母校で前撮りしたい!撮影許可の取り方&ポーズアイデア集
同じ学校出身のカップルに人気なのが、母校での前撮り。一緒に過ごした学校での撮影は、きっと特別な思い出になるでしょう。
しかし母校で写真やムービーといった撮影をする際には、事前に許可をもらわないといけません。
母校で前撮り・フォトウェディングするために撮影許可を取る方法や、写真の演出・ポーズアイデアを紹介します。
学校の校舎を使って結婚式写真やムービーを撮影したい!撮影許可のもらい方
母校で写真撮影やプロフィールムービー撮影をするためには、撮影許可をもらう必要があります。
どこにどんな方法で申請すればいいのか、説明していきます。
小学校、中学校、高校、専門学校、短大などの場合
小学校、中学校、高校などで撮影する場合は、電話で直接問い合わせましょう。
ちなみに撮影許可をもらうときは、卒業生である新郎新婦が直接連絡したほうがOKが出やすいです。セルフ前撮りの場合はもちろん、スタジオ(カメラマン)に撮影依頼をする場合も、新郎新婦が電話してくださいね。
大学の場合
大学の場合も、基本的には新郎新婦本人が電話で問い合わせます。
注意したいのが、大学には複数の連絡先があるところ。基本的には総合案内の番号に連絡をしましょう。
公式ホームページに撮影許可に関する案内があっても、電話で問い合わせすることをおすすめします。
たいていの場合、大学の公式ホームページの情報は、テレビのようなメディア向けの申請手続き方法です。フォトウェディングやプロフィールムービーといった個人利用の撮影申請では、手続き方法が違うかもしれないので、あらかじめ問い合わせしておくのがベターです。
撮影許可をもらうときに伝えるべき項目
- 卒業生であること
- 卒業生同士で結婚すること
- 学校内で写真撮影したいこと
- 新郎新婦の名前、卒業年度
- 撮影希望日、時間
- 人数
- 連絡先
- 使いたい場所、備品
- 駐車場の利用希望
必ず伝えておきたいのが、卒業生であることやお世話になった母校で記念写真を撮りたいこと。
また使いたい場所を伝えておくことも大切です。たとえば体育館を使いたい場合、平日や部活のある時間は使えないので、スケジュール調整をしてもらう必要があります。
母校でロケーションフォト撮影するときの注意点
母校前撮り・フォトウェディングは、学校を特別に利用させてもらいます。ルールやマナーを守って、学校に迷惑をかけないようにしましょう。
- 学生の個人情報や掲示物が映りこまないようにする
- 許可なく、黒板などの備品を使わない
- 教師や学生に迷惑をかけない
学生の私物や掲示物が映ってしまう場合は、背景をピンぼけさせるようカメラマンにお願いして。
すべての学校で撮影できるわけではない
前撮り・フォトウェディングの撮影許可が下りるかどうかは、学校によって違います。
積極的に準備へ協力してくれる学校もあれば、防犯の観点から撮影禁止にしている学校もあるんです。
もしも撮影許可が下りなかった場合は、学校スタジオや教室スタジオを使うことも検討してみては?
セルフ前撮りでも撮影許可は取ろう
セルフ前撮りとは、スタジオ(プロカメラマン)に撮影を依頼せず、自分たちや友人カメラマンが写真を撮る撮影スタイルのこと。
セルフ前撮りをする場合も、学校をロケーションにするなら撮影許可をもらわないといけません。
いくら卒業生であるとはいえ、新郎新婦はあくまでも部外者。防犯や学生のプライバシー保護の問題もあるので、許可なく校舎へは入れないことを覚えておきましょう。
知り合いの先生に直接連絡するのは避ける
撮影許可を出してくれるのは、校長先生や学長といった、権限のある人です。
基本的に担任の先生などでは許可が出せないので、連絡すると余計な手間をかけてしまうことに…。撮影許可が欲しい場合は、必ず自分たちで代表電話番号に連絡をしてくださいね。
学校によっては、企画書や使用料が必要
撮影申請をするにあたり、どんな書類が必要になるかは、学校によって違います。
- 撮影申請書
- 企画書
- 施設使用料金の支払い など
母校前撮りの撮影許可をもらう際に、必要書類についても忘れずに問い合わせておきましょう。
母校で結婚式の前撮り・フォトウェディングするときのスケジュール
母校で前撮りやフォトウェディングをするなら、以下の流れで準備を進めましょう。
- 大まかな撮影時期を決める
- スタジオ・カメラマンを探す
- 学校に撮影許可申請をする
- 撮影に招待したい人がいれば、日時を連絡する
スタジオを探す・打ち合わせする:撮影日の3ヶ月前
最初にスタジオ探しを始める場合、余裕をもって3ヶ月ほど前から行動しておくといいでしょう。
桜のような人気シーズンに撮りたいなら、もっと前からスタジオ探しを始めるのが無難です。
ちなみに母校で前撮りをするなら、学校がある地域でのロケーション撮影ができたり、出張撮影してくれたりするスタジオを探せばOKです。
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学校に撮影許可をもらう:撮影日の2~3ヶ月前
母校へ許可申請をしても、すぐに撮影OKの連絡がくるとは限りません。
まず新郎新婦が本当に卒業生かどうかを確認、校長や学長の許可、撮影日の調整など、一般的なロケーションフォトの撮影許可手続きよりも煩雑になります。
ましてや公立学校だと、役所や教育委員会への申請が必要なケースもあります。撮影日の2~3ヶ月前には母校に連絡をして、撮影許可をもらう手続きを始めておくことをおすすめします。
恩師や友人など、一緒に撮影したい人を招待する:撮影日の1~2ヶ月前
お世話になった先生や親友など、一緒に撮影したい人がいれば連絡を取りましょう。
なお撮影日が決定する前に連絡をするのは避けて。
相手は、前撮りに参加するためにスケジュールを調整してくれるかもしれません。予定を合わせてくれた後に、「やっぱり別の日になりました」と伝えると、相手にとても迷惑をかけてしまいます。
母校で前撮り・フォトウェディングするときにやりたい、演出・ポーズ集
母校には、懐かしいものや思い出の場所、学校にしかないアイテムなど、写真に撮りたいものがたくさん!
学校で前撮り・フォトウェディングをするときに撮りたい演出やポーズのアイデアを紹介します。
黒板を使って、花嫁にプロポーズ
母校前撮りの定番演出といえば、黒板を使ったウェディングフォトです。
黒板にたくさんのハートを書いたプロポーズは、とっても情熱的!幸せいっぱいな2人の笑顔が素敵です。
ハートのほかに、相合傘や愛の言葉を書いてもよさそう!
晴れ姿で、お世話になった先生の授業を受ける
学校だけじゃなく、クラスやゼミも同じだった人にぴったりの演出です。
学生時代と同じように過ごしていると、先生との思い出話も弾みそうですね。
やわらかい光の雰囲気も素敵です。
結婚式のカメラマン Fika and Fotos【ウェディング・ブライダルフォト】
母校前撮りで撮っておきたい!学校名を背景にしたワンショット
母校でしか撮影できないのが、学校名を写した写真です。2人の思い出の場所で写真を撮る記念に、ぜひ残しておきたい1枚ですね。
ウェディングフォトらしく、手をつないでいるところがポイント!
これが最後の機会かも?ランドセルを背負ってみる
小学生から同級生だったカップルなら、ランドセルを背負ってみても楽しそう!制服ありの学校なら、制服もおすすめです。
元気いっぱいに未来へ進んでいくような、素敵なワンショットですね。
後ろから撮っているので、ヘアメイクがきれいに見えるところもポイント。
机を挟んでおしゃべりする、青春のワンシーンを再現!
机を挟んでおしゃべりする、思い出の一場面の再現ショットです。
学校の教室をロケーションにすると、なにげないワンシーンも甘酸っぱい雰囲気になりますね。
お互いを見つめる、可愛らしいはにかみ顔がとっても幸せそう!
部活で過ごした、体育館でのワンショット
母校前撮りの醍醐味は、青春の思い出がつまったスポットで撮影できること。
一生懸命部活に取り組んでいたカップルなら、体育館や校庭などでのワンショットが素敵です。
懐かしい場所で、新しい未来を紡ぐ2人の姿を残してみませんか?
まとめ
- 母校で前撮りするためには、撮影許可が必要
- 許可を取るときは、新郎新婦本人が電話で問い合わせる
- 一般的なフォトウェディングより早めに(撮影日の3ヶ月程前から)行動する
- 撮影するときは、「個人情報を撮らない」「学校の指示を守る」よう注意
- すべての学校で撮影できるわけではない
母校を使った結婚式の前撮りについて、まとめました。
母校での前撮りは、2人が出会った思い出と、これから一緒に過ごす新しい未来の両方を写真に残せる、素敵な機会です。
しっかり準備をして、素敵な思い出を写真に撮りましょう。