ガーデンウェディングを成功させるには『雨』の準備がポイント!
開放的な屋外で、自然の草花に囲まれて行うガーデンウエディングは、花嫁の憧れですよね!
屋内ではできないさまざまな演出が可能なのも魅力です。
しかし「雨が降ったらどうしよう」「ゲストにも服装に気を遣わせてしまうのでは…」と、色々心配なこともあって踏み切れない人もいるはず。
そこで今回は、ガーデンウエディングにぴったりのシーズンや会場の選び方、おすすめの演出、ゲストへの対応、雨が降った時の対処法など、気になるポイントを詳しくご紹介しましょう。
ガーデンウエディングに興味を持っている人もそうでない人も必見ですよ!
この記事のポイント!
- ガーデンウエディングが気になるカップル向け
- ガーデンウエディングならではの会場選びや演出法がわかる
- 雨が降ってしまった時の対応がわかる
- ガーデンウエディングにゲストを招待する時の注意点がわかる
ガーデンウエディングで心配なのは雨!悪天候への対策
せっかくガーデンウエディングを行うなら、やっぱりカラッと晴れた気候の良いシーズンにひらきたいものです。
できるだけ悪天候を避けるためには、やはり開催する季節を慎重に選びましょう。
降水確率の低い季節は?おすすめのガーデンウエディングシーズン
ガーデンウエディングをしたカップルの多くは、やはり気候の良い3月中旬~5月や9月下旬~11月頃までを選んでいます。
避けたい時期のトップは、梅雨の6月!
ゲリラ豪雨が降りやすい7月~9月初旬も避けておいたほうが無難。気温や湿度が高いので熱中症の危険性もあります。
地域にもよりますが、12月~2月の間は雪が降ることもありますし、ゲストに風邪を引かせてしまう心配も。屋外のみのパーティーはあまりおすすめできません。
真夏も真冬もあきらめたくない!ガーデンウエディングの開き方
真夏や真冬でもガーデンウエディングがしたい!というカップルもいますよね。
雨が降りやすい季節や、暑さ、寒さが厳しい季節に披露宴をすることが決まっていても、諦める必要はありません。
例えば、真夏であればアウトドアやビアガーデン風のスタイルで開いたり、冬ならイルミネーションで華やかに演出したり。
ガーデンウエディングは工夫次第でオールシーズン楽しめるものです。
ただし、急な雨でも大丈夫なように半分だけ屋外の会場にしたり、防寒具を用意したりと、入念な準備と多少の費用が必要となりますので時間をかけて考えましょう。
雨でもオシャレ!新郎新婦の衣装選び
新郎新婦の衣装は、ガーデンウェディングが雨だった場合に備えて選びましょう。
ウェディングドレスは、スレンダーラインやエンパイアラインなど、細身のシルエットが動きやすいのでオススメ!
ドレスのトレーンは短めで地面を引きずらないくらいの長さのもの、ベールはショートベールか、ミディアムがいいですね。
人前式など、挙式のスタイルもカジュアルなら、ミニ丈やミモレ丈のウェディングドレスもおしゃれ♪裾が濡れる心配もないのでオススメです。
新郎の衣装は雨を気にしすぎないでも選べますが、デニム素材やハーフパンツなどでとことんカジュアルにコーディネートするのも素敵です♪
ガーデンウェディングのドレス選びは、熱中症や防寒対策も大切!
雨でもOK!ガーデンウェディングにぴったりな披露宴会場の選び方
万が一の雨模様でも、主役はもちろんゲストにも楽しんでもらえるようにするには、やはり会場選びがとても大切です。
そこでガーデンウエディング会場にマストな設備や条件をピックアップしてみました。
1. 雨天用の会場を確保できるところ
ほとんどのガーデンウエディングの会場では、万が一、雨が降った時用の予備の会場を準備しています。
もし屋外での開催が難しい天気だった場合に備えて、最低限納得できるような雨天用会場を用意してくれる所を選びましょう。
特に雨の降りやすい時季に開催する人は、スタッフと入念に打ち合わせをしておきましょう。
2. 日よけのテントや、防寒対策のための設備
もし屋外開催が可能な天気だったとしても、長時間外にいれば日差しを浴びて疲れたり、ちょっと肌寒くなってきたりするものです。
高齢の出席者もいるでしょうから、ちょっと休めるテントやストーブなどの防寒設備が十分かどうかを確認しておきましょう。
3. ゲスト対応もうまい、経験豊富なスタッフ
ガーデンウエディングは屋内の披露宴よりも突発的なハプニングが起きやすいものです。
例えば、雨天で屋内開催の準備をしていたのに急に晴れてきた、予想外に虫が多くて困ったなど。
そんな時に慌てず対応できるか否かは、スタッフの機転にかかっています。
また、ギリギリまで天気が読めない場合にどう判断するか、的確なアドバイスをもらえると頼もしいものです。
会場の下見の際には、これまでに起こったトラブルを聞いてみるなど、スタッフの接遇のうまさをチェックしておきましょう。
雨でも決行できる、ガーデンウエディングの演出プランは?
ガーデンウエディングの醍醐味は、何と言っても屋内よりも演出の自由度が高いことでしょう。
でも、万が一の雨天だとせっかく準備していたプランが台無し…となると悲しいですよね。
そこで、ガーデンウエディングならではの雨でも楽しめる演出をご紹介します。
1. 見晴らしの良いテラスで、疑似ガーデンウエディングを
屋外を見渡せるテラスのある会場であれば、雨が降ってもきれいな庭を眺めながら開放的な雰囲気を楽しむことができます。
照明や工夫次第では、霧がかったガーデンが幻想的で、ロマンティックなムードを演出できることも…♪
天窓があって太陽光が入る会場であれば、きれいな写真が撮れますよ。
2. いっそ雨を演出として使う
せっかくなので、雨を演出の道具として使うのも手です。
ゲストにおそろいの傘をプレゼントするとか、雨靴を人数分レンタルしておいて、全員で記念撮影など、茶目っ気も演出できておすすめです。
逆に思い出に残るウエディングになるかもしれませんね。
ただし、雨の演出は新郎新婦の自己満足にならないように、ゲストへの配慮を忘れずに!
ガーデンウエディングで知っておきたい、ゲスト対応のポイント
屋外で行うウエディングの場合、かしこまったスーツやドレスを着用していると寒暖差に対応できなかったり、砂ぼこりなどの汚れが気になったりと色々不便なものです。
ゲストへの招待状には「ガーデンウェディングのため、カジュアルな服装でお越しください」など、ひと言添えておきましょう。
また、夏の場合は汗拭き用のタオルや日焼け止め、うちわをウェルカムドリンクと一緒にお渡しする、などの演出もオススメ。
冬なら、ブランケットの貸し出しや、使い捨てカイロ、ウェルカムドリンクにホットチョコレートやホットワインなどを用意するのもおしゃれですね!
会場には、ストーブなどの防寒用品を多めに用意してもらえるかどうか、会場のスタッフに確認しておきましょう。
結婚式が雨だった…。どうしても諦めきれない人へ
最後に、万が一天候が悪く、当日、屋外でのウエディングが叶わなかった場合にどうすればよいかをご提案します。
もしもの時の参考にしてください。
1. 写真だけ改めて撮り直す
雨などでガーデンウエディングができなかったカップルで、どうしても屋外での思い出を残したいという人には、日を改めて写真だけ撮り直すという手があります。
やはり自然光の下のほうが、肌もきれいに映るものですから、一番きれいな姿を残したい!という人は後撮りをするとよいでしょう。
2. ハネムーンで記念撮影(フォトウエディング)する
別日の撮影ができない場合は、ハネムーンなど特別な場所に行った時に思い出の写真を残すのはいかがでしょうか?
非日常の空間できれいな姿を撮ってもらって、後日ゲストの方々にお配りしたり、年賀状にするのも素敵です。
海外でフォトウエディング!費用・プランから当日の流れまで徹底解説
3. 雨のウエディングをラッキーだと思う
フランスやイタリアには、「雨の日に結婚した花嫁は幸せになる」ということわざがあるそう。
むしろ、ガーデンウェディングが雨だったことは、幸運の証として前向きにとらえてみてはいかがでしょうか。
日本でも「雨降って地固まる」と言いますから、これからの結婚生活が幸せになるかも!と思ってポジティブに考えられると心が軽くなりそう。
まとめ
- ガーデンウエディングをしたいならオススメの時期は3月~5月、9月末~11月
- 会場には雨天対応の設備があるかどうかチェック
- 雨ならではの演出を楽しもう
- ゲストへの気遣いを忘れずに!招待状に服装の案内を入れておくと親切
- 季節に合ったゲストへのおもてなしを考えよう!
- 万が一雨が降ったら、写真は別撮りで後悔を残さない!
雨でも楽しめるガーデンウエディングの5つの演出ポイントをご紹介しました。
せっかくの結婚式ですから「雨でもやってよかった!」と思えるような演出をじっくり考えましょうね!