結婚式前にブライダル脱毛は必要?通う時期の目安と注意点
ウェディングドレス姿の新婦は、まさに結婚式の主役!素敵なウェディングドレスを選んだのに、結婚式当日、背中や脇のムダ毛が目立っていたら台無しですよね。
ブライダルシェービングではすぐに毛が生えてきてしまうので、もっと長期間ツルツルの状態になりたい!と、「ブライダル脱毛(結婚式脱毛)」を選択する花嫁さんもいるんです。
今では一般的となったブライダル脱毛について、料金や効果、オススメのサロンなどをご紹介します!
ブライダル脱毛とは?結婚式前に行う、脱毛の必要性
ブライダル脱毛とは、花嫁さんが結婚式前にむけて行う脱毛のこと。
とはいえ施術方法は、通常の脱毛との違いはありません。
ブライダル脱毛だからといって早く効果が出たり、美肌になったり、などの付加価値はありません。「花嫁さん専用コース」なども特にないので、通常の「全身脱毛プラン」「部位別プラン」などを選択すればOKです。
自己処理の回数が減って、お肌にいい!
剃刀で自己処理をしすぎると、毛穴が目立ってしまったり、時には肌を傷つけてしまったり、あまりお肌によくありません。
その点、結婚式を機に脱毛を始めれば、単純に自己処理の回数を減らすことができます。部位や毛量にもよりますが、5回ほどの脱毛で自己処理の回数がグッと減らせますよ。
結婚後に妊娠・子育ての予定があるなら、自由に動ける今のうちに脱毛をしておいた方が後々楽になります。「いつか脱毛はやりたいと思ってる」という花嫁さんは、結婚式前こそはじめ時ではないでしょうか?
脱毛で毛を減らしておくと、シェービング効果が長持ちする
結婚式前にはブライダルエステの人気コース「ブライダルシェービング」をするのが一般的ですね。
ただシェービングは、効果の持続期間が限定的というデメリットがあります。とくに毛の濃い方は、「シェービング翌日には、もう毛が生えてきて目立つ!」なんて失敗も…。
事前にブライダル脱毛で毛量を減らしておけば、挙式直前に行うシェービングの持続期間や美肌効果が長続きする!というメリットがあります。
効果が高いのはどれ?ブライダル脱毛の違い
ひとくちに「脱毛」といっても、実はさまざまな種類があります。
脱毛サロンの違い(医療レーザー脱毛・脱毛エステ)
ブライダル脱毛を受けられる施設は大きく分けて、クリニックとエステサロンの2種類です。
クリニックで行われるレーザー脱毛の方が高いパワーでの施術が可能で、短い期間でも効果が出やすいのが特徴。料金はエステ脱毛より高額になりますが、ひと昔前よりだいぶ価格が安くなってきました。
一方のエステサロンの光脱毛は、マシンの出力が弱いため痛みが少ない傾向にあります。料金も安いですが、医療レーザー脱毛よりも回数が必要になることも多く、結局高額になるケースもあります。
クリニック | エステサロン | |
---|---|---|
脱毛効果 | ◎ (機器のパワーが強い) |
○ (機器のパワーが弱い) |
痛み | △ (チクッとした痛み) |
◎ (熱を感じる程度) |
回数 | 5回~ | 10回~ |
料金 | 高い | 安い |
なお医療レーザー脱毛や光脱毛のほか、ニードル脱毛(医療機関でのみ施術可)やワックス脱毛という方法もあります。
▼ 医療脱毛について詳しく見る
▼ 脱毛エステについて詳しく見る
▼ ニードル脱毛について詳しく見る
レーザー脱毛の機器による違い
レーザー脱毛マシンは大きく分けて「熱破壊式」と「蓄熱式」の2つに分かれます。
熱破壊式のレーザー 脱毛は、皮膚の中の深い毛根の部分(毛乳頭)に高出力のレーザーを照射し、破壊する仕組み。即効性に期待ができますが、赤みや痛みが伴う可能性があります。
一方の蓄熱式脱毛は、皮膚の割と浅い部分にある組織(バルジ領域=毛の成長を促す成分が出る部分)を、低出力のレーザーでじわじわと破壊する仕組み。痛みが少なく、日焼けした肌でも対応が可能です。
熱破壊式 | 蓄熱式 | |
---|---|---|
即効性 | ◎ (1週間ほどで抜ける) |
△ (なかなか抜け落ちない) |
痛み | △ (チクッとした痛み) |
◎ (熱を感じる程度) |
うぶ毛 | △ (反応しにくい) |
○ (反応しやすい) |
日焼け肌 | △ (照射できない可能性) |
◎ (照射OK) |
クリニックやエステサロンによって導入している脱毛マシンが異なりますので、事前によく確認しておきましょう。
< 脱毛経験者のコメント(花嫁ノート編集部) >
わたしは熱破壊式も蓄熱式も経験があります。蓄熱式は即効性がないことを知らずに契約してしまい、「ぜんぜん抜けない!」と思って解約してしまいました…(熱破壊式は1週間程度で毛が抜け落ちます)。
最終的な効果はどちらも変わらないようですが、熱破壊式の方が抜ける実感を得やすく、早い段階で自己処理の回数が減りました。ただし痛みは結構あったので、お好みで選ぶと良いと思います!
ブライダル脱毛はいつから通う?直前1ヶ月前・前日でも間に合う?
しっかりと脱毛効果を実感したいなら、結婚式の1年前には脱毛サロンを探して、無料カウンセリングを受けるのがオススメです。
毛の太さや量、マシンの種類、パワーなどによって個人差はありますが、「毛が少なくなった」「自己処理の頻度が減った」と実感するまでは、最低でも5~6回の施術が必要。
使用するマシンによって通う頻度は異なりますが、2ヶ月に1回の頻度でサロンに通う場合、10ヶ月は必要です。
1ヶ月前に脱毛しておけば、一時的にツルツルになれる
目で見て「毛が無くなった!」と感じるまで脱毛をするには、最短でも半年~1年以上の期間が必要です。
とはいえ熱破壊式のレーザー脱毛の場合は、1回施術を受けると、1週間ほどでポロポロと毛が抜け始めます。
その後1ヶ月間くらいは、ツルツルの状態が続くので、結婚式まで1~2ヶ月しかない花嫁さんも、ブライダル脱毛をする意味はありますよ。
結婚式直前(前日など)も脱毛できる?
ブライダル脱毛を挙式直前に行うのは、おすすめしません。
脱毛直後はお肌が敏感になるため、赤みやブツブツが出る可能性があります。そのため脱毛機器の種類に限らず「挙式まで1ヶ月以内は施術不可」としているサロンも多いです。
結婚式前最後の脱毛は、挙式1ヶ月前となるでしょう。
< 脱毛経験者のコメント(花嫁ノート編集部) >
わたしは脱毛後に肌にブツブツができて、かゆみがでた経験があります。かなり広範囲にでてしまい、塗り薬をもらってなんとか落ち着かせました…。
収まるまでに1週間ほどかかったので、結婚式など大切な予定がある場合は、直前の脱毛はぜったいやめた方がいいと思います!
ブライダル脱毛とブライダルシェービングはどっちをやるべき?
結婚式にのための産毛ケアには、「脱毛」と「シェービング」の2種類がありますね。
結論からいうと、「脱毛」も「シェービング」も、どっちも行うのがオススメです!
結婚式の1年以上前から脱毛サロンに通い始めて、直前にはブライダルシェービングを受けるスケジュールが完璧ですよ。
【結婚式1年前】
脱毛サロンでカウンセリング
1.5~2ヶ月ごとの脱毛
↓
【結婚式1ヶ月前】
結婚式前最後の脱毛
↓
【結婚式3日前】
ブライダルシェービングで仕上げ
ブライダルシェービングの効果
ブライダル脱毛を行っていても、満足する結果を得られない可能性があります。特に顔や背中の毛は色素が薄く、抜けにくいとされています。
このように抜けきらなかった毛は、結婚式の直前にシェービングでケアしましょう。
カミソリを使った本格シェービングは、産毛と一緒に古い角質を除去してくれるので、ムダ毛処理だけじゃなく美肌効果を得ることができるんですよ。
また角質が無くなると、スキンケアの美容成分の浸透力がアップ!シェービング後にパックなどを行えば水分量が一気に増えて、透明感あふれる美白美肌が手に入りますよ。
ブライダルシェービングは挙式何日前に?時間がないときは?
本格シェービングは剃刀負けのリスクがありますので、挙式の3日〜5日前に行うのがオススメです。
もともとブライダル脱毛で毛の量を減らしておけば、シェービングの効果が長続きするので、前日じゃなくてもまったく問題ありません。
ただしアトピー肌や敏感肌の方、剃刀負けが心配な方は、挙式1ヶ月以上前に体験プランを受けて、肌状態を確かめる必要があります。
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ブライダルシェービングの相場はいくら?平均費用を解説!
ブライダル脱毛の回数と料金相場
回数 | 料金目安 | |
---|---|---|
医療脱毛 | 5回 | 20万~40万円 |
エステ脱毛 | 6回 | 10万~15万円 |
脱毛クリニック(4社)と脱毛エステサロン(3社)の料金を調査してみました。
医療脱毛を行うクリニックの場合、全身5回コース(顔・VIO含む)の料金はざっくりと、20万円~40万円。クリニックによって、およそ20万円ほども差が開きました。
一方の脱毛エステサロンの場合は全身6回コース(顔・VIO含む)が多く、だいたい10万円から15万円ほど。中には、10万円以下という格安脱毛サロンもありました!
ちなみにニードル脱毛(針脱毛)は、お店やクリニックによって料金体系が異なります。「1本100~500円」「1時間25,000円」など違いがあるので、よく比較検討をしましょう。
回数追加で、予算オーバーもあるある
医療脱毛もエステ脱毛も、全身5回~6回のセットが主流です。
医療脱毛の場合は5回ほど施術を受けると、「毛がかなり減ってきたな」「自己処理の回数がだいぶ減ってきたな」という印象。全身ツルツルのボディを目指すなら、8回~10回程度は覚悟しておいた方がよさそうです。
一方のエステ脱毛の場合は5~6回ではあまり減毛効果を感じられず、回数を追加することも多いよう。6回コースで10~15万円とはいえ、目標が高い方はもう少し予算が必要だと考えておきましょう。
ちなみにエステ脱毛は回数無制限の全身脱毛もありますが料金はもう少し高額。エステでも30万円を超えます。ただし分割払いが可能で、月額費用は3,000円~と無理なく通える範囲ですよ。
< 脱毛経験者のコメント(花嫁ノート編集部) >
わたしはエステ脱毛も医療脱毛も経験があるので、どの部位で何回くらい施術を受けたのかご紹介します。
- 顔:5回→まだ残ってる(医療)
- 襟足:5回→めっちゃ残ってる(医療)
- ヒジ下:12回→ほぼツルツル(エステ+医療)
- ヒジ上:5回→まだ残ってる(医療)
- 脇:12回→ほぼツルツル(エステ+医療)
- 背中:5回→まだ残ってる(医療)
- 脚:12回→ほぼツルツル(医療)
麻酔代、施術代、シェービング代など追加費用もある
脱毛の施術代のほか、次のような追加料金が必要になるお店もあります。
- 麻酔代
- シェービング代
- 診察・お薬代
脱毛による痛みが嫌な方は、麻酔をかけることができますが、オプション料金が必要になります。
また脱毛前には自己処理をしていく必要がありますが、剃り残しがあるとシェービング代を別途請求されることもあるので、事前によく確認をしておきましょう。
ブライダル脱毛の必須部位はココ!おすすめ脱毛箇所
ウェディングドレスを着た時に気になる部位や、結婚式当日に注目される部位は、背中・脇・襟足・顔・腕の5箇所!
背中(優先度★★★)
ウェディングドレスの背中があいているなら、背中の脱毛は必須!
海やプールと違い、結婚式でのウェディングドレス姿は至近距離で見られます。特に写真撮影の際はゲストとかなり近づくので、背中のムダ毛を放置しておく花嫁さんはほとんどいないでしょう。
ただし背中は、腕や脚よりも色素の薄いうぶ毛が生えていることが多いので、脱毛には時間と回数が必要です。
脇(ワキ)(優先度★★★)
半袖やノースリーブのウェディングドレスなら、脇(ワキ)の脱毛も行いましょう。
自己処理のし過ぎで、脇が黒ずんでしまっている花嫁さんも多いのでは?脱毛をすることで自己処理の回数が減り、黒ずみの悪化を止められます。さらにブライダルエステで、脇のホワイトニングケアを受ければ完璧!
ワキや腕は、濃くて太めのムダ毛が生えているので、脱毛機が反応しやすく(※)、1~2回でもきちんと減毛効果を感じられる部位なんです。「脱毛してよかった!」と思える部位ですよ。
うなじ(襟足)(優先度★★☆)
髪をアップスタイルにするなら、うなじ(襟足)のムダ毛処理は必須!
襟足がすっきりと整えられていると、首筋がスラリと長く見えて、大人っぽい印象を与えることができますよ。
なお襟足の脱毛も、かなりの回数が必要な部位。1~2回程度では減毛効果を感じられないことも多いので、しっかりと時間をかけて通いましょう。
ちなみに襟足の脱毛の際には「形」に注意が必要です。襟足の生え際は「W」の形に整えるのがきれいなのですが、知識や技術の少ないスタッフだと、残すべき毛もすべて剃ってしまい、変な形に脱毛されてしまう可能性があります。
完璧な形を目指すなら、まずはシェービングサロンや床屋さんで襟足シェービングをしておくと、キレイな形で脱毛を受けることができますよ。
顔(優先度★☆☆)
鼻下や、口周りの脱毛は必須ではないけど、ぜひオススメしたい脱毛部位です。
日頃から電気シェーバーなどで自分で顔を剃っている人は、脱毛をしておくと、かなり楽になりますよー!
ただし顔の毛は、色素のうすい産毛なので効果が出にくいとされています。1年以上前からじっくり脱毛すると、しっかりと顔の産毛を減らすことができるでしょう。
なお顔はブライダルシェービングの必須部位でもあります。ただしシェービングは表面の毛を剃る一時的なケアになるので、数日すれば伸びてきてしまうのが難点。
こんなとき顔脱毛をしておけば、そもそもの毛の量が減るので、シェービングの効果も長持ちするんです!
腕(ヒジ上下)(優先度★☆☆)
腕は自分でも剃れるし、脱毛は必要ないのでは?と思いませんか?
でも意外と、二の腕の裏側・ヒジ周り・ワキの裏付近は、剃り残しがありがち!もし予算に余裕があるなら、腕脱毛もオススメします。
手の甲や指のムダ毛は、自分でも意外と気になりますし、他人からも結構みられますので、セットで行っておくのもいいでしょう。
ちなみに、脱毛サロンによっては「ヒジ上」「ヒジ下」で、脱毛部位が別れていることも多いです。腕脱毛をしたいけど、あんまりお金がない…という花嫁さんは、「ヒジ上」がおすすめ。ヒジ下は最悪、自己処理ができます。
ブライダル脱毛の必要部位まとめ
部位 | 優先度 | ポイント |
---|---|---|
背中 | ★★★ | 毛が薄く抜けにくいので回数が必要 |
脇 | ★★★ | 少ない回数でも減毛を感じやすい |
襟足 | ★★☆ | 抜けにくい、形に注意が必要 |
顔 | ★☆☆ | 化粧ノリUP!毛が薄く抜けにくいので回数が必要 |
腕 | ★☆☆ | 少ない回数でも減毛を感じやすい |
挙式当日だけでなく、挙式後すぐに新婚旅行先に向かう場合などは、旅先で水着を着たときのことなども考えておきたいですね。
新婚生活に備えて、顔・VIOを含めた全身脱毛を行ってしまうのもオススメです。
和装ウェディングなら?ブライダル脱毛の必須部位
ウェディングドレスに比べると、色打掛や白無垢などの和装婚は露出部位が少なくなります。単純に、脱毛部位も少なくてOK。
最低限、顔と襟足(うなじ)だけでもいいでしょう。
とはいえ『脇脱毛』はとっても料金が安く、100円~500円といった破格の価格帯。一緒にやっておいて損はないので、どうせならワキ脱毛も一緒にしておくことをオススメします。
クリニックの医療レーザー脱毛:最短5回で脱毛完了
美容クリニックで行う医療レーザー脱毛は脱毛効果が長くて、最近では痛みが比較的少なくなったことから、人気の脱毛法です。
1回施術をうけたら、1~2週間ほどでレーザーに反応した毛がぽろぽろと抜け落ちてきます(熱破壊式マシンの場合)。
毛周期ごとに通うのが一般的。回数は5回以上必要
ポイントは「レーザーに反応した毛だけ」が抜けるという点。
全身に生えているムダ毛は、それぞれ毛周期(毛の生え変わり周期)が異なります。周期に合わせて2~3ヶ月おきに5回以上は通わないと、効果をなかなか実感できない人も多いので、1回でつるすべ肌になるわけではないんです(個人差あり)。
とはいえ1回~2回の施術でもムダ毛は減りますので、結婚式の数ヶ月前に始めれば、挙式間近にはかなり毛の量が減るでしょう。
毛周期に関係なく通える脱毛もある!
最近では、毛周期に関係なく通える脱毛方法も出てきています(蓄熱式脱毛=SHR脱毛)。
蓄熱式脱毛は2週間~1ヶ月おきに通えるので、トータルで考えると脱毛が早く終了するメリットがあります。
ただし1回の施術効果はやや低め。結婚式直前(1~2ヶ月前など)に始めるなら、蓄熱式脱毛を受けてもあまり脱毛効果を感じられないかもしれません。
挙式まで半年程度時間があるなら、結婚式までに脱毛完了することも十分可能ですよ!
医療レーザー脱毛のポイント
- エステ脱毛にくらべて、料金は高め
- 施術日から毛が抜けるまで、1~2週間ほど
- つるつるの状態になるまでには、5回以上通う必要がある
- 挙式の数か月前に始めれば、直前のお手入れがラクになる
- 毛周期に関係なく通える脱毛もある
エステサロンのフラッシュ脱毛(光脱毛):気軽で安い!
エステサロンのフラッシュ脱毛は、肌に優しくトラブルは少なめ。価格が安いのが魅力的で、ミュゼ・銀座カラー・キレイモなどのサロンが有名ですね。
こちらも施術後1~2週間ほどで、毛がポロポロと抜け落ちてきます。
脱毛効果は低い。長期間&何回も通う必要あり
脱毛エステも、「機械に反応した毛だけが抜け落ちる」という点では、医療レーザー脱毛と同様です。1回ですべての毛が抜け落ちるわけではありません。
また医療脱毛よりも脱毛効果が低いので、「毛が薄くなってきたな!」と実感するまでに、1年以上かかることも珍しくありません。
メラニン色素の薄い「うぶ毛」には機械が反応せず、施術を受けても、なかなか抜け落ちないのが難点。とくに顔脱毛や背中脱毛は、かなりの回数が必要になります。
また日焼けした肌や、痣(あざ)・ほくろのある箇所は施術を受けられないというデメリットもあります(これは医療レーザーも同様)。
時間よりも値段の安さを優先する人向け
挙式まで半年以上の時間があり、挙式当日までに毛を減らしたい・濃い毛を薄くしたい、という目的ならエステのフラッシュ脱毛を選択すれば、安い料金に納めることができるでしょう。
繰り返しになりますが、脱毛エステは効果が低め。何度も施術を受ければ自己処理がラクになる、という程度だということを忘れないようにしましょう。
脱毛エステのポイント
- フラッシュ脱毛(光脱毛)は料金がリーズナブル
- 医療レーザー脱毛に比べると、効果を実感するまでに時間がかかる
- 産毛・日焼け・痣のある肌には要注意
- 量が多い毛を減らす、濃い毛を薄くする、といった目的にオススメだが、永久脱毛ではない
ニードル脱毛:効果高し!産毛&日焼けした肌でもOK
ニードル脱毛は電気鍼を使って、毛穴に直接アプローチし、ムダ毛を一本一本処理していく方法です。当然、1回の施術時間が長くなります。
1回脱毛の施術を受けると、1~2週間ほどで毛が抜け落ちてくるのを実感できるでしょう。
産毛も脱毛可能!ただし料金は高い
レーザー脱毛や光脱毛は、黒いメラニン色素に反応するので、色素の薄い産毛はなかなか抜け落ちないデメリットがあります。
一方、ニードル脱毛は、毛穴ひとつひとつに施術をしていくので、産毛にもしっかりとした脱毛効果が期待できます。
料金形態は、「1本数百円」「1分200~300円程度」などさまざまで、手間がかかるためほかの脱毛にくらべると費用は高額になりがちです。
さらに人によっては、耐えられないほどの痛みを感じることもあるよう。結婚式一日だけのために、と考えるなら、少々リスキーな脱毛方法かもしれません。
脱毛効果は抜群!新婚生活のムダ毛処理は確実に楽になる
ニードル脱毛はほぼ完全な永久脱毛と言えますから、結婚後の生活まで考えるなら長持ちして良いでしょう。
日焼けをしていてレーザー脱毛ができない部分に施術したり、少しでもムダ毛の本数を減らしたい場合に利用するのもいいかもしれませんね。
ニードル脱毛のポイント
- 施術日から毛が抜けるまで、1~2週間ほど
- 産毛・日焼け肌の脱毛効果も期待できる
- つるつるの状態になるまでには、何度もサロンに通う必要有り
- 人によっては痛みを感じる
- 施術に手間がかかるので、脱毛料金は高め
- 永久脱毛なので、結婚式後の生活のムダ毛処理を考える人にはオススメ
ブライダル脱毛の注意点!花嫁が知っておくべき肌トラブル
クリニックやサロンで脱毛を受けるとき、事前に知っておくべき注意点があります。知らないと思わぬ失敗をしてしまう可能性があるので、よく確認しておいてください。
脱毛による肌荒れ
脱毛をすると、次のようなトラブルが起こる可能性があります。
- やけど
- 毛嚢炎(ニキビのような炎症)
やけどや毛嚢炎については、皮膚科がお薬を処方してもらい、正しく対処すればじきに良くなります。クリニックでの施術なら医師に相談もできますし、その場で塗り薬を貰うこともできます(診察やお薬代は脱毛料金とは別の可能性があります)。
対処ができるとはいえ、肌がもとの状態に治るまでは日数が必要です。結婚式直前に脱毛を行うのは大変危険なので、絶対にやめましょう。
硬毛化の可能性
硬毛化ちは、脱毛マシンによって毛が太く濃くなってしまう現象。色素の薄い毛が生えている部分(顔、背中、二の腕など)で起こりやすいとされています。
硬毛化した部位は、使用するマシンを切り替えるなどの変更が伴う場合もあります。
< 脱毛経験者のコメント(花嫁ノート編集部) >
蓄熱式脱毛は硬毛化しにくいそうで、わたしが通っていたサロンでは、背中や二の腕には蓄熱式、その他の部位には熱破壊式マシンを使用していました。
硬毛化はしませんでしたが、やはり色素の薄い毛は回数が必要だったようで、6回やってもまだしっかり生えています…。
脱毛後の肌ケア
脱毛後のお肌はとても乾燥しやすい状態になっています。医療レーザー脱毛の場合、マシンの出力が高いと、軽いヤケド状態になることもあります。化粧水やボディクリームなどで、いつも以上にしっかりと保湿をしましょう。
お肌が乾燥したままにしておくと、かさつきはもちろん、かゆみや赤み、ひりつきがでる可能性があります。
また脱毛後は肌が一時的に敏感になっているので、紫外線を浴びるとダメージを受けやすくなります。日焼け止めや日傘など、徹底した紫外線対策を行いましょう。
まとめ
- ブライダル脱毛とは、花嫁さんが結婚式までに行う脱毛施術のこと
- ブライダル脱毛専用のプランなどはない
- ブライダル脱毛を始める時期は、結婚式の1年前から
- 医療レーザー脱毛なら5回ほどで毛が減った実感を得やすい
- 結婚式直前の脱毛はNG!直前回は1ヶ月前に
結婚式は人生で女性が1番きれいでいたいと願う日ですよね。華やかなドレスを着るのは結婚式だけという人も多いでしょう。
ブライダル脱毛や、ブライダルシェービングをうまく利用して結婚式当日をベストな状態で迎えたいですね。