「盛り上がらない」とおさらば!親族のみの結婚式におすすめの演出アイデア
ここ最近、身内だけで行う少人数結婚式が人気を集めています。
少人数の結婚式にありがちなのが、ゲストが少ないと寂しい式にならないかな?という心配。
「招待客が少なくても盛り上がる、少人数ならではの演出が知りたい!」
そんな花嫁さん向けの、少人数ならではの演出例や身内だけの結婚式を成功させるコツを紹介します。
家族や親戚だけの結婚式も、演出は必要?
そもそも、家族・親族だけの結婚式に演出が必要なのか、疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、少人数の結婚式でも演出を入れることをオススメします!
演出のない結婚式はメリハリに欠け、食事と歓談だけで終わってしまいます。ただの宴会のような食事会ウェディングにしないためにも、結婚式ならではの演出を入れるようにましょう。
親族だけの結婚式におすすめの演出・余興【挙式編】
一般的な結婚式で盛り上がる演出を少人数で行っても、盛り上がるとは限りません。
身内だけの結婚式にぴったりな、少人数ならではの演出を紹介します。
フラワーガール・リングボーイ
フラワーガール(フラワーボーイ)とは入場の際、バージンロードに花びらをまきながら、花嫁の前を歩く女の子(男の子)のこと。花びらをまくことで、バージンロードをお清めする意味があると言われています。
リングボーイ(リングガール)とは、挙式で使う結婚指輪を祭壇まで届ける男の子(女の子)のことです。
子どもがいるとみんな笑顔になって、雰囲気も和やかになります。アットホームな少人数婚にぴったりの演出ですね。
ゲストが少ないと子供も緊張しにくいので、どちらかというと少人数向けの演出と言えます。
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リングリレー
リングリレーとは、ゲストにリボンを持ってもらい、そのリボンに結婚指輪を通して、新郎新婦の元まで運んでもらう演出です。
一説ではゲストが指輪交換に参加することで「結婚を承認する」意味がある、と言われています。
実はリングリレーは、大人数の挙式向けの演出ではありません。
参列者の人数が多いと、指輪をリレーするのに時間がかかってしまいます。そのためバージンロードの通路側に着席した人だけなど、一部のゲストのみが参加するのが一般的。参加できないゲストにつまらない思いをさせてしまいがちです。
身内だけの結婚式ならゲストが少ないので、リングリレーに全員が参加しても式が間延びすることはありません。
親族だけの結婚式におすすめの演出・余興【披露宴・食事会編】
挙式より悩んでしまうのが、食事会の演出です。少人数の食事会ウェディングにおすすめの演出・余興を集めました。
ケーキデコレーション
飾りのないウェディングケーキに、フルーツを飾り付けたり、チョコペンでメッセージを書いたり、ゲストにデコレーションをしてもらうのも演出のひとつ。
ケーキデコレーションの作業はフルーツを載せるだけ、と簡単なので、子供からお年寄りまで参加できます。
少人数ならデコレーションしやすいのも嬉しいポイントですね。
ケーキカット(ケーキ入刀)
ケーキカットは、結婚式の演出としては定番中の定番。
少人数の結婚式が、ただの食事会になるのは嫌…というカップルは、食事会にケーキカットを取り入れるだけで「結婚式らしさ」を演出できますよ。
ケーキカットした後は、ゲスト一人ひとりの元までサーブをして、みんなと交流する時間を作りましょう。
〇〇バイト(ファーストバイト、ラストバイトなど)
ケーキカット後に新郎新婦がお互いにケーキを食べさせ合うファーストバイトも、結婚式の定番演出です。
ファーストバイトにはいろいろなアレンジがあります。
母親が新郎新婦にケーキを食べさせてあげる「ラストバイト」、新郎新婦が両親などお世話になった人へケーキを食べさせてあげる「サンクスバイト」など。
ラストバイト、サンクスバイトは、サプライズ演出にする花嫁さんもいますよ。
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プロフィールムービーに、ゲスト全員との写真入れる
プロフィールムービーやエンディングムービーには、ゲスト全員の写真を入れて、参列者みんなで思い出を振り返りましょう。
一般的な結婚式だとゲストが多い分、全員をスライドショーに登場させられないこともありますよね。
少人数の結婚式なら、ゲスト全員の写真を漏れなくスライドショーに入れるのも難しくありません。
フォトラウンド
フォトラウンドはテーブルラウンドの一種で、ゲストテーブルごとに写真撮影をする演出です。ゲスト全員と漏れなく写真を撮れるので、思い出をしっかりと残せます。
フォトラウンドは一般的な結婚式でも定番の演出ですが、時間の都合上あわただしくなりがち。
家族・親族だけの食事会なら人数が少ない分、ゆっくりと写真撮影を楽しめます。
またテーブル単位ではなく、ゲスト一人ひとりと写真撮影できるのも、少人数結婚式ならではですね。
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キャンドルリレー
キャンドルリレーは、キャンドルの火を新郎新婦からゲストへ繋げていく、ゲスト参加型の演出です。
やり方は簡単。まずは新郎新婦が各テーブルの代表ゲストのキャンドルに火を渡します。ゲストは隣席の人へ順番に火を灯して、リレーしていきます。全員のキャンドルに火が灯ったら、それぞれの幸せを願いつつ、そっと火を吹き消します。
ゲスト参加型なので、キャンドルサービスのように「新郎新婦がほかのテーブルを回っている間、暇になる」ということがありません。
ミニゲーム・クイズ
簡単なミニゲームやクイズは盛り上がりやすいので、「ゲストが身内だけだと、人数が少なくて寂しくなりそう…」という不安も解消してくれます。
景品を用意すると、一層楽しい食事会ウェディングになりますよ。
ゲームをするなら、王様じゃんけんや新郎新婦クイズのように、誰でもできる簡単なものを選びましょう。
花嫁の手紙
ケーキカットと同じように、花嫁の手紙も「結婚式らしい雰囲気」を作ってくれる演出です。
花嫁の手紙は普通、両親に向けて読みますよね。しかし少人数の結婚式なら、両親以外のゲストとの思い出を振り返ったり、一人ひとりに感謝の言葉を伝えたりすることも可能です。
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親族だけの結婚式におすすめの演出・余興【サプライズ演出編】
ゲストに喜んでほしい!というときにぴったりなのが、新郎新婦からゲストへのサプライズ演出です。身内だけの結婚式ならではのサプライズ演出を紹介します。
ゲスト一人ひとりにメッセージを贈る
手書きのメッセージカードを用意したり、ムービーにメッセージを入れたりすれば、ゲストも喜んでくれるはずです。
メッセージカードを使うなら、「ウェルカムドリンクと一緒に渡す」「席札に添える(席札メッセージ)」など、渡し方も工夫してみては?
ゲストが少人数なら、一人ひとりに当てたメッセージを書くのもさほど大変ではありません。
ゲストに合わせたプレゼント(引出物)を用意する
ゲスト一人ひとりに合わせた引出物を用意することもおすすめです。
通常の披露宴では、座席に引出物袋がおいてありますが、新郎新婦からお見送りのときに手渡しをしてみては?少人数ならではのおもてなしになりますよ。
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身内だけの結婚式は、プロの司会者に頼まなくても大丈夫?
親族だけの結婚式にプロの司会者は必要なの?という疑問があるかもしれません。
少人数の結婚式なら、プロの司会者を呼ばなくてもOK。ただし、司会者は絶対に用意しましょう。進行役がいないとグダグダな結婚式になってしまいます。
なおプロに司会を依頼しないときは、次のような人が司会を担当します。
- 新郎新婦自身
- 兄弟姉妹
- 会場スタッフ
会場スタッフやウェディングプランナーに司会を兼任してもらいたいと考えている人は、少し注意が必要です。
タイムキーパーだけだったり、本格的な司会進行もできたり、会場によってスタッフがやってくれる内容はさまざま。事前によく相談しておきましょう。
こんな結婚式は、プロ司会を頼むべき!
結婚式の進行管理は、司会者の大事な役割。初心者に司会を依頼すると、トラブルが起きたときに、上手に進行管理・アドリブ対応できないことが多いです。
次のような結婚式プログラムは、プロ司会者を依頼することをおすすめします。
- 演出が多い
- お色直しをする
- ゲストの人数が多い(20人程度~)
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家族・親族だけで行う、少人数結婚式の基礎知識
最近、30人程度の少人数で行う結婚式が人気を呼んでいます。
「家族を大切にしたい」「費用が安い」「準備が楽」「派手なことは好きじゃない」など、少人数婚を選ぶ理由は様々。
新型コロナウイルスが広まってからは、感染拡大を予防するために、という人も増えました。
一般的にゲストは家族・親族だけですが、友達を招待してもOKです。友達を招待するときは、相手側と両親、友人本人に事情を説明しておきましょう。
予算はいくら必要?少人数婚の費用相場
一般的な結婚式に比べて費用が安いのも、少人数婚が人気の理由です。
ゲストの人数にもよりますが、少人数婚の費用相場は次のとおり。
- 挙式のみ:10~35万円
- 食事会のみ:50~120万円
- 挙式+食事会:60~140万円
リゾートウェディングも、少人数なら比較的リーズナブルです。沖縄・軽井沢のような国内リゾートだと155~190万円、ハワイ・グアムのような海外リゾートだと115~130万円が挙式の費用相場です。
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身内だけの結婚式を成功させるためには、会場選びが大事
少人数の結婚式を成功させるためには、演出のほかに会場選びが重要になってきます。会場選びのポイントはこちら。
- ゲストの人数に合った広さの会場か
- 音響・照明など、設備が揃っているか
- 子ども連れ・年配のゲストもアクセスしやすいか
ゲストと新郎新婦、結婚式に参加した人全員が楽しく過ごせる場所を探しましょう!
新郎新婦の衣装はなにを選ぶべき?
身内だけの結婚式だと、何を着ればいいか考えてしまいますよね。
ウェディングドレス&タキシードを選んでも、もう少しカジュアルにワンピースなどを選んでも大丈夫です。最後の機会なので振袖を選んだ、という人もいますよ。
ちなみに少人数婚でも一番人気の衣装は、やっぱりウェディングドレスです。
花嫁衣装は妥協すると後悔が残りがちなポイント。ウェディングドレスは一生に一度しか着るタイミングがありません。
着たい衣装があるなら、妥協せずに選ぶのがおすすめですよ。
少人数婚は、お色直ししないのが一般的
家族・親族のみの結婚式だと、お色直ししないのが一般的です。
ウェディングドレス→カラードレスのように、衣装を変えたいときは、食事会が始まる前に着替える方法がありますよ。
大きな衣装チェンジはしないけど挙式中と雰囲気を変えたいなら、ヘアメイクや小物を変えてみましょう。神前式なら白無垢から色打掛に掛け替えるのが、素早く雰囲気を変えられるのでおすすめです。
まとめ
- 家族・親族のみの結婚式も演出は必要
- 少人数婚にオススメなのは、ゲスト参加型の演出
- 定番演出を入れると「結婚式らしい雰囲気」を作れる
- スムーズな進行のために、司会者は必須
家族・親族のみの結婚式演出についてまとめました。
演出を工夫すればゲストの数が少なくても、結婚式が盛り上がらない、なんてことはありません。上手に演出を取り入れて、自分達らしい結婚式を作りましょう。