結婚指輪はいつから着ける?準備する時期は?オススメのタイミングを紹介
「結婚指輪はいつからつけるのが正解かな?」と悩むカップルは少なくありません。
「結婚指輪を早く付けたいんだけど、挙式前から指にはめるのはOK?」「結婚式なしにするなら、結婚指輪はいつから着け始めたらいいの?」と困っているカップル向けに、結婚指輪をつけはじめるタイミングを紹介します。
また、婚約指輪・結婚指輪の準備についてや結婚指輪の歴史や由来、左手薬指にはめる理由もまとめているので、指輪を選ぶときの参考にしてくださいね。
この記事のポイント!
- 結婚指輪を購入・準備しようとしている人向け
- 指輪はいつから準備し始めるとよいかがわかる
- 結婚指輪をつけ始めるタイミングがわかる
- 指輪交換の歴史や意味を知ると、結婚指輪の大切さがわかる
結婚指輪はいつ買うのが正解?
婚約指輪・結婚指輪を探し始めてから手元に届くまで、かなり時間がかかります。
- 婚姻届と一緒に記念撮影したい
- 結婚式の前撮りやフォトウェディングで指輪ショットを撮りたい
- 結婚式の指輪交換で使いたい
といった使いたいタイミングの半年前から指輪探しを始めましょう。
ブライダルリングは探し始めてからデザインなどの決定までに約2ヶ月、注文から納品までに最低1ヶ月かかります。オーダーメイドになると完成まで3ヶ月以上かかることも。またサイズや刻印が間違っていた場合の修理期間として、1ヶ月程スケジュールに余裕を持っておく必要があります。
挙式直前にジュエリーショップへ駆け込んで決めたカップルもいますが、焦って決めると後悔が残りやすくなります。2人で長く使うものなので、じっくり選ぶのがオススメですよ。
「結婚式をしないんだけど…」結婚指輪はいつから着け始める?
「結婚指輪は絶対にこの日から着けはじめないといけない」といったしきたりやルールはないので、2人の好きなタイミングで結婚指輪をつければOK!
挙式当日はもちろん、婚約期間中や入籍前から結婚指輪をつけてもいいんです。主なタイミングは4つ。
- 結婚式当日から
- 入籍日から
- 買ってすぐ
- 2人の記念日などから
結婚式当日から
一番スタンダードなのが、挙式当日に指輪交換を終えたあとからつけはじめるパターンです。けじめをつけたい、気持ちを切り替えたいといった考えの花嫁さんにおすすめ。
結婚式より前からつけ始めると「外すタイミングが分からない」「お風呂に入ったり着替えたりする間に傷つくかもしれない」という意見もあるようです。
入籍日から
結婚式ではなく、入籍をひとつの区切りと考えてもいいでしょう。ちなみにナシ婚にするカップルは、入籍日から指輪をつけるケースが多いです。
入籍から挙式まで時間がある場合は、結婚へのモチベーションを維持するという意味でも、入籍日から指輪を着けてみては?
買ってすぐつける
結婚指輪は特別な思いのこもった記念品ですから、早くつけたいと思うのも当然のこと。買ってすぐ着け始めるのも、もちろんOKです!
ただし指に通しているうちに傷がつくので、挙式や前撮りで使う前に、クリーニングや磨き直しをして、きれいな状態にしておきましょう。
2人の記念日やイベントの日から
同居し始めた日など、2人の記念日から結婚指輪を着けるのも素敵です。
クリスマスのようなイベントの日、いい夫婦の日(11月22日)など語呂合わせの日から着け始めてもいいでしょう。2人が納得できるタイミングを選んでくださいね。
会社・職場で結婚指輪をつけるタイミング
まずは会社でエンゲージリング・マリッジリングを着けて問題ないかを確認して。仕事上は問題なくても、社風の関係で指輪をつけないほうがいい場合もあります。
職場で結婚指輪を着けるタイミングに決まりはありませんが、あらかじめ上司・同僚に結婚報告をしておくのがマナーです。
結婚報告なしで指輪をつけはじめると、「えっ、あの人結婚したの!?」なんて驚かれてしまうかも。また結婚報告なしにしたことで、職場での人間関係が悪くなるかもしれません。
結婚指輪を交換する意味とは?【結婚指輪の歴史】
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2020」によると、97.7%のカップルは結婚指輪を購入しています。
しかし、なんとなく結婚には指輪が必要なものだと思ってつけるより、どういう理由があって指輪交換という風習が現代にまで伝わってきたのかを知っておいたほうが、結婚指輪も結婚相手も大切にできるはず。
結婚指輪の歴史をみてみましょう。
結婚指輪の歴史は古代エジプト、古代ローマの時代までさかのぼる
「結婚する相手に指輪を渡す」という行為は、紀元前のエジプトにまでさかのぼります。
現代式の結婚指輪が始まったのは、9世紀のローマ教皇ニコラウス1世からだと言われています。
ときの権力者であるローマ教皇が結婚指輪を身につけたことで、当時の貴族へと一気に結婚指輪の文化が広まりました。
日本では明治時代以降に広まった
日本に結婚指輪という風習が伝わってきたのは江戸時代の終盤。
当時の出島を通して入ってきた指輪文化は、明治時代以降だんだんと広まっていき、大正末期には結納品としてかなり重要視されることもありました。
現在のように、ほとんどのカップルが結婚指輪を買うようになったのは、戦後の高度経済成長期を迎えてからです。
結婚指輪をはめる左手薬指は、命につながる指
結婚指輪は左手の薬指にはめます。
どうして左手薬指なのかというと、古来より左手の薬指は命、つまり心臓につながっている指だと信じられてきたからです。
命につながる左手の薬指に指輪をはめることで、相手を災いから守る、お互いの命を預け合う、という気持ちを示しています。
まとめ
- 前撮りや指輪交換など、使うタイミングの半年前から指輪を準備する
- 結婚指輪は、2人の好きなタイミングから着け始めてOK
- 「指輪交換後」「入籍日」「買ってすぐ」「2人の記念日」など、区切りとなる日から指にはめるのがおすすめ
- 職場でマリッジリングを付けるなら、事前に結婚報告を済ませる
- 結婚指輪の歴史は紀元前にまでさかのぼる!由緒正しい風習なので、指輪と結婚相手は大切にしよう
結婚指輪を着け始めるタイミングについて、まとめました。
マリッジリングは2人の絆を象徴する、大切な記念品です。ぜひ思い出に残る日から指輪を着け始めてくださいね。