【パターン別】ウェディングブーケの相場と準備のポイント
ウェディングブーケは花嫁さんを引き立てる重要なアイテム。
一生に一度のウェディングですから、ドレスにも会場の雰囲気にも合ったセンスの光るブーケを用意したいですよね。
でもいざ注文しようとすると、「生花と造花、どちらがいいの?」「式場と提携している業者に発注すべき?」など、いろいろ疑問が湧いてくるもの。
そこで、今回は種類別にウェディングブーケの魅力や価格相場、発注先、式までのスケジュールについて詳しくご紹介します。卓上装花など、その他の装花についても紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
この記事のポイント!
- 結婚式を控えたカップル向け
- ウェディングブーケの相場がわかる
- ブーケの種類や発注先に詳しくなる
- 何カ月前までに注文すれば良いかがわかる
ウェディングブーケの種類は?生花・造花・プリザーブドフラワーの違い
ウェディングブーケには主に、生花、造花、プリザーブドフラワーの3種類があります。
それぞれの種類にメリット・デメリットがあるので、まずはどの種類が良いかを決めるところから始めましょう。
写真映えを狙うならやっぱり生花のブーケ!
花嫁さんに一番人気があるのは、やはり昔からある生花のブーケです。
生花の魅力は何と言っても華やかな香りと、本物にしかない美しさでしょう。記念写真も生花であればより自然に、高級感あふれる仕上がりになります。
デメリットは、やはり長持ちしにくいという点。結婚式当日とは別に前撮りもするのであれば、複数個用意しなければならないのも難点です。
また季節によっては旬の花が限られていて、好みの花を使おうとすると高くついてしまうこともあります。
長く楽しみたいなら造花がオススメ
「ウェディング後もお部屋に飾って楽しみたい」という方にオススメなのが造花。
ウェディング用の造花はシルクなど高級素材で作られるので、本物に見劣りしない美しさを演出することも可能になります。衣装の色に合わせて自在に色を組み合わせたり、好みの形にアレンジしやすいのも造花ならではでしょう。
生花よりも価格も安く済みますが、費用を抑えたいあまりに極端に安っぽいものを選ばないようにしてください。事前に店頭などで素材をよく確かめておきましょう。
プリザーブドフラワーは生花と造花の良いところ取り!
最近徐々に人気が高まってきているのはプリザーブドフラワーです。
プリザーブドフラワーは生花を加工したものですから、より生花に近い自然な質感が楽しめます。比較的長く保存できますから、造花のように式の後にも思い出を取っておきたいという方にはぴったりですね。
欠点は、造花と違って壊れやすいところです。扱いには注意が必要ですし、特殊な加工をするため場合によっては生花よりも値段が高くなることがあるので、価格を抑えたい方には不向きでしょう。
ウェディングで使うブーケの個数は平均1.8個
必要なブーケの個数は場合にもよりますが、平均で1.8個と言われています。
ウェディングドレス、カラードレスでそれぞれ別のブーケを用意する人もいますし、生花のブーケを使って前撮りをする場合はさらに別途用意する必要があります。
提携業者or外注or手作り、それぞれの費用相場
ブーケの種類が決まったら、次に気になるのは価格ですよね。
式場と提携しているお花屋さんに注文する場合と外注の場合、そして自分で手作りする場合で価格は変わりますので、順に見ていきましょう。
料金は高くても安心!提携先の花屋の相場
一番簡単なのは、結婚式場と提携しているお花屋さんに頼むことです。式場が信頼している業者のため品質が高く、後のトラブルが少ないので安心してお願いができます。
生花のブーケを使用する予定であれば、提携業者に頼む方が状態の良いお花をベストなタイミングで持ってきてもらえるでしょう。
ですが、売上の一部を式場に納めるシステムとなっていることが多く、外注する場合よりも割高なのがデメリットです。
価格は20,000円~50,000円程度が相場となります。
持ち込み料に注目!外注する場合の相場
自分の好みのアレンジをしてくれる花屋さんに頼みたいなら、外注をするのもアリです。予め気に入った造花やプリザーブドフラワーを買って使いたいという人も中にはいるでしょう。
価格は生花だと10,000円~30,000円程度、造花なら15,000円~30,000円、プリザーブドフラワーは15,000円~40,000円くらいが相場です。
もっとも、有名なアーティストなどに頼めば価格はグンと上がってしまいますし、式場によっては持ち込み料が必要になる所もありますから、事前によく調べて総額を見積もってから決めることをオススメします。
新婦のセンスが光る!手作りする場合の相場
手作りが好きな新婦さんや、日頃からフラワーアレンジメントを嗜んでいる方なら、手作りに挑戦してみるのも良いでしょう。
自分の好きに作れるのが何よりの魅力ですし、購入するよりもはるかに安いので、浮いたお金をドレス代などに回してグレードアップすることもできます。
価格は生花なら5,000円~10,000円程度、造花なら2,000~3,000円台で作ることも可能です。プリザーブドフラワーは安いものだと5,000円くらいで作れます。
注意点は、外注と同じく持ち込み料がかかる可能性があることです。また、事前に練習するなどして余裕をもって準備しないと、結局失敗して業者に頼むことにもなりかねません。
ブーケ注文から到着までのスケジュール
挙式3ヶ月前
挙式で着るドレスが決まったら、ブーケのイメージを考え始めましょう。会場装花のプランも並行して考え、イメージを固めていきます。
2カ月前
会場への持ち込み料の有無などを確認し、手配方法を決めましょう。
ショップを回り、ブーケの形や色などの具体的なイメージを固めていきます。外注する場合は、ショップを決めて打ち合わせを始めましょう。
1カ月前
自分の希望とショップの提案などを聞きながら、ブーケを決定し、注文します。
ブーケの保存したい場合、押し花やドライ加工を検討も始めてください。
1週間前
持ち込みの場合は、当日の搬入時間や方法をショップに確認し、会場側にも伝えておきましょう。
メインテーブル・卓上・ブートニアなどの装花にかかる費用
ブーケの他にウェディングで必要となる装花には、以下のようなものがあります。
- メインテーブルの装花:20,000円~90,000円
- 卓上(ゲストテーブル)装花:1卓2,000円~7,000円
- ブートニア:2,000円~
- ヘッドドレス:5,000円~10,000円
- リストレット:5,000円~7,000円
- ブーケトス用ミニブーケ:5,000円程度
- 両親への贈答用花束:3,000円~5,000円
会場全体の装花の相場は、ブーケを除いて平均で150,000円前後。
メインテーブル、卓上装花などはウェディングブーケと同様外注の場合が比較的安く、式場提携先の業者の場合は割高になる傾向があるので参考にしてください。
ブーケ・装花を節約するなら、旬の花で作ってもらおう
その時季の旬の花を選べば、市場に多く出回っているため低価格で入手が可能になります。
いっそ種類を指定せず、業者にお任せすると予算の範囲内でベストなものを提案してくれるでしょう。
少しこだわりたいなら、好きな色や好きな花言葉をヒントに業者から提案してもらうのも一つの手です。
まとめ
- 質重視なら生花、長期保存したいなら造花やプリザーブドフラワーが◎
- どこの業者に頼むかは費用総額を比較して決めよう
- ブーケの発注は式の1〜2ヶ月前がベスト
- 式場全体の装花はおよそ150,000円
ブーケの選び方、価格相場、花選びのポイント、その他装花の値段をご紹介しました。ブーケや装花は写真にも残るので、後悔のない理想の形を実現したいですよね。
事前に自分の希望や好みをまとめた上で業者に相談すると、スムーズに話が進みますよ。ドレスを引き立てるベストなブーケを選びましょう!
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