親戚付き合いを良好にする、新婚夫婦の内祝いマナー

親戚付き合いを良好にする、新婚夫婦の内祝いマナー

結婚すると、独身の時とは違って人付き合いの機会が増えます。

例えば、「親」といっても自分の両親と、旦那さんの両親。両方と上手に付き合っていきたいですよね。

子供が生まれると、さらに贈り物のやりとりが増えます。贈り物を通じた、お付き合いを上手にする秘訣、大人のマナー。

今回は自分や家族が贈り物を貰った場合のお返し「内祝い」のマナーを紹介します!

贈り物は、あなたを気にかけていますよ、というメッセージ

贈り物

贈り物を頂いたら貰いっぱなしにはせずきちんとお返しをすることが必要です。

いつどんなタイミング・名目で頂いたのか記録しておきましょう。すぐにお返しをする必要がある場合もあれば、別の機会にお返しをするのが一般的なことも。

お返しは不要とされている場合でも、相手が自分と同じ状況になった時に贈り物をする場合があります。

お祝いの時、不幸があった時。人生の様々な場面の贈り物を通じて、お付き合いは長く続いていくものです。

面倒だと言わずに、人間同士のコミュニケーションの一環と思いましょう。

結婚祝いのお返しは早めに!プレゼントの半額程度を目安に

結婚祝い

まずは結婚祝いを頂いた時のマナー。新郎・新婦のマナーが試される時です!

あなたが結婚したと聞いて、近所の人や仕事関係の人など、思ってもみなかった方 からお祝いを頂くことがあります。

結婚式に呼ばなかったけれども、結婚祝いをくれた方へのお返しは準備しましょう。

結婚祝いを頂いたら、 品物の半額程度を目安にギフトを贈って。

頂いた品物がいくらするのかわからないときは、メーカーやブランドなどをキーワードに、ネットで検索して大体の価格を割り出すといいでしょう。

頂いてから、一ヶ月以内を目安にお返しするのが一般的。

プレゼントの上にかける「のし」は、「内祝い」とし、お店から送ってもOKですが、手書きの添状を入れておくと印象アップにつながります。

出産祝いを頂いたら?少し落ち着いてからのお返しでOK

出産祝い

二人の愛の結晶!子供が生まれたら出産祝いを頂くことがあります。出

産祝いは、内祝いののしがけをして、頂いた金額の半額、または1/3程度を目安にお返しを。

ただし出産の後は忙しいので、一ヶ月を少々すぎてしまっても大丈夫。体調のいい時に品物を選びましょう。

両親からお祝いされた場合でも、お返しはきちんと。「お返しはいらないよ」と言われても、半額とまではいかなくても、自分たちのできる範囲でお返しをした方が、その後のお付き合いが上手くいくと思いますよ。

友人や会社の同僚などの場合で、あなたの出産祝いをしてくれた方にお子さんが生まれた時にも、お返しをしたほうがいいでしょう。

母子ともに退院したことを確認したのち、出産祝いを贈りましょう。

出産祝いをやりとりする間柄から、育児に関して相談したりする関係に発展することもあります。

身内に進学のお祝いを頂いたら、相手のお子さんの時にもお祝いを

進学祝い

進学のお祝いは、身内以外では贈りあう習慣はあまりありません。もし親族からお祝いの品をいただいても、お返しは必要ありません。

親族の子供が進学した時に、頂いた時の金額と同じ額で、お祝いしてあげれば良いでしょう。気になる場合は電話や手紙で子供にお礼のメッセージを伝えさせるといいでしょう。

ただし相手が独身の場合やお子さんが既に大きくなっていて進学も終わっている場合は、お返しをした方が良いです。

できれば子供直筆の感謝の手紙と、あなたが書いた添状(旦那さんでもOK!)、そしてちょっとしたプレゼントを添えてお返しをしましょう。

のしがきや包装はお店の人と相談するのがベスト

のしがきや包装のルールは、すべて覚えようとすると、たくさん種類があるので難しいです。

百貨店の銘店コーナーや、ギフトコーナーの店員さんに相談しながらギフトを購入すると、間違いがありません。ど

んなお祝いも、お返しも、必ず直筆の手紙を添えるようにすると、心のこもった丁寧な印象を与えることができます。贈り物を通して、気持ちよくお付き合いをしていきましょう。