これはNG演出!結婚披露宴のスピーチ・余興の残念エピソード
結婚式の披露宴は、親族や大切なゲストを招いた花嫁と花婿の一生の晴れ舞台!
でも余興やスピーチなどによって、幸せいっぱいのはずの披露宴が台無しになってしまうことも…。
今回は実際にあった、披露宴でのスピーチ・余興の残念エピソードをご紹介。
スピーチや演奏を人に頼もうとしている人は、事前にしっかりシュミレーションをするようにしてください。
中途半端なら余興は無しのほうがいい?!演奏や歌が下手すぎた
余興で楽器の演奏を引き受けてくれる友人には、感謝してもしきれないはずですが、あまりにも楽器の演奏が下手だった場合、会場はなんとも言えない、いたたまれない雰囲気に包まれます。
下手なことを自覚していない場合、「演奏してください」と言われたら喜んで引き受けることもよくあります。
楽器を使った余興がイマイチだったエピソードは、和太鼓の演奏。
花嫁・花婿の会社の同期に余興をお願いしたところ、上半身裸の男性が数名出てきて、和太鼓をたたくというものになりました。
上手だったらまだいいのですが、全員の息が揃っておらず、ぐだぐだな雰囲気に…。
ロマンティックなムードが一転して、苦笑いに包まれる会場。盛り上げようと頼んだ余興で、かえってその場が興ざめしてしまいました。
余興で演奏をお願いするなら、その人の腕前をきちんと見極めてからにしてくださいね。
できれば、前もって当日演奏する曲ではなくてもいいので、演奏を聴かせてもらってからにしましょう。
友人代表スピーチが、暴露話や下ネタだった
花嫁・花婿の仲良しの友人によるスピーチは、その人柄がよく分かりますね。
しかし、いくら仲が良くても花嫁・花婿の過去の恋愛や、良くないエピソードを暴露するのはいけません。
暴露話は本人たちの仲を壊してしまうだけでなく、その場にいる他の親戚や友人たちも聴いていて良い気持ちはしません。
これは極端なケースですが、下ネタ満載の友人のスピーチで夫婦仲が壊れてしまったという悲しいエピソードがあります。
付き合ってちょうど1年になる二人は、晴れて結婚!幸せいっぱいな二人は、結婚式のスピーチを花婿の友人にお願いしました。
ところが、話しはじめたのは、花婿側の過去の彼女の話。しかも下ネタ満載で、親戚にも大不評!
一番問題なのは、それ以来なんだか心のもやもやが晴れなくなってしまった花嫁。
「まだ前の彼女のことが好きなくせに!」と怒ってしまった花嫁には、「違う、君が一番好きなんだよ…」という花婿の声はもう届きませんでした。
結局、二人の結婚は長続きしませんでした。
結婚したばかりの二人で乗り越えるには、あまりにも厳しい試練だったのでしょう。
結婚したてだからこそ、二人の仲に波風を立てるようなことを避けてあげるのが、本当の友人です。
お祝いの席では、どんなにウケると思っても、下ネタと暴露話だけは止めてほしいものです。
普段から、ウケ狙いで揚げ足を取るタイプの人には、頼まないほうがいいかもしれません。また、アルコールが入ってしまうと性格が変わるタイプの人も避けるのがベターでしょう。
長すぎる話で退屈!スピーチはあらかじめ時間を設定して
長すぎるスピーチが好きな人はいないでしょう。花嫁から両親へあてた手紙や、上司から花婿へのスピーチが、長すぎるスピーチになりやすい傾向があります。
長いスピーチのせいで、スケジュールがおしてしまい、結局1時間も延長してしまったという、なんとも残念なエピソードをご紹介しましょう。
花婿の上司に「上司からのスピーチ」をお願いしたところ、長いこと長いこと。上司の満足げなスピーチは40分も続きました。
会社の説明や業績など、本人の話から様々な違う方向へと内容が飛んで行ってしまい、ゲストもうんざり。
最後の方は「早く終われよ〜!」と全体に聞こえるように言いだすゲストが出る始末。40分も話し続けた上司は、すでにかなり酔いが回っていたそうです。
上司のスピーチは10分以内など、はっきりとした時間を決めてからお願いすべきでしたね。
またスピーチまでは、できればお酒は控えてもらうようにするといいですね。
盛り込みすぎはNG!余興は足りないかな?ぐらいがちょうどいい
ゲストの中には、遠方からはるばるお祝いに来てくださる人、忙しい仕事の合間をぬって出席してくれる人がいます。
内輪ウケだけを狙ったものや、単なるドンちゃん騒ぎ、スケジュールを大幅に狂わせてしまうプログラムは避けて。ゲストの貴重な時間を拝借しているという意識を持ってください。
演奏にはアンコールがつきものですし、普段原稿を読み慣れていない人が手紙を読んだり、スピーチをすると長くなってしまうこともあるので、通常よりも多めに時間を見ておく必要があります。
余興のスケジュールは過密にせずに、少ないかな?短いかな?というくらいがちょうどいいのです。
余興の質をきちんと確保したい場合はプロにお願いするという手も。
年齢・性別を超えて、どんな立場の出席者でも楽しんでもらえるようなプログラムを考えましょう!