結婚式の前撮り、ブーケはいる?いらない?理想のブーケを手に入れる方法を解説
結婚式の前撮り・フォトウェディングは、結婚という思い出を形に残せる、大切な機会です。ウェディングドレスやヘアメイクにも気合が入りますよね!
衣装や小物を準備していくときに意外と悩むのが、ブーケについて。絶対に必要なの?なるべく安くブーケを準備したい!など、困ってしまうポイントも多いのではないでしょうか。
結婚式の前撮りをするときのブーケ準備について解説します。
結婚式の前撮りやフォトウェディングに、ブーケ・ブートニアは必要なのか
結婚式の前撮りやフォトウェディングのために、わざわざウェディングブーケを用意するべきなの?と悩む花嫁さんも多いもの。
無理に用意する必要はありませんが、ウェディングブーケを持って撮影するのが圧倒的におすすめです。
前撮りでウェディングブーケを用意するメリット
- 結婚式らしい写真になる
- 引き締まった雰囲気になる
- ポーズの幅が広がる
たとえばシンプルなドレスでも、ブーケを持つだけで一気に「ウェディングフォト」らしさを作れます。
和装ならブーケなしでもOK
神前式ではブーケを持ちません。ですから和装で前撮りする場合は、ウェディングブーケなしにしても違和感が少ないでしょう。
もちろん和装に似合うブーケもあります。着物にマッチするブーケは、こちらの段落で解説しています。
ブーケなしにするなら、撮影ポーズを工夫しよう
ポーズや撮影場所に気を付ければ、ウェディングブーケなしでも素敵な写真を撮影できますよ。手持ち無沙汰にならないことを意識して、ポーズ選びをしてくださいね。
ブーケなしの撮影ポーズアイデア
- ベールや扇子などに手を添える
- 彼と手をつなぐ
- ジャンプなど、動きのあるポーズをする
- シルエットポーズを撮る
結婚式の前撮りで、ウェディングブーケはどうやって用意する?
結婚式の前撮りやフォトウェディングをするときは、どうやってブーケを用意すればいいでしょうか。
基本的にフォトスタジオから無料レンタルできる
たいていのスタジオでは、ウェディングブーケが「撮影小物」としてプランに含まれているため、無料でレンタルできます。
ただし豪華なブーケは追加料金がかかったり、そもそもブーケがプランに含まれていなかったりするスタジオもあります。レンタルの場合、必ずしも自分好みのブーケを持って撮影できるわけではない、ということを知っておきましょう。
自分でブーケを用意する方法は「手作り」「ネットレンタル」「購入」の3種類
スタジオからレンタルできるブーケは可愛くない、なんてこともあり得ます。そんなときは自分でブーケを準備しないといけません。
自分でウェディングブーケを用意する方法は「手作り」「ネットレンタル」「購入」の3つがあります。それぞれメリットがあるので、自分に合った方法でブーケを準備しましょう。
手作りするメリットは、なんといっても予算を抑えられるところ!なかには1,000円台でブーケを作った花嫁さんもいます。好きなお花を組み合わせられる、自由度の高さも魅力的です。
レンタルなら、購入すると20,000~30,000円するような豪華なブーケ、たとえばキャスケードブーケを10,000円以下で用意できます。
そして前撮り、結婚式、挙式後のインテリアと、たくさん使いまわしたいならブーケの購入がおすすめ。トータルで考えると、レンタルするよりコスパがいいんですよ。価格帯にはかなりバラツキがありますが、なかには5,000円で買えるブーケもあります。
ブーケの持ち込みに関して、あらかじめ確認しておこう
ウェディングブーケを持ち込む予定なら、「小物の持ち込みが可能かどうか」「持ち込み料」の2点をチェックしておきましょう。
スタジオによっては、そもそも衣装・小物の持ち込みが禁止されていることもあります。
持ち込み料もスタジオごとに対応が違う部分なので、必ず確認してくださいね。スタジオによっては、ブーケ持ち込みだけで10,000円の持ち込み料が発生します。
生花?造花?前撮り用ブーケにおすすめの素材はなにか
ウェディングブーケに使われる素材は主に「生花」「造花」「プリザーブドフラワー」「ドライフラワー」の4つ。
この中で前撮り用ブーケに一番おすすめな素材は、造花です。造花ブーケには、たくさんのメリットがあります。
- 値段が安い
- 挙式や披露宴で使いまわせるので、ブーケ代を抑えられる
- 頑丈で扱いがラク
- 真夏やビーチなどでもブーケが痛まない
造花と聞くと安っぽいイメージもありますが、最近では「アーティフィシャルフラワー」「シルクフラワー」と呼ばれる本物そっくりの造花も販売されています。
写真で見る分には、ほとんど生花との見分けがつかないので、前撮り用ブーケにぴったりなんですよ。
ドライフラワーのブーケも「安く」「使いまわせて」「しおれない」ため、前撮り用ブーケに向いていますが、造花より壊れやすいので扱いに注意が必要です。
ウェディングブーケにかかる値段相場
ブーケを用意する場合、最初に気になるのが費用についてでしょう。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2020」によると、ブーケ1個あたりの価格は平均3.1万円です。なお同調査によると、素材ごとに値段がかなり異なります。
【ブーケ1個あたりの平均費用】
- 生花…4.0万円
- 造花…1.4万円
- プリザーブドフラワー…2.0万円
手作り・レンタル・購入。前撮りブーケを安く用意できるのはどれ?
ブーケの用意方法は3種類あるとご紹介しましたが、とにかく安くブーケを用意したいなら、手作りするのがおすすめです!100均の造花だけ使うなら、2,000円以下で作ることも可能です。
レンタルの場合は5,000~7,000円の価格帯が一般的。高いお店だと9,000円くらいします。
購入する場合も、安いものなら5,000円程度でブーケを買えます。ただし5,000円台の商品は少ないので、選択肢を増やすなら8,000円くらいの予算があるといいでしょう。
前撮りブーケの準備方法①手作りする
費用節約のために、ウェディングブーケを手作りする花嫁さんもいますよね。
自分でブーケを作るときにありがちな疑問について解説します。
手作りする場合、何円くらいでブーケを作れるの?
全て100均の造花で作れば、2,000円以下でウェディングブーケを作ることも可能です。アーティフィシャルフラワーを使う場合も、100均の造花を上手に使えば5,000円程度で作ることができます。
ただしDIYに慣れていないと作成に時間がかかってしまうかも。
またラウンドブーケは、バランスのいい形にするのが大変です。不器用な花嫁さんは花を束ねるだけのクラッチブーケにするのがオススメ。
造花・ドライフラワーはどこで購入すればいい?【お花屋さん3選】
造花やドライフラワーは100均でも購入できますが、お花の種類や品質にこだわる場合は、専門のフラワーショップを利用しましょう。
なおドライフラワーは繊細なため、通販をしていないお店が多いです。花材を探すときは実店舗へ行くのがおすすめですよ。
■east side tokyo(イーストサイドトーキョー)
高品質の造花を問屋価格で買えるお店です。バラ1本150円~で購入できます。
扱っている造花の数が豊富で、イメージ通りのお花を探しやすいフラワーショップです。価格はバラ1本70円~。
東京都渋谷区の表参道にある、ドライフラワー専門店です。バラなどの定番商品はもちろん、ヤグルマソウといったちょっと珍しいお花なども扱っています。
ブーケの大きさはどうやって決めればいい?体型別のサイズ感
自分でウェディングブーケを作る場合、大きさも悩むポイントのひとつです。
おおざっぱに言うと、自分の体型と似たようなサイズ感&ボリューム感にすると、チグハグな印象になりません。
【体型別 ブーケのサイズ感】
- 高身長さん…ボリューミーなブーケ、縦長のブーケ
- 低身長さん…小さめのブーケ
- 細身さん…すっきりしたブーケ、小さめのブーケ
- ぽっちゃりさん…大きめなブーケ
【おすすめのブーケデザイン】
- 高身長さん…キャスケードブーケ、クラッチブーケ
- 低身長さん…ラウンドブーケ、 バッグブーケ
- 細身さん…ラウンドブーケ、アームブーケ
- ぽっちゃりさん…オーバルブーケ、クラッチブーケ
衣装とのバランスや、撮りたい写真の雰囲気も考えながらチョイスしてくださいね。
前撮りブーケの準備方法②外部でレンタルする
- ブーケ探しが面倒
- センスがないから、手作りしたくない
- リーズナブルでも、小さかったり安っぽかったりするブーケは嫌
- キャスケードブーケのような豪華なブーケを、安く手に入れたい
など、とにかく楽に高品質なブーケを見つけたいなら、ネットレンタルを利用してみては?
たいていのショップでは、ブーケ&ブートニアのセットを10,000円以下でレンタルできますよ。
10,000円未満でブーケレンタルできるお花屋さん3選
低価格で可愛いブーケを借りられるフラワーショップを集めました。
■ALLER LIEBST(アラー・リープスト)
ブーケの種類が豊富です。色・形で絞り込めるので、簡単にイメージ通りのブーケを探せます。費用目安は5,000円~7,000円。
■Litty.cc(リティドットココ)
アンティークカラーが可愛い、ナチュラル系のブーケを借りられます。料金は7,000円(キャンペーン適用時)です。
■ハマの花や
和装用のボールブーケに特化したレンタルショップです。ブーケのみの場合、5,000円ほどでレンタルできます。
前撮りブーケの準備方法③購入する
先ほど紹介したように、ブーケ1個あたりの平均価格は3.1万円。比較的安い造花ブーケも平均で1.4万円と、かなり高額です。
ただし価格帯には結構バラツキがあるので、安いものなら5,000円台で入手できるんです。
「手作りは面倒」「レンタルもいいけど、もっと費用を抑えたい」と思う花嫁さんは、ブーケを購入してしまいましょう。たとえば6,000円以下でも、こんなブーケが買えますよ。
【価格:5,980円】
優しいオフホワイトが素敵な、ドライフラワーとハンドメイドフラワーを組み合わせたブーケです。
清楚な雰囲気のブーケは、花嫁姿をきれいにまとめてくれそうです。
【価格:5,500円】
最近人気を集めているプロテアというお花を使った、ドライフラワーブーケです。
ナチュラル系のデザインは、どんな衣装にも似合うでしょう。
【価格:5,300円】
こちらはアーティフィシャルフラワーでできたブーケです。
ホワイト×ピンクのラウンドブーケは、結婚式の定番!このブーケを持てば、愛らしい花嫁姿になりそうです。
和装でも諦めない!和服に似合うブーケのデザイン
デザインや色使いに気を付ければ、和装によく似合うブーケを用意できます。
おすすめ1:ボールブーケ
その名の通りボールブーケは球形で、毬のような見た目をしているため、和装にもよく合います。和の雰囲気に合わせて、菊を使うのが一般的です。
メインカラーは着物と同じ色にすると、ブーケだけ不自然に浮く、なんてことが起きません。白無垢の場合は、赤やグリーンをメインにしてもいいでしょう。
おすすめ2:クラッチブーケ
クラッチブーケはナチュラルな雰囲気に仕上げやすく、衣装を選ばず使えます。
よく使われるお花はパンパスグラス、コチョウラン、ラナンキュラスなど。衣装や写真の雰囲気にもよりますが、ユリやプロテアといった、個性のあるお花も似合います。
使うお花は、アースカラーでまとめると失敗しにくいです。
まとめ
- 前撮りのときも、ウェディングブーケはあったほうがいい
- スタジオから無料レンタルも可能
- あらかじめ「ブーケ持ち込み料」について確認しよう
- 手作りするなら、造花かドライフラワーを使うのがおすすめ
- 自分の体型と似たようなサイズ感&ボリューム感のブーケを持つと、しっくりくる
- ネットレンタルなら、手間なく高品質なブーケを準備できる
- 和装でも、映えるブーケは用意できる
結婚式の前撮り・フォトウェディングで使うウェディングブーケについてまとめました。
小物とはいえ、ウェディングブーケは写真の印象を変える大事なアイテムです。
衣装だけではなく、ブーケにもこだわって、素敵な1枚を撮りましょう!
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