結婚式当日のビデオ撮影の料金相場は?節約アイディア
人生最良の日である結婚式。
この素敵な1日を写真だけでなく映像でも撮っておいて、何度でも再現したいですよね?
当日のビデオ撮影となると、どのくらい費用がかかるのかがとても気になります。
結婚式当日のビデオ撮影について、その費用や節約方法を紹介します。
【関連記事】結婚式アルバムも節約しちゃおう!
結婚式当日のビデオ撮影&エンドロールの費用相場
結婚式当日の様子を納めたビデオ映像。
当日のムービー撮影をする・しない割合と費用の目安は以下のとおり。
ビデオ撮影を依頼する割合は、60%以上
「ゼクシィ結婚トレンド調査2018」によると、結婚式当日に映像を撮ったのは63%。
半数以上のカップルが、ビデオに残す選択をしています。
1日の様子をダイジェストにして編集したもので、動きがある分、写真より臨場感を再現できるのが魅力ですよね。
挙式や披露宴前半までの様子を編集し、エンドロールとして流す撮って出しムービー演出も人気。
ビデオ撮影の費用平均は20万円と高額!
費用が高いイメージがあるビデオ撮影ですが、平均20万円とやはり高額。(ゼクシィ結婚トレンド調査2018より)
しかも全体の40%以上は、20万円以上の費用かけているんです!
人生最大のイベントを映像として残すことに、こだわりを持っていることが伺えますね。
- 20~25万円未満…22.3%
- 15~20万円未満…21.0%
- 10~15万円未満…17.2%
- 30~35万円未満… 9.9%
- 5~10万円 未満… 9.9%
- 25~30万円未満…8.6%
編集部Column
撮影ビデオの納期・納品方法
◆納品方法
DVDかブルーレイを選択(ブルーレイの場合はオプション料金になることも)
◆納期
挙式後1ヶ月程度(初夏や秋などのハイシーズンは2ヶ月くらいになることもある)
ケチって後悔したくない!挙式ビデオ撮影の節約方法
平均20万円と高額な、結婚式当日のビデオ撮影。
「こんなに高いなら、やめちゃう?」なんて考えも頭に浮かびますが、「ケチってビデオ撮りをやめるんじゃなかった」と後悔する花嫁さんも声もチラホラ聞こえてきます。
バタバタとあっという間に時間が過ぎる結婚式を、後でゆっくり見返したいと思っても、撮影していなければ、どうにもなりません。
結婚式の思い出を映像として残すために、撮影費用を節約する方法を紹介します。
1.友人に依頼する
ビデオ撮影の場合、全体の74%が式場専属または提携先のカメラマンに依頼していますが、実はおよそ10人に1人は(11%)は友人にお願いしているのです。
友人に頼めば大幅に費用を節約できますが、やはり素人であることは否めません。
プロのようなカット割りには期待はせず、あくまで記録メインと考えたほうがいいでしょう。
しかもお願いする人は、カメラマンである前に、ゲストであることを忘れずに。
結婚式を楽しんでもらえるように、何人かの友人に分担して撮ってもらうのも方法の1つです。
カメラマンをお願いした友人には、10,000円から30,000円をお礼として包みましょう。
2.外注カメラマンに依頼する(持ち込み)
式場専属よりリーズナブルな業者を、自分で手配して撮影してもらうこともできます。
この方法をとるのは全体の6%程度と少数派ですが、撮影費用は10万円を切るくらいでリーズナブル。
ただ式場専属カメラマンと比べると、会場の様子を熟知していないというデメリットもあります。
持ち込みカメラマンは撮影場所が制限される式場もあるので、事前に確認が必要。
打ち合わせ時にはプランナーを交えて、式の流れや撮影場所などの情報を共有しておいて。
なお外注の場合、1万~3万円のカメラマン持ち込み料がかかる会場があります。
こちらの記事もオススメです↓↓
結婚式トラブル事例【持ち込み編】禁止・持ち込み料の秘密(プランナー解説)
3.プランの割引を使う
映像関係は、お得な割引の対象になることが多いので、賢く利用しましょう。
「期間中に契約すれば、〇万円でビデオ撮影ができます」のような、ブライダルフェアのお得なプランやキャンペーンはしっかりチェックしておいて。
新郎新婦にとってはうれしい割引ですが、プラン全体の内容を考えて決定してくださいね。
4.挙式・披露宴・二次会のいずれかを撮影する
費用は、結婚式どこからどこまで撮影するかで変わってきます。
例えば以下の様な区切りでも費用が変わるので、予算に応じて撮影する範囲を選んでみて。
- 基本プラン(お仕度風景&挙式&披露宴)…22万円
- 基本プラン+エンドロール(挙式と披露宴の映像の撮って出し)…28万円(基本プラン+6万円)
- 基本プラン+とエンドロール+二次会…25万~30万円
結婚式当日のビデオ撮影を満足のいく内容に仕上げるためのコツ
式場カメラマンでも外注でも、ビデオ撮影を依頼するとしたら、最低でも10万円程度はかかります。
費用に見合った満足の行く仕上がりにしたいなら、料金だけでなく内容についてもカメラマンとの打合せは必須。
撮影指示書を作って、カメラマンには要望を伝えておきましょう。
撮影指示書は、あれもこれもとリクエストするよりポイントを絞って、あとはプロカメラマンのセンスにお任せするのがオススメです。
ネットや雑誌で、お気に入りのカットを見つけたら、一緒に渡しておくとイメージを共有しやすいでしょう。
- 絶対に外せないシーン
- 全体のイメージ(新郎新婦中心/臨場感のあるもの/全体の様子が分かるものなど)
結婚式のDVDにBGMは使える?
記録用ビデオを作るとしたら、BGMにもこだわりたいところです。
でもDVDなどに音楽をコピーして使うと著作権が絡んでくるので、注意が必要です。
結婚式DVDのBGMは、著作権に注意
2014年から、音楽著作権に関するルールが厳しくなりました。
結婚式の会場で流した楽曲はもちろん、映像演出に使用するBGMについても「楽曲のコピー(複製)」に値するので、著作権料がかかってしまうのです。
例えば、ある楽曲を背景にケーキカットをしているシーンが記録用ビデオに入っている場合でも著作権料がかかることになります。
以下のような、結婚式で使用するムービー演出には、著作権が関係するので、無断で楽曲を使用することはできない、と覚えておきましょう。
- オープニングビデオ
- プロフィールビデオ
- エンドロール(エンディングビデオ)
- 当日の記録用ビデオ
挙式当日のビデオ映像 BGM(音)はどうしたらいいの?
著作権のルールが厳しくなったため、記録映像のBGMの扱いは以下のいずれかになります。
ビデオ業者との打ち合わせの時点で、BGMがどうなるかも確認しておきましょう。
なお著作権料は1つの楽曲につき、2,000円から5,000円ほどかかります。
- 記録用ビデオは無音にする→著作権料はかからない
- 無音にした映像に、著作権フリーの楽曲をのせる→著作権料はかからない
- 結婚式当日の音声(BGM)をそのまま使う→ブライダル業者を通じて、もしくは自分で著作権料を支払う
(参考)ブライダルでの音楽利用について JASRAC
https://www.jasrac.or.jp/info/bridal/index.html
まとめ
- 結婚式当日のビデオ映像の平均費用は20万円
- ほとんどが式場カメラマンに撮影を依頼
- 友人や外注カメラマンに依頼することで節約は可能
- 結婚式の記録映像でもDVDなどにコピーすれば、著作権料が発生することも
費用が平均20万円とちょっと高額だけれど、諦めてしまうのはちょっともったいない当日のビデオ撮影。
節約方法も検討して、ぜひ大事な1日の映像を残しておいてくださいね。