結婚式アルバムは外注が安い&おしゃれ!おすすめフォトブックを比較
以前は結婚式場に撮影とセットでアルバムを作ってもらうのが定番でしたが、最近は撮影データだけをもらって、フォトブック(フォトアルバム)を手作りする花嫁さんも多数。
式場に頼むと撮影+アルバム作成で10万~20万円するところ、外注アルバムなら高くても1万円程度と、かなり結婚式費用を節約できるのも人気の理由です。
- 式場に頼むと値段が高いから、手作りで節約したい!
- あんまり気に入らない写真を勝手に選ばれるのは嫌だな…
と、思っている花嫁さんに、人気の各社フォトブックサービスの特徴のほか、レイアウトや写真選びのコツを紹介します。
結婚式フォトアルバムの注文先を比較するときのポイント4つ
外注フォトブックを作るときは一般的に、スマホやパソコンで写真を選んで注文するサービスを使います。現像した写真を手でアルバムに貼るよりずっと簡単にフォトアルバムを作れます。
フォトアルバムサービスは色々あるので、どこに注文すればいいか悩みますよね。注文先を選ぶときに注目したいポイントを4つ紹介します。
1.テンプレートの有無
たいていのサービスは、誰でも簡単におしゃれなアルバムが作れるよう、写真レイアウトのテンプレートが準備されています。
もし自由に写真配置を決めたい場合は、自由レイアウトOKのサービスを使いましょう。
2.ページ数・載せる写真の枚数
ページ数や使う写真の枚数は、レイアウト次第で大きく変わってしまうのですが、結婚式1日の流れを追うなら30ページ以上がオススメです。たくさん写真を使いたいなら、40ページ以上の価格・条件で比較しましょう。
【例】
結婚式当日の撮影枚数…300カット
アルバムに使う枚数…100枚(カット数の1/3)
- 1ページあたり4枚載せるなら→25ページ
- 1ページあたり2枚載せるなら→50ページ
- 見開き2ページあたり5枚載せるなら→40ページ
3.ハードカバーorソフトカバー
フォトアルバムの表紙は大きく2種類あり、どちらを選ぶかでアルバムの印象が変わります。
- 卒業アルバムのように、硬くしっかりした作りのハードカバー
- レシピ本のように、やわらかい表紙のソフトカバー
記念日アルバムらしいカッチリ感や高級感が欲しいなら、ハードカバーがおすすめ。
逆に重くなくて堅苦しさもないアルバムが欲しい人には、ソフトカバーがおすすめです。また製本の関係からソフトカバーのほうが最大ページ数が多いので、たくさん写真を入れたい人向けでもあります。
4.銀塩写真にするかどうか(画質について)
基本的にどのサービスも綺麗に印刷してくれますが、なかには銀塩写真(ぎんえんしゃしん)という、写真館などで印刷するときと同じ仕上がりでフォトアルバムを作ってくれるサービスもあります。
【銀塩写真の特徴】
- 画質がとってもいい
- 耐久性が高い
- 基本的に厚みのあるページ+ハードカバー仕立て
- 文字部分はぼやけやすい
- 価格が高め
ちなみに同じサービス内でも、商品ごとに銀塩写真かどうかは違うので、注意しておきましょう。
結婚式アルバムの手作りに!人気の外注フォトアルバムサービス6選
サービス名 | 料金(税込み) | 特徴 |
---|---|---|
Photoback | 1,210円~11,374円 | おしゃれ&テンプレートが豊富 |
らくらくフォトブック | 510円~11,220円 | 高品質「銀塩写真」アルバム |
カメラのキタムラ フォトブック | 970円~14,340円 | お店で注文&最短1時間仕上げ |
富士フイルムフォトブック | 970円~12,518円 | 写真メーカーならではの質 |
しまうまプリント | 198円~15,378円 | 小さいものなら安い! |
撮るだけフォトブック | 1,500円~15,640円 | 納品が早い |
人気のフォトブックサービス各社の特徴を紹介します。(注:価格表記はすべて税込みです)
簡単&おしゃれ!ウェディングアルバムを作るなら「フォトバック」
簡単でおしゃれなフォトアルバムが作れる、photoback(フォトバック)。
プロカメラマンも利用するという、本格派フォトアルバムサービスです。写真のプロも認める品質のアルバムを作ることができますよ。
コンパクトな手のひらサイズのかわいいアルバムや、式場で作ってもらうウェディングアルバムに引けをとらない、しっかりした作りのハードカバーアルバムなど、たくさんのテンプレートが選べます。
自分用、両親用、おじいちゃんおばあちゃん用など、複数のアルバムを注文するカップルも多いそうですよ。
- 満足度NO.1!ずっしり重厚感デザイン「フォリオ」
-
- 料金:7,986円~11,374円
- 表紙:ハードカバー
- サイズ:スクエア(18.6cm)
- ページ数:16P~36P
- ページたっぷり!大きめデザイン「グラフ」
-
- 料金:6,788円~11,374円
- 表紙:ソフトカバー
- サイズ:B5判
- ページ数:48P~120P
- かわいい!手のひらサイズ「ポケット」
-
- 料金:1,210円~2,178円
- 表紙:ソフトカバー
- サイズ:12.8cm×9.0cm
- ページ数:16P~36P
高画質!銀塩写真の本格アルバム「らくらくフォトブック」
式場に注文するのと同じような、高品質の結婚式アルバムを作りたいなら、DPE宅配便の「らくらくフォトブック」がおすすめです!
銀塩写真で仕上げてくれるので画質がとってもよく、結婚式の感動のシーンが美しくよみがえります。
ちなみに、銀塩写真ではない印刷タイプの「かんたんフォトブック」も選べます。文庫本サイズで手軽&かわいいのが魅力!文庫本サイズのアルバムは画質が多少劣りますが、とっても安いのが魅力!1冊24ページで510円という低価格で、ウェディングアルバムを作れます。
- 「らくらくフォトブック」
-
- 料金:1,760円~ 11,220円
- 表紙:ソフトカバー/ハードカバー
- サイズ:A5/A4/スクエア
- ページ数:6P~32P
- 「かんたんフォトブック」
-
- 料金:510円~1,110円
- 表紙:ソフトカバー
- サイズ:文庫本サイズ
- ページ数:24P~60P
写真専門店ならではのクオリティ「カメラのキタムラ フォトブック」
写真専門店ならではの品質と安心感がある、「カメラのキタムラ フォトブック」。
注文はスマホやパソコンはもちろん、カメラのキタムラの店舗でもOK!スタッフからサポートを受けられるので、編集作業に自信が持てない人にはオススメです。
店舗では、DVDやUSBメモリー、SDカードなど、さまざまな記録媒体に対応しているので、自宅にパソコンがない人もアルバムが作れます。
またアルバムの種類によっては、最短1時間で受け取ることもできちゃいます!もちろん店頭受け取りなら送料無料!
- 「フォトプラスブック」
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- 料金:3,630円~8,450円
- 表紙:ハードカバー
- サイズ:A4・A5
- ページ数:22P~42P
- 「PhotoZINE(フォトジン)」
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- 料金:970円~5,210円
- 表紙:ソフトカバー
- サイズ:A4・A5
- ページ数:12P~36P
- 「ポケットブック ましかく・よこなが」
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- 料金:1,360円~3,460円
- 表紙:ソフトカバー
- サイズ:10.2cm四方(ましかく)/10.2cm×15.2cm(よこなが)
- ページ数:22P~60P
高級感のある仕上がり「富士フイルムフォトブック」
富士フイルムのフォトブックは、写真品質のプリントと高級感のある上製本仕上げが特徴。
スマホ編集可能な初心者向けの「簡単派」と、文字やイラストなどデザイン自由の上級者向け「こだわり派」の2つの編集方法を選べます。
【フォトブック ハードカバー詳細】
- サイズ:スクエア(14.5cm/18.5cm)/A5/A4
- ページ数:16~48ページ
- 料金:3,344円~12,518円
- 表紙:ハードカバー
低価格だからたくさん作れる「しまうまプリント」
小さめサイズが充実している、しまうまプリントは価格が安いのが最大の魅力!なんと、198円から作れちゃいます。
とってもリーズナブルなので、何冊も作って親戚や友達にプレゼントしたい人にオススメ。
ちなみに、画質にこだわる場合はスタンダード仕上げorプレミアムハード仕上げで注文してくださいね。
- サイズ:文庫/スクエア(14.8cm)/A5/A4
- ページ数:24~144ページ
- 料金:198円~
- 表紙:ソフトカバー/ハードカバー
ウェディング用テンプレートがある「撮るだけフォトブック」
撮るだけフォトブックは、無料編集ソフトをダウンロードして、アルバムの制作をします。
ダウンロードは少し面倒ですが、最初だけクリアできれば簡単に手作りできますよ。注文完了翌日から3営業日で発送してくれるのもポイント!
- サイズ:A4/A5
- ページ数:16~80ページ
- 料金:1,500円~
- 表紙:ソフトカバー/ハードカバー
一生に一度の結婚式アルバムでおすすめなのは「フォトバック」!
ウェディングアルバムの手作りで、花嫁ノート編集部が注目したのは、「Photoback(フォトバック)」。
2004年以降、60万人以上に利用される、実績確かなフォトアルバムサービスなんです。
品質は高いのに安い!1,210円~
アルバムの種類によりますが、小さいものなら税込み1,210円でアルバムが手作りできます。
満足度No1の、式場で作るものそっくりの重厚感あるアルバム(フォリオ)でも、税込み7,986円~でとってもリーズナブル。これは式場に頼んだ場合の、およそ10分の1の金額です!
仲良しの友人ゲストや祖父母へ、気軽にプレゼントできるのがうれしいですね。
おしゃれなテンプレで、プロ並みの構成に
サイトを見るとわかりますが、フォトバックのアルバムはオシャレで洗練されたデザイン。手順通りに作れば、ダサい仕上がりにはならないようになってます。
スマホでも簡易的な編集は可能ですが、よりオシャレで満足度の高い仕上がりにするなら、パソコンからの編集がオススメです。
マット紙のナチュラルな仕上がり
芸能人の写真集などで定番の、ピカピカと輝く光沢紙ではなく、ふんわりとしたマットな質感の紙を使用しています。
写真が強調されすぎずに、優しい印象のアルバムを作れます。
毎日みたくなる、カジュアルなアルバムが作れる
卒業アルバムなどに使われる、かっちりとした製本(合紙製本)と、書籍のようにしなって手に馴染む、カジュアルな製本(くるみ製本)が選べます。
大げさなアルバムは、どうしてもクローゼットの奥にしまいっぱなしになりがち。
カジュアルなくるみ製本なら、何度も見返したくなるような、生活になじむアルバムになりますよ。
このほかにも、写真データの保管サービスや、作り方に迷った時の相談窓口など、カスタマーサポートが充実しているのも魅力的。
結婚式アルバムを手作りしようかな?と考えているカップルは、公式サイトからアルバムの種類や価格をチェックしてみてくださいね。
両親へのプレゼント用に注文するなら、どのサービスがいい?
両親や家族、親友へのプレゼント用に、式場注文とは別にアルバムを増刷したい!そんなときにおすすめのサービスをパターン別に紹介します。
- 結婚式場で作るような、重厚感あるアルバムにしたい
→フォトバック(フォリオ)、富士フイルム フォトブック - ソフトカバーの、気軽に見れるフォトブックを作りたい
→撮るだけフォトブック、しまうまプリント - できるだけ沢山の写真を入れたい
→フォトバック(グラフ)、しまうまプリント - 綺麗で高品質な写真を使ったアルバムがいい
→らくらくフォトブック
【比較】結婚式写真のアルバムはいくらする?式場注文と外注の費用相場
ウェディングフォトのアルバムを自作するメリットは、なんといっても安いこと!
結婚式場におまかせでアルバムを作る場合と、撮影データをもらって印刷会社に外注する時で、どれくらいの差があるのかを比較してみました。(※金額は例なので、式場や業者によって異なります)
【式場に注文】カメラマン撮影+アルバム制作
式場カメラマンに撮影を頼む場合、撮影費用とアルバム費用がセットになっていることが多いです。そのため相場は10万~20万円と非常に高額に。
自分でアルバムを手作りしよう!と思っても、アルバム無しにはできず、撮影データ単体ではもらえないことも多いのが残念なところ…。
式場契約前に交渉すれば、データだけもらえることもあるので、あきらめずに聞いてみることをオススメします!
◆結婚式の見積りを「値引き」する方法!交渉のタイミングとポイント
【外注】カメラマン持ち込み+撮影データだけもらう+外注フォトアルバム
(内訳)
撮影代:5~10万円
フォトブック制作代:約1万円
カメラマン持ち込み料:3~5万円
式場カメラマンを頼まずカメラマンを持ち込んで、撮影データのみもらいアルバムを外注した場合を考えてみます。
カメラマンの持ち込み料を加味しても、データ受け取り+手作りアルバムのほうが、節約できることがわかりますね! なお結婚式場によってはカメラマンの持ち込み全面NGのところもあるので、事前確認は必須です。
【式場カメラマンからデータをもらえて、アルバムだけ外注する場合】
一番安く済ませられるのは、式場カメラマンからデータをもらえた場合。 注文するアルバムの種類やページ数にもよりますが、高くとも1冊1万円程度で、自分好みのウェディングアルバムが作れます。
センスあるフォトブックを簡単に作れるのも、外注の魅力
さきほど紹介したように、大半のフォトアルバムサービスは、プロが作ったテンプレートが用意されているので、自分の好きな写真をテンプレに当てはめるだけでお洒落でセンスある1冊が完成するんです!
実は、結婚式場で注文するフォトアルバムは基本的に、写真選びもレイアウトも式場におまかせとなります。もしかしたら映りの良くない写真が使われるかも…。
ほかにも写真の持ち込みができず、友達が撮った写真や二次会の写真などは使えないのも式場注文するときの注意点です。
手作りウェディングアルバム 上手に作るコツまとめ
簡単・便利なフォトブックですが、作る時に注意してほしい点をまとめました。
ページ構成例&写真の選び方
結婚式の1日の流れを描く
新郎新婦着替え前、お仕度中、親族紹介、挙式、披露宴、2次会など時系列で並べる
2人の生い立ちを描く
2人の写真をメインに集める。子供のころの写真や、付き合っている時期の写真も入れる
家族や友人でいっぱいにしたい
親族の集合写真や披露宴中のゲストの様子を多めに取り入れる
いずれの場合も、下のような新郎新婦以外の写真を一緒に使うと、メリハリが効いた印象になります。
- ウェルカムボード
- リングピロー、ブーケ
- テーブルコーディネート
- ウェディングケーキ・料理の写真
- 式場外観
結婚式アルバムのレイアウト方法
写真のレイアウトのコツは、ページごとに変化をつけること。
大好きな写真は、見開き2ページで大きく使うのがオススメ。それ以外のページは、余白を残して1ページ2~3枚だけ使うと、シンプルで洗練された印象に。
異なるサイズの写真をたくさん使って、ページを埋めればにぎやかで楽しそうな印象になりますよ。
結婚式アルバムに使う写真枚数は?
自分でフォトブックを作る時に、どれくらい写真を準備すればいいか気になりますね。
見開き2ページ当り6~8枚までと、使う写真が決まっている場合もありますが、自分でレイアウトする時の目安は次の通り。
たくさんの写真を1枚にぎゅっと凝縮したシャッフルプリントのようなレイアウトにしたいなら、目安より20枚くらい多めに用意してくださいね。
写真の枚数例(A4サイズでアルバムを手作りするとき)
- 24ページ…70~100枚
- 32ページ…100~130枚
- 40ページ…130~160枚
アルバムタイトルの付け方
タイトルは、2人の名前や、結婚にちなんだシンプルな言葉を選ぶカップルが多いですよ。
日付や教会・結婚式場の名前を入れて、思い出を鮮明に残しましょう。
▶結婚式アルバムのタイトルなんて書く?例文と日付の書き方(英語)
まとめ
- 結婚式のアルバムは、式場提携カメラマンに頼むより、手作りの方が安い
- 式場に頼むメリットは、ラクという点
- 手作りするメリットは、安い、自分の好みで写真やレイアウトを決められる、という点
- 手作りフォトアルバムなら1万円未満でも作れる
撮影データを使って作るフォトアルバムは、写真やレイアウトを2人で選べるのが魅力ですね。
しかもリーズナブルな料金と、いいことずくめ。各社のサービスを比較し、オリジナリティあふれるアルバムを作ってくださいね。
サービス名 | 料金(税込み) | 特徴 |
---|---|---|
Photoback | 1,210円~11,374円 | おしゃれ&テンプレートが豊富 |
らくらくフォトブック | 510円~11,220円 | 高品質「銀塩写真」アルバム |
カメラのキタムラ フォトブック | 970円~14,340円 | お店で注文&最短1時間仕上げ |
富士フイルムフォトブック | 970円~12,518円 | 写真メーカーならではの質 |
しまうまプリント | 198円~15,378円 | 小さいものなら安い! |
撮るだけフォトブック | 1,500円~15,640円 | 納品が早い |