海外挙式用ドレスは「購入」「レンタル」どちらがオススメ?メリット・デメリットを解説
海外挙式では、ウェディングドレスを購入するかレンタルするかによって、費用も取り扱い方法にも違いが。
それぞれのメリット・デメリットをしっかりと比較して、どちらがマッチングするか考えてくださいね。
「自分のドレスで挙式したい!」購入派のメリット・デメリットと予算
憧れのウェディングドレス。「せっかくならば購入して自分だけのものにしたい!」と思う人は多いのではないでしょうか。
海外挙式でウェディングドレスを購入する場合のメリットとデメリットをご紹介します。
【メリット】2度以上着るならお得!思い出を手元に残せるのも嬉しい
海外挙式でドレスをレンタルする場合、現地で数少ないラインナップの中から選ばなければならないなんてことも。
その点、ドレスを購入することにすれば好きなブランドやショップのドレスから、デザインもサイズもぴったりのものを選べるので、ウェディングドレスの選択肢が広がります。
勿論購入したウェディングドレスは自分のものになるので、返却期限などを気にせず帰国後でも何度も着用が可能。
特に帰国後パーティーでもドレスを着る花嫁さんにとっては、2度レンタルするよりもお得になることも!
着用後のドレスは思い出の品として手元に残すことができるのも嬉しいポイントですね。
【デメリット】時間や手間がかかる
- 持ち込みになるため荷物が増える
- 小物もすべて用意する必要がある
- オーダーメイドは制作に時間が必要(デザインの打ち合わせや仮縫い・仕上がりまで:約4ヶ月)
ウエディングドレスを購入する場合の予算は?
ウェディングドレスは、安い既製品で5万円から購入することができます。
節約志向のセミオーダーなら、8万円~13万円くらい。生地やデザイン・ブランドにこだわったフルオーダーメイドでも、15万円~25万円で買うことができます。
通販の格安ドレスはトラブルがつきもの…?事前に覚悟を
安く買えることに越したことはありませんが、あまり安すぎるとドレスに不備がある可能性もあります。
- 写真ではわからないシミや糸のほつれ
- 実際に見たらイメージと違う
- 体のラインにサイズが合わない
「手軽に好みのドレスを選びたい!」レンタル派のメリット・デメリットと予算
◯メリット
- 現地レンタルなら荷物が少ない
- ブランドでも費用を抑えることができる
- ドレス選びの打ち合わせがシンプル
◯デメリット
- デザインやサイズによってはお気に入りが見つからない
- 汚さないように配慮が必要
- 着たいドレスがあっても先約の可能性あり
レンタルなら、安いところで3万円から選ぶことができます。
ただ、レンタル期間や小物、持ち込み料金(※)や配送料などが必要になるケースもあるため、人気のあるデザインをレンタルすると20万円~30万円の費用になることも。
お気に入りのドレスをキープしておくためには、挙式前の3ヶ月~6ヶ月くらい前に選んでおくことがオススメです。
(※)持ち込み料=ドレスの保管や管理に必要とされる費用
海外ウェディングで、ドレスをレンタルする場合の手順
海外挙式の場合は、手配会社のプランによって対応が変わってきます。
国内で選んだドレスを現地でレンタルするパターン
現地レンタルは渡航先でドレスを選ぶのではなく、国内のお店で試着し、試着したドレスと同じ衣装を現地でレンタルすることが多いです。
その場合は宿泊先のホテルへ返却することができるので、帰国の際も荷物はありません。
ブライダルインナーやストッキングなどは含まれないこともあるため、手配会社やお店に確認してください。
現地に到着してから式の直前に選ぶパターン
国内での試着に対応していないプランは、現地へ到着してから選ぶことになるため、限られた種類のドレスから選ぶことになる場合もあります。じっくり選んでいる時間はとれないかもしれません。
国内でレンタルして、自分で持ち運ぶパターン
国内でレンタルする場合は、自分で持って行かなければなりません。
持ち出しはできますが、ほとんどのお店で配送には対応していないでしょう。
そのためドレス自体は手元にあって安心できますが、スーツケースに入れるのではなく、専用のバックが必要になります。
ただ、納得できるまで選ぶことができるので、お気に入りの衣装を探すことができます。
ウェディングドレスを機内に持ち込みする際の注意点
ウェディングドレスを持ち運ぶときは、手荷物として機内へ持ち込むようにしてください。
航空会社の機種によって違いますが、多くはハンドバック1個と3辺の和が115cm以内の手荷物1個。合計10Kgまでと決められています。
貨物室へ預けてしまうと到着して荷物を探すことに手間取ったり、間違えて別の場所へ移動させられてしまうことも少なくありません。
ただ、エコノミーであればドレスが持ち込めない場合もあるため、事前に航空会社へ問い合わせておきましょう。
CAさんに「ウェディングドレスを吊るしてもらうことはできますか?」と声をかけてみることも有効。
お客さんの搭乗率によっては、機内に吊り下げてもらえたケースもあります。現地へ到着したら、しわにならないようにできるだけ早くドレスを吊るしましょう。
購入したものであれば、アイロンのスチームでしわを伸ばすこともできますが、素材によっては難しいこともあるため取り扱いに気をつけてください。
契約内容、特に保険は事前にしっかり確認して
また、海外へ持って行く場合は、保険の確認をしたほうが良いかもしれません。
契約内容にもよりますが、海外旅行保険なら約5,000円の保険料を支払うことで、携行品損害を30万円まで保障してもらうことができます。
手配会社やドレスのレンタルショップで案内されることもあります。
帰国してお披露目パーティーをするなら購入がオススメ
2人だけで挙式。帰国してからお披露目パーティーをする予定があるなら、レンタルするよりも購入したほうが良いでしょう。
ドレスの持ち込みが大丈夫な場合、お披露目パーティーの衣装として利用することができます。
ウェディングドレスを購入して、新郎のタキシードのみをレンタルする方法も。購入したドレスは、友人や後輩などに譲る選択肢もあります。
リゾートのビーチウェディングならレンタルがオススメ
ハワイなどのリゾートで、白い砂浜にイスを並べるビーチウェディング。
風になびきやすいシフォン系Aラインやスレンダーラインなども人気があり、海岸線に沈んでゆく太陽をバックに、写真撮影するフォトウェディングも注目されています。
しかし、ビーチウエディングではドレスが砂で汚れてしまう可能性も。購入したドレスは、砂で汚れた場合に自分で対応する必要がありますが、現地でレンタルする場合は、もともとクリーニング代が含まれていることが多いため安心です。
まとめ
- 世界に1つだけのドレスなら、オーダーメイド購入
- 格安ドレスには注意が必要
- 現地レンタルなら荷物の心配もなく手ぶら
- 不測の事態に備えて保険加入もあり
- 利用回数に応じて購入を検討
- ハワイで挙式するならレンタルがオススメ
海外で挙式する場合の、購入やレンタルのメリット・デメリットをご紹介しました。