ガーデンウェディングのドレス選びは、熱中症や防寒対策も大切!
ガーデンウエディングを考えているプレ花嫁さんにとって、ウエディングドレスや小物選びは悩ましくも楽しい時間ですよね。
でも、屋外でのパーティーなので、見た目の美しさだけでなく、夏の熱中症や冬の防寒対策が大切です。
ガーデンウエディングのドレスの選び方を、季節や天候・気温から考えてみましょう!
この記事のポイント!- ガーデンウエディング準備中のカップル向け
- 夏や冬ならではの、衣装選びのポイントがわかる
- ウエディングドレスが汚れるリスクを考えられる
ガーデンウェディングにオススメなのは、"コンパクト"なドレス
ガーデンウェディングにおすすめしたいのは、エンパイアラインとスレンダーラインなど、比較的細身のドレス。
エンパイアラインとは、胸下から切り替えになっていて、古代ギリシャの女神をモデルにしたデザインのこと。
スレンダーラインは、細身で身体のラインが出る、すっきりしたデザインです。
レースやチュールなど、軽さのある生地のドレスなら動きやすいですし、屋外の演出やゲストとのコミュニケーションも存分に楽しめてGOOD!
屋外での動きやすさを考えつつ、シンプルだけど女性らしさが引き立つデザインのドレスが、ガーデンウェディングにぴったりですね♪
秋冬は、防寒対策も兼ねたドレスがオススメ
秋や冬はだんだん寒くなってくる季節なので、防寒効果もある厚手の生地や長袖のドレスを選びたいですね。
おすすめなのは腰まで体にピッタリとしていて、腰から裾は人魚のように広がっているマーメイドラインのドレスです。
女性らしい曲線のドレスで、裾の部分だけがふわりと広がるデザイン。
体にフィットして暖かく、広がりが裾だけなので、比較的動きやすいのが特徴です。
定番の白だけじゃない!ガーデンならパステルカラーのドレスがおしゃれ
ガーデンウエディングは、庭園の緑色が背景になるので、白がよく映えます。
白といっても純白のピュアホワイトだけじゃなく、少し黄みがかったオフホワイト、クリームっぽいアイボリー、そしてシャンペンカラーなどもナチュラルな雰囲気がカジュアルウェディングによく似合いますよ。
また、ガーデンウエディングは舞台が庭ということもあって、ピンク、グリーン、紫、ブルー、オレンジなどの、草花を思わせる淡い色のドレスもオススメ。
カラードレスはナイトウエディングやロマンチックな演出にも存在感があり、洗練された雰囲気を演出してくれるでしょう♪
ガーデンウエディングに不向きなドレスとは?
ドレスの裾やベールが長いデザインは、汚れやすいのでNG
ガーデンウエディングはその名の通り庭で行います。
トレーンが長いドレスは、地面に引きずってしまい、汚れやすいので向いていません。
「ロングトレーンのドレスを着たい!」という花嫁さんは、トレーンの取り外し可能なタイプがオススメ。
挙式だけは屋内のチャペルで行って、披露宴はトレーンを外してちょっぴりカジュアルにお色直し、なども素敵ですね♪
またベールも足元まで来るような長さの物は、踏んでしまったりつまづく原因になるので、ミドル丈かショートベールがおすすめです。
ボリュームがあるドレスは、動きにくいので要注意
広い庭を利用した演出や、全員で写真撮影、フォトウエディングなども計画している場合は、意外と歩くことが多くなります。
そのため、動きにくいボリューミーなドレスはあまりおすすめできません。
スカート部分がふんわり膨らんだプリンセスラインのドレスは花嫁さんの憧れですが、裾のレースが芝などに引っかかったりして動きにくく、汚れが付きやすいので要注意。
夏の暑さにも、冬の寒さにも。おすすめウェディング小物
ガーデンウエディングは、解放感とカジュアルでアットホームな雰囲気が魅力ですが、気温や天候に左右されやすいデメリットがあります。
特に、真夏と真冬の結婚式なら衣装選びは慎重に進めましょう!
夏のガーデンウェディングは、熱中症対策に『日傘』コーディネート
夏のウエディングで一番の問題は、暑さ。
せっかくの結婚式なのに熱中症になってしまっては大変ですから、熱がこもらないシンプルで軽いタイプのドレスがおすすめです。
そして日差しを防ぐには、日傘を活用してみては?
レースがふんだんに使われていたり、花がついていたり、おしゃれな日傘はドレスのアクセントになりますよ。
あまり大きすぎないサイズで軽い素材など、実用性を兼ねてコーディネートするのが人気です。
デザートビュッフェや、ゲストとのコミュニケーションのために自由に動き回りたい!という花嫁さんは、日傘ではなく、肩や腕が隠れる長さのショートベールもオススメ!
冬のガーデンウェディングは、『ボレロ』『ショール』で防寒対策!
冬のガーデンウエディングは寒さが厳しいので、ドレスの上に羽織れるショールやボレロが必須アイテム。
ウエディングドレスの場合、羽織れる物は限定されてしまいますが、ボレロやケープ、そしてマントなどは華やかさと暖かさの両方を満たしてくれます。
冬の防寒アイテムで注意したいのは、ファー小物。
本物のファーは動物の毛を使っていて殺生をイメージするため、厳密にはマナー違反とされます。
最近はフェイクファーも多くウエディングコーデでも見かけますが、年配者のゲストが多いときは、ファーなしのものにしたほうが無難です。
ガーデンウエディングでピンヒールは危ない!
ピンヒールの靴はドレスにもよく合いますが、ガーデンウエディングの際は地面の安定性が悪いので、おすすめできません。
ウエディング用の庭には芝生が敷き詰められていることが多く、芝生にヒールが刺さってしまったり、石畳があるような所だと滑りやすくなります。
おすすめは、太ヒールやウェッジソールのブライダルシューズ。
こういったタイプの靴ならば、芝に引っかかることもありませんし、ドレスにもよく合います。
もっとラフな結婚披露パーティーなら、新郎とおそろいでスニーカーにするなど、とことんカジュアルなコーデを楽しむのも◎!
ブーケの代わりのリストレットで、動きやすさ&かわいさUP!
リストレットとは、「リストブーケ」とも呼ばれ、手首につけるブーケのことを言います。
その魅力はやっぱり、身軽で動きやすい!というところ。
ガーデンウェディングのようにカジュアルなパーティの際は、ゲストとの距離が近いので自由に動き回りたいですよね。
ブーケを持ち歩いたり、会場スタッフの方に預けたりする必要がないので、とってもラクチンです。
家族やブライズメイドたちに、お揃いのリストレットをプレゼントするなど、贈呈用としてもオススメですよ♪
ガーデンウエディングに合う髪型は、きっちりまとめ&生花ヘア
ガーデンウエディングのおすすめヘアスタイルは、きっちり目にまとめた髪に生花を飾った髪型です。
庭の緑と髪に飾ったお花がマッチして、ナチュラルで幻想的な雰囲気にしてくれることでしょう。
注意点は、屋外なので雨や風、暑さなどの影響を受けやすいところ。
ゆるくアップしたような髪型は崩れやすいので、避けたほうがいいですね。
ガーデンウェディングでドレスを汚してしまったら?
ガーデンウエディングに限らず、結婚式や披露宴ではアテンド(介添え)が付くので、裾の持ち上げなどを手伝ってくれます。
それでもドレスの裾が長いと汚れたり、ほつれが出たりすることも。
自由に動けるところが魅力のガーデンウェディングだけに、食べ物をこぼしてしまったり、どこかに引っ掛けてしまったり…。
屋内の結婚式に比べて衣装が汚れる確立が高くなりますので、クリーニング代がかかる可能性や選べる衣装が少なくなることを覚悟しておきましょう。
ガーデンウエディングの心配No.1『雨』を気にしない衣装は?
雨が降ってしまえば、裾やベールが濡れることは避けられません。あらかじめ雨のリスクを考えて衣装選びをしましょうね!
水や泥跳ねが心配なら、膝丈やミモレ丈のドレスがオススメですよ♪
介添えさんがいなくても、自分で裾を上げて移動することができますし、最悪水が跳ねても被害をストッキングだけにとどめることが可能…!
ウエディングドレスの生地は特殊なので、汚してしまった場合は自分で拭き取ったりせずに、アテンドの人や会場のコーディネーターの人にお願いして対処してもらいましょう。
レンタル衣装なら、保険に加入しておくと安心
レンタル衣装ならば、汚れやほつれといったことも、保険に加入すればカバーできます。
しかし補償の範囲は保険会社によって違っているので、事前に確認しておくことが必要です。
まとめ
- ガーデンウエディングにはエンパイア、スレンダー、マーメイドラインのドレスがおすすめ
- ガーデンウエディングには裾やトレーンが長いボリュームがあるタイプのドレスは不向き
- 暑さ&日焼け対策にはシンプルなドレスとベール、日傘がマストアイテム
- 冬は厚手で長袖のドレス&ケープやマントが防寒対策に
- 雨や汚れのリスクはあらかじめきちんと考えておこう
季節に応じたガーデンウエディングのドレスについてご紹介しました。
季節に合ったドレスを選び、小物を上手に使って、夏の暑さや冬の防寒対策も万全な素敵なガーデンウエディングにしましょう。