花嫁和装の選び方・着こなしのポイント7選

花嫁和装の選び方・着こなしのポイント7選

おしとやかで可憐な和装の花嫁。モダンで今っぽく仕上げるか、伝統的で華やかな雰囲気にするかなど、和装でも着こなしで大きく印象が変わってきます。

和装で挙式を上げたいけど、「衣裳に負けちゃいそう…」「選び方が難しそう…」と思っている花嫁さん、選び方や着こなしのポイントさえ踏まえれば、だれでもかわいくなれますよ!

ここでは白無垢ではなく、色打掛や引き振袖に焦点を当てて、心得ておきたい7つのポイントを紹介します!

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前撮りでも人気の色打掛と、クラシカルな雰囲気の引き振袖

花嫁の和装といえば、やっぱり白無垢が代表的ですよね。

でももう少し華やかな印象にしたいなら、色打掛や引き振袖をチョイスして。和モダンでおしゃれな雰囲気の花嫁さんになれます。

色打掛

色打掛

晴れの日にふさわしい、艶やかな色打掛。

花嫁さんにしか着ることのできない色打掛は、前撮りでも人気の衣装です。

洋髪にして菊やダリアなどフラワーのヘッドドレスをつけたり、帯・洋小物で遊んでみたり、自由にコーディネートしてOKですよ。

引き振袖

引き振袖

おはしょりをしないで、裾を打掛のように長く裾を引いた「お引きずり」のスタイルです。

打掛とくらべて、帯が目立つので、帯や小物で艶やかにアレンジすることができます。

洋髪にもあわせやすく、凛としたたたずまいの黒引き振袖は、レトロモダンな雰囲気で、クラシカルな洋館での結婚式にぴったり。

色打掛も黒振袖も、「角隠し」をすると花嫁さんの式服として着られます。

衣装に負けない!和装花嫁の選び方と着こなしポイント7選

ポイント1 左前の上半身の華やかさを重視して

ウエディングドレスでも、座った時に目立つデコルテのデザイン。

きものでも、左側の襟から胸にかけてのデザインが重要です。

きものは左前といって左が内側にくるので、左側のデザインにより目がいきます。

ポイント2 袖・後姿が、目立ちます!

ゲストから見たときに、一番目立つのは袖。打掛けの場合は、帯山にのって膨らんでいるところが目立ちます。

色や柄の好みだけでなく、柄の場所や後姿の見え方などにこだわって着物を選んで。

和装は柄に注目しよう

ポイント3 とにかく色んな色、柄のものを試着してみる

とにかく色んな色、柄のものを鏡の前であててみましょう。

「この色は似合わない」という思い込みは禁物。誰かと一緒に試着に行って、顔うつりの良い色合いを見てもらってください。

挙式では、至近距離よりも少し離れたところから見られることも多いので、近くから見るだけでなく、遠目でも確認しよう。

もちろん、挙式の季節に合った柄を選ぶことも忘れずに!

ポイント4 ヘッドドレスを着物にあわせた色に

生花のヘッドドレス・ヘッドアクセサリー、ブーケを、着物の色と合わせて選びましょう。

たとえば着物の色を赤×ゴールド(黄色)の組合せにしたら、ヘッドドレスとブーケでも同じ色の組み合わせにしてみると、全体のバランスが整います。

着物が華やかな色のときは、白や薄いピンクのヘッドドレスでまとめでも清楚な印象に。

ポイント5 振袖は、お引きずりで着られるか?

アンティークの振袖だと、小さめの着物が意外と多いです。

裾を長くするお引きずりのスタイルで着ることができるか、手の長さは足りているかなどのチェックが必要。

ポイント6 コーディネートが要。不安なら着物に詳しい知人に相談して

帯によって印象の変わる引き振袖。

モダンな雰囲気、または伝統的で華やかな雰囲気など、お店によって得意なコーディネートも変わってきます。事前にHPでチェックした上で、好みのお店に行くのが基本です。

また帯・草履などの小物は、着物の価格に含まれていることも多いですが、含まれていないこともあるので確認が必要。

着物に詳しい知人と一緒に行くと安心かもしれません。

和装のコーディネート

ポイント7 会場の絨毯の色や、壁の色と違うものをチョイスする

いくら可愛い着物でも、会場の色とかぶってしまっては、主役が目立ちません。

着物選びのときも会場の写真を持参すると安心ですよ。

和装で来るゲストを想定して、華やかさがあるものを選ぶこともポイント。

職人技の光る高級和装で華やかな挙式を

高級なイメージの和装。ちゃんとしたものを選ぶと、やはりお値段が張ります。

でもその分、きらびやかな中にも気品あふれるとても華やかな衣装がたくさん。

ホテルなどの衣装室では「高くて手が届かない!」という人には、和装を直に卸していたり、会場との提携料なく、手頃な価格で取り扱っているショップを探してみて。

なかには持ち込み料を負担してくれるところもあります!

刺繍物

刺繍の打掛

刺繍は、自由に色んな角度から糸を渡します。

金糸や天然の染料染めたシルク糸をふんだんに使った刺繍は、立体感もあって、遠くから見ても華やかです。

手間暇かけ一刺し一刺しさしていく手刺繍は、さらに立体的でふっくらしていて、まさに芸術品。相良刺繍などが、高級ブランドとして知られています。

織物

織物の打掛

経糸に横糸を織り込んで柄を出します。

本唐織は、能の衣装などにも使われる、中国の織物が融合した、装飾性の高い京都の西陣を代表する豪華絢爛な織物です。

川島織物・龍村織物などが、ブランドとして知られています。

友禅物

友禅の打掛

一つ一つを手描きで描いていく、色使いやぼかしなどのすばらしい手描き友禅。贅をつくした花嫁衣裳です。

*写真協力:婚礼和装専門 新木屋(052-931-2808)