結婚式の「お花」持ち帰り可能?披露宴後の活用方法をプランナーが解説
結婚式の費用がアップする理由の一つとして、あるあるなのが、会場装花。
広い会場での披露宴なのに、装花が貧相だと見劣りしてしまうので、ある程度のボリュームで会場を装飾する方も多いのでは?
せっかく費用をかけて用意した装花も、披露宴が済んでしまえば役目も終わってしまうもの。
今回はブーケや会場装花を、結婚式後にどうやって活用するのかをご紹介します。
結婚式の会場装花は、持ち帰り可能?
結婚式や披露宴会場を飾る、装花。
基本的には、持ち帰ることが可能です。
メインテーブル(高砂装花)
新郎新婦が座るメインテーブルには、会場内のゲストテーブル以上の装花を必要とします。
グリーンを使用したナチュラルテイストがトレンドとは言え、メインテーブル装花はボリュームがあることが多いですね。
メインテーブルの装花は会場側の造花でもない限り、持ち帰りが可能です。
ゲストテーブル装花
ゲストテーブルにセットする卓上装花も、披露宴の必要なアイテムですね。会場内のコーディネートにマッチするアレンジを楽しむかたも多いでしょう。
ゲストのテーブルもメインテーブル同様に持ち帰りが可能です。
持ち帰りやすいよう、あらかじめ小さくまとめてセットしておくことも可能です。
ただし飾り方によっては(例えば、水面に花材を浮かべるようなデザインなど…)持ち帰り不可のこともあります。
ウェディングブーケやヘッドドレス
新婦さまの手元を彩るウェディングブーケも必須のアイテム。
ブーケは衣装店のレンタルでもない限り、持ち帰ることが可能です。
ヘッドドレスも生花で用意することで、ナチュラルで清楚な雰囲気もアップしますね。
もちろん持ち帰り可能で、二次会へ同じヘッドドレスを着けて行くこともできます。
チャペル内の装花
チャペルの祭壇バックに装花をアレンジすることや、バージンロードにセットすることも、会場装飾の方法としてはとても一般的に行われることです。
設備として素晴らしいチャペルも装花が加わることで、よりステキな雰囲気を生みだしてくれますね。
チャペルの装花も持ち帰り可能です。
しかし会場によっては、その日に開催される全ての結婚式に利用していただけるよう、会場側負担で用意していることもあります。その場合は持ち帰りできません。
その他
- ウェディングケーキ
- ケーキ入刀用のナイフや、キャンドルサービスのトーチ
- 受付(ウェルカムスペース)
- 司会者席
これらの場所に、お花をセットする方もいらっしゃいます。
このような装花は式場側から「持ち帰りますか?」と聞かれないことが多いです。
そのため、装花を二次会などで使用したいなどの希望があれば、持ち帰りたいということを事前に伝えましょう。
披露宴のあと、会場装花を活用する3つのアイディア
ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べによると、会場装花を用意した費用の平均は、18.3万円。
高額になる結婚式の装花ですから、このまま処分することはとても心苦しいですよね。
そのため、以下以上のような方法で結婚式後も活用していきましょう。
- ゲストに持ち帰ってもらう
- 自宅に持ち帰って保存する
- 二次会に使用する
次の段落から、結婚式で使用したお花の活用方法を詳しくご紹介します。
1.結婚式で使ったお花を、ゲストに持ち帰ってもらう
会場内の装花をゲストに持ち帰ってもらうのは一般的な演出です。
しかし装花が残ってしまったり、一部のゲストだけが持ち帰ってしまったりと、トラブルが起きていることも事実。
これからご紹介する注意点をふまえて準備されると安心です。
テーブル装花は、持ち帰り前提で用意する
ゲストのテーブル装花は、持ち帰ってもらう前提で小さなブーケのようにアレンジしておくのがこともおすすめです。
この方法であれば、引出物と一緒でも持ち帰りやすいだけでなく、持ち帰ってからでも飾りやすいですね。
男性ゲストのテーブル装花も、女性ゲストに渡す
男性ゲストには、装花を持ち帰りたいという方が少なく、いらないと思っていることも多いです。
男性ゲストのテーブル装花も、女性ゲストに向けて渡していくようにしましょう。
装花が残ってしまったり、欲しかったのに他の女性ゲストに譲ったり、など残念な結果にならずに済みますよ。
司会者からアナウンスしてもらう
会場内の装花を持ち帰ってもらう場合、司会者から「テーブルのお花はお持ちかえりください」という趣旨のアナウンスを入れてもらいましょう。
装花を持ち帰って良いのかダメなのか、ということを明確に伝えるために、何度かアナウンスしてもらう事も重要です。
一輪ずつ包装して、ゲスト全員にプレゼント
会場内にはフラワースタッフが在中していることが多いです。
そのため、ゲストのお見送り時に渡すように、小さく束ねてもらえないか、確認してみましょう。
ブーケや花束のようにまとめられなくても、袋で持ち帰ってもらえるように、準備できないかを相談してみることも一つの方法です。
お花の扱い方を書いたメッセージカードを添えよう!
ゲストテーブル装花は、ゲストに持ち帰ってもらうことも多いですね。
ですが、普段からお家にお花を飾る習慣のない方は、「お花はいらない…」「どうやって飾ったらいいの?」など、正直お花の扱いに困るゲストも。
ゲストに生花をプレゼントするなら、お花の扱い方や長持ちさせる方法を書いたメッセージカードを添えてみては?
すみずみまで行き届いたおもてなしの心が伝わるはずですよ。
お花を長持ちさせるコツについては、記事の最後でご紹介します。
持ち帰りのために別途費用を請求される場合も(袋代や再アレンジ代)
どのような方法で装花をゲストに渡すかは、会場により異なります。
袋を用意する場合、その袋代を請求されたり、装花の再アレンジ代として追加でお金がかかってしまうこともあります。
また持ち帰り前提での装花の用意は、割高になってしまうことも。
コストをかけずにゲストに渡したい場合、その方法がないか会場側やフローリストと相談するようにしましょう。
お花の持ち帰り費用については後述します。
2.お花を持ち帰って自宅用にアレンジする
結婚式で使用したお花を持ち帰り、自宅に飾る場合は、会場内全体の装花ではなくメインテーブルの一部を持ち帰るのが一般的です。
持ち帰ったお花は、ドライフラワーやプリザーブドフラワーにアレンジすること、長く楽しめますね。
別途費用が必要であっても、記念に残るためおすすめです。
ウェディングブーケをこういった形で残す方も多いですね。
3.二次会で使用する
披露宴会場の装花を二次会会場に移動して、使いまわしすることも可能です。
二次会用装花代の節約にもなり、お花があれば会場や料理なども華やかになるでしょう。
お花を二次会で使いまわしするときの注意点
挙式・披露宴で使用したお花を二次会で使用する場合は、以下のことに注意しましょう。
- 誰が持って行くのか
- 持ち出せるようなアレンジになっているのか
持ち出す方が誰なのか決まっているのであれば、プランナーに伝えておくことでトラブルを防止できます。(ゲストが無断で持ち出している、と思われないように!)
なお会場内の花器を使用している場合は、そのまま持ち出すことはできません。
オアシスを使用するなどして、お花だけを持ち出す必要があるので、事前にフラワースタッフへの相談が必要です。
しかし、このように持ち帰り方法を指定することで、別途費用が必要になってしまう場合もあります。
お金の問題もあるため、しっかり相談しておきましょう。
持ち帰りできない会場もある!結婚式の会場装花は使いまわし?
会場装花を持ち帰り不可の場合と言われる場合は、会場側が負担して装花を用意しているためです。
一般的に会場装花を会場側が負担することはマレですが、中には「翌日のブライダルフェアにも使用するため」など、使いまわす予定でいることも考えられます。
一方チャペルの装花は、会場側が負担していることのほうが多いため、持ち帰りもできない事が多いです。
デザインが気に入って持ち帰りを希望されることがあれば、プランナーや装花のスタッフと相談するといいでしょう。
ウェディングブーケや装花の持ち帰りには、別途費用がかかるの?
ブーケをそのまま持ち帰る場合には、別途費用がかかることはないでしょう。
しかし、ゲストにプレゼントするため、リボンを巻き直して欲しいなど、プレゼント使用にアレンジする場合は、基本的には追加で費用がかかります。
ゲストに装花をプレゼントするときの費用
ゲストに装花を持ち帰って頂く場合、簡易な包装であれば追加料金は必要ない場合もあります。
しかし、きちんと花束として持ち帰っていただく場合には別途料金が必要になる可能性が高いです。
小さな花束へのアレンジであっても1つにつき1,000円程度必要になるでしょう。
また、ゲストがお花を持ち帰るときに袋を使用する場合、新郎新婦さまご自身で用意する場合もあれば、式場側が用意してくれる場合もあります。
この時も料金が発生する可能性もあるため、確認しておくと安心です。
ブーケによってはスタンド代が必要
またボールブーケであれば、専用のスタンドにつり下げ、保管しています。
他にもブーケのデザインによっては、ブーケスタンドを使用することもあります。
二次会でもスタンドを使用したい場合は、スタンドのレンタル料金がかかることもあるため、ブーケの形状には注意が必要です。
スタンドのレンタル料金は1,000円〜3,000円程度ですが、装花会社により異なるため、費用を事前に確認しましょう。
持ち帰った結婚式のお花を長持ちさせる方法
持ち帰ったお花は、できるだけ長持ちさせたいと思う方もいらっしゃるでしょう。おすすめの方法をご紹介します。
生花のままで状態を保つ方法
生花のままで状態を長持ちさせるには、汚れた根本を斜めにカットして、毎日水を変えるのが基本です。
この一手間で水の吸い上げが良くなりますよ。
花瓶にさすときは、葉っぱが水に浸らないようにします。余分な葉っぱは取り除くようにしましょう。
また花瓶の中に、10円玉や漂白剤を入れると水の清潔さを保つのに有効なんだそう!試してみてくださいね。
・10円玉
10円玉を水に入れると、【銅イオン】という成分が溶け出します。
この成分には、水中の細菌の繁殖を抑える効果があるとされています。
まだ酸化していないピカピカの10円玉ほど、より効果が期待できます。・漂白剤
塩素系の漂白剤には、水が腐るのを遅らせる効果があると言われています。
200㏄の水に対して、1~2滴程度の漂白剤を混ぜてください。
また、【延命剤】という切り花用の薬品も流通しています。
こちらは、花屋さんやホームセンターで入手できますよ。
ドライフラワーにアレンジする
装花を簡単に長持ちさせる方法として、ドライフラワーへのアレンジがおすすめです。
初心者には、全ての花材をドライフラワーとして完成させることが難しいかもしれませんが、お花を束ねて逆さに吊すだけで手作りできる花材も多いです。
結婚式装花で良く使用するバラはもちろん、トレンドのナチュラルデザインにおすすめできるアジサイやアナベル、ミモザなどもドライフラワーにしやすい花材だといえます。
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まとめ
- 会場装花は持ち帰り可能なことが多い
- ゲストに持ち帰ってもらったり、二次会に使い回すことができる
- ゲストにプレゼントするなら、長持ちさせるためのアドバイスを添えるのもおすすめ
- 持ち帰り用にお花を包んでもらう場合、別料金がかかることもある
披露宴のおひらきの後、会場装花をどうするのかについてご紹介しました。
高額の出費になる装花なので、そのまま処分してしまうのではなく、ゲストに持ち帰ってもらったり、二次会に使い回すことがおすすめです。
ゲストに持ち帰ってもらう場合は、渡すゲストを考えたり、持ち帰るための袋を用意したりと、持ち帰りやすい方法を考えましょう。
また持ち帰った生花の扱い方をメッセージカードに添えて渡せば、よりステキな心遣いになりますね!