やっぱり式をしたい!入籍・出産後に挙げる結婚式のアイディア
入籍当時は資金がなかった、おめでた婚で時間がなかったなど、挙式をしないまま入籍だけ済ませるというカップルが実は大勢いらっしゃいます。
数年後に「ドレスを着たかったな」「賑やかな思い出が欲しかったな」と思い、夫婦の節目(結婚10周年記念など)で結婚式をされる方が近年増加中。
今回は入籍数年後、生活が落ち着いてから、挙式をすることのメリットについてご紹介したいと思います。
小規模・少人数のアットホームな挙式が人気
挙式と披露宴がセットになった通常の結婚式は、数ヶ月前から入念な準備が必要になります。
時間がかかるだけではなく、資金もかかってしまうため、子育てにお金が必要な世代としては手痛い出費になってしまうことも少なくありません。
そのため、入籍の数年後は、親戚やお互いの両親のみを招待した小規模なものになる傾向があります。
アットホームな挙式のメリットは、大規模な式に比較して資金が少なくてもOKであること、招待客を厳選できることです。
ゲストは気心の知れた友人や家族に限定しよう
また、招待される側のゲストについても、入籍当時にお祝いを頂いた相手である場合、結婚式のご祝儀は二重のお祝いを頂くことになってしまいます。
「手ぶらで来てください」「ご祝儀は辞退します」と伝えていても、なんらかの配慮をして、出席することになります。
入籍数年後に挙式をするパターンは、増えてきたとはいえまだまだ主流ではありません。
招待客は、本当に気心の知れた方や、両親だけに限定することで、こうした煩わしさをなくせます。
親族だけのカジュアルな食事会でもOK
挙式というスタイルを、もう少しカジュアルにした会食を開いたという方もいらっしゃいます。
あまり気張らず、自然体で来て欲しいという二人の願い通り、わきあいあいとした会食をメインに行ったそうです。
奥様は色鮮やかなレンタルのカクテルドレスを着て、旦那さんはせっかくなのでベストつきのスーツを新調しました。スーツは、普段の仕事にも着用OKなので、挙式の後も使えます。
「一度、ドレスを着てみたかった」という奥様の願いも叶えられ、さらに旦那さんは奥様のご家族とも仲良くなったそうです。
実はこのカップルが結婚した時には、旦那さんと奥様の両親が揉めてしまい、駆け落ちしたというエピソードがあります。
なんとなく気まずい雰囲気が数年間流れていましたが、挙式では二人の仲良しな姿を見て、両親とも納得されたようです。
盆暮れ正月に親戚が集まる機会というのも、失われつつあります。両親同士が顔をあわせる機会は、貴重なものですね。
2人の歩みを反映した、特別な式にしよう
一緒に暮らしてしばらくたつと、お互いの良いところ、悪いところが見えてきます。
協力して、生活を営んでいく時間が増えれば増えるほど、お互いの良いところ、悪いところも受け入れ、二人の絆も深まっていくことでしょう。
初々しい二人も素敵ですが、今現在、絆で結ばれている二人が挙式する場合は、これからも一緒にいようね、と再確認する式になります。
一味違った、入籍数年後の挙式。二人の歩みが反映された、オリジナルな式にしましょう!