挙式前にまさかのケガ!?傷をキレイに早く治すには
顔から流血!ということは、あまりないかもしれませんが、結婚式前にうっかり怪我をしてしまったら、とっても焦りますよね。
とくにセルフシェービングで、剃刀で切ってしまうなんてことが起こりがちです。
挙式ではドレスで肌も多く露出するので、傷が目立ってしまいます。
挙式直前に、すり傷などをつくってしまったときのために、傷をキレイに早く治す方法を見ていきましょう。
傷をキレイに早く治す常識!「湿潤療法」とは?
からだが持っている体液を最大限利用し、傷を治す方法を「湿潤療法」といいます。
傷ができると、じくじくした体液が出てきます。ここには傷を治す成分が含まれます。そもそも傷ができたときには、そこにいろいろな細胞が集まって働きかけ、新しい皮膚をつくっていこうとしているのです。
湿潤療法で使われるハイドロコロイド素材のパット(絆創膏)で傷を覆い、体液を乾かさないことで、細胞が集まり傷を治りやすくします。
病院では、火傷ケアなどにとりいれられています。
乾かさないことが治癒力UPのポイント
従来では、傷口は乾かして殺菌するのがあたりまえでしたが、湿潤療法ではその全く逆。
傷口が乾いてかさぶたができると、新しい皮膚の邪魔になってしまうそう。
ずっと湿らせている湿潤療法は、その手法から「モイストヒーリング」とも呼ばれています。
- 水道水で、ゴミやばい菌を、あらい流す
- 清潔なテッシュなどで、水を拭き取る
- 血が出ているときは、おさえて止血する
- 湿潤療法用パッドでとめる
- 汚れたり、はがれたらパットをとりかえる
- ピンク色のヒフができてきたらはがす
体液で治りやすい環境をつくるため、消毒液はつけないでおきましょう。
サランラップとワセリンでもできるそうですが、キズパワーパッド・ネクスケアなど、湿潤療法専用のものが安心ですよ。
ニキビをつぶしてしまったときにもいいかもしれません。
傷跡は敏感!日焼けはさけて
生まれたての肌は、日光のダメージも受けやすいので日焼け対策は万全にしておきましょう。
また、お肌をつくる牛乳や卵などビタミンやタンパク質の多いものをとるといいですね。
もしも跡が残ってしまったらココナッツオイル・馬油・ホホバオイル・アルガンオイルなどでケアを。