにして、紙だけで自立させる方法も。
シンプルでも洗練された雰囲気が出ますよ。
ドリンクメニューはどんな置き方がオススメ?
披露宴のゲストテーブルにはプロフィールブックや席札など、他のペーパーアイテムも。
ドリンクメニューはどんな置き方にするのがいいのでしょうか?
ゲストテーブルにいくつか置く!一卓に必要な数は3つくらい
ゲスト全員分のドリンクメニューを用意するのではなく、ゲストテーブルに数個だけ置く方法が一番多い様子。
円卓なら1卓につき3つくらい、長テーブルならゲスト4人に1つくらいの数を準備すればOK!
他のペーパーアイテムと一緒にして各席に置く
ゲスト1人ひとりに用意する場合は、ドリンクメニューだけ独立して作らなくてもOK。
料理のメニュー表やプロフィールブック、席次表と一緒にしましょう。
最近は数ページに渡るプロフィールブックを作り、食事メニューなどをすべて盛り込む花嫁さんも多い様子。
急遽作ることになったら、カードタイプを各席に置く
結婚式ギリギリになってドリンクメニューを作ることになったら、プロフィールブックといっしょに載せるなんてことはスケジュール上間に合いません。
そんな時はシンプルなカードタイプがオススメ。
席札と雰囲気があったものを作り、隣においてもらいましょう。
ドリンクメニューを手作りするなら、印刷用紙(紙質)をケチらないで!
ペーパーアイテムの仕上がりを決める大事な要素が「用紙」。
素敵なデザインにしても用紙がペラペラだと、残念な仕上がりになっていまいます。
この2つの紙ならクオリティの高い仕上がりが期待できますよ。
ミタント紙
適度な厚さと高級感がある「ミタント紙」は、多くの花嫁さんが支持。
カラーバリエーションも豊富なので、他のアイテムとコーディネートしやすいのもうれしいポイント。
クラフト紙
木のぬくもりを感じさせる色合いが、ナチュラル感やレトロ感を演出してくれる「クラフト紙」。
ドリンクメニューを直接印刷するだけでなく、台紙として使ってもおしゃれです。
しっかりした厚みがあるので、どの角度からも見やすい三角折りにしてテーブルに立ててもGood!
用紙サイズ(大きさ)はどのくらいがちょうどいい?
ドリンクメニューは、以下のような小さめサイズがオススメ。
- B6サイズ(128 mm×182 mm)
- はがきサイズ(100 mm×148 mm)
- 2L写真サイズ(127mm ×178mm)
- カードサイズ(55mm×91mm)
メニュー表や席次表と一緒にする場合のレイアウト例
ドリンクメニューを独立してつくるのではなく、他のペーパーアイテムとセットでつくる場合のレイアウト例を紹介します。
どのタイプを作るとしても、料理のメニューの次にドリンクがくるのが基本。
料理メニュー&ドリンクメニュー
縦長サイズ1枚のメニュー表の場合は、上に料理、下にドリンクメニューを書くのが一般的。
見開きの場合は、左側に料理、右側にドリンクになります。
4つ折りタイプ席次表
横長の用紙を縦に4等分して折りたたむタイプの席次表の場合。
左側から1~2番目が新郎新婦のプロフィール、3番目が表紙、4番目が料理メニュー&ドリンクメニューになります。
ひっくり返すと席次表が見開きになるようにレイアウトするのが一般的です。
冊子タイプのプロフィールブック
冊紙タイプのページ構成は以下の通りです。
- P1:表紙
- P2~P3(見開き):挨拶文&料理&ドリンクメニュー
- P4~P5(見開き):席次表
- P6~P7(見開き):新郎新婦のプロフィール
- P8:裏表紙
ドリンクメニューはいつまでに準備する?作り方の手順を確認
ドリンクメニューを手作りするなら、ペーパーアイテム全体でコンセプトを合わせたほうがおしゃれですよね?
手作りするなら他のアイテムと足並みをそろえて準備しましょう。
挙式3~4ヶ月前
ペーパーアイテムの中で最初に準備を始めるのが、招待状。
招待状の制作をスタートさせる3~4ヶ月前から、同時並行でドリンクメニューのデザインや素材のイメージを膨らませておくといいでしょう。
挙式1~2ヶ月前
ドリンクメニューを実際に作りはじめるのは、コース料理やドリンクのメニューが決まる1~2ヶ月前から。
式場からメニューのデータを送ってもらえば、間違いも少なくなります。
試し刷りをしたらプランナーにチェックしてもらい、必要な部数を印刷しましょう。
これだけはそろえておきたいドリンクの種類
ゲストに「種類が少ない…」と思われないために抑えておきたいドリンクの種類は、以下のとおり。
新郎新婦の出身地の日本酒など、こだわりのお酒を準備する場合は「○○産日本酒」などと記載するといいですね。
●酒(アルコール)
ビール、ワイン(赤/白)、日本酒、焼酎、カクテル
●ソフトドリンク
オレンジジュース、ウーロン茶、ジンジャーエール、ノンアルコールビールなど5~6種類
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そもそも、ドリンクメニューは必要?いらない?
結婚式前は準備で猫の手も借りたいほど忙しいものなので、「そもそもドリンクメニューってホントに必要なのかな?」と考えてしまうこともあるかもしれません。
でも、ゲストの立場になったら、どんなものが飲めるのかわかったほうがうれしいですよね?
「何が飲めますか」なんて会場スタッフに聞く必要もないので、あったほうが絶対に便利!
ぜひ、作ることをオススメします。
まとめ
- ドリンクメニューは無料テンプレートでもセンスよく仕上がる
- 100均のアイテムでもオリジナリティあるドリンクメニューに
- ドリンクメニューは各席においてもテーブルに毎にいくつか置いてもOK
- ドリンクメニューの準備は他のペーパーアイテムと並行して進める
ドリンクメニューは作り方も置き方もさまざま。
テーブルコーディネートのひとつとして、コンセプトに合わせて作るとワンランク上のおもてなしができそうですね。