新婚夫婦の家事問題!夫への「家事ハラ」に要注意
お皿洗いやゴミ出し、掃除、洗濯。結婚して家族が増えると、家事の負担も1人だった頃の2倍に。
「家事は女性の役割」という風潮はだいぶ薄れましたが、まだまだ家事のメインを女性が担っているパターンは多いのではないでしょうか。
たまに旦那さんにお手伝いしてもらうと、家事のクオリティが低くて、ついつい妻がダメ出ししてしまうこと、ありませんか?
それ、知らないうちに「家事ハラ」になってしまっているかも。
家事ハラとは、家事を行う人を苦しめてしまうこと
いわゆる「家事ハラスメント」は竹信三恵子著『家事労働ハラスメント―生きづらさの根にあるもの』(岩波新書)のなかに出てくる言葉。
家事労働を担う人びとを、蔑視・無視・排除していく社会の風潮を指したものでした。
現在では「家事ハラ」は、夫の家事について妻が厳しいダメ出しをし、夫を傷つけてしまう様子のことをいいます。
家事ハラの様子を描いた大手ハウスメーカーのCMにより世間に広まり「オレも言われたことある!」「やる気がなくなる」といった夫たちの議論を巻き起こしました。
家事へのダメ出しで、やる気を削いでしまった体験談
友人のIさんのエピソードをご紹介しましょう。
Iさんの旦那さんはサラリーマン。残業の少ない職種で、夜8時には帰ってきます。
Iさんは現在育休中、子育てメインの生活をしていて、夕飯の洗い物だけを夫に頼んでいます。
快く引き受けてくれた旦那さんですが、お皿を洗った後が大変。床に水滴がたくさん飛び散り、モップでいちいち拭き取るという状況なんだとか。
そこでIさんはバッサリ「あなたが皿洗いすると、床拭きの掃除が増えちゃう」と一言。
旦那さんはショックを受けたのか、次の日からお皿洗いをしなくなってしまったそうです…。
夫婦で上手く家事分担するコツは、お互いのやり方を認めること
家事の進め方が違うということはよくあることです。お互いのやり方を尊重することが、家事分担のコツです。
家事は妻がやるもの、という考えはステレオタイプではありますが、男性はまだまだ家事が苦手な人が多いかも。
オフィスの同僚に注意やお願いを言う時と同じように、ダメだしをするときは慎重に。スマートな家事の方法を旦那さんに優しく教えてあげてくださいね 。